ヘアスタイル・髪型
2023.11.29

強めのパーマボブ、カジュアルなこなれ感【スタイル12選】

骨格によっては補正にもなる強めパーマボブ。ウエット感を作ったお洒落な髪型も掲載。顔型別や前髪あり・なしを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」パーマ強めボブスタイル【3選】

【1】「丸顔・ベース型・卵型」立体感を出したスタイル

Point

カットベースは、リップラインのショートボブに。表面には角を取る程度のレイヤーを入れ、前髪は鼻先の長さでカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、ラベンダーグレージュを7レベルで。暗めのカラーでも透明感があり、光に当たった時の透け感が秀逸。くすみ感のあるカラーですが、肌なじみがよく、肌をキレイに見せてくれます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜14mmのロッドを使い、表面は中間巻き、トップは平巻きでデジタルパーマをかけます。柔らかい質感と髪へのダメージを考え、デジタルパーマを選んで。

ドライな状態で、オイル:ワックス=1:1でMIXしたものを揉み込むだけの簡単スタイリング。前髪は、ドライヤーで乾かす際に、立ち上がりをつけるとグッド。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  柏田彩乃さん

 

【2】「丸顔・ベース型・面長・卵型・逆三角形」手入れも簡単なパーマスタイル

Point

カットは、あご下2cmのワンレングスがベース。前髪は、長さと重さを残すよう切ります。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのラベンダーブラウンをセレクト。暗めながら、光に当たると透明感があり、柔らかい質感をつくる暖色カラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜24mmのロッドを使い。フォワード&リバースのMIX巻きに。顔まわりは、フォワードに巻くのがお洒落感のポイント。前髪は、1回転に。

スタイリング剤は、硬毛ならオイル、軟毛ならバーム系を選んで。どちらの場合も、スタイリング剤を揉み込むだけの簡単ヘアで、朝の時短を実現したい人や、ママ世代におすすめです。

担当サロン:GARDEN ginza(ガーデンギンザ)  石原萌さん

 

【3】「卵型」ウルフカットのウエット感スタイル

Point

全体にパーマをかけて動きを出す


【how to”スタイリング&カット”】
ボブベースのカットに襟足を残してウルフっぽさも残してあるスタイル。ウェット感を出すスタイリングで更に個性的に。
ひし形シルエットをさらに活かすよう、前髪にもパーマをかけてぬけ感を出す。短めのアシメは個性的感◎。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

 

「前髪あり」パーマ強めボブスタイル【3選】

【1】重めシルエットに動きを出したスタイル

Point

肩に当たるくらいの長さで、やや前下がりボブにカット。前髪は目と眉の長さに設定します。パーマと合わせてシースルーバングに仕上げるので、やや薄めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは9レベルのオレンジブラウンをチョイス。暖かみのある暖色系は、ツヤ感を与え、顔まわりを明るい印象にするのでwithマスクでも華やかなイメージに。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜23mmロッドで平巻きに。えり足は強め、トップの髪は、ほおラインに動きがでるように巻きます。柔らかい表情となるよう、前髪は17、20mmと太さの違うロッドを使います。

髪を乾かし、ムースを全体的に塗布したら完成の楽々スタイル。外国人のような“素髪感”に仕上げたいので、ウェットになるオイルではなく、柔らかい質感となるムースタイプを選ぶのがポイント。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン)  秋山拳太郎さん

 

【2】小顔に見えるひし形シルエットスタイル

Point

ショートボブでも表面にレイヤーを入れて動きを出してあげるとより輪郭がすっきり見えてオススメ


【how to”カット”】
片方を耳にかけたりしてアシンメトリーにするのもオススメ。前髪もそれに合わせてピンパーマで流れやすくパーマを。

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

 

【3】デジタルパーマで作るMIX巻きスタイル

Point

パーマはデジタルパーマで、ベースは平巻き、動きを表現する表面はフォワード&リバースのMIX巻きで。カールが重ならないようにすることで無造作な仕上がりに。


【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さは肩につくかつかないくらいで、結べる長さでカット。毛先に厚みを残し、前下がりに切ります。程よくレイヤーを入れ、内側を毛量調整して軽さを出します。前髪は目の上でカットし、顔まわりのラインがラウンドするように繋げます。カラーは10レベルのシナモンベージュに。柔らかくくすみのないベージュなので、肌の色をパッと明るく見せてくれます。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、根本を立ち上げながら8割ほど乾かしたらスタイリング剤を塗布します。おすすめはツヤ感と束感がつくれるGARDENオリジナルの“ミエル オイルバーム”。手に取り毛先→表面と揉み込むように塗布し、最後に前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 本木亜美さん

