冷えや生理痛緩和に!おなかを温める“美人おかゆ”レシピ4
なんだかだるいし、調子が出ない。そんなプチ不調は、内臓の冷えによる血行不良や代謝の低下も原因のひとつ。お粥(かゆ)でおなかを温めれば、冷え解消、免疫力アップ、生理痛緩和のきっかけにも。料理家のエダジュンさんが、体を温めるレシピを教えてくれました。
体を温めるおかゆ
【1】サケとブロッコリーのジンジャー粥
しょうが、サケ、ブロッコリーと、体温め食材がうれしい渋滞。しょうがのジンゲロールは加熱すると体温め効果がアップ!
【材料(1人分)】
温めたごはん…100g
鮭フレーク…20g
ブロッコリー…4房
おろししょうが…小さじ2
コンソメスープの素(顆粒)…小さじ1/2
水…200ml
【作り方】
- 小鍋にすべての材料を入れ、箸などでほぐし、中火にかける。表面がグラグラと温まったら弱火にし、ふたを少しずらしてのせ、5分程温める。
- ふたをして火を止め、そのまま5分程おく。
【2】かぶと桜エビのピリ辛キムチ粥
キムチに含まれる唐辛子のカプサイシンで短時間で体ポカポカ。小さめに切れば消化も良し。桜エビから上品なだしが出ておいしい。
【材料(1人分)】
温めたごはん…100g
かぶ(小)…1株(50g)
桜エビ…大さじ1
白菜キムチ…30g
和風だし…200ml
【作り方】
- かぶはくし形に薄切り、茎はあれば小口切りにする。キムチは小さく切る。
- 小鍋にすべての材料を入れ、箸などでほぐし、中火にかける。表面がグラグラと温まったら弱火にし、ふたを少しずらしてのせ、5分程温める。
- ふたをして火を止め、そのまま5分程おく。
【3】タラのねぎ塩粥
簡単なのに、まるで中華街のおいしさ。ねぎの辛み成分アリシンは血行を良くして体を温める。タラのたんぱく質で代謝もアップ。
【材料(1人分)】
温めたごはん…100g
タラ…1切れ(70g)
ねぎ…1/2本(40g)
塩…少量
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
水…200ml
ごま油…小さじ1
【作り方】
- タラは一口大に切り、ねぎは小口切りにする。
- 小鍋にごま油以外の材料を入れ、箸などでほぐし、中火にかける。表面がグラグラと温まったら弱火にし、ふたを少しずらしてのせ、5分程温める。
- ふたをして火を止め、そのまま5分程おく。器に盛り、食べる直前にごま油を回しかける。
【4】納豆とごまのとろみ粥
一見地味なのに、程よいとろみとコクにハマる。発酵食品の納豆の酵素が代謝を促す。ひき割りを使えば胃にも優しい。
【材料(1人分)】
温めたごはん…100g
ひき割り納豆…1パック
煎りごま(白)…小さじ1
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
水…150ml
【作り方】
- 納豆は付属のタレを入れて混ぜ合わせる。
- 耐熱ボウルにすべての材料を入れて混ぜる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分程加熱する。
- そのままの状態で3分程おく。
『美的』2021年2月号掲載
撮影/神林 環 料理/エダジュン スタイリスト/洲脇佑美 構成/松田亜子、有田智子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
えだ じゅん/東京都生まれ。Soup Stock Tokyoを経て独立。パクチーレシピで注目を集める。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『主役スープ150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ)など。