ヘアスタイル・髪型
2024.2.1

【40代向け髪型】お手入れが楽なミディアムヘア「22選」

仕事や育児、家事に忙しい40代女性。ヘアスタイルはお手入れが楽なのがいいですよね。時間が取られる“くせ”を抑えた髪型やパーマでスタイリングが楽になる髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「くせを活かせる」40代向けお手入れ楽なミディアム【2選】

【1】根元パーマとくせをミックスしたミディアムレイヤー

Point

加齢によって、髪にボリュームが出なくなった人にオススメの根元パーマと地毛の癖をミックスしているスタイルです。

s__39354378

【how to“ベース&カラー”】
肩ラインのミディアムレイヤースタイル。ペタンコ髪がお悩みのくせ毛さんだったので、後頭部にボリュームが出るように、レイヤーを前下がりで入れ、動きを出しています。トップは、表面だけパーマをし、全体の毛先に、くせ毛となじむようにワンカールのデジタルパーマをかけています。

カラーは、12トーンのブラウンとカッパーをミックスして全体を染めています。一括塗りですが、白髪もきれいに染まります。

s__39354380

【how to“スタイリング”】
水スプレーで、髪全体とトップの地肌を濡らし、アウトバストリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かします。指で、軽くブローするように乾かすと、ボリュームがでます。ワックスを揉み込んで優しく髪全体になじませてあげれば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】くせを活かした華やか毛流れミディ

Point

白髪ぼかしハイライトとDELA髪質改善で奇跡のアラフィフ世代髪。エイジングケアを叶えるDELA髪質改善で癖を残しつつツヤを出していき、華やかさを作る毛流れがポイント。

【how to“ベース&カラー”】
セミグラデーションカットで痛みを取る程度にしながらも、顎下リップラインで一度シルエットを取って、その下部分との段差を作っています。そうすることで、上の段(顎下)でくびれができるので、メリハリスタイルが生まれます。DELAのオリジナルの髪質改善トリートメントを繰り返したことで、髪に艶が蘇りまとまり感の悪かった癖毛もしっかりなじむようになりました。

カラーは9トーンのカカオブラウン。中明度なハイライトを月1で繰り返して、白髪を生かして仕込んであるハイライト部分に白髪染めでは出せない透明感を作ります。直毛の方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちします。

【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせます。分け目は大人の雰囲気抜群、7:3に分けて顔まりに髪がかかるように毛流れを持ってきます。デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)トリートメントバームをつければ、毛流れも強調できオシャレ感をつくれます。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「くせを抑える」40代向けお手入れ楽なミディアム【3選】

【1】幅広い髪質に対応が可能なミディ

Point

硬毛&多毛、軟毛さん、幅広い髪質に対応が可能な今っぽミディ。アイロン無しでも可愛く決まる楽々ヘア。

【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨ラインのボブ。顔まわりのレイヤーをレザーで入れることで、ランダムに動く髪をつくります。ベースの重さとレイヤーの軽さのコントラストが鍵になります。前髪は、眉下でライン感を出し、内側にグラデーションを入れます。

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。寒色系でもベージュの透明感があることで、顔をくすませず肌色をキレイに見せてくれます。赤みを抑え、ツヤ感を出すので大人世代におすすめカラーです。

【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、束感とツヤ感を出すバームを、指の間までしっかり伸ばして、手ぐしを通すように馴染ませます。手に残っているもので、前髪を整えたら完成。前髪の束感をつくることで、幼くならず、透け感を演出します。

担当サロン:Rougy (ロージ) 江良栞さん

【2】ひし形で広がりを抑えるウェーブヘア

Point

髪質がウェーブになり広がる癖毛なので、少しくびれを作って、ひし形にすることで広がりを抑えています。

【how to“ベース&カラー”】
肩についてはねる位の長さで、外ハネにしています。前髪もリップラインくらいからサイドに繋がるようにレイヤーを入れたスタイルです。

