ヘアスタイル・髪型
2022.4.1

【実例16】ショートの髪型、王道から最旬までわかる!

王道かつ美フォルムに仕上がるひし形や最旬の丸みが出るグラデーションショート、ハンサムなマッシュショートなど、おすすめのショートの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「ベリーショート」大胆イメチェンができる髪型【5選】

【1】産毛風前髪が可愛いショート


【how to“カット”】

  1. 個性が際立つオン眉ショートのこなれ感ヘア。えり足ギリギリに長さでカットしたマッシュショート。
  2. 全体に動きが出るようにレイヤーを入れます。
  3. しっかりおでこを出したオン眉バングは、ややラウンド状にカットします。


【how to“スタイリング”】

  1. 全体をオールバックに乾かし、前髪ともみ上げは細い毛束を取り、ストレートアイロンでゆるめに巻きます。
  2. 前髪はフルバングで下ろすとキュートな印象になるため、やや上げることで大人らしさを演出。
  3. この秋、ウェットな質感をつくるならジェルがイチオシ。ジェルといっても、固まるタイプではなく“みずみずしい質感”になるタイプを選んで。
  4. 根元付近からつけてコームでタイトにしてから、前髪ともみ上げをつまんで引き出し整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん

 

【2】無造作な丸みショート

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スタイルのポイント

  1. 無造作なゆるい束感が素敵なシースルーショート
  2. 耳まわり、襟足をスッキリさせ、丸みを保ちつつレイヤーでくせ毛を活かしながら動く束感を作りやすいようにカットしてます
  3. ゆるくつけたカールを無造作にオイルで揉み込みオシャレ感アップ
  4. 丸みショートで面長をカバー

前髪カットのポイント

  1. 目にかからないギリギリで切り表面のレイヤーともつなげて切っているので自然とシースルー感が出るようにして 厚ぼったい前髪、顔周りにならないようにしてます
  2. 重い部分は量感調整してよりお顔に馴染むようにして小顔に◎

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

【3】ストレートタッチのナチュラルショート

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スタイルのポイント

  1. 耳掛けショートでスッキリ美人
  2. 丸みを上に持ってきたレイヤーマッシュで面長解消ヘア
  3. 丸くなりすぎないようにハチ周りから下にはレイヤーを入れてシャープに頭に沿わせて小顔見せ

前髪カットのポイント

  1. 薄めに作ったシースルーバングが全体のシルエットを程よく強調してくれます
  2. サイドバングは横と馴染むようにカットしてあるので目尻に沿わせても、サイドの流れに合わせてもOK

担当サロン:STATES omotesando(ステイツ オモテサンドウ) 山口雄也さん

 

【4】極細ハイライトがポイントの大人のベリーショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. トップに分け目がない、ショートスタイル。
  2. カラーは、まず全体が14トーンになるように、明るくし、そのあと、ブリーチで17トーンになるくらいのハイライトを入れながら、ベースとなる部分には10トーンのグレージュをのせる。ハイライト部分には、最後に、ベースベージュをのせて、透明感を出す。ハイライトも細かく入れることで、目立ちにくく白髪がなじみ、全く気にならない状態に。

【how to“スタイリング”】

  1. しっかり髪を濡らし、保湿のトリートメントをつけた後、ドライヤーで、後ろから風をあてて、トップがふんわりするように、乾かす。
  2. バームにオイルを少し足して、よく混ぜてから、髪全体になじませて、終了。アイロンなどで巻かなくても、スタイルが決まるのでお手軽なスタイル。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【5】立ち上げ前髪がかっこいい大人のベリーショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪長めのショートレイヤースタイル。
  2. カラーは、ベースは9トーンのアッシュブラウンに、14トーンのベージュのハイライトをたっぷりと入れて、白髪をぼかして隠す。
  3. ハイライトが沢山入ることで、おしゃれなスタイルになるので◎。また、透明感とニュアンスを出すことで、顔も明るく見えるのでおすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. ポマードに、オイルを混ぜて、手のひらでよく混ぜてから、全体に馴染ませる。
  2. 前髪の根元に押しつけるように、スタイリング剤をつけて、立ち上がらせれば完成。ウエット感の中に、きちんと束間も出るので、きれいにまとまり、動きのあるスタイルとなる。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

「ひし形」黄金バランスの髪型【2選】

【1】美人印象を上げる暗髪ショート

【how to“ベース”】

  1. カットは、何と言っても黄金比のひし形シルエットになるように前上がりのレイヤーカットで、どの角度から見てもフォルムがきれいに見えるようにしている。
  2. トップ、サイドにボリュームが出るようにレイヤーの高さを決めるのがポイント。
  3. カラーは暗髪透明感が抜群に出る、6レベルのアッシュグレー。この色は暗すぎず、明るすぎないので大人ヘアとしても、お子さんがいて派手すぎないスタイルがいいママさんにもおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングは、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントをなじませて、トップを上に引っ張りながら乾かす。
  2. 襟足は首に沿わせるように。ハンドブローだけでひし形シルエットを意識して乾かすのもポイント。
  3. 前髪の表面をサイドに流して軽めにして、お顔の印象を明るくする。
  4. 最後にバーム系トリートメント大豆1粒分ぐらいを、手のひらにしっかり伸ばしてから髪全体に優しくなじませ、整えたら完成。

