髪型に迷ったら「ロブ」が断然おすすめ!【20のヘアスタイル&アレンジ】

髪に程よく重さが出るので落ち着きやすく扱いやすい“ロブ”。ダウンスタイルはもちろん、アレンジにもおすすめな長さです。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからロブの髪型をご紹介します。
ロブヘアとは?
- ロングボブ(ロブ)。肩につくぐらいの長さの長めボブ。絶妙な長さがおしゃれで可愛い。


大人可愛い「前髪あり」ロブ【6選】
【1】ワイドシースルーのツヤ感ロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカット。緩やかな前下がりにしているので、外ハネがキレイにまとまる。適度な重さを残して量感調整することで、ツヤ感のある洗練された印象に。
- 前髪は、ややワイドのシースルーにする。
- カラーリングは、ほんのり赤味をプラスしたニュートラルカラーのカカオブラウンに。ツヤ感と柔らかさを感じさせる色味で、肌映りがよく顔が明るく見える効果も。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで毛先をワンカール外ハネにする。
- 軽めのオーガニックオイルを指と指の間にしっかり馴染ませ、もみあげ→えり足→毛先→中間→根元付近→前髪の順に塗布。指の間に髪を通すようにすると、立体感のある仕上がりを叶えられる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【2】小顔効果もあるほんのり厚めバングの外ハネロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!カットはあまり段を入れずに長さをそろえてカットした方がきれいにそろった外ハネが作れる。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感コーラルピンクは、お洒落白髪染め感覚でおすすめのカラー。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻きく。毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 前髪は横流しにし、頬横でワンカール入れることでダブルの小顔効果がある。
- 外ハネくびれのスタートはエラ部分に持ってくるのもポイント!エラの張りが隠せて骨格がきれいに見る。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【3】シースルーバングのひし形シルエットロブ
カットのポイント
- ひし形シルエットのシースルーバングロブ
- ひし形は黄金比のバランスですので比較的挑戦しやすい髪型です
- 頬周りに毛流れを少し持ってきて、カバーすることで小顔効果◎
前髪カットのポイント
- 少し丸みを出してシースルーの隙間と毛先の厚みをだします
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 浅井 剛史さん
【4】無造作感がおしゃれなロブスタイル
スタイルのポイント
- 顔周りに髪が集中する、大人かわいいボブスタイルです
- 軽く外ハネさせて、毛先をあそばせればフェイスラインをカバーしてくれます
- トップもふんわりと、オイルで束間を出しながらスタイリングを仕上げて、大人ボブを楽しんでください
前髪カットのポイント
- シースルーアシメの眉ラインに切り、束感をつくって抜け感をプラスすると今っぽさがアップ
担当サロン:Hair&Make PHAT(ファット) 正田健志さん
【5】シースルーオン眉のくびれロブ
カットのポイント
- 顔まわりで作るくびれボブで毛流れを作る
- 顔まわりのレイヤーで包み込むように骨格をカバーリングする
- 骨格に合わせて丸さが出るように全体の長さを調節する
前髪カットのポイント
- 流せる長さを残しつつ、束間で 抜け感を出るようなシースルーのオン眉に
担当サロン:ELEANOAH TOKYO(エレノア トーキョー) 小嶋 康平さん
【6】薄め前髪の大人のレイヤースタイル
【how to“ベース&カラー”】
- 肩ラインのボブレイヤースタイル。鼻からリップラインの位置くらいからレイヤーを入れて、動きのあるスタイルにしている。
- 前髪を薄めにして、ニュアンスを顔まわりに作っている。
- カラーは派手過ぎず、地味過ぎずの8トーンのナチュラルブラウン。艶も程よく出るので、大人カラーにおすすめの色。
【how to“スタイリング”】
- 26.5ミリのカールアイロンで、毛先を軽く外側に巻く。はちから上のエリアの髪を、ブラシでブローをするような動きで、根元から滑らすようにアイロンをあてていき、毛先は軽く内側に巻く。
- 前髪も40ミリのマジックカーラーで巻いておく。
- オイルを全体になじませたら完成。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
色っぽいさと抜け感が出る「前髪なし」ロブ【4選】
【1】立ち上げふんわり前髪が色っぽい大人なロブ
スタイルのポイント
- このくらいのミディボブはヘアアレンジも自由自在なのでオススメ
- 全体的に重さを出してあげるカットが今っぽくてオーダーが多いです
- 毛先は外はねにスタイリングするとひし形の輪郭とバランスが取れてバランス◎
- 根元の立ち上げをふんわりとさせて、色気を演出して大人っぽさを出しましょう
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 矢田菜津紀さん
【2】品よく仕上がるレイヤーロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨くらいの長さのボブレイヤースタイル。
- 全体12トーンのオリーブベージュに、人気のフレーミングカラーは、線のように細くハイライトとして顔まわりに入れる。全体は、カラーを最大に明るめに上げてから、オリーブベージュでオンカラー。ハイライトは、ブリーチを使ってあげてから、オリーブベージュをのせているので、より透明感がでる。
【how to“スタイリング”】
- 26.5ミリのカールアイロンで毛先をワンカール巻いた後、表面を厚めに取り、縦に巻いて、動きを出す。
- 最後にオイルを馴染ませて完了。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【3】くびれが魅力のウルフヘア
