ロングからボブに変身!失敗しないコツとおすすめスタイル

ロングからボブにばっさりカットする際の失敗しないコツをご紹介します。長めのロブや診断から分かる似合うボブ、おすすめのトレンドボブを『美的.com』の連載で好評だった人気サロンのスタイルからお届けします。
ロングからボブ【失敗しないコツ2つ】
【コツ1】美容師さんに分かりやすく希望を伝える
Point
・理想のヘアカラーやスタイルを伝えるために、雑誌の切り抜きや画像を持って行くと◎・ここが好き、ここはダメ…など、好みのポイントをより明確にするために、数枚あるとベスト!
・新しいサロンへ行くときは、あらかじめHPやSNSをチェック
・自分の好きなスタイルと美容師が好き、得意とするスタイルが一致することが“理想のヘア”を手に入れるキーポイントとなる
「どんなヘアスタイルやヘアカラーが理想なのか、どんな雰囲気が好きなのかを分かりやすく伝えるためには、雑誌の切り抜きや画像を持っていくのがベストです。この画像の顔周りは好きだけど、前髪は好きじゃないというように、ここは好き、ここはダメと…ポイントがあると思います。そのため、数枚あったほうがベターです。
また、新しいサロンへ行く場合は、はじめにHPやSNSでどんなヘアスタイルをつくる人なのか? をチェックしてみてください。美容師にも好きなスタイル、得意とするスタイルがあります。自分の好きと、美容師の好き、得意が合致すれば、失敗する確率も低くなりますし、この人こそ! と思う美容師と出会えるきっかけにもなります。そのためか、担当の美容師のお客さん同士は、雰囲気が似ていることが多いんですよ」(いしまさん)
【コツ2】長めのボブ(ロブ)にしてみる
結べる長さのロブは、肩に当たるハネ感を活かせてストレスフリー。スタイリングが簡単なので、扱いやすさも抜群です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) manaさん
まずは長めにカット!「ロブ」【3選】
【1】面長さんやエラ張りさんのカバーも叶うロブ
Point
スタイルのポイントは短めにカットした“おくれ毛”です。レイヤーなしのデザインですが、おくれ毛があることでニュアンスが生まれ、今っぽい抜け感を演出。おくれ毛の長さ調整によって、面長さんやエラ張りさんのカバーもできます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、鎖骨の長さのワンレングス。レイヤーを入れずに、毛量調整で軽さを表現しているので、これから髪を伸ばしたい人にもぴったり。短めにリップラインのおくれ毛をつくり、おくれ毛によって丸さを出すことで骨格補整にも。
カラーは、耳まわりに細めのインナーカラーを入れ、全体をウォームベージュにカラーリング。ナチュラルなブラウンとなり、色持ち抜群で、メイクやファッションを問わず、合わせやすい優秀カラーになります。
【how to“スタイリング”】
基本的には、ハンドブローでざっと乾かすだけでOK。広がりやくせが気になる人、くびれシルエットにしたい人は、ストレートアイロンで、ナチュラルな外ハネに。おくれ毛は自然な内巻きにワンカールさせます。最後に、ナチュラルに仕上がるへアバームを全体になじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 今野佑哉さん
【2】フルバングのストレートロブ
Point
フルバングとは、ワイドバングよりも広めでぱつっと感のある前髪。エラ張りさんは、前髪の長さを、短めor長めにすると◯。ちょっぴりクールなストレートタッチのロブヘア。少し個性的なデザインにチャンレジしたい、そんなこだわりのある大人女性にぴったりのスタイルです。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下3cmの切りっぱなしロブ。耳にかけることが多いなら、前下がりラインでカットを。前髪は、骨格に合わせ幅広のフルバングにカットします。
カラーは、10レベルのピンクブラウンをチョイス。ブリーチ無しですが、14レベルくらいまで明るくしてから、オンカラーするとピンク色がキレイに発色するので、ぜひトライを。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、カールをつけずストレート感を出すのがコツ。前髪も丸みをつけないでさらっとストレートにするだけなので、アイロンワークも簡単です。スタイリング剤は、重めのオイルで。表面は、ハチ上の髪をめくり、内側の中間〜毛先にしっかり塗布します。その後、毛先、表面、前髪の順になじませたら完成です。
担当サロン:GARDEN shibuya Lani(ガーデンシブヤ ラニ)KOGOMIさん
【3】前髪なしのゆるふわロブ
Point