担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ) Meguさん

 

【2】リップライン下のモテショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. リップライン下のくびれショート。ひし形のシルエットなので毛量が多い、すっきり見せたいという方に人気。
  2. 全体のカラーは10トーンのグレージュ。激しくならないように表面に優しいブリーチで立体感が出るように細かくハイライトを入れる。育てるハイライトなので一度に数枚しか入れないので時間も短縮でき、徐々にライトで明るくなるのも楽しめる。

【how to“スタイリング”】

  1. 分け目が付かないように奥から持ってくるようにし、クセがあるようだったら軽くストレートアイロンを入れる。
  2. バームを襟足から全体に馴染ませます。トップが潰れてるとひし形のシルエットにならないので、わざとらしくならない程度でふんわりさせる。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん

 

「グラデーションカット」まとまりよく丸みのある髪型【3選】

【1】地毛風グレーアッシュの美シルエットショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪は目にかかる長めでカット。
  2. えり足はハイグラデーションの上にグラデーションを重ね、丸みのあるラインをつくる。
  3. サイドは頬の長さにカット。全体的にライン感を出すようにするのがポイント。
  4. カラーは、5レベルのグレーアッシュに。自然光に当たった時の透明感が秀逸で、赤みやオレンジっぽさを完全に消したい人におすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. クセが気になる人はストレートアイロンをさらっと通してから、ジェルを全体的になじませウェット質感をつくる。ジェルは固まらないタイプがおすすめ。
  2. タイトに仕上げて、前髪は少しほぐすようにつまみ、パラっと下ろすとこなれ感がプラスされる。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)和田流星さん

 

【2】柔らか質感の大人な丸みショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは、骨格や首の長さ、アゴや耳の位置に合わせてグラデーションでカット。表面にすこしだけレイヤーを入れる。
  2. フェイスラインをすっきり切ることで、後頭部のボリューム感を出し、えり足はやや長めに。
  3. カラーは9レベルのスモーキーベージュをセレクト。ベージュにグレーのニュアンスを加えることで、程よいくすみ感が生まれ、柔らかい透け感カラーに。

【how to“スタイリング”】

  1. パーマは全体に太め30mmのロッドで毛先にワンカールかける。
  2. パーマなしの場合、トップと前髪をマジックカーラーで巻いても◯。
  3. スタイリングは、ツヤ感の出るヘアバームを全体的なじませるだけ。ショート&パーマの時短ヘア。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん

 

【3】ツヤ感きれいなストレートタッチショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. グラデーションベースの丸みショート。ツヤ感を出すため、ノンレイヤースタイルに仕上げている。
  2. 前髪は目ギリギリの長さで、バランスよく透けるよう狭めに設定。
  3. カラーは、ツヤ感と柔らかさを表現するトパーズブラウンに。落ち着いた色味で暖かみを感じるので冬にもオススメのカラーリング。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪を乾かし、オイル、もしくはヘアバームをなじませる。ウェットな質感にするとツヤ感が出ておしゃれに。全体の質感が同じになるようにつけるとグッド。
  2. よりツヤ感や後頭部の丸みは欲しい場合は、ストレートアイロンをさらっと通しても◯。

担当サロン:S.HAIRSALON kitahama(エス ヘアサロン キタハマ) 石塚大輔さん

 

「前上がり」横顔もおしゃれになる髪型

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪をほおの長さに設定した前上がりのハンサムショート。バックに重さと丸みが出て、女性らしい美シルエットをつくる。
  2. また、サイドの髪が自然に流れるようにカット。丸みのあるフォルムなので、クセによるボリューム感も活かすことができる。
  3. カラーは6レベルのブルージュをチョイス。アッシュ系の色味できれいめ印象を与え、地毛では表現できない透明感と抜け感のある仕上がりに。また、暗髪は伸びてもプリンにならないのも嬉しいポイント。

【how to“スタイリング”】

  1. ハンサムショートでも、乾かす時にオールバックにしないのが鍵。後ろから前に向かって、前髪は前に下ろすようにドライヤーで乾かす。
  2. 乾いたらストレートアイロンで、抜く時に後ろにすっと流すようにワンカール。束感の出るオイルを全体につけてから、オールバックにかき上げる。
  3. 前髪が自然に立ち上がることで、柔らかい髪の動きに。立ち上がりが足りない場合、ドライヤーで調整を。

