斜め前髪の“ゆるっとボブディ”は、ナチュラルな色気を味方にできる女っぽヘア
ボブと呼ぶには長いけれど、ミディと呼ぶにはちょっと短い“ボブディ”。この中途半端なレングスは、実はとても女っぽさを引き出す魅力を持っているんです。動くたびに毛束が顔周りで揺れるのでアンニュイな表情を作りやすく、また裾を巻き過ぎないことで力の抜けたラフさを演出。軽く内巻きにしただけで、あえてスタリングに力を入れない感じが色っぽく見せるカギになります。さらに前髪もポイント。ふわっと斜め流しにすることで目の上で毛先が流れ、自然と目力up。また前髪効果で柔らかな印象にもなります。この斜め前髪×ゆるっとしたボブディは、ラフに見せつつ計算された女っぽヘア。頑張らない色気が欲しい人は、今すぐTRYすることをオススメします!
レイヤーを入れて表面をふわっとさせると、ひし形シルエットになり小顔効果も!
【How to“ベース&カラー”】
鎖骨丈の前上がりベース。自然と内巻きになるように中間から軽くグラデーションカットに。トップにレイヤーを入れ、ふわっとした毛束を作りやすくします。前髪は目の上ギリギリでカットし、サイドバングは頬に落ちる長さにして小顔効果を狙います。カラーは9トーンの、赤みを消して柔らかさを引き立てるオリーブベージュ。ところどころ自然になじむローライトを入れて立体感を出しやすくします。
【How to“スタイリング”】
前髪はパカっと割れたクセがつかないよう、左右に寄せながら乾かします。38mmの太めのアイロンで、毛束の中間から挟んで滑らせ軽く内巻きに。グルンと巻くと古く見えるので、あくまでも軽くクセづけでOK。さらに表面の毛束を取り、水平に持ち上げて同じようにワンカールを。レイヤー入れているのでカールに段差が出てふわっとします。前髪も軽く内巻きに。さらっとなじむクリームワックスを毛先に全体にもみ込み、手に余ったワックスを前髪の毛先にもなじませ斜めに流します。仕上げに数か所トップを少しつまみ、筋を作りながらキープ力の軽いスプレーを吹きかけ、表面にふわっとした毛束を作れば完成です。
スタイリングが簡単で、自然な色気を演出できる魅力的なボブディ。首元がすっきりする春服とも相性抜群なので、これからの季節にイチオシです!
Sui(スイ)
ヘアスタイリスト/塩田勝樹(Sui) モデル/山岡 葵 文/上村ゆう子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。