食・レシピ
2015.3.18

アボカドは…陰or陽どっち?「体を冷やす意外食材」冷えない食べ方

昔から健康に良いとされてきた青汁から最近流行のスムージーまで、野菜と果物は体調管理に万能なイメージが定着しつつありますよね。

しかし、体に良いはずの野菜や果物も摂り方によっては、体調を崩してしまう恐れもあるんです。

そこで今回は、実は摂り過ぎNGな野菜や果物を東洋医学の知識からご紹介したいと思います。

 

■世の中すべてバランスが大切

東洋医学の考えの中には“陰陽五行説”というものがあるのをご存知でしょうか? これは、この世の中すべてのものには、陰と陽と五行(木・火・土・金・水)にわかれており、これらをバランスよく保っていることが健康体につながると考えられています。

とくに食べ物に関しては、陰=体を冷やす作用のある食べ物、陽=体を温める作用のある食べ物として分けています。どちらが良い悪いというのではなく、バランスと自分の体質に合わせて食べ物を選ぶ必要があります。

■意外と体を冷やすのはあの野菜・果物

今回は、体を冷やす作用のある陰の食べ物についてみていきましょう。まずは、甘いもの、パン類は極陰性にわけられています。野菜でいうとナス、トマト、アボカド、キャベツなど夏野菜が多く、果物ではバナナ、パイナップル、いちじくなど温かい地方の作物が陰性とされています。

ちなみに、デトックス効果が高く、スムージーでもよく使われているレモンも体を冷やす食品のため、冷え性の人の摂り過ぎは注意が必要です。

 

■陰性食品が食べたい時には……

そうはいっても「バナナが好きだ」「トマトは健康に良いからたくさん食べたい」という場合もあると思います。そんな時は、調理方法で熱を加えることで体を冷やし過ぎずに済みます。水分が多い野菜・果物は温めることが重要なんです。

 

■陰でも陽でもない! 中立な食品もある

実は陰性でも陽性でもない、中性の食品もあります。玄米・イチゴ・りんご・ごま・小豆・ほうじ茶・ヨモギ茶などはほぼ中庸であると考えられ、陰陽食品よりは多く摂ってもバランスが崩れにくいと考えられています。

 

野菜や果物はカリウムやビタミンが豊富で、一見美容に良さそうですが、体を冷やす作用も持ち合わせていることを忘れずに摂りたいですよね。「冷え性とむくみ解消のため、野菜や果物を食べているのになかなか効果が感じられない…」という時は、陰陽食品を参考に見直してみてはいかがでしょうか?

 

初出:美レンジャー  ライター:清崎汐里

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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