ヘアスタイル・髪型
2023.12.1

ここで差がつく!サイドバング前髪【実例17選】

サイドバングのセルフでできる切り方と巻き方。顔型別や長さ別のスタイルも掲載。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルをご紹介します。

サイドバングとは?

  • サイドバングとは、横の前髪=目と耳の間のこめかみに落ちる前髪のこと。

サイドバングが大事な理由「2つ」

Un ami omotesando トップスタイリスト

津村佳奈さん

【1】大人っぽさや女性らしさをキープできる

前髪を作るときは、この部分の処理が大事。前髪の中央部分を短めにカットして、ここの長さを残すことで大人っぽさや女性らしさをキープできる

【2】小顔見えが叶う

目の横の部分は切り込まず、斜めにカットして必ず隠すこと。ここが見えていると顔が大きく見えてしまいます。さらに厚みがあると中央の透け感が強調され、メリハリが生まれます」(津村さん)

セルフでできるサイドバングの切り方

GARDEN Tokyo 副店長

津田 恵さん

\how to/

Point

・前髪は薄めに取り、真ん中は目の下でカット。
・両端は曲線にせず急角度でチークラインにつなげてカット(これがサイドバング)。

仕上がり。薄くて透け感のある変形のシースルーバングに!

サイドバングの巻き方

\How to/

STEP1:カーラー+アイロンで巻く
短い部分はマジックカーラーで根元まで内巻き、サイドバングはストレートアイロンで毛先だけ外巻きに。

STEP2:パウダーワックスを根元に
油分があるとペタッとするので、最後にパウダーワックスを根元になじませてふんわり感をキープする。

完成!

「顔型別」サイドバングスタイル【3選】

【1】「丸顔・ベース型・面長・卵型・逆三角形」自然な丸みスタイル

Point

カットは、短めのボブがベース。バックはあごラインで、グラデーションを低めにすることで、すっきりとした丸みラインに。前髪はパツッと感のある薄めに切り、サイドバングと斜めに繋げます。


【how to“カラー”】
カラーは、12レベルのオレンジブラウンに。パサつきをおさえ明るめカラーでもツヤ感があり、顔色をよく見せ肌がくすんで見えません。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、自然な丸みをつけます。セット剤は髪質にもよりますが、基本的には軽めのオイルがグッド。内側からボリュームをおさえるように なじませます。

小顔効果を高めるなら、耳にかけてから、サイドバングだけでなくトップの髪も引き出すのがポイントです。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクスハラジュク) 深堀聖さん

【2】「丸顔・面長・卵型・逆三角形」大人っぽいくびれシルエットスタイル

Point

好みの長さでカットし、サイドバングもつくります。大人っぽく見えるくびれシルエットで360度どこから見ても綺麗めな印象をつくります。


【how to”カラー&スタイリング”】
9トーンのフォギーベージュで春夏ピッタリな明るめカラー。
ドライヤーで乾かすだけで綺麗なシルエットになるようにカットしています。丸みショートは乾かすとき襟足に手を添えて抑えるようにし、全体的にナチュラルで遊ばせないのがポイントです。スタイリング剤をつけるときに指を通したときに筋感だけ意識して塗布します。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯ともやさん

【3】「丸顔・面長・卵型・逆三角形」ぷつっと感の小顔効果スタイル

Point

ショートからこれから伸ばしていきたい!という方に人気のスタイル。顎ライン~首の中間あたりでワンレンに切り揃えてカットし、毛先に流行りのぷつっと感をつくります。あわせてサイドバングもつくることで小顔効果◎。


【how to”カラー&スタイリング”】
ベースは5トーンのダークアッシュな暗髪に設定し、もみあげ部分をダブルカラーし、チラ見せするイヤリングカラーを入れてベースの暗髪とコントラストをつけ、耳かけしたときにオシャレな印象をつくります。

オイルをつけ大人っぽさを高めていきます。全体につけたあと、顔まわりやインナーカラー部分にもつけたすことでトレンド感がでます◎。暗めながらも流行りを抑えたい、イメチェンしたい、垢抜けたいという方にオススメ。