担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 井上珠実さん

 

「ショートウルフ」トレンドのおしゃれが楽しめる髪型【3選】

【1】くせ毛を活かせるふんわりウルフ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはくせ毛を活かすために、襟足をウルフ気味に残してサイドとトップにレイヤーを入れたメリハリのあるカット。毛先の動きを出せるようにしっかり量感を調整している。
  2. 根本をきちんと立ち上げることで、全体のフォルムもボリュームもしっかり決まる。
  3. カラーは明るすぎない7トーンのココアブラウン。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで襟足を外ハネに、サイドとトップは自然にワンカール内巻きにして、前髪は強めに巻いて動きを出している。
  2. バームを根本から毛先までまんべんなく馴染ませ、毛先にウェットな質感が出るまで様子を見ながら足していくと、つけすぎも回避できて程よい艶が生まれる。

担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 佐藤梨花さん

 

【2】白髪を活かせる大人のウルフショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 白髪世代がハイライトやダブルカラーを楽しむ方が増えている。1年に渡り、3週間に一度リタッチ→リタッチ+ハイライト→全体を繰り返すと、今まで真っ黒しか選択肢が無かった方がここまで透明感が作れるように!白髪を活かした大人グレージュ。
  2. カットはたっぶりのレイヤーを入れて、動きを出す人気のウルフショートに。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
  2. 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できメリハリウルフの完成。毛先を少し、外ハネにして動きをプラスするのもポイント。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【3】オン眉が可愛い柔らかショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. マッシュウルフベースでカット。
  2. 襟足はレザーを使ってレイヤーをいれて首にフィットするようにカットすることで、くびれができて外ハネの動きが出る。
  3. カラーは8~9トーンのマロンベージュ。隠し味のブルーバイオレットを入れる事によって栗っぽいコクと艶が得られる。

【how to“スタイリング”】

  1. 癖を活かしたいので毛先のワンカールは伸ばしすぎないように優しく顔まわりは後ろに流れるように、襟足は外に跳ねさせるようにドライ。
  2. 全体が乾いたら癖毛の方は艶が出てスタイリング力もあるバームを手にとりよく伸ばして襟足から全体に馴染ませてつければ完成。

担当サロン:Tierra (ティエラ) 美侑さん

 

「マッシュ」の可愛いもハンサムも叶う髪型【3選】

【1】くせ毛を活かせる無造作マッシュショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 丸みのあるマッシュレイヤーショートを作るために、トップはボリュームレイヤー、ベースはグラデーションカットで全体に動きを出すようにカット。
  2. 元々少し癖がある髪質なので、それを活かすために束間を出すようにしている。
  3. カラーは、根元は7トーン毛先は9トーンのインディゴブラウンで赤みが出にくい優しいブラウン。洋服との相性もいいのでおすすめ。

【how to“スタイリング”】

  1. バームを大豆1粒ほどを手に取り、手のぬくもりでしっかりと温めて手のひら全体に伸ばす。
  2. それを、髪にくしゃっと馴染ませて、顔周りの毛先をすっと前に流すようにつけてあげると束間が出て、シルエットのきれいな動きのあるスタイルが出来上がる。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 斎藤美紀さん

 

【2】長め前髪がポイントのマッシュハンサムショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースのカットはマッシュスタイル。前髪を頬骨の高さに設定し、サイドと平行ラインで繋げる。
  2. バックのウェイトラインは低めにして、丸みのあるシルエットに仕上げる。
  3. カラーリングは、8レベルのピンクブラウンに。ほんのりピンクを感じさせるブラウンが、肌を明るく見せながらツヤ感を引き出す。色落ちしてもキレイが続くので、リピーターの多い人気色。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロンで、全体を丸みがつかないように通し、前髪はリバースに流す。
  2. 重めのオイルを4プッシュほど、ボリュームダウンさせるよう内側からつける。スタイリング剤の塗布量が多めなので、必ず内側からつけるのがコツ。手に残ったものを前髪、表面になじませたら完成。髪がぺたんとしやすい人は、スタイリング剤をオイルとバームをMIXしたものに変えるとグッド。

担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん

 

【3】アッシュグレージュのモテマッシュ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 耳が出るくらいのハンサムマッシュショート。丸みを残しつつ襟足をタイトにし頭の形を綺麗に見せる。
  2. 10トーンのアッシュグレージュで赤味を抑えて透明感が出やすくなる。

【how to“スタイリング”】

  1. 全体がふんわりするように根元に風をしっかり当てながらドライ。
  2. ストレートアイロンをハチ上だけ入れる。
  3. 全体にバームを馴染ませるのですが、薄めの前髪なので一番最後に付けるのと、前髪の表面ではなく内側がら軽くかき上げるようにつける。すると、前髪が薄くてもぺたんこになりにくくなります。後は耳掛けなどをして全体のバランスを整える。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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