ヘアスタイル・髪型
2024.5.23

ロブヘア【14選】伸ばしかけの時こそ可愛くなれるスタイル

ボブから伸ばし途中のロブ(ロングボブ)ヘア。ボブとミディアムの中間だからこそいい髪型を掲載。顔型別、前髪ありなし別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」ロングボブのヘアスタイル【3選】

【1】「丸顔・ベース型・面長・卵型・逆三角形」暖色系と合わせたカジュアルスタイル

Point

カットベースは、鎖骨上2センチのワンレングス。前髪はややワイドで重すぎず、薄すぎずの絶妙なバランスで、束感が作りやすいようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのワインレッドに。キュートな印象を与えて、ツヤ感も抜群。レッド系、レッドブラウン系はトレンドカラーでもあるので注目です。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを低温の140〜160に設定。ゆっくり2〜3回スルーさせると、よりツヤ感のある質感に。前髪は、おでこの丸み沿わせるように通します。

スタイリング剤は、やや重めのオイルで。ロブは、首まわりにもたつきがない方が美しいので、耳後ろや耳周りからオイルを馴染ませボリュームをおさえます。その後、内側、表面、前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん

【2】「丸顔・卵型」柔らか見えのくびれスタイル

Point

ベースカットは、鎖骨にかかる長さのロブに。毛先の厚みを残しつつ、動きと軽さを出すレイヤーを表面に入れます。前髪は、目にかかる長めにカットし、ややワイドにすることで今っぽい印象を作ります。


【how to“カラー”】
カラーは、柔らかく暖かみのあるブラウンベージュを9レベルで。ほんのり赤みを残すことで、肌色の血色をよく見せ、毛先の質感のパサつきもおさえてくれます。ずっと寒色という人にもイチオシです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
32mmのコテで毛先だけゆるく外に跳ねさせたスリークヘアに仕上げます。首に沿うようにすることで、くびれと小顔効果を実現させます。スタイルの鍵となる前髪は、ストレートアイロンで、左右半分に分け、それぞれ内巻きに。表面は、1cmくらいの毛束を取り、ランダムに巻くとグッド。

スタイリング剤は、クリームタイプがおすすめ。タイトにボリューム感をおさえ、耳掛けしたらもみ上げをちょろっと引き出して抜け感をプラス。前髪は、内側の髪をつまみながら毛先のみに。表面をくしゃっとさせバランスを整えたら完成です。

担当サロン:Violet Aimée(バイオレットエメ) Ruiさん

【3】広がりを抑えた艶感スタイル

Point

鎖骨ラインのワンレングスにカット。内側の毛量調整をすることで、広がりをおさえます。前髪は顔の表情が明るく見えるよう少し広めにとり、自然なおろし流しにカット。


【how to“カラー”】
カラーはピンクブラウンをセレクト。ピンクといっても紫のニュアンスをプラスすることで、大人っぽく透明感のある仕上がりに。


【how to“スタイリング”】
髪が膨らまないよう、ドライヤーの風を上から当てて乾かします。毛先まで手ぐしを通しながら乾かすと、根本のボリュームをおさえられ、毛先に自然なハネ感が生まれます。最後に重めのオイルを中間〜毛先にしっかりつけます。塗布量はやや多めでムラなくするのがコツ。

担当サロン:PEEK-A-BOO銀座並木通り(ピーク・ア・ブー ギンザナミキドオリ) 原田弘平さん

「前髪あり」ロングボブのヘアスタイル【3選】

【1】切りっぱなしの大人スタイル

Point

カットベースは、あご下3cmの切りっぱなしロブ。耳にかけることが多いなら、前下がりラインでカットを。前髪は、骨格に合わせ幅広のフルバングにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、10レベルのピンクブラウンをチョイス。ブリーチ無しですが、14レベルくらいまで明るくしてから、オンカラーするとピンク色がキレイに発色するので、ぜひトライを。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、カールをつけずストレート感を出すのがコツ。前髪も丸みをつけないでさらっとストレートにするだけなので、アイロンワークも簡単です。

スタイリング剤は、重めのオイルで。表面は、ハチ上の髪をめくり、内側の中間〜毛先にしっかり塗布します。その後、毛先、表面、前髪の順になじませたら完成です。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) KOGOMIさん

【2】薄め前髪のふんわりスタイル

Point

全体を鎖骨でハネる長さでカットし、表面にレイヤーを入れて動きを出しやすくします。ポイントの前髪は、やや幅を広くとり薄めにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは9レベルのチョコラブラウンに。ラベンダーとピンクのニュアンスを加え、明るめカラーでもパサつきをおさえツヤ感を与えてくれます。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、全体を外ハネに。表面は内巻きワンカール巻きますが、 ナチュラルにサラっと巻くのがコツ。バームor軽めのオイルを髪の内側にしっかりつけます。表面は毛先のみでOKです。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 加藤ゆりえさん

【3】切りっぱなしのワンカールスタイル

Point

全体を鎖骨下の長さでカット。レイヤーなしの切りっぱなしロブにします。前髪は、眉下でラウンド気味に。カットでシースルーバングにしすぎると、扱いにくくなることもあるので、適度な重さを残しスタイリング剤で調整するのがおすすめ。


【how to“カラー”】
カラーリングは、14レベルのハイライトを全体に入れてから、9レベルのラベンダーアッシュを重ねます。ラベンダーアッシュは、赤みをおさえ柔らかさと透明感を引き出す色味です。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで毛先を外ハネに巻き、トップは内巻きにワンカール。前髪は軽く内巻きに。ルーズな動きを出したいので、ぐるんと巻かずに緩めに仕上げるのがコツ。全体的にハイライトを入れているのでパサついて見えないよう、トリートメントタイプのオイルを選んで。毛先を崩しながら、くしゅっと揉み込んで大人可愛いく仕上げます。最後に前髪のシースルー感を整えたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 鈴木彩乃さん

