前髪なし×ボブ【実例18】大人こそ似合うスタイルは?
前髪なし×ボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。おでこを出すことで爽やかで好印象なスタイルに。アレンジもご紹介します。
【2024最旬】前髪なしボブのトレンドヘア
Point
カラーでも大人っぽく落ち着いた印象を与えるボブヘア。前髪を長めに残すことで、キレイな流れがつくりやすく美人度がUPするものポイント。重めヘアですがモードに寄り過ぎていないので、女性らしいデザインを楽しみたい人におすすめです。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下1cmの長さでカットし、グラデーションを入れ内側にまとまるようにしたスタイル。トップにはレイヤーを入れ、柔らかい動きを出しやすくしています。前髪は、鼻先くらいでカット。
カラーは、透明感のあるアッシュベージュに。6レベルの暗めのカラーで、柔らかさと大人見せを両立させます。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ハンドブローで乾かしますが、分け目がつかないようにふんわりドライするのがポイント。前髪は、センターパートでかき上げるイメージで。最後にクリーム系のワックスを全体になじませたらフィニッシュ。クセが気になる人や広がりやすい人は、ストレートアイロンで仕上げても。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
「パーマ」ゆるふわ動きのある前髪なしボブ【4選】
【1】デジパを使った大人のかき上げボブ
Point
前髪長めのボブスタイルにフェイスレイヤーでアクセントをつけたスタイル。顔まわりのおくれ毛が結んでもかわいい人気のスタイルです。パーマはワンカールをデジタルパーマで出します。しっかりしたワンカールがオススメです。【how to“ベース&カラー”】
人気のフェイスレイヤーで顔まわりにアクセントをつけたボブスタイル。アウトラインは平行気味にカット、内巻きでまとまりを出します。前髪はかき上げたときに顔にかかる頬の位置に設定。
カラーは透明感のある9トーンのブルーラベージュでナチュラルな女性らしい優しさが生まれます。
【how to“スタイリング”】
パーマでワンカールを付けているので、ヘアオイルを毛先に揉み込んで内巻きになるよう毛先を丸めたら出来上がり。フェイスレイヤーを巻いて散らせば動きが活き、一気に躍動感のあるスタイルが完成します。
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
【2】大人に似合うワンカールパーマボブ
Point
ふんわりボリュームアップヘアを作るには、分け目をハッキリつくらない、生え際を見せないスタイルが重要になります。全体的に、ワンカールのデジタルパーマをかけてます。【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さのミディアムボブレイヤースタイル。トップのボリュームが出るように、前髪からサイド、トップに繋がるようにカットしています。サイドに繋がりを持たせることで動きが出ます。
カラーは、9トーンのモーブブラウンに染めてます。
【how to“スタイリング”】
トップと前髪の根元を水で濡らして、ドライヤーで、四方八方から風を当てて、乾かします。そうすると、トップにハッキリと分け目がつかずに、ボリュームアップヘアが仕上がります。
毛先中心にワックスを揉み込んで、トップには軽くハードスプレーをかければ完成です。スタイリングも簡単なのでとっても楽ちん。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【3】ホットパーマで作るきれいめロブ
Point
ホットパーマでつくる柔らかなカールと顔まわりの透けるような毛束が印象的なこちら。ロブの重みを残しつつ、エアリーな動きで女性らしさを表現。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカットします。
カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリングです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは16~20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかけます。スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間~毛先に塗布します。最後にソフトワックスを揉み込んだら完成です。
担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん
【4】ワンカールパーマで作る大人のくびれボブ
Point
スタイリングが面倒な人は、ワンカールパーマでスタイル固定!ふんわり感と首元の外ハネのくびれで、毛量が少ない人でも増毛スタイルが完成します。【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。
毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。
カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。
【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。
最後にワックスを揉み込めば完成です。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「ストレート」ちょっぴりモードな前髪なしボブ【4選】
【1】トレンドのステップカット風ボブ
Point