カラーは11トーンのナチュラルブラウンで全体染めです。

【how to“スタイリング”】
全体的にワックスムースを揉み込みウェーブを出します。次にオイルをつけて艶を出したら完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】乾かし方でくせを抑えるふんわりミディ

Point

大人ヘアは顔まわりを包み込むレイヤーの入れ方が重要です。エイジングケアを叶えるDELAオリジナルの髪質改善は普段巻く方に非常に相性がいいです。乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取りましょう。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出ます。

【how to“ベース&カラー”】
普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。

カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがぷらすされます。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラーです。

【how to“スタイリング”】
今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。毛先は外ハネにワンカール、中間を内巻きにワンカールしたらウエーブが完成します。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2022-02-27-074956

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

「パーマ」40代向けお手入れ楽なミディアム【14選】

【1】ストレートパーマを施した大人のミディ

Point

年齢によるうねりなどには、ストレートで扱いやすくするとよいです。大人ヘアは艶が大事なので、オーガニックカラーで、キューティクルの損傷無く艶を出しながら、ケアしながら、スタイルを作っていくことが大切になります。

【how to“ベース&カラー”】
ミディアムレイヤースタイル。広がる癖があるので、トリートメント効果の高いストレートを全体にかけています。毛先は、デジタルパーマでハーフカールかけて、柔らかい質感にしています。

カラーは、8トーンのナチュラルブラウン。オーガニックカラーにすることで、ダメージを少なくし、ストレートパーマとの併用でも、極力ダメージレスでいけます。

【how to“スタイリング”】
濡れた状態で保湿のトリートメントをつけて、ドライヤーで乾かします。最後に、毛先を軽くブローするとより艶がでます。ヘアオイルを軽く毛先につけたら完成です。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【2】ワンカールデジパのボリュームアップヘア

Point

全体的に、ワンカールのデジタルパーマをかけて、カラーは、9トーンのモーブブラウンに染めてます。

s__40132617

【how to“ベース”】
肩につく長さのミディアムボブレイヤースタイル。トップのボリュームが出るように、前髪からサイド、トップに繋がるようにカットしています。サイドに繋がりを持たせることで動きが出ます。

s__40132619

【how to“スタイリング”】
トップと前髪の根元を水で濡らして、ドライヤーで、四方八方から風を当てて、乾かします。そうすると、トップにハッキリと分け目がつかずに、ボリュームアップヘアが仕上がります。毛先中心にワックスを揉み込んで、トップには軽くハードスプレーをかければ完成です。スタイリングも簡単なのでとっても楽ちん。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【3】ゆるパーマで作る重軽ニュアンスミディ

Point

重めのベースに、パーマの動きをプラスすることで柔らかさのある重軽デザインを実現。今っぽい軽さが出るので、お洒落に垢抜けたい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨ラインでグラデーションスタイルに。トップにのみレイヤーを入れ、さらにスライドカットで浮遊感をプラスします。前髪は、リップラインを基本に、丸顔さんは長め、面長さんなら短めと骨格に合わせてカットします。

カラーは、8レベルのココナッツベージュに。ベージュの柔らかさに加えて、しっとりとした質感で深みがある色味です。赤みをおさえたニュートラル色なので、アッシュからのカラーチェンジにもぴったり。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、26〜38mmのロッドを使い、毛先から2回転の平巻きに。トップのみ、根元まで巻き込むことでふんわりとした柔らかいカールを叶えます。

スタイリングは、ソフトワックスにオイルを少し混ぜ、中間から毛先に揉み込みます。オイルをMIXすることで、ツヤ感とゆるっとしたニュアンスが出しやすくなります。

担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん

【4】ワンカールパーマのくびれヘア

Point

スタイリングが面倒な人は、ワンカールパーマでスタイル固定!ふんわり感と首元の外ハネのくびれで、毛量が少ない人でも増毛スタイルが完成します。

81cc2340-e74c-4a99-ac5e-6ee699aebb9a

【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。

カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。

4152c14e-4107-4a48-8aba-1f55749f425a

【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。
最後にワックスを揉み込めば完成です。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

