食・レシピ
2016.6.29

美人になれるケータリングごはん<ケータリングのルール>

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食材の色別なら、キレイ効果も見た目もバランス良し!
例えば、もち寄り女子会に行くとき。もち寄る料理も美容や健康効果を考えたいもの。でも、食材の栄養を全部は覚えていない…。そんなときは「5色」の色別に考えるのがおすすめです。
食材は、緑、赤、白、黄、黒(紫)の5色に分けられますが、色の違いは、含まれる栄養素の違いでもあるのです。抗酸化成分のポリフェノールや、βカロテンなどのカロテノイドをはじめ、体の機能を活性化させる食物由来の成分「フィトケミカル」も色ごとに異なる成分が。つまり、5色を取り入れるとバランスのいい食事ができるのです。今回、レシピを考案してくれた稲垣晴代さんも、「食材を同系色でまとめると、メニューのバランスも考えやすく、こなれて見えます!」と言います。
ちなみに、食べるまで時間があるときは、「味は少し濃いめ」を。「冷めてもおいしく、塩分で保存性も高まります。また、“ 甘ずっぱい”味は時間がたっても味が変わりにくいので、おすすめです」

 

<稲垣さんのケータリングルール>
1. 食材の色別にレシピを考えると栄養バランスが整う!
2. 味は気持ち濃いめに。塩気で保存性もu p!
3. 味が変わりにくい〝甘ずっぱい〟ひと品は口直しに!

 

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〝のっけ&まぶし〟おにぎり
〝具が中〟だと傷みやすい。握るときはラップごとがおすすめ!
夏場の具は〝のっけ〟や〝まぶし〟の方がより安心。見た目もケーキみたいでかわいい。ごはんに丸麦を混ぜると血糖値が急に上がりすぎずヘルシー。
1. おかかをまぶしたまん丸おにぎり。
2. 紅芯大根を塩もみしてごま油をまぶしたもの。
3. 青ノリをまぶしたもの。
4. ズッキーニで作る洋風ナムルをのっけ。上を平らに握るとのせやすい。
5. 白みそ&白ごまをのっけ。
6. 白ごまをまぶしたもの。

 

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\あると便利/もち寄りグッズ
そのまま出せる味のある容器ならもち寄り先で洗い物も増えない!
1. アルミ容器はエスニック料理と相性◎。
2. ササの葉で彩りと風情をプラス。
3. 何を盛っても様になる木のボード。
4. わっぱやお重は和洋中どんな料理にも。
5. 通気性がいい籠はおにぎりにも。
6. ジャムなどのふたつきの瓶はソースやスープに。煮沸消毒して使用。
7. 和紙のような質感の「WASARA」の取り皿は手になじみ、耐水・耐油性も高い。丸皿や「猪口」がおすすめ。

 

教えてくれたのは…

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フード・ケータリング「MOMOE 」主宰
稲垣晴代さん
フランス料理店などに勤務した後、出産を機に独立。自然栽培や有機栽培の野菜たっぷりで、化学調味料を使わない体が喜ぶお弁当は見ためも麗しく、大人気。著書に『常備菜のっけ弁当』( 宝島社)など。
http://momoegohan.com

 

撮影/川上輝明(bean) スタイリスト/岩㟢牧子 食材監修/浅野まみこ デザイン/宮崎絵美子 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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