ヘアスタイル・髪型
2021.10.20

とにかく可愛い…! ミディアムボブ【17のおすすめヘアスタイル】

\"\"

絶妙な長さが魅力の“ミディアムボブ”。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ミディアムってどんな長さ?

肩につくぐらいの長めのボブを指します。ロブ(ロングボブ)も含まれます。

「顔型別」に似合うミディアムボブ【3選】

【1】「丸顔さん」縦ラインを意識したレイヤーヘア

Point

・丸顔特有の横幅をカバーしてくれる前髪なしスタイル、骨格に合わせて長さは調節
・毛量に合わせてレイヤーの高さを調整することでバランスよくまとまりやすい髪に

3

スタイルのポイント

  1. 横幅を隠すように縦ラインを意識したシルエットでカット
  2. 髪が硬く、毛量が多めなのでレイヤーを入れすぎずまとまるようにカット(広がってしまうため)
  3. ふわっとしすぎないように低めのローレイヤー
  4. ボブは後ろのレングスと前髪を同じくらいの長さにすると大人っぽさも出てこなれ感

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 髙橋 京佳さん

 

【2】「面長さん」横にボリュームを出したふんわりヘア

Point

・面長に似合う条件はひし形フォルムです。
・ひし形になる事で面長が目立ちにくくなります。
・適度なレイヤーを入れる事がポイントで、ひし形シルエットに近づきます!

3

スタイルのポイント

  1. 根元からパーマでナチュラルなゆるふわ感が、フェイスラインを柔らかく見せて美人魅せしてくれる
  2. パーマのかかったヘアにくしゅくしゅとワックスを揉み込んで、横のボリュームを思いっきり出してアレンジしてみて

担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん

 

【3】「下膨れさん」顎まわりををカバーできるヘア

Point

・下膨れさんは顔の下の方が膨らんで見えるので顎まで隠れるようなカットがおすすめです
・ひし形シルエットでレイヤーをいれて軽めの質感がよく似合います
・ショートやボブはトップにボリュームをもってくると視線が上に行きやすく小顔効果があります
・下膨れさんは前下がりボブで動きのあるスタイリングが輪郭が隠れるのでオーダーが多いです

%e4%ba%ac%e4%bd%b3%ef%bc%93

スタイルのポイント

  1. 顎まわりをあえてふわっと巻いて下膨れをカバー
  2. トップにボリュームをもってくることを忘れずに(ブローで出すのがおすすめ)
  3. ボブヘアとオフショルトップスの相性は抜群で、デコルテもキレイに見えるのでオススメ

前髪カットのポイント

  1. 前髪はまっすぐおろしても大丈夫なようにギリギリ目の上ラインのウザバンに
  2. 全体を巻いているので、前髪はあえてのストレートで可愛すぎにならないようにがポイント

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 髙橋 京佳さん

 

「前髪あり」大人可愛いミディアムボブ【3選】

【1】ナチュラル感のある外ハネスタイル

【how to“ベース&カラー”】

  1. 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!カットはあまり段を入れずに長さをそろえてカットした方がきれいにそろった外ハネが作れる。
  2. カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感コーラルピンクは、お洒落白髪染め感覚でおすすめのカラー。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻きく。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
  2. 前髪は横流しにし、頬横でワンカール入れることでダブルの小顔効果がある。
  3. 外ハネくびれのスタートはエラ部分に持ってくるのもポイント!エラの張りが隠せて骨格がきれいに見る。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【2】長めシースルーの内巻きロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下1cmのロブに。トップのみにレイヤーを入れて空気感を表現する。
  2. 前髪は目の上ギリギリの長さで、奥行きの狭いシースルーに。幅も黒目と黒目の間の狭めにすることで、額縁のような効果をもたらし小顔に見せてくれる。
  3. カラーは9レベルのカフェラテベージュに。ラテ系色は今季のトレンドでもあり、ナチュラルな透明感と肌をキレイに見せる効果あり!寒色でありながらイエベベースの肌に似合い、幅広い洋服にもマッチする。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、ストレートアイロンで毛先をワンカール。温度設定は170度でカールがつきすぎないナチュラルさを目指して。
  2. 前髪は低めの150度で軽くワンカールさせるくらいに通す。マジックカラーでもOKですが、持ち重視ならアイロンが◎。
  3. スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。毛先中心に塗布して手ぐしで整え、手に残っているオイルを前髪につける。さらに、コーム(櫛)でとかすと、自然でキレイな束感がつくれる。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 桜井智美さん

 