【5】ランダムカールの外国人風ヘア

Point

ランダムなカール感をお試しあれ。顔まわりを包み込むようなウルフカットに合わせ、外国人のくせ毛風のようなラフな動きがこなれ感を演出。顔まわりに動きがでることで、フェイスラインもすっきり見えます。

【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにたっぷりレイヤーを入れてあごラインを包み込むようにします。ウルフの軽さを出しつつ、ベースの重さを残るのが今どきポイント。前髪は目上ギリギリ、サイドをほお骨ラインでカットすることで目元の印象をアップします。

カラーはアッシュブラウンを7レベルで。落ち着いた色味ですが、透け感を感じられるトレンド色。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、えり足を細めのロッドで外ハネに、通常のロッドと円すいロッドをランダムなMIX巻きにします。異なるウェーブの表情が、くせ毛のようなラフな動きをつくります。前髪もやや強めに巻きます。やさしいパーマ剤でじっくりかけることも柔らかい質感の鍵に。

スタイリングは、固まらないタイプのソフトジェルを。パーマヘアなので、保湿力の高いものがおすすめです。毛先から揉み込んで全体になじませてから、手ぐしでほぐすようにスタイリングします。前髪は表面のみ、クシャと揉み込んで。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

【6】くせ毛風ウェーブのミディ

Point

大人カジュアルの鍵は、パーマならではの柔らかい質感!

【how to“ベース&カラー”】
肩に触れる長さでやや前上がりにベースを切り、肩に当たるハネを活かします。表面は顔まわりからレイヤーを入れ、ベースの重さは残します。前髪はシースルーにカットし抜け感を演出。前髪ありでも長めにすることで子供っぽく見えません。

カラーは赤みを抑えた10レベルのアッシュベージュに。透明感があり柔らかい仕上がりにします。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは15〜17mmのロッドを使い毛先が外ハネになるように巻きます。表面は細かめに毛束を取り、17〜23mmのロッドでスパイラルに巻きランダムなウェーブに。

スタイリングは中間〜毛先を少しウェットな状態にしてからトリートメントムースを塗布します。最後に毛先を中心にオイルを揉み込むとより柔らかい質感に。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 本木ヨシヒサさん

【7】太めデジパの上品なミディ

Point

柔らかな雰囲気のミディレイヤー。今どきにするならセミウェットな質感に仕上げるのが鍵。髪質が硬めの人は、デジタルパーマをかけるとスタイリングが断然楽チンに!

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下くらいのレングスでカットし、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪はアゴ下の長めに設定して、サイドに繋げて流れるようにカットすることで、髪をアップにした時、大人っぽく下ろしても一緒にまとめることもできます。

カラーは柔らかさとツヤ感のあるアッシュベージュに。

【how to“パーマ&スタイリング”】
硬毛やアイロンカールがとれやすい人は、太めロッドでデジタルパーマをかけます。ドライ後、32mmのアイロンを使い、全体を外ハネに巻いてから、中間をフォワード&リバースのミックス巻きにします。顔まわりと前髪はリバースに巻いてふんわり華やかさをプラス。

ややキープ力がありセミウェットな質感のバームを中間〜毛先に塗布。手に残っているスタイリング剤を前髪の中間〜毛先につけたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座店 田中柚衣さん

【8】ゆるウェーブのアンニュイミディ

Point

ゆるいウェーブスタイルは、毛先のカール感をふわりとさせることで抜け感のあるスタイルに。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下3cmの長さでカットして、重めにレイヤーを入れます。前髪は眉下の長さでカット。サイドバングと前髪を柔らかくつなげることで、ナチュラルな大人っぽいスタイルに。動きを出したい中間から毛先にかけてセニングをいれます。

