お悩み別ケア
2022.1.13

皮膚科医が解説!ニキビ治療で処方される「飲み薬」や市販薬おすすめまとめ

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ニキビの治療で処方される「飲み薬」にはどんなものがある?ニキビによく効く「飲み薬」について皮膚科医が解説!市販で購入可能なニキビ用飲み薬の選び方をご紹介します。飲み薬だけでなく、ニキビケアに効果的なビタミン群配合のサプリメントもあわせてご覧ください。

皮膚科で「処方」される飲み薬【3種類】

『青山ヒフ科クリニック』院長、皮膚科専門医、医学博士

亀山孝一郎

北里大学医学部卒業。米国立保健衛生研究所(NIH)に招へいされ、メラニン生成の研究に従事。帰国後に発表した論文が話題となり、ビタミンC療法の第一人者と呼ばれるようになる。1999年、『青山ヒフ科クリニック』開業。2002年にオリジナル化粧品『ドクターケイ』を発表。肌トラブルから美容まで様々な悩みにトータルケアで応えている。

【1】抗生物質


■種類:レボフロキサシン、ロキシスロマイシン、ミノマイシン
■効果:アクネ菌の殺菌効果
■飲む期間:約2週間

「抗生物質はすごく効く人と全然効かない人がいます。薬を2週間飲んでも効かないと思ったら、抗生物質を飲むのをやめて、ピーリングなど他の手段を考えるべきでしょう」(亀山先生・以下「」内同)

\2週間は様子を見て/
「これはビタミン剤や漢方薬にも言えることですが、2~3日ですぐに薬の効果が出ることはありません。2週間は試してみないと、その薬が自分に合っているかどうかは分からないんです」

自己判断で途中でやめたりせず、医師の指示をしっかり守りましょう。

【2】ビタミン剤


■種類:ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、ハイチオール
■効果:代謝促進、活性酸素消去、過剰反応を抑える
■飲む期間:約2週間

【3】漢方薬


■種類:桂枝茯苓丸加?苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)、清上防風湯エキス顆粒(セイジョウボウフウトウ)
■効果:炎症を抑える、ホルモンバランスを整える、アクネ菌の殺菌効果
■飲む期間:約2週間

「漢方薬の場合、“長く飲み続けないと効果が分からない”と思っている人が多いですが、これも2週間がひとつの目安。

2週間経っても、ニキビが改善しないようなら、いま飲んでいる薬が自分には合っていないということ。そのまま何ヶ月も飲み続けるなんて最善策ではないので、違う薬に変えるよう医師に相談してみてください」

初出:ニキビの飲み薬、正しい知識で使ってる? きちんと理解して美肌をめざそう

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市販されているニキビ用の飲み薬の選び方

表参道美容皮膚科・副院長

三宅 真紀先生

レーザー治療・アンチエイジング治療のエキスパート。患者様の立場にたった、優しく丁寧できめ細やかなカウンセリングから、ひとりひとりに最適な治療を提案し、高い治療技術により確実に結果を出す。美容・スキンケア全般に豊富な知識を持ち、数多くの有名化粧品開発にも携わる。テレビ・雑誌などのメディアにも多数出演。

「市販されている飲み薬の成分は、ビタミン剤が中心になっています。ストレスでビタミンが消費されてしまうため、ビタミンはしっかり摂るようにしましょう。ビタミンB2やB6、ビタミンC配合のものを目安に選ぶのがよいですね」

初出:大人ニキビができやすい人がいるってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】

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「市販」の飲み薬&サプリメントおすすめ10選

【1】エーザイ|チョコラBB(R)プラス[第3類医薬品]

価格容量
1,408円/2,618円/3,718円/4,928円 60錠/120錠/180錠/250錠
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  • 肌荒れやニキビなどの肌悩みを内側からケアしてくれるのが、サプリメント「チョコラBB(R)プラス」。
  • 体の中で直接働く主成分“活性型ビタミンB2”が肌のターンオーバーの正常化を助け、トラブルに負けない肌を目指す。
  • 肌ケアと疲れケアに効果的なB群(B6やB1など)を配合し、栄養不足をコントロール。
  • 1日2回飲むだけなので、「忙しくてスキンケアに時間をかけられない」という人も続けられそう!

【2】ライオン|ペアA錠[第3類医薬品]

価格容量
¥1,440/¥2,700 60錠(30日分)/120錠(60日分)
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  • “新陳代謝”に着目したのが「ペアA錠」。
  • “グルクロノラクトン”“L-システイン”“生薬ヨクイニン”“ビタミンB2&ビタミンB6”の5つの有効成分が新陳代謝を促し、体の内側から肌状態にアプローチ。
  • 「いつも同じところにニキビができる!」「食生活が乱れたり、疲れたりすると、すぐニキビができる!」という人におすすめ。

 

初出:大人ニキビにおすすめスキンケア2019最新版|人気の化粧水やクレンジング、市販のサプリメントまで徹底リサーチ!