担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 峯ともさん

「ショート~ショートボブ」サイドバングスタイル【4選】

【1】ワンレンの丸みスタイル

Point

カットは、あごラインのワンレングスボブがベース。内側のおさまりがよくなるグラデーションを入れ、柔らかい質感に仕上げます。前髪は、少しワイドに、ぱつっと重めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのチョコレートブラウンに。甘い印象のチョコレートにツヤ感のあるブラウンをMIXすることで、甘すぎない柔らかい印象に仕上げます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く丸みがつくように通すだけの簡単スタイリング。軽めのオイル、もしくは、バームを少量、毛先になじませたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 清水豊さん

【2】前下がりグラデのふんわりスタイル

Point

カットベースは、グラデーションボブに。えり足の長さは、すっきりさせつつ女性らしさを演出する2cmほどに。サイドは、あごラインにカットします。前下がりのグラデーションにすることで、後頭部をふんわりさせ骨格を補整。前髪は、薄く長めに。


【how to“カラー”】
カラーは、赤みを消すアッシュと柔らか質感であるベージュのいいとこどりをしたアッシュベージュに。くすみ感なく、キレイ色が続きます。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、ゆるく内巻きにしてストレートタッチに仕上げます。根元を潰さないよう、毛先中心にアイロンを通すのがポイント。バームorオイルを少量毛先になじませ、パサつきをおさえツヤ感をプラスしたら完成です。

担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 大山幸也さん

【3】柔らか見せカラーの外ハネスタイル

Point

カットは、ショートボブをベースに顔まわりにレイヤーをプラス。顔まわりレイヤーは、ニュアンスを出し、小顔に見せるメリットも。前髪は、幼く見えないよう長めにつくり、ラウンドさせながらサイドバングにつなげます。


【how to“カラー”】
カラーは、落ち着いた印象を与えるシナモンベージュに。バイオレットを加えたベージュで、黄味をおさえて柔らかい質感と透明感を引き出します。


【how to“スタイリング”】
細めの25mmもしくは、幅が狭いストレートアイロンで、えり足部分を外ハネにして、トップの毛先を内巻きにするだけの簡単スタイリング。スタイリング剤は、自然な動きを出せるタイプがおすすめで、全体にもみ込んだら、外ハネ部分は、カールに沿うようになじませます。

担当サロン:S.HAIR SALON(エス ヘアサロン) 横井七恵さん

【4】もみあげが可愛い抜け感スタイル

Point

カットは、首の真ん中くらいの長さで平行ボブに。顔まわりに覆うようにレイヤーを入れます。こめかみが隠れる長さでサイドバングを切り、前髪は、長めの目にかかる長さでカット。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのダークブラウンをチョイス。少しだけグレーを加えることで、落ち着いた印象の地毛風カラーに。肌なじみがよく、柔らか見せを叶えます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンで。内巻きではなく、表面にアイロンを通してツヤ感を出します。顔まわりのみ少しだけ内に入れるとグッド。軽めのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけます。両サイドのもみ上げを一束ハラリと出して整えます。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

「ボブ」サイドバングスタイル【4選】

【1】切りっぱなしハイトーンスタイル

Point

全体は切りっぱなしのぱっつんボブ。後ろはワンレングスにカット。毛量が多い方はしっかりと中の量をとって、ボリュームが出過ぎないようにするのがポイントです。前髪は薄めに作っているますが少しワイドめに。耳にかけても小顔に見えるよう、サイドバングを少し長めに残して輪郭補正をしています。前髪は薄めにつくる場合は、ぱつっとラインを残すのがオススメです◎。


【how to”カラー&スタイリング”】
一度ブリーチした後、7トーンのミルクティーベージュをかぶせています。寒色寄りより、まろやかなお色にしたいので、補助にピンクを足すのがポイントです。

ストレートアイロンを全体に軽く通します。毛先のみ軽く内巻きにして、全体にオイルをつけて完成です。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 緒方創惟さん