カラーリングは、6レベルのアッシュグレーに。赤みがなく、ダークカラーでも透明感のある色に仕上げます。

【how to“スタイリング”】
髪にボリュームを出したい場合、ドライ時にドライヤーの風を下から上に向けて乾かします。乾いたら32mmのアイロンでベースとなる髪を内巻きワンカール。リップラインより上に落ちる髪は、たて巻きでフォワード&リバースのMIX巻きに。この時、毛先から巻かずに中間から毛先にかけてカールづけをします。最後に、柔らかい仕上がりを叶えるクリームタイプのスタイリング剤を塗布して、束感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 加藤貴大さん

【9】ラフウェーブの前髪ありミディ

Point

手をかけずにスタイリングができるので、朝の時短も叶えるミディスタイル。ラフなカール感はもちろん、直毛や硬毛で柔らかな動きが欲しい人もぜひトライして。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨上くらいの長さでカットします。全体的に束感が出やすいように毛量を調整します。前髪は目にかからないギリギリの長さでカット。サイドにかけてマッシュラインを作ります。

カラーは7レベルのアッシュブラウンに。パーマヘアの場合、パサついて見えやすいので、アッシュといえども温かみのあるアッシュブラウンに仕上げます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは23mmのロッドを使い、平巻きで根元近くまで巻きます。レイヤーを入れたトップと前髪は、1回転半くらい巻き込みパーマをかけます。

スタイリングは、ドライしてスタイリング剤をつけるだけの簡単ヘア。ドライヤーで乾かしたらウェットな質感で髪にツヤを与えるオイルバターをパサついて見えやすい中間から毛先に塗布します。トップは毛先のみ馴染ませ、最後に前髪に軽くつけたらフィニッシュ。

担当サロン:Sui(スイ) 新地琢磨さん

【10】ナチュラルパーマの洗練ミディ

Point

ナチュラルなかき上げバングで顔まわりの束感がニュアンスとなっているセミディ。レイヤーの軽さが今っぽヘアのポイントに。パーマデザインなので、髪にボリュームと動きが欲しい人におすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
顔まわりに重さがでるように、耳より前を前下がりにカット。顔まわりはしっかりめにレイヤーを入れ、中間部分は重さが残るようにグラデーションに。さらに空気感がでるように部分的にチョップカットで調整します。前髪はリップラインに設定してカット。

カラーは、8レベルのマロンブラウンに染めます。ラベンダーとブラウンをミックスした暖色系でツヤ感があります。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20、23、26mmのロッドを使い、毛先を2回転半巻きます。前髪は太めの26mmで。パーマの種類は、デジタルパーマでも、コールドパーマでもOK。

スタイルングは、前髪以外はハーフウェットの状態で、シアバターとオイルを手の平で混ぜてから全体的に揉み込むように塗布します。前髪は、完全にドライしてから中間から毛先にスタイリング剤を。保湿力があり、ツヤ感とウェットな仕上がりになるスタイリング剤を選んで。

担当サロン:Ramie GINZA(ラミエ ギンザ) 新谷千絢さん

【11】時短でできるふんわりミディ

Point

毛先をねじりながらスタリングすれば、自然とラフなカールにキマるミディパーマ。ラクさNO.1、忙しくてもおしゃれヘアを確立できることを約束します!

【how to“パーマ&カラー”】
肩下5cm、ゆるい前上がりカット。パーマの動きが出やすいように、毛先全体にローレイヤーを入れます。前髪は目の下でカットし、自然に流れるように毛量調整を。パーマはデジタルパーマをかけます。毛先全体に2.8mmの太めのロッドで、内巻き、外巻きとランダムに2回転。トップのみ、同じロッドで毛先から根元まで巻き込み立体感をプラスします。前髪は自然にサイドに流れるように、2.6mmのロッドで毛先から1.5回転巻きます。

カラーは9トーンのウォームベージュ。温かみがある落ち着いたカラーですが、光に透けやすいので重たくなりません。色持ちが良く退色しにくいのも忙しい女子におすすめです。