ロブヘアにゆるっとしたカールを合わせたこちら。重く見えやすいロブヘアに軽やかな動きをプラスします。パーマではなく、アイロンでつくるので、いつものスタイルからのイメージチェンジにもぴったり。また、前髪からサイドにかけての毛流れが骨格をカバーし、小顔効果も望めます。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下くらいの長さでカットしたロブヘアに、顔まわりだけレイヤーを入れて軽さを出しやすくします。前髪は、巻いた時に頬骨にかかるくらいの長さで切ることで、骨格をカバー。
カラーは、10レベルのオリーブベージュに。程よいくすみ感で、赤みをおさえて髪に柔らかい質感をもたらします。褪色したときにオレンジっぽくならず、キレイな色をキープできるのも嬉しい。
【how to“スタイリング”】
26mmのカールアイロンで、毛先から外ハネ→内巻き→外ハネの波巻きにしてウェーブのようなスタイルを楽しみます。カールのイメージとしては、S字+半回転がベスト。スタイリング剤は、カールがダレないよう、軽めのオイルを全体的になじませます。パサつきをおさえるため、塗布量はしっかりめに。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 加藤未来さん
自分に似合うボブを診断から探す!【6選】
【1】丸顔さん向けその1
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~硬い
- 髪の量は? 普通~多い
- 髪の太さは? 普通~太い
- 顔型は? 丸顔
- 前髪は? あり
- 髪の色は? 明るめ
あなたに似合う「今っぽボブ」はこの2つ!
透明感カラーと透けバングで抜け感ヘアに
今っぽい抜け感のあるナチュラルさが魅力のこちらのボブ。オイルとストレートアイロンで仕上げるだけのシンプルステップで、スタイリングも楽々です。動きの出にくいボブですが、フェイスレイヤーでふんわりとした動きを楽しむことができます。
カラーで季節感をプラスするなら、透明感のあるベージュブラウンを。シースルーバングとの相乗効果で抜け感のあるデザインを演出します。また、トップの分け目を少し変えることで、ボリュームアアップと小顔見せを叶えることができます。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
おしゃれ&時短を叶えるワイドバングの大人ロブ
伸ばしかけでもおしゃれに見せたい人におすすめのこちらのロブ。ストレートアイロンで、簡単にスタイリングできるので、時短派さんにも一押しです。重めのロブですが、肩に当たる自然な外ハネで軽さを演出し、シースルーバングと透け感カラーで、こなれた印象を与えます。
今っぽいムードが欲しいなら、もみ上げをワンポイントとして引き出して。すっきり見せつつ、ニュアンスが出て、おしゃれに差をつけられます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】丸顔さん向けその2
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~硬い
- 髪の量は? 普通~多い
- 髪の太さは? 普通~太い
- 顔型は? 丸顔
- 前髪は? なしor長め
- 髪の色は? 寒色系
あなたに似合う「今っぽボブ」はこの2つ!
ボブからの印象チェンジに!ニュアンスバングで丸顔カバーのナチュラルヘア
ボブらしいプツっとしたライン感を残しながら、グラデーションで丸さと軽さを演出したこちら。シルエットも柔らかい印象で、ナチュラルながらも女性らしいムードに。湿度が高くなるとクセが気になる前髪は、長めにするのが正解。ほお骨をカバーするので、丸顔さんにもおすすめ。
ボブからのイメージチェンジを狙える柔らかデザイン。ショートからの伸ばし途中にもぴったりで、スタイリングが楽々なのも嬉しい。
担当サロン:MINX aoyama(ミンクスアオヤマ) 和田流星さん
重さとエアリーでお洒落に!ステップカット風のナチュラルボブ
重めベースとエアリーな質感のバランスで、ボブをアップデートさせたこちら。トップのふわっとした動きで、今っぽいニュアンスを演出。また、ベースと長めの前髪でプツッとしたライン感を残すことで、トレンドステップカット風に。人と差をつけ、お洒落感を高めてくれます。
カラーは暗髪ですが、寒色系のグレージュにすることで、地毛では味わえない透明感を楽しめ、重く見えません。丸さのあるシルエットで柔らかく、黒髪+ボブでも大人印象を叶えます。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】丸顔さん向けその3
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~柔らかい
- 髪の量は? 普通~少ない
- 髪の太さは? 普通~細い
- 顔型は? 丸顔
- 前髪は? あり
- 髪の色は? 暗め
あなたに似合う「今っぽボブ」はこの2つ!