【2】サイドバング多めの骨格補正スタイル

Point

毛量多めなので、レイヤーをしっかり入れています。前髪薄めサイドバング多めにして面長をカバーします。毛先にワンカールデジタルパーマをかけ、扱いやすくしました。フェイスラインのカットが結んだ時にも華やかに決まる大人ヘアです。結んだ時を想定したおくれ毛や毛流れもポイントです。


【how to”カラー&スタイリング”】
8レベルコーラルピンク。流行りのピンクカラーも暗めのトーンでここまで落ち着いた雰囲気になります。
全体を根元を浮き上がらせるように、手櫛で乾かしたら、全体にバームをつけて完成。サイドバングを増やし、こめかみ部分のふんわり感でヘアのアウトサイドを作り縦長感を減らすことで面長がカバーされています。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

【3】チークラインで動きをプラスしたくびれスタイル

Point

カットベースは、肩くらいの長さのワンレングスに。表面に軽くレイヤーを入れ、ふわっとした動きを出しやすくします。前髪は、厚くならないよう軽めに。サイドバングは、チークラインでカットし動きをプラス。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのショコラブラウンに。派手にはなりたくないけど、赤みは削りたいという人におすすめの髪色で、1年を通して人気色です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
全体をストレートアイロンで外ハネにして、首に沿わせたくびれヘアに。表面は内巻きに、サイドバングは、内巻きにしつつ、外に抜くように毛流れをつけるのがポイント。

くせ毛&多毛さんは、バーム、細毛&軟毛さんは、オイルを。セットが長持ちするしっとり系がおすすめです。スタイリング剤を指の間までしっかりつけ、内側から揉み込むようになじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

【4】やや前上がりのスッキリスタイル

Point

全体をやや前上がりにカットすることで、耳にかけた時にすっきりまとまります。前髪は、目上でカットすることで目力UPに。サイドバングにかけてラウンドするように繋げます。バックのカットラインもラウンドさせて柔らかい印象に。


【how to“カラー”】
カラーは、春におすすめのフォギーベージュに。明るすぎず、暗すぎない7レベルがグッド。寒色系寄りのベージュで、光に透けると透明感を感じられます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体の表面のみ外ハネに。顔周りの外ハネは、少し強めにします。前髪は、左右、真ん中と縦3つに分けてアイロンを通すのがポイント。頭の丸みに沿わせることができるので、ナチュラルな仕上がりになります。

アイロンの温度は低めの140度で。一回で決めようとせず、2回通すことで艶髪を実現します。最後にしっとりめのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん

「ミディアム」サイドバングスタイル【3選】

【1】後れ毛と繋げたワンレンスタイル

Point

カットは、鎖骨レングスのワンレングスに。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、毛先に動きを出しやすくします。前髪は、束感がつくりやすい薄めに。目の高さでラインでカットしたサイドバングは、おくれ毛と繋げることで小顔効果も。


【how to“カラー”】
カラーは、トレンドの兆しがある暖色系をいち早く取り入れ、9レベルのウォームブラウンに。落ち着いた印象で、ツヤ感と透明感が欲しい人におすすめのカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を外ハネにワンカール、表面と顔周り、おくれ毛は、毛束を上に持ち上げて内巻きにするのがポイントです。前髪は、マジックカーラーでナチュラルに。

シアバターor軽めのオイルをなじませますが、スタイリング剤も巻いた位置でつけるとふんわり仕上がります。慣れれば5分でできる簡単ヘアです。

担当サロン:THE GARDEN TOKYO(ザガーデントウキョウ) 田中麻由さん

【2】長め前髪のひし形シルエットスタイル

Point

カットは、全体は鎖骨下でワンレングスにカット。前髪は鼻下〜リップラインに設定し、サイドバングから顔周りにかけ流れるようにつないで。顔周りを中心にレイヤーを入れ、軽やかな質感に。


【how to“カラー”】
カラーは、落ち着いた6トーンのイルミナカラーでモノトーンのダークアッシュイルミナ。黒に近いダークカラーは地毛っぽさがありつつ透け感も出る、大人にぴったりな色味です。