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【3】ライム|ライフスタイル B-50コンプレックス

価格容量
¥3,520 60粒
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  • ビタミンB群とはB1・B2、ナイアシンなど8種の総称。
  • 8種をバランス良く摂取できるサプリ。

 

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【4】日本機能性医学研究所|newBasic

価格容量
¥10,800 90カプセル
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  • 体内環境を整える。

「疲労はニキビにつながるので、休息だけでなくインナーケアも心掛けています。ビタミンなどバランス良く入ったサプリで疲れにくい肌に」(美容家 深澤亜希さん)

 

初出:角質ケア&保湿の予防ケアでニキビレス肌に! 人気美容家の“大人ニキビ”対処術

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【5】ドクターシーラボ|メガリポVC100

価格容量
¥8,424 2.8g×30包
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  • 美容のプロをはじめ、口コミなどでも人気が高いドクターシーラボのビタミンCサプリメント。
  • 独自の“ナノカプセル技術”によりリポ化することで、体に長くとどまり、働き続けてくれる“高吸収型ビタミンC”を、1包あたりに1,000mgも配合していて、効率良く内側からのビタミンCケアを叶えてくれます。
  • 水に溶かして飲むタイプで、ほのかに酸味のある爽やかな柑橘風味。
  • 1日1包、いつ飲んでもOKで、続けやすいのも特長です。

 

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【6】スピック|リポカプセルビタミンC

価格容量
¥7,776 6.176g×30包
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  • 美容のプロをはじめ、口コミなどでも人気が高いドクターシーラボのビタミンCサプリメント。
  • 独自の“ナノカプセル技術”によりリポ化することで、体に長くとどまり、働き続けてくれる“高吸収型ビタミンC”を、1包あたりに1,000mgも配合していて、効率良く内側からのビタミンCケアを叶えてくれます。
  • 水に溶かして飲むタイプで、ほのかに酸味のある爽やかな柑橘風味。
  • 1日1包、いつ飲んでもOKで、続けやすいのも特長です。

 

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【7】メナード|フェアルーセント C・クリア・ビューティ

価格容量発売日
¥4,86060包入2020-05-21
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  • 内側から明るく輝く肌をサポート。
  • 水なしでも摂取しやすい、細粒タイプのサプリメント。
  • 南国で力強く生息する植物のエキスやパウダーを組み合わせた“トロピカルパワーミックス”や、ビタミンA・C・Eを配合。
  • トロピカルフルーツ風味で、飲みやすさも◎。
フェアルーセント C・クリア・ビューティの詳細はこちら

【8】オルビス|オルビスユー ホワイトインサイトフォーカス

価格容量
¥2,916 120粒入
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  • 日差しにも、シミ・ソバカスにも負けない肌へ!
  • 直径約8mmを1日4粒。
  • グアバ葉エキスとビタミンE、ホップエキスが紫外線ダメージをケア。 またビタミンC・L-シスチンに加え、ビタミンB1・B2・B6もプラス。
  • 透き通るような美しさを目指せる。
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【9】ディアナチュラ|ストロング39 アミノ マルチビタミン&ミネラル

価格容量
¥3,456300粒 (約100日分)
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  • 忙しい人の元気チャージに。
  • マルチビタミン&ミネラルに18種のアミノ酸をプラス。
  • 39種もの栄養成分がひと粒に凝縮。

\読者の口コミ/
「忙しい日は前日から飲んで疲れ予防に」(会社受付・26歳)
「ペラペラに薄かった爪に厚みが出て、折れなくなりました。ニキビも減って、肌がなめらかに」(法律事務所勤務・33歳)

 

ディアナチュラ ストロング39 アミノ マルチビタミン&ミネラルの詳細はこちら

【10】エーザイ|チョコラBB(R)ピュア[ 第3類医薬品]

価格容量
¥1,027 40錠
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  • ビタミンで肌あれが改善。
  • 活性型ビタミンB2が肌細胞の新陳代謝を、ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける。
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飲み薬に副作用はある?

『青山ヒフ科クリニック』院長、皮膚科専門医、医学博士

亀山孝一郎

北里大学医学部卒業。米国立保健衛生研究所(NIH)に招へいされ、メラニン生成の研究に従事。帰国後に発表した論文が話題となり、ビタミンC療法の第一人者と呼ばれるようになる。1999年、『青山ヒフ科クリニック』開業。2002年にオリジナル化粧品『ドクターケイ』を発表。肌トラブルから美容まで様々な悩みにトータルケアで応えている。

「ビタミンには副作用はありません。抗生物質や漢方薬には、場合によっては吐き気やめまいなどの副作用が出ることがあります」(亀山先生)

初出:ニキビの飲み薬、正しい知識で使ってる? きちんと理解して美肌をめざそう

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ビタミン剤も服用したほうがよい?

アヴェーニュー表参道クリニック 皮膚科医

太田 理会医師

藤田医科大学医学部卒、藤田医科大学ばんたね病院、福井県済生会病院にて研鑽を積む。皮膚科医、美容皮膚科が専門。丁寧なカウンセリングを通じて患者様のお悩みに正面から向き合いたいと思っています。どんなことでもお気兼ねなくご相談ください。

「クリニックでもビタミンB群やビタミンCを処方されることも多いと思います。ビタミンBの中でも、とくにビタミンB2やB6は角質や皮脂をコントロールし、皮膚をしっかりつくってくれるはたらきがあります。また、ビタミンCは、抗酸化作用や炎症を抑えてくれるはたらきがあります。肌トラブルがあるはもちろん、日ごろから適量をしっかりとれるように心がけてくださいね」(太田医師)

 

初出:赤ニキビの治療法は?皮膚科に訊いてみた【今さら聞けないニキビケアの基本】

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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