チークラインバングで魅せる、スタイリッシュな大人ショートボブ
スタイルのポイントは、チークラインで切った長めの前髪。トレンドでもある流しバングで、スタイリッシュな雰囲気を演出します。丸みのあるショートボブなので、女性らしさもプラス。幼く見られがちな20代前半の人におすすめのデザインです。
ダークトーンのカラーでかっこいい印象に仕上げつつ、あか抜けも狙えるショートボブ。前髪は、ギリギリ耳にかかる長さを残しているので、すっきりとしたスタイリングも可能です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
透明感を引き出す暗髪カラーとライン感がポイント!時短が嬉しい抜け感ボブ
ぱつっとしたライン感ボブにブルーブラックのカラーを合わせたこちら。どちらも重い印象になりやすいところですが、束感のある前髪で抜け感と柔らかさを表現したバランスの良いデザインとなっています。
シンプルなスタイルですが、セミウェットな質感にすることでおしゃれ感がUP。スタイリングが簡単なので、時短を求める人にもおすすめです。耳かけしてもかわいく、ボブのライン感を強調しながら、イヤアクセ映えも狙えます。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 佐藤礼華さん
【4】面長さん向けその1
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~硬い
- 髪の量は? 普通~多い
- 髪の太さは? 普通~太い
- 顔型は? 面長
- 前髪は? あり
- 髪の色は? 明るめ
あなたに似合う「今っぽボブ」はこの2つ!
大人可愛い韓国風ボブはこうつくる!ワンカールでセットも楽々
トレンドをとらえるうえでチェックしたい韓国風ヘア。旬なボブヘアであるこちらの「タンバルモリ」は、柔らかい曲線美が魅力で、大人っぽさと可愛いさを兼ね備えたデザインとなっています。前髪ありでもふわっとした抜け感をつくることで幼く見えないもの嬉しい。
サイドに程よいボリューム感が出るため、面長さんにもおすすめのボブヘア。さらに、ワイドバングでも面長をカバーします。ボブにトライしたいけど、クールやモードな印象ではなく、女性らしく柔らかい雰囲気にしたい人におすすめです。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
ボブでも大人っぽく!抜け感バング&ふわっと柔らか質感でトレンドを先取り
ぷつっとしたライン感が魅力のボブヘア。トレンドスタイルでもありますが、重たく見えたり、幼く見えがちという側面も。大人世代にチェックして欲しいこちらは、トップにレイヤーを入れているので、ふんわり柔らかい質感でほんのりひし形シルエットを形成。ライン感を活かしつつ、大人カジュアルを叶えます。
結べる長さも嬉しい大人ボブ。前髪は作り込まずナチュラルに仕上げることで、抜け感のある軽やかな印象を与えます。また、頬にかかるサイドバングは、小顔見せはもちろん面長さんのカバーにも。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 千葉いずみさん
【5】面長さん向けその2
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~硬い
- 髪の量は? 普通~多い
- 髪の太さは? 普通~太い
- 顔型は? 面長
- 前髪は? なしor長め
- 髪の色は? 暗め
アッシュベージュで大人っぽく!柔らかニュアンスをプラスしたお洒落ボブ
シンプルな王道ボブに柔らかい毛流れと動きをプラスしたこちら。優しい雰囲気で大人スタイルを叶え、ボブでも幼く見えません。また、ノンアイロンでキマるようにカットされているので、スタイリングも楽々で、朝の時短を実現します。
カラーでも大人っぽく落ち着いた印象を与えるボブヘア。前髪を長めに残すことで、キレイな流れがつくりやすく美人度がUPするものポイント。重めヘアですがモードに寄り過ぎていないので、女性らしいデザインを楽しみたい人におすすめです。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【6】面長さん向けその3
\あなたはいくつ当てはまる?チェック!/
- 髪の硬さは? 普通~柔らかい
- 髪の量は? 普通~少ない
- 髪の太さは? 普通~細い
- 顔型は? 面長
- 前髪は? あり
- 髪の色は? 暗め
シースルーバングで涼しげに!外ハネ仕上げのライン感ボブ
依然として人気のライン感ボブ。ぷつっとした切りっぱなしデザインで、ギリギリ結べるのも嬉しいですよね。また、ナチュラルヘアが好きだけど、旬なテイストも欲しい女心を満たしてもくれます。キャップや帽子をかぶったときもカットラインが引き立つので、おしゃれに差をつけられます。