【3】薄め&束間前髪のくびれヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨の長さで前上がりにカットし、レイヤーを入れる。肩に当たってハネるようにカットするのがおしゃれ感のポイント。
  2. 前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにカットして韓流風に。
  3. カラーは12レベルのシルキーベージュをチョイス。ベージュの中でも柔らかさを重視した色味で、くすみがなくナチュラルさが魅力。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで頭のハチより下を外ハネにワンカール、頭のハチより上は内巻きにワンカール巻くだけのお手軽スタイリング。
  2. 今っぽいセミウェットな質感にするため、スタイリング剤はバーム系かオイル系がおすすめ。毛先→中間から根元→前髪と塗布して、全体の質感を揃えればおしゃれ度もUP。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 高橋京佳さん

 

「前髪なし」大人ぽく上品なミディアムボブ【3選】

【1】色っぽさもある大人のウルフヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめ。
  2. レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見える。
  3. カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
  2. 頬にかかる髪を顔回りに入れることで小顔効果も。
  3. こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【2】ゆるい毛流れのレイヤーヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を肩下のワンレンボブでカットし、低めにレイヤーを入れる。
  2. 前髪は長めにリップラインで設定。前髪とサイドは繋がずに、独立した前髪とするのが鍵。
  3. 毛先の厚みは残しながら、チョップカット&スライドカットで柔らかい動きが出やすいように調整する。
  4. カラーは、寒色でも、暖色でもないニュートラルな7レベルのダークラベンダーベージュに。クールな印象を与えるラベンダーのニュアンスが絶妙で、色が抜けた時もキレイな色をキープできる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす時は根元にドライヤーの風を当て、前方向に引っ張るようにする。ドライヤーの仕上げは冷風を当てるとツヤ感アップに。
  2. 前髪は太めのマジックカラーで巻き、全体は32mmのアイロンで外ハネにワンカール、レイヤーを入れた表面を内巻きにワンカール巻く。顔まわりと前髪はリバースに。
  3. スタイリング剤は、ツヤを出すオイルとキープ力のあるワックスを1:1で混ぜたものがベスト。髪を頭の上下で分け、最初にハチより下、次にハチより上につけると浮遊感がありふわっとした動きに仕上がる。最後に前髪に軽くつけ、全体を整えたら完成。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 中川崇広さん

 

【3】ひし形シルエットのロブヘア

【how to ベース&カラー】

  1. 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
  2. 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
  3. カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。

【how to スタイリング】

  1. 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
  2. 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
  3. スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

「パーマ」ゆるふわミディアムボブ【3選】

【1】根本パーマのエアリーなロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
  2. 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
  3. カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
  2. 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  3. クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするがおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】柔らかウェーブの長めボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨上の長めのボブにカットし、表面にレイヤーを入れ軽い動きを出やすくする。
  2. 前髪は目にかかる長さ~リップラインくらいまで対応可能で、伸ばしかけでもストレスなくおしゃれに。
  3. カラーは7レベルのアッシュブラウンをセレクト。パーマに合わせて柔らかい印象に仕上げ、大人女性の落ち着いた雰囲気を感じさせる色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. パーマは18~20mmのロッドでウェーブ状の動きとなるように巻き、顔まわりと表面はリバースに流れるようにデジタルパーマをかける。
  2. スタイリングは、やや毛先が湿っている状態まで乾かし(根元はしっかり乾かすこと)、ツヤ感のあるトリートメントムースを中間から毛先に塗布。トリートメントムースは、オイルのようなウェット感で髪の水分をしっかりキープできるタイプがおすすめです。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

 

「ストレート」さらツヤ髪のミディアムボブ【2選】

【1】シースルーバングのくびれヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨の長さでワンレングスにカット。トップにレイヤーを入れ、くびれと外ハネを出しやすくする。
  2. 前髪は目にかからない長さに。黒目と黒目の真ん中を基点にした三角ベースのシースルーバングは、面長さんだけでなく、おでこの広さもカバーできる。
  3. カラーリングは、ピンクのニュアンスをプラスしたココアブラウンに。暖かみのあるカラーで、顔色アップを叶える。

【how to“スタイリング”】

  1. 肩と首に沿うようにカットしているので、ドライヤーで上から風を当てながら乾かすだけでナチュラルな外ハネに仕上がる。
  2. さらに、26mmのアイロンで緩めの外ハネにする。
  3. スタイリング剤は、しっとり感が1日キープできるオイルがおすすめ。えり足からつけ、中間から毛先、前髪とサラっと手ぐしを通しながら均等に塗布したら完成。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 和田かな子さん