【how to“スタイリング”】
ハチ下は毛先だけを外ハネにし、ハチ上の表面は中間に動きがつくように1回転のリバース(後ろ方向)巻きに。バームやオイルなど濡れ感が出るスタイリング剤を選んでしっかり手に広げ、髪の内側からなじませて表面は手ぐしで塗布。ひし形シルエットになるように整えたら完成です。

担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 白川 雄副さん

【3】切りっぱなしの重めスタイル

Point

カットは、鎖骨ラインで切りっぱなしに。中間〜毛先は毛量調整し、重さは残しつつ動きをプラス。前髪は、眉と目の間でぱつっとカットし、サイドバングは輪郭に沿わせて切ることで小顔効果が望めます。


【how to“カラー”】
カラーは、7レベルのラベンダーベージュに。ツヤ感&柔らかい質感をもたらし、ダメージを受け黄色くなった髪色でもキレイに仕上げることができます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテで全体を外ハネにして、顔まわりをリバースに巻くだけ。重めカットでまとまりがよく、簡単なスタイリングでもキマるので、アイロンが苦手な人にイチオシです。セット剤は、束感とツヤ感を出すバームを、中間から毛先になじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデン ヨコハマ) 豊田楓さん

「セミロング~ロング」サイドバングスタイル【3選】

【1】サイドバングを外巻きしたくびれスタイル

Point

ベースカットは胸上の長さで前上がりにカット。トップにはローレイヤーを入れて巻いた時に動きが出やすくなるようにしています。切りっぱなしのように、毛先を重く残しすぎないカットに。薄めに束感のある前髪を作ることで額に隙間が作られて明るい印象に。


【how to“カラー”】
カラーは10トーンのピンクブラウンカラー。ブラウンを少なめの配合にすることでピンクの発色を濃くしてくれます。


【how to“スタイリング”】
全体を外ハネベースに巻き、頭のハチより上の部分を内巻きワンカールに。サイドのアンダー部分のみ、S字の波カールを作っておくことでお顔、首元を引き締めて見せます。サイドバングは外巻きにして、横に流れるような毛流れを。前髪は強く内巻きにせずナチュラルに。最後はスタイリングオイルで髪に艶とまとまりを出しました。バングの束感が作りづらい時は、オイルをつけてからコームでとかすのもおすすめです◎。

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 相楽 千尋さん

【2】外巻きの羽バングスタイル

Point

前上がりのワンレンカットをベースにお顔周りにはしっかりレイヤーを入れて抜け感を出します。バングもシースルーバングで抜け感のあるヘアスタイルに!


【how to“カラー”】
カラーは7トーンのアッシュベージュカラーで暗めのカラーでも透明感のあるヘアカラーに染めました。赤味が気になる方にもオススメです!


【how to“スタイリング”】
38ミリのアイロンで全体的に内巻きワンカールをします。お顔周りのレイヤーを入れたサイドバングは流れるように外巻きにして、人気の羽バングを作ります。毛先から全体にオイルを揉み込み前髪は半分より下の毛先の部分のみオイルをつけくしで馴染ませます。巻きすぎず巻き髪が苦手な方でも簡単にできる韓国ヘアスタイルに仕上がります。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波さん

【3】シースルーと重め外巻きスタイル

Point

毛先は揃えて重ために、サイドバングをつくるために顔周りは前髪のシースルーバングに合わせて輪郭を隠すように徐々に短くカットします。前髪薄め×全体重ためで絶妙なトレンドヘアに!


【how to“カラー”】
カラーは日本人特有の赤みを利用し、10トーンのラベージュで顔色がよく見える映えカラー。お肌がきれいに見えるカラーなのでとってもおすすめです。


【how to“スタイリング”】
ゆる巻き感を出したいので、毛先は強くカールを出さないようにしています。38ミリのカールアイロンで全て外巻きに。ぐるぐると巻くのではなく、大きくサラッと巻いてからブラシでとかすのが重要なポイント。守道式「とれカール」スタイリングの出来上がりです。カールは敢えて強く出さずにルーズさを加えると手柔らかいイメージに

担当サロン:AFLOAT WORLD(アフロート ワールド) 守道さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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