「前髪なし」ロングボブのヘアスタイル【3選】

【1】顔周りのふんわりスタイル

Point

カットベースは、あご下5cmのロブに。前髪は、あごラインの長めに設定し、独立したレイヤーを入れて動きを出しやすくします。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのライラックベージュをチョイス。赤みをおさえ、透明感が秀逸。大人っぽい印象で、春の旬カラーに◯。


【how to“スタイリング”】
全体は、ストレートアイロンでさらっと外ハネに。前髪は、大きめのマジックカーラーで根元が立ち上がるように巻き、ふんわりと仕上げます。

軟毛さんは軽めのオイル、硬毛さんは重めのオイルを、内側と毛先中心になじませます。最後に、前髪の毛先につけてふわっとした質感をプラス。立体感のある仕上がりにするのがポイントです。

担当サロン:Uné GARDEN(アンガーデン) 千葉衣純さん

【2】ひし形のバランスがいい優秀スタイル

Point

肩に当たるくらいの長めのボブにカット。全体はライン感が残るように表面にレイヤーを入れます。前髪は、頬にかかる長さで、サイドに流れるようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのニュートラルベージュに。寒色でも、暖色でもない中間色で、日本人の肌色をきれいに見せる効果が望めます。ツヤ感もあり、肌ベースを問わないカラーです。


【how to“スタイリング”】
全体の外ハネは、肩に当たるハネを活かしても、アイロンで巻いてもOK。26mmのアイロンで、表面を外ハネに。耳周りはリバースに巻くことで、くびれて奥行きのある仕上がりとなり、前髪と自然に繋がります。前髪はマジックカーラーでつくりますが、長さがあるので分かれてもサマになります。

軽めのオイルorバームを、耳から下の髪になじませ、表面は軽く揉み込みます。前髪は、毛先に軽くなじませ束感を整えたら完成です。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン) 柏田彩乃さん

【3】センター分けの色っぽスタイル

Point

スタイルの鍵となる前髪は、リップラインに設定。抜け感が出るよう毛量を軽くします。全体は鎖骨下の長さでカットし、表面にレイヤーを入れふんわり軽い仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーリングは7レベルのフォギーベージュをチョイス。やや青みのある寒色寄りのベージュは、透け感や柔らかさといった春色にぴったりのカラーです。


【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで前髪をリバースに巻いて後ろに流します。毛先全体を外ハネに、表面は内巻きに巻くだけ。最後にセット剤を中間〜毛先に手ぐしを通すようにつけ、その後、前髪につけたらフィニッシュ。セット剤はシアバターとオイルのいいとこ取りをした、ソフトなセット力がある“クリームバター”がおすすめです。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

「ストレート」ロングボブのヘアスタイル【3選】

【1】毛先を外ハネさせた抜け感スタイル

Point

カットは、肩下の平行ラインがベース。表面にレイヤーを入れることで、ふわっとした動きとくびれ感を出します。前髪は抜け感のある仕上がりに。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのピュアベージュに。シンプルなベージュより、柔らかさを重視し、肌色をキレイに見せる効果も。


【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先を外ハネに。トップは、内巻きにしますが、髪を挟まずに、中間から熱を当てながら円を描いて緩やかな丸みを出すのがコツ。

スタイリング剤は、つけムラにならないようシアバターと軽めのオイルをMIXし、毛先からもみこむようになじませます。セミウェットな質感にするのが◯。

担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 野沢伯行さん

【2】ひし形シルエットで美人見せスタイル

Point

全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出します。前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。


【how to“カラー”】
カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げます。


【how to“スタイリング”】
乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールします。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違います。前髪はふわっと流れるように巻きます。スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布します。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

【3】毛先ワンカールのシースルーバングスタイル

Point

全体を鎖骨下1cmのロブに。トップのみにレイヤーを入れて空気感を表現します。前髪は目の上ギリギリの長さで、奥行きの狭いシースルーに。幅も黒目と黒目の間の狭めにすることで、額縁のような効果をもたらし小顔に見せてくれます。


【how to“カラー”】
カラーは9レベルのカフェラテベージュに。ラテ系色は今季のトレンドでもあり、ナチュラルな透明感と肌をキレイに見せる効果あり!寒色でありながらイエベベースの肌に似合い、幅広い洋服にもマッチします。


【how to“スタイリング”】
ドライ後、ストレートアイロンで毛先をワンカール。温度設定は170度でカールがつきすぎないナチュラルさを目指して。前髪は低めの150度で軽くワンカールさせるくらいに通します。マジックカラーでもOKですが、持ち重視ならアイロンが◎。スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。毛先中心に塗布して手ぐしで整え、手に残っているオイルを前髪につけます。さらに、コーム(櫛)でとかすと、自然でキレイな束感がつくれます。

担当サロン:MINX 銀座二丁目店(ミンクス ギンザニチョウメテン) 桜井智美さん

「パーマ」ロングボブのヘアスタイル【2選】

【1】ホットパーマをかけた重軽スタイル

Point

鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカットします。


【how to“カラー”】
カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリングです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは16〜20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかけます。スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間〜毛先に塗布します。最後にソフトワックスを揉み込んだら完成です。

担当サロン:Rougy(ロージ) 渡邊健太さん

【2】根元にパーマをかけたふんわりスタイル

Point

全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくします。前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整します。


【how to“カラー”】
カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続します。


【how to“パーマ&スタイリング”】
プリカールという根元のパーマをかけます。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめです。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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