重めベースとエアリーな質感のバランスで、ボブをアップデートさせたこちら。トップのふわっとした動きで、今っぽいニュアンスを演出。また、ベースと長めの前髪でプツッとしたライン感を残すことで、トレンドステップカット風に。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングス。トップにほんの少しレイヤーを入れ、動きと丸さを出します。前髪は、鼻先の長さでプツッとカット。
カラーは、4レベルのダークグレージュをチョイス。地毛風の青みを加えた地毛風カラーで、黒髪でも透明感を感じられます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、丸みを出すのがポイント。中間からアーチを描くように、ふわっとエアリーな質感を出します。クリームバターで乾燥をおさえつつ、ナチュラルに仕上げます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】フェイスレイヤーありの旬なボブ
Point
長めバングのようなフェイスレイヤーが旬スタイルを演出しつつ、ちょぴりモードな印象にも。また、地毛風カラーと組み合わせることで、よりモードっぽい仕上がりを叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースは肩に当たってハネる長さでカット。顔まわりは、リップラインの長さにカットします。
カラーは、5レベルのアッシュグレージュをチョイス。地毛風のダークトーンで、肌をキレイに見せながら、モードな雰囲気を与えます。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンを全体に通します。フェイスレイヤーは、大きな弧を描くように内巻きにするとグッド。オイルクリームで、タイトに仕上げますが、切りっぱなしヘアは、毛先が乾燥しやすいので毛先メインでOK。最後に、手に残ったものを顔まわりに馴染ませたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 柏田彩乃さん
【3】ぷつっとしたラインのワンレンボブ
Point
トレンドのぷつっとしたラインが魅力のワンレンボブ。ボブは長さによって印象が左右しますが、顎が隠れる長さにすれば、大人っぽく見せつつフェイスラインのカバーも叶えます。また、平行なラインも、お洒落感を高め、カジュアルな装いでも目を惹くスタイルとなっています。【how to“ベース&カラー”】
前髪なしのあごラインボブにカット。ドライして平行になるよう、実際のカットはやや前下がりにします。
カラーは、10レベルのアッシュベージュをセレクト。淡く青みがかったアッシュとブラウンをMIXし、赤みを打ち消し、透明感のある柔らかい印象に。
【how to“スタイリング”】
重さが出やすいスタイルなので、程よい束感をつくるオイルを選び、毛束でラフな雰囲気をプラスします。1円玉ほどを手に取り、全体に満遍なくつけるだけ。アイロン要らずで、お手軽なスタイルなので、朝の時短を望む人にも◯。
担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン)和田流星さん
【4】まとまりのあるツヤ髪ボブ
Point
シンプルで都会っぽい雰囲気のワンレンボブ。つくり込んでいない肩の抜けたナチュラル感も魅力で、洗練された大人世代におすすめです。前髪を伸ばしている人にも。【how to“ベース&カラー”】
あご下レングスのワンレングスボブ。頭の丸みに沿って、内側に入りやすいように調整することでまとまりやすく、扱いやすさが格段違います。朝のセットも楽々です。
カラーは、12レベルのマットベージュをセレクト。寒色系ながらベージュの艶やかさがプラスされ、ツヤ感を感じられるお洒落な印象に。透明感があり、重さのあるボブでも軽見せを叶えます。
【how to“スタイリング”】
髪を乾かしたら、ヘアバームを手に伸ばし、手ぐしを通すイメージで全体的につけるだけのお手軽ヘア。朝の時短を実現します。ヘアバームは、まとまり感、ツヤ感、束感を出すタイプを選んで。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
「外ハネ」カジュアルな前髪なしボブ【3選】
【1】クセを活かせる外ハネボブ
Point
外ハネベースのラフな動きがかわいいこちらのボブ。ヘアスタイルでこなれ感を出したい人におすすめなデザインです。ふわっとした質感でありながら、艶やかにも見せてくれるので、大人っぽいカジュアル感を楽しみたい人におすすめ。無造作なニュアンスと髪のクセが、程よく馴染むのでクセを活かすこともできます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインの平行ボブ。えり足のラインをしっかり出すことで、きちんと感を演出。前髪は、鼻先の長さでカットし、流れやすいように調整します。また、動きを出しやすくするために、量感を整えながら、膨らまないように。
カラーは、6レベルのダークグレージュをチョイス。くすみ感があり、トーンを落として大人っぽいイメージに。寒色でもツヤ感がり、赤みをおさえます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体を外ハネに。顔まわりをリバースに巻いてS字カールをつくると、ラフな動きでこなれ感のある仕上がりに。前髪は、ドライヤーで根本を立ち上げてから、毛束を持ち上げてアイロンでワンカールさせると後ろに流れやすくなります。ふわっとした質感になるオイルを手に馴染ませてから、もみ上げ、えり足、表面の順に指を通すように内側から塗布します。前髪は、髪を持ち上げてから毛先のみにつけると、束感がつくれ、ふわっと感がキープできます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 東千夏さん
【2】おでこ出しが魅力の耳掛け外ハネボブ
Point
毛先だけ外ハネに巻くと可愛くなるスタイルになります。【how to“ベース&カラー”】
ワンレンボブスタイル。ほとんどワンレングスでカットしてありまとまるボブスタイルです!