重めのスタイルなので、前髪はシースルーで抜け感を出すのが正解。また、サイドのボリュームが調整しやすいので、面長さんにもおすすめです。ツヤ感のあるショコラブラウンは、取り入れやすいので、寒色に飽きた人や暖色系に挑戦したい人にも◎。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
「レイヤーボブ」ふわっと軽さが出るスタイル【2選】
【1】輪郭カバーも叶うレイヤーボブ
Point
髪型、顔型を問わず、幅広いファッションにマッチする万能ボブがこちら。ボブベースにレイヤーを入れることで、ふわっとした軽さとひし形くびれシルエットを実現します。結べる長さなので、初めてボブにチャレンジする人にもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
ベースを肩につくくらいの長さで、前上がりのワンレングスにカット。表面と顔まわりにレイヤーを入れ、前髪は巻いて目の上になるように切ります。また、ラウンドさせたワイドバングにすることで、こめかみ部分を割れにくくします。
カラーは、12レベルのブリックベージュをチョイス。ピンクブラウン系のベージュカラーで、光に透けて、肌色をきれいに見せる効果あり。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで全体を外ハネに。表面のレイヤーは内巻きにワンカール。前髪はマジックカーラーで根本からふんわり仕上げます。ツヤ感が欲しいならオイル、形をキープするなら柔らかめのベバームを選び、全体に軽くなじませたらフィニッシュ。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 金井悠華さん
【2】顔まわりレイヤーのスタイリッシュなボブ
Point
ベーシックなボブでお洒落に差をつけるなら、顔まわりレイヤーにチャレンジを!全体の長さを変えなくても、印象チェンジが可能で、今っぽいニュアンスやデザイン性をプラスします。また、幼く見えがちなボブですが、長めの前髪にすることで、大人世代にもマッチするスタイルとなっています。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、肩くらいの長さのベーシックなボブ。前髪は、少し長めにカットし、前髪から顔まわりにかけてスライドカットでレイヤーを入れます。
カラーは、5レベルのブラウンレッドをセレクト。深めの赤とブラウンをMIXし、暖かみのあるカラーに。ツヤ感があるので、毛先の乾燥やパサつきが気になる季節におすすめです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く全体を通します。カールをつけずにストンと落とした方がお洒落に仕上がります。顔まわりは、やや内巻きにするとグッド。スタイリング剤は、オイル:バーム=1:1で混ぜて、毛先中心に馴染ませます。オイルはパサつきをおさえ、バームはまとまり感を長時間キープするので、MIX使いが◯。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん
「ライン感ボブ」今っぽいこなれスタイル【2選】
【1】落ち着いた雰囲気のダークカラーボブ
Point
人気スタイルのボブですが、洒落感をUPするならぷつっとしたライン感とストンとしたシルエットをがおすすめ!ダークトーンにすることで艶やかで大人っぽいムードに。ボブスタイルなので、地毛風より少し明るめのヘアカラーを選ぶことで重くも見えません。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、あご下でカットしたワンレングス。ぷつっとしたラインを残しし、重すぎず、軽すぎない質感に毛量調整します。前髪は、長めのほおにかかる長さで流れやすいようにカットします。
カラーは、6レベルのダークグレージュに。赤みをおさえる暗めの寒色で、落ち着いた印象を与えます。ラベンダーを加えることで、ツヤ感もプラス。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、全体の毛先をストレートタッチに。前髪は、後ろに流すように通すとグッド。オイルクリームを内側、えり足、毛先にしっかりなじませ、表面と前髪は、毛先のみ、最後に、前髪の束感を整えたら完成です。
担当サロン:GARDEN shibuya Lani(ガーデンシブヤ ラニ)KOGOMIさん
【2】くびれボブもできる切りっぱなしボブ
Point
ベースは切りっぱなしヘアですが、計算尽くのレイヤーを入れることで、トレンドのくびれ風にも、切りっぱなしも叶える2WAYデザインです。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あご下1cmの切りっぱなしボブ。トップに計算されたレイヤーを入れることで、くびれヘアと切りっぱなしを両立させるデザインに。前髪は、薄めで長めに作り、大人印象&抜け感を演出します。