【how to“ベース&カラー”】
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールをかけるのがスタイリングも楽になるのでおすすめ。
- レイヤーカットでウルフを作りますが、トップはあまり入れすぎず、頬下に少しつ動きを入れるのがポイント。そうすることでウルフでも優しく見える。
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ11レベルの透明感ヌーディーベージュ。お肌をきれいに見せることもできる。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。(パーマをかけていない場合はアイロンで巻く)毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。
- 頬にかかる髪を顔周りに入れることで小顔効果も。
- こめかみ部分に奥行きがでるようにスプレーを振れば立体感のあるウルフスタイルの完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
【4】ひし形シルエットの大人ウルフ
【how to“ベース&カラー”】
- 前髪部分からレイヤーを入れていくことで、奥行きのあるスタイルを作れる。シルエットはひし形の黄金比にちょっと外ハネのくびれを入れるのが大人ウルフボブのポイント。
- 直毛さんは、必ずパーマで毛先にカールを!
- カラーは、白髪を目立たなくさせる育てるハイライトを仕込んだ10レベルの透明感モーブベージュでカモフラ。
【how to“スタイリング”】
- 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛先だけ外ハネに巻く。
- 毛先にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できる。カットで十分動きが出るようになっているのでスタイリングしやすいお手軽さもおすすめ。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
上品でナチュラルな印象の「ストレート」ロブ【3選】
【1】ピンクブラウンのサラつやロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨ラインのワンレングスにカット。内側の毛量調整をすることで、広がりをおさえる。
- 前髪は顔の表情が明るく見えるよう少し広めにとり、自然なおろし流しにカット。
- カラーはピンクブラウンをセレクト。ピンクといっても紫のニュアンスをプラスすることで、大人っぽく透明感のある仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- 髪が膨らまないよう、ドライヤーの風を上から当てて乾かす。毛先まで手ぐしを通しながら乾かすと、根本のボリュームをおさえられ、毛先に自然なハネ感が生まれる。
- 最後に重めのオイルを中間~毛先にしっかりつける。塗布量はやや多めでムラなくするのがコツ。
担当サロン:PEEK-A-BOO銀座並木通り(ピーク・ア・ブー ギンザナミキドオリ) 原田弘平さん
【2】ぱつっとライン感がおしゃれな今っぽロブ
カットのポイント
- 直毛でぱつっとしたラインの毛量少なめボブは 前髪は少しワイドで厚めにし、 お洒落な顔まわりになるように束感の出るカットでふんわり感を出す
- スタイリングは全体に軽めのオイルを馴染ませて
- 前髪はサイドになじませてハチ部分をカバー
前髪カットのポイント
- オン眉に設定した前髪を目尻まで分け取りカット
- ぱつっとした今時の小顔な顔まわりに仕上げる
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【3】ひし形シルエットの美人レイヤーロブ
【how to ベース&カラー】
- 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
- 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
- カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。
【how to スタイリング】
- 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
- 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
- スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
ゆるふわニュアンスが出る「パーマ」ロブ【3選】
【1】根元パーマでふわっとした立ち上がりを付けたロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
- 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
- カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
- 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【2】骨格をカバーも叶うゆるパーマヘア
スタイルのポイント
- 肩ギリギリにカットしたボブに、顔周りにゆるくパーマをかけることで、頬の丸みや顎のラインをカバー
- カラーは少し落ち着いた暗めにして落ち着いた大人っぽく
前髪カットのポイント
- 長めにカットした前髪にゆるくパーマで、ポイントを顔半分上に持っていく
- 下ろしても、流しても楽しめる2WAY使用
担当サロン:NiL(ニル) 大石真里奈さん
【3】小顔効果のあるふんわりパーマロブ
スタイルのポイント
- 愛されふんわりパーマボブのスタイル
- 全体的にふんわりさせているがやや前下がりにすることで骨格カバーと小顔効果に
前髪カットのポイント
- 薄すぎずなシースルーバングは顔周りと長さを変えて小顔に見えるように
- 短い部分は再度に流せば、おでこ見せスタイルも叶う2WAY使用
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 田山穂波 さん
ロブの「ヘアアレンジ」【4選】
【1】ハーフアップお団子