カラーは、9レベルのベージュ系カラーにグレーを入れて赤みなく上品なスモーキーグレージュに。ベージュベースなので退色しても黄色くならず長持ちするカラーになります。自然光と室内での色の見え方の違いも楽しめます。
【how to“スタイリング”】
全体の毛先を32ミリのコテで毛先を外ハネにし、表面の髪を薄くとり軽く内巻きで動きをつけラフなボブスタイルに。スタイリング剤は、クリームを毛先からつけ中間部全体に馴染ませ、手くじを通し軽く耳に掛けて完成です。
担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン) 飯塚 ゆうさん
【3】ピンアレンジが似合う個性派外ハネボブ
Point
全体的に26mmのコテで巻いていきます。アンダーのボブの部分を外ハネ、レイヤーの部分を内巻きに巻きます。【how to“ベース&カラー”】
全体は肩でハネるボブベースでカット。トップと顔まわりにレイヤーを入れることで、重すぎず動きがあるヘアーになります。
カラーはベース2回ブリーチしてから、10トーンディープグリーンをオンカラー。抜けると黄緑色っぽく落ちていくので、その色落ちも楽しめます。写真のようにハイトーンの明るいグリーンを出したい場合はブリーチが必要ですが、暗めのトーンであれば色見を抑えてブリーチなしでも作れます。
【how to“スタイリング”】
スタイリング剤は”トラックオイルno.3″を。ブリーチ毛はオイルを吸いやすく、すぐパサつくイメージがあると思いますが、トラックオイルはずっと濡れ感があり、お洒落に仕上がります。
お持ちのピンやヘアアクセがあれば、それで軽く前髪を留めれば◎。いつものアレンジに飽きてきた方は、ぜひ前髪アレンジも挑戦してみてください。
担当サロン:THE ORIGIN’S SALON(オリジンサロン) 原菜摘さん
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最近話題の「グリーンカラー」で作るお洒落なカーキスタイル
「毛先ワンカール」シンプルな前髪なしボブ【3選】
【1】毛先ワンカールのラフな耳掛けボブ
Point
ラフに耳掛けをすることで、顔まわりのニュアンスが生まれ、こなれたお洒落感を演出します。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あごラインのワンレングスボブ。アンダーは低めに、中間からトップにかけては高めでグラデーションを入れ、柔らかな動きを出しやすくします。
カラーは、人気のアッシュベージュを10レベルで。明るめですが、寒色系にすることで赤みを打ち消し、透明感のある仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先と顔まわりに少しカールをつくように仕上げます。バーっと髪を左右に揺らしながら、オイルをしっかりなじませ、束感をメイク。ラフに耳にかけてから、落ちてきた毛束やもみあげの髪をポイントで引き出し整えたら完成です。
担当サロン:MINX Aoyama(ミンクス アオヤマ) 和田流星さん
【2】ワンカールで仕上げたレイヤーボブ
Point
26.5ミリのカールアイロンで毛先をワンカール巻いた後、表面を厚めに取り、縦に巻いて、動きを出してます。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨くらいの長さのボブレイヤースタイル。
全体は、カラーを最大に明るめに上げてから、12トーンのオリーブベージュでオンカラーしてます。ハイライトは、人気のフレーミングカラーを、線のように細くハイライトとして顔まわりに入れました。ブリーチを使ってあげてから、オリーブベージュをのせているので、より透明感がでます。
【how to“スタイリング”】
最後にオイルを馴染ませて完了です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【3】ふわっと質感の王道前髪なしボブ
Point
髪質は癖が無く直毛なのでふんわりするように作りました。【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さのレイヤーボブスタイル。前髪はリップラインの高さからサイドに流れるように繋がりが出るようにつくってます。
8トーンアッシブラウン全体染め。伸びてきてもあまり目立たないのでおすすめ。
【how to“スタイリング”】
32ミリのカールアイロンで、内巻きにします。艶出しスプレーを表面につけて完成。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「ヘアアレンジ」幅広がる前髪なしボブ【3選】
【1】バレッタを使ったダウンスタイルアレンジ
ワックスやバームをなじませて髪にまとまりを出してから、片サイドにバレッタをON。アシンメトリーなフォルムで小粋な表情に。
\Front/
Point
大きくてシンプルな形のバレッタを、耳の上ではなく、広がりがちな耳の下につけるのが今っぽく見せるコツ。【2】上品で爽やかな細カチューシャアレンジ
生え際のうねりが気になるときは、カチューシャでアップにしてしまいましょう。前髪があるより、断然大人っぽくてヘルシーな印象!カジュアル見せできる細いタイプが、取り入れやすいです。
\How to/
- カチューシャは生え際より数cm後ろにつけ、生えぎわの髪を指で少しずつつまみ出す。
- 耳前の後れ毛も忘れずに。
\Side/
【3】カチューシャをプラスしたひとつまとめ
SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
大人可愛いアレンジの天才!20代から60代まで幅広い世代のニーズにお応え致します。もっと自分を好きになるスタイルづくりを提案させていただきます。
\How to/
- トップの分け目がつかないように、ドライヤーで、リバースに根元から乾かします。
- よりトップにボリュームを出す場合は、ストレートアイロンで、分け目部分だけを細かくとり、根元からアイロンを挟んで、後ろ向きに流すようにかけるとボリュームがでで分け目がつきません。
- バームやオイルを根元近くから毛先まで馴染ませて、ゴムで結びます。
- カチューシャなどを使う場合は、前髪をカチューシャであげてから、位置を少し前に戻すと、前髪にたるみが出るので、それをさらに好みの感じで引き出せば、可愛くなります。髪全体をほぐすのもカチューシャをつけた後に少しづつ髪を引き出してほぐしていくといいです。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。