カラーは、5レベルのグレージュで地毛風をチョイス。ブラックに近いナチュラルカラーとなり、切りっぱなしスタイリングならモードっぽく、動きのあるくびれ風のスタイリングなら上品な仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
切りっぱなしボブの場合:ストレートアイロンで、毛先のみ外ハネに。コテを使うとカール感が出てガーリーになってしまうので、ストレートアイロンがおすすめ。
くびれ風の場合:レイヤーを活かし、ストレートアイロンで、外ハネ→トップのレイヤー部分の髪を真上に引き出し前から後ろにワンカール。前髪は、リバースに巻きます。
どちらの場合も軽めのオイルを全体になじませたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
「ストレートボブ」ナチュラルなスタイル【2選】
【1】フェイスレイヤーのストレートボブ
Point
ぱつっとしたカットラインの前髪と、顔にかかるフェイスレイヤーで、頬骨をカバーして小顔効果抜群のボブヘア。イメージチェンジを叶え、軽やかでこなれた印象をプラスします。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、あごラインの平行ボブ。前髪は、眉下ジャストの長さでシースルーにカットし、顔まわりのレイヤーは、骨格に合わせて長さ調整をしながらつくります。
カラーは、3レベルのダークパープルをセレクト。地毛より暗い明度ですが、紫系にすることで、透明感のある仕上がりを実現します。
【how to“スタイリング”】
スタイリングはナチュラル感が鍵。つくり込みすぎないよう、さらっとストレートアイロンを通します。ヘアオイルを少量ずつ調整しながらなじませ、艶やかな質感に仕上げます。前髪は、束感をつくってシースルーを強調すると、よりかわいいスタイルに。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
【2】ピンク系カラーが可愛いストレートボブ
Point
ピンク系ヘアカラーで、暖かみや柔らかさを引き立て、かわいらしい雰囲気のボブヘア。ノンアイロンで、スタイリングが簡単。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、アゴ下1cmのボブ。トップにグラデーションを入れ、顔まわりにはローレイヤーを入れます。前髪は、顔型に合わせたシースルーに。
カラーは、9レベルのピンクベージュに。ベージュをMIXすることで、ピンクカラーでも透明感があり、柔らかさと明るい印象の仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
基本的にはハンドブローでOK。ドライヤーで乾かすとき、髪を前方向に向かって毛流れをつくるとナチュラルな内巻きになります。アイロンを使わない方が質感を柔らかく見せられるメリットも。全体にオイルをなじませ、顔まわりは、バームで束感を整えます。首元や顔まわりは根本付近から塗布し、最後に目の細いコームで全体をコーミングするとなじみがよくなり、まとまりもよくなります。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 尾山貴教さん
「ゆるふわボブ」おしゃれニュアンスが出るスタイル【2選】
【1】無造作パーマのラフなボブ
Point
クシャっとしたラフな質感で、動きが出にくいボブヘアに明るく元気な印象をプラス。ボリュームも自在で、スタイリングが簡単なので朝の時短も叶えます。また、顔周りのサイドバングが顔型をカバーして小顔見せにも。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、あご下ベースのワンレングス。表面に少しだけレイヤーを入れ、毛先の毛量を調整します。前髪は三角ベースに取り、目にかかる長さでカット。目尻〜こめかみにかけてサイドバングをつくります。
カラーは10レベルのグレーベージュに。グレージュとも違ったニュアンスで、グレーをMIXし、褪色しても赤みが出にくいようにしています。暗くならず、より柔らかい質感のヘアカラーです。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは17〜26mmのロッドを使い、平巻きで2回転半巻きます。
ドライヤーで乾かすとき、髪をもみ込みカールを出しながら風を当てます。その後、重めのヘアオイル3〜4プッシュを毛先から全体になじませます。クシャっと髪にもみ込み、顔まわりを手ぐしで整えたら出来上がり。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
【2】オン眉バングのニュアンスボブ
Point