【how to“スタイリング”】
ドライヤーで根元からしっかり乾かします。毛先はカールが潰れないように軽く持ち上げながら乾かして。今っぽいウエットな質感になりつつツヤもしっかり出るオイル多めのワックスを毛先から揉み込むようになじませます。パーマをかけた毛先は指先でねじり、束感のあるカールを作ります。毛先をラフに散らし、前髪の毛先にもワックスをなじませ自然にサイドに流せば完成です。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

【12】大きめカールのカジュアルミディ

Point

パーマスタイルでも広がらないよう毛量調整をしてラフな動きとニュアンスを演出。外ハネミックスがしゃれ感をプラスしてくれます。肩に当たるハネを動きとして活かせるので、伸ばしかけでもストレスと無縁です。

【how to“ベース&カラー&パーマ”】
鎖骨上の長さで前上がりにカットしたローレイヤー。パーマをかけた時に厚みや広がりが出ないように毛量感を調整し、毛先はスライドカットで束感が出るようにします。

カラーは、面をキレイに見せツヤ感のある髪に仕上げるため、7トーンのアプリコットブラウンに。ブラッドオレンジとブラウンをミックスした健康的な髪色です。パーマをかける場合、太めロッド&大きめカールのデジタルパーマを施します。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ドライ後にツヤが出るクリームワックスを中間から毛先に塗布し、やや重めの質感で毛束を作ります。
前髪は流行りの透け感バングでも、暖色系の色味は厚みを感じやすいので、束感を強調しながら流すことで軽さや今っぽさを表現します。
パーマ無しの場合、太めの38mmのアイロンで、顔周りはリバースに、バックはランダムにゆるく巻いてからスタイリング剤をつけて整えます。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

【13】ランダムカールの大人可愛いミディ

Point

MIX巻きのランダムなカールが今どきの抜け感ヘアをつくり、大人可愛い仕上がりに。ノンパーマでアイロン仕上げでも、デジタルパーマでも◎。

【how to“ベース&カラー”】
ベースは、鎖骨ラインで前上がりのワンレングスにカット。中間からトップにかけてグラデーションでカットし、トップには動きを出すレイヤーを入れます。前髪は目にかからないギリギリの長さでカットすることで、かきあげたアップバングにしても、下ろし流しでもと2WAYを楽しめます。

カラーは、今週に一押しの8レベルのシアーベージュに。ややくすみのあるベージュで、寒色でありながら透明感と柔らかさのある色味になります。また、色持ちを重視しているので、明るい髪色をトーンダウンしたい人にも◎。

【how to“スタイリング”】
パーマをかける場合、デジタルパーマで25mmから17mmまでロッドもMIXし、ランダムなカール感が出るように巻きます。ドライ時、前髪の根元をつぶさないように気をつけて。乾いたら32mmのアイロンで、アウトラインを外ハネにしてから、中間をフォワード&リバースのMIX巻きに。トップは数カ所を細めに毛束をとり、同じく中間からMIX巻きにします。最後に乾燥を防ぐミルクタイプのスタイリング剤を全体になじませます。前髪の立ち上がりやトップにはミストをひと吹きしても。

担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 黒田 真未さん

【14】かきあげバングの色っぽいミディ

Point

アイロン仕上げでは叶えられない、ゆるっとしたナチュラルカールの重なりが女性らしさを演出しながら色気もプラス。また、かきあげバングとすることで、色香のある雰囲気をアップさせます。

【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでやや前上がりにカットし、顔まわりとトップにレイヤーを入れて軽さを表現します。前髪は目にかかるギリギリの長さで薄めにとり、スタイリングによってはかきあげでも、下ろしてもOKな長さにします。

カラーリングは、7レベルのラベンダーベージュに。日本人特有の髪の赤みを抑えつつ、透明感と柔らかさを演出する色味で、肌写りをキレイに見せる効果も。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは20〜22mmのロッドで毛先を一回転半巻きます。表面は毛先巻きでなく中間巻きにして柔らかいニュアンスに。

スタイリングは、髪が乾いている場合はスプレーなどでセミウェットな状態にしてから、シアバターやオイルクリームを毛先から根元まで塗布します。キレイに仕上げるコツは、スタイリング剤を手に取ったら、手の平だけでなく指先や指の間までまんべんなく伸ばし、髪にしっかり揉み込みながらつけること。前髪は軽く濡らしたら根元が立ち上がるようにドライヤーの風を当て、ふんわり仕上げます。パーマスタイルなので、スタイリング剤は必須であることをお忘れなく!