drive for garden トップスタイリスト
一番合戦 彩さん
ハチが張って髪がボワッと膨らんでしまう場合は、ハチ周りを抑えてしまうのがべスト。
「ハチ周りをタイトにしても、トップはふんわりさせるのは忘れずに。サイドのねじり+ピン留めでボリュームレスにし、後ろのお団子で視線をずらします」(一番合戦さん)
\How to/
STEP1:お団子を作り毛束をねじる
膨らみをつぶすことなくトップの髪をまとめ、輪結びにしてお団子風に。サイドの毛束は、ねじってから指でつまみ出してほぐす。
STEP2:毛束をお団子に巻きつける
ねじった毛束を、お団子の結び目に巻きつけてピンで留める。逆サイドの毛束も同様にねじってからほぐし、結び目に巻きつけて。
STEP3:毛束の上からピン留め
さらに、ねじった毛束の上に飾りピンを挿す。これでハチ周りのボリュームが完璧に抑えられ、動いてもくずれにくくなる。
【2】大人可愛いクルクルねじりアレンジ


SINCERELYスタイリスト
斎藤美紀さん
STEP1:ジグザグに髪を分ける
バームをしっかり馴染ませ、ジグザグに左右に分けます。
STEP2:結んで捻じる
左右の髪を襟足のギリギリあたりで結んだら、しっかりと捻じります。
STEP3:ねじった髪を回転させる
捻った毛束をグルッと上に回転させます。
STEP4:毛先まで捻じる
更に毛先の方まで捻ってクルクルと巻きを作ります。
STEP5:ピンでとめる
毛束を平にし、手でおさえつつ並行にピンを2~3本うちます。
こんな感じ
完成。巻く必要もないので、お気に入りのピンを使ってささっと出来るので、暑い日や、雨の日にもオススメです。
【3】ワンランク上のおしゃれ!帽子を使ったアレンジ


アートディレクター/ヘアメイク
毛利仁美さん
STEP1:外ハネに巻く
まずは、ストレートアイロンで毛先を外ハネに巻いていきます。普通のダウンスタイルより弱めに巻いてあげた方があとから帽子を被った時にはねすぎないです。
STEP2:WAXを付ける
WAXを全体にまんべんなくなじませます。
量は写真の長さでこのぐらいがベスト。
STEP3:櫛を通してセット
手櫛で押さえつけるようにセットする。ペタンとさせるぐらいにするのがポイント。
STEP4:帽子をかぶる
今回は、ベレー帽なのでかぶる向きによって雰囲気が変わりますね。
かぶるときに、耳に髪をかけておくのが可愛く見えるポイントです。
冬の季節におすすめの帽子アレンジの完成。
【4】ねじりを加えたシンプルハーフアップ
\動画で詳しくアレンジ方法をチェック!/
\How to/
STEP1:根元中心にライトワックスをもみこむ。
STEP2:両側のこめかみから毛束をとり、同時に上方向へねじる。
STEP3:ねじった毛束をバレッタで留め、ハーフアップに。
STEP4:トップの毛束を指でつまみ出し、軽くほぐす。ソフトワックスを毛先側へもみ込み、動きを出す。
【SIDE】
【BACK】
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。