眉毛が見えるオン眉バングにすることで、一気に個性的な印象となり、似合うファッションの幅も広がります。きっちりとしたボブではなく、ラフな動きを楽しめるデザインなので、クセ毛を活かして柔らかい動きを演出。【how to“ベース&カラー”】
肩上の長さでワンレングスにカット。前髪は、眉毛が見える長さでぱっつんとしたラインが出るフルバングに。インパクトのある前髪で個性的に仕上げます。
カラーは、11レベルのアッシュベージュをチョイス。明るめをキープしながら、夏の日差しでオレンジ色なった髪色を落ち着かせ、透明感のあるヘアカラーに。
【how to“スタイリング”】
26mmのヘアアイロンで外ハネに。まとめてアイロンを通すのではなく、毛束を細かめに取るとラフな動きが出しやすくなります。前髪は、直毛さんは軽く巻いて、クセ毛さんはそのままでOK。
重くならならずにツヤ感と束感を出すオイルを中間から毛先にもみ込むようになじませます。最後に、フロントから手ぐしでとかしつつ、毛先の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
「ミニボブ」思いっきりイメチェンが叶うスタイル【3選】
【1】フルバングのシンプルなミニボブ
Point
トレンドのフルバングで、程よく個性的な印象に。コンパクトなシルエットで、ぷつっとしたライン感がお洒落なミニボブ。コロンとまとまりがいいのもポイント。【how to“ベース&カラー”】
あごとリップラインの間の長さのボブ。前髪は、ワイドバングより幅が広めのフルバングに。重めのスタイルなので、シースルーバングで抜け感を出します。
カラーは、深みのあるピンクラベンダーに。きれいな髪色を演出しながら、血色よく肌もきれい見せ。ツヤ感があり、上品な仕上がりとなっています。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をやや内巻きに。クセが気になる人は、うねりなどを伸ばすイメージで通すとグッド。前髪は、熱を通す程度にさらっと。ボリュームが出やすい人は、オイルをなじませてからアイロンを通すとボリュームをおさえられます。最後に、重めのオイルを少量つけたら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 津田遥香さん
【2】柔らかニュアンスのショートボブ
Point
長めに残した前髪の柔らかい動きで、こなれた女性らしさを感じられるキレイめショートボブ。優しく穏やかな雰囲気が漂う、丸みシルエットが特徴で、後頭部のふんわり仕上げも叶えます。【how to“ベース&カラー”】
前髪の長さは長めの鼻先でカット。えり足を短めに設定し、バックが重くなるようにグラデーションを入れ、サイドは前上がりにカットします。
カラーは、5レベルのアッシュグレーで地毛風カラーに。暗めカラーのメリットのひとつは、肌を白く見せられること。また、透明感重視の暗髪にすることで、キレイめな印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロン、もしくはカーラーで内巻きにスタイリング。アイロン仕上げは、熱でしっかり形をつくることができ、カーラーは柔らかい質感を実現するのでお好みで。オイルをしっかり揉み込みながらなじませ、最後に手ぐしでかき上げたら完成。オイルは、柔らかい動きを損なわないよう軽めのタイプを選んで。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
【3】もみ上げが可愛いシースルーバングのショートボブ
Point
シースルーバングで、縦長を強調し、丸顔をカバー。さらに、前髪をワイドにつくり、サイドバングに繋げているので、面長さんの補正もできる優秀デザインです。【how to“ベース&カラー”】
えり足の長さをリップラインにカットしたショートボブ。全体を前下がりラインにすることで、すっきりとした印象に。前髪は、眉下でシースルーにカットします。
カラーは、8レベルのモノグレージュに。グレーとベージュのいいとどりをしたヘアカラーで、くすみ感がなく、柔らかく透明感のある仕上がりを叶えます。
【how to“スタイリング”】
全体をハンドブローで乾かし、前髪だけ真下に下すイメージでブローできるとグッド。ブラシは、デンマンでもパドルでも手持ちのものでOK。スタイリング剤は、髪質に合わせて、細毛さんは軽め、広がりやすい人は重めのオイルを。中間から毛先中心になじませ、サイドの髪を耳にかけたら、ワンポイントとなるもみ上げを引き出し、洒落感をプラスしたら完成。
担当サロン:Joemi by Un ami(ジェエミ バイ アンアミ) 小倉太郎さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1989年新潟生まれ。女性ならではの空気感で、言葉では言い表せない絶妙なイメージを汲み取り、トレンド×ライフスタイルから提案する“まりこアレンジ”が多くの支持を集める。