 

「前髪なし」パーマ強めボブスタイル【2選】

【1】重軽ミックスの美人スタイル

Point

鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは16〜20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかけます。スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間〜毛先に塗布します。最後にソフトワックスを揉み込んだら完成です。

担当サロン:Rougy(ロージ)  渡邊健太さん

 

【2】絶妙ウェーブのパーマスタイル

Point

パーマは15〜20mmのロッドで毛先を1.75回転巻きます。絶妙なパーマが今っぽいラフさのあるウェーブ感に。


【how to“ベース&カラー”】
アゴ下の長さで前下がりの切りっぱなしボブにカット。前下がりにすることで、顔まわりに重さが残りクールビューティな雰囲気に。カラーは、透明感のある9レベルのアッシュベージュをセレクト。赤みをおさえつつ透明感を与えてくれます。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは、前髪をオールバックにしながらやや立ち上がりをつけたら、全体をバーっと乾かします。さらっとタイプのオイルを毛先に揉み込んでから、束感をほぐしてラフな動きを出したらフィニッシュです。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン)  本木ヨシヒサさん

 

「暗め」パーマ強めボブスタイル【2選】

【1】顔周りをスッキリさせたスタイル

Point

顔周りをスッキリカットしたカーリーボブ


【how to”カット”】
短めに切り込んだ前髪に更にパーマをかけて、卵型の方はおでこをしっかり出してあげるとより綺麗な輪郭が際立つ

担当サロン:NiL(ニル)  大石真里奈さん

 

【2】エアリーでこなれ感出しスタイル

Point

動きが出るエアリーボブ。重たくなりがちなボブにパーマと質感カットで柔らかく空気感のある質感にして扱いやすく。


【how to”スタイリング”】
カジュアルなカールでこなれ感と元気な雰囲気に。やや長めに設定した前髪で、上品な感じも残してあります。

担当サロン:AFLOAT SHONAN(アフロート ショウナン)  野呂祐太郎さん

 

「明るめ」パーマ強めボブスタイル【2選】

【1】後れ毛が抜け感出しスタイル

Point

カットベースは、肩上のボブ。トップにレイヤーを入れ、軽さを出します。顔まわりに長めのおくれ毛をつくることで、抜け感スタイルに。また、前髪はウザバングのシースルーで今っぽく。


【how to“カラー”】
カラーは、12レベルのブラウンアッシュをセレクト。ブラウンベースで柔らかみのあるアッシュに仕上げた秋カラーは、ツヤ感、透け感が秀逸です。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、20〜32mmのロッドをメインに使い、平巻きのデジタルパーマをかけます。トップは中間巻きにするのがポイントです。スタイリングは、セミウェットな状態で、ソフトムースを全体に揉み込みます。自然乾燥orドライヤーの弱風で優しく乾かしてから、ヘアバームを薄めに馴染ませたら完成です。ソフトムースは、しっかりカール感を出しつつ固まらないタイプがおすすめ。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ)  前田真吾さん

 

【2】外ハネのエアリーで抜け感スタイル

Point

肩上の長さで短めのボブにカットし、トップに骨格に合わせてレイヤーを入れます。顔まわりにおくれ毛をつくるのが小顔効果のポイントに。前髪は目の上ギリギリの長さで空気感がある仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、明るめの13レベルのベージュをチョイス。柔らかさと女性らしさが漂うカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは18mm〜23mmのロッドで内巻きカール&表面はMIXスパイラルに。アイロン仕上げの場合、26mmで外ハネに仕上げてから、トップをフォワード&リバースのMIX巻きにします。スタイリング剤はバームとオイルを混ぜて、全体に揉み込みます。ポイントは前髪だけ、毛先1/3に塗布して軽やかにつくること。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン)  田中亜樹さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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