 

【2】ナチュラルなピュアフェミニンヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは鎖骨ラインでワンレングスにカット。ふわっと仕上がるように表面のみに軽くレイヤーを入れて、毛先に軽さが出るよう毛量調整する。
  2. 前髪は、目の上ギリギリの長さでカットし、サイドと繋ぐことで頬骨をカバー。
  3. カラーは10レベルの柔らかい印象を与えるラベンダーベージュに。透明感があり、肌色のキレイ見せ効果もあるカラーリング。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ時、根元を起こしながら乾かすとふわっと仕上がり美しいシルエットに。
  2. 乾いたら32mmのカールアイロンで、内巻きにワンカール。その後、耳周りをメインに外ハネを4パネルほどランダムに巻く。
  3. スタイリング剤は、広がりやすい人はオイルを、ぺたっとしやすい人は水分が少なめのものがおすすめ。手の平に伸ばし、乾燥しやすい毛先から塗布して毛束感を演出してから、表面、前髪の順に塗布する。前髪の塗布量は手に残っているごく少量で◎。

担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 佐藤真希さん

 

ハネやすさを活かしたミディアムボブの「巻き方」

ヘアサロンkate スタイリスト

MIYOさん

髪質:柔らかくて細い。毛量も少なめ。
髪の長さ:鎖骨下くらいの長さのロングボブ。前髪は口元くらいまでの長さ。
ヘアカラー:ナチュラルブラウン
パーマ:ナシ
髪コンプレックス: ロングボブで毛先がはねやすい。かなりのドライヘアで膨らみやすいクセもある。

STEP1:髪の表面だけストレートアイロンをかける

「ボリュームダウンしすぎないように、ストレートアイロンをかけるのは、髪の表面のみ。髪の根元近くから毛先まで均一にアイロンでのばしていきます」(MIYOさん/以下「」内同)

STEP2:はねやすい後ろの毛先を外ハネに

「ロングボブは毛先がはねやすいので、流れに逆らわずに外ハネに。ストレートアイロンで、毛先3cmだけ手首を返すくらいの軽いカールをかけると、今っぽい外ハネスタイルになります」

STEP3:前髪とサイドは内巻きにしてウルフっぽく

「サイドにレイヤーが入っているので、前髪からサイドの毛先は内巻きにしてウルフ感を出します。後ろの外ハネと違う動きがついて、軽やかな印象に」

STEP4:毛先にヘアクリームをつけて毛束感を出す

「指の間にヘアクリームを広げ、手ぐしで毛先になじませます。後ろの髪だけではなく、前髪とサイドにもつけて、全体的に毛束感を出すのが、さらに今っぽくするコツです」

完成
オンスタイルにもぴったりなナチュラルな外ハネスタイル。動きのある毛束感が、こなれた印象に。


\使用アイテム/

■kate ジェントリーバーム

価格容量
¥2,420 48g

「ヘアワックスとしてもハンドクリームとして使えるサロンオリジナルのヘアクリーム。毛先にツヤと潤いを与えながら動きを出してくれます」

 

ミディアムボブの「ヘアアレンジ」【2選】

【1】簡単ポンパアレンジ

Point

□ ふんわりした高さを出す
□ 後頭部は膨らませすぎない
□ ハチ周りの髪はあえてふわっと
□ ボリュームキープの決め手はスプレー!

\How to/

  1. 全体を、フォワードとリバースのミックス巻きにしておく。顔周りはリバースにしてエアリー感を出す。
  2. トップの髪を持ち上げて裏側に逆毛を作り、ポンパに。
  3. ポンパの表面や全体にハードスプレーを吹きつけて、フォルムをキープ。


【2】紐を使ったおしゃれひとつ結び

【BEFORE】
後れ毛を出しすぎたり、カール感が主張したひとつ結びは、どこか古い印象に。旬なヘア小物を取り入れたり、顔周りの髪のニュアンスだけを変えることで、“ただ結んでいる”だけじゃない、今っぽい小粋なひとつ結びスタイルに変身させて。


Point

おしゃれな人たちの間で人気沸騰中のひもアレンジは、ただ巻きつけるだけで一気に今っぽく! 大人がトライするなら、ひもの色は髪になじみやすいダークカラーを。素材は上質感のあるレザーなどがおすすめ。

\How to/

  1. クロス巻きは子供っぽい印象になりやすいので、巻きつけるだけにしてすっきりと。
  2. ひもの結び目を下側に作ることで、こなれ感が。


※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter Pocket

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事