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

「スタイリング楽」40代向けお手入れ楽なミディアム【3選】

【1】慣れれば5分でできる簡単ミディ

Point

慣れれば5分でできる簡単ヘアです。結んでもお洒落感があるので、オフィス仕様やママ世代にもおすすめです。

【how to“ベース&カラー”】
カットは、鎖骨レングスのワンレングスに。顔まわりとトップにレイヤーを入れて、毛先に動きを出しやすくします。前髪は、束感がつくりやすい薄めに。目の高さでラインでカットしたサイドバングは、おくれ毛と繋げることで小顔効果も。

カラーは、トレンドの兆しがある暖色系をいち早く取り入れ、9レベルのウォームブラウンに。落ち着いた印象で、ツヤ感と透明感が欲しい人におすすめのカラーリングです。

【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を外ハネにワンカール、表面と顔周り、おくれ毛は、毛束を上に持ち上げて内巻きにするのがポイントです。前髪は、マジックカーラーでナチュラルに。シアバターor軽めのオイルをなじませますが、スタイリング剤も巻いた位置でつけるとふんわり仕上がります。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

【2】不器用さんでもOKなミディ

Point

アイロンワークが苦手という不器用さんにもチェックして欲しいこちらのミディアム。重めベースなので、さらっと外ハネにするだけでまとまり、ほんのり韓国ヘアを楽しむことができます。こっくりとしたキレイなツヤ感が魅力のマロンベージュもポイント。髪質も選ばず、幅広い年齢にもマッチするスタイルとなっています。

ミディアムヘア

【how to“ベース&カラー”】
全体は鎖骨下の長さで重めにカット。レイヤーは、角を取る程度に少しだけ入れます。抜け感をつくる前髪は、長めでシースルーを強調しながら、ふわっとした印象にも。

カラーは、9レベルのマロンベージュをセレクト。日本人の肌によく似合うカラーで、ツヤ感が抜群。こっくりとした深みのある色味なので、秋カラーとしても◯。

ミディアムヘア

【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、外ハネに。前髪は、ストレートアイロンを通す程度に。カールが取れやすい人は、アイロン前にカールをキープできるオイルを使うのがおすすめです。軽めのオイルを毛先〜中間にしっかりめになじませ、最後に手に残っているものを前髪につけた後、コームで整えたら完成です。

担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上友也さん

【3】時短を叶えるくびれミディ

Point

スタイリングが簡単なので、朝の時短術を叶えるので働く女性はもちろん、ママにもおすすめです。髪がペタっとしやすい人もぜひトライを。

【how to“ベース&カラー”】
鎖骨ラインでベースを前上がりでカット。顔まわりに丸みができるようレイヤーを入れることで小顔効果を発揮します。前髪は目にかかるくらいの長めで流れるように調整します。

カラーは7レベルのグレージュとラベンダーをミックスしたラベージュに。肌トーンをアップしつつ、ツヤ感を与える色味。黄色に退色した髪をキレイに染めるので、秋にぴったりのカラーです。

【how to“スタイリング”】
鎖骨に当たってハネるように乾かすと、スタイリングがより楽々に。32mmのアイロンでアウトラインを外ハネに、トップを内巻きにワンカール。アイロンはサラっと通すようにカールづけするのがコツ。ボリュームが欲しい場合、スプレーワックスを全体的に。広がりやすい人はポリッシュオイルを中間から毛先に手ぐしを通すようになじませてから、表面に塗布します。髪の内側も忘れずに塗布すれば、1日スタイルをキープできます。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事