ヘアスタイル・髪型
2023.7.1

グラデーションボブ【実例15選】お洒落な大人スタイル

グラデーションボブで大人っぽいスタイルに。時短にもなる簡単スタイリングや柔らかい印象の髪型も掲載。顔型別や髪色別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」のグラデーションボブスタイル【4選】

【1】「丸顔・卵型」内巻きも外ハネもできる簡単スタイル

Point

肩につかない長さのボブですが、内巻きにしやすいようインナーにグラデーションを施しながら、セニングによって外ハネをつくりやすくしている技ありデザイン。


【how to“ベース&カラー”】
全体をやや前上がりにカットすることで、耳にかけた時にすっきりまとまります。前髪は、目上でカットすることで目力UPに。サイドバングにかけてラウンドするように繋げます。バックのカットラインもラウンドさせて柔らかい印象に。カラーは、春におすすめのフォギーベージュに。明るすぎず、暗すぎない7レベルがグッド。寒色系寄りのベージュで、光に透けると透明感を感じられます。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、全体の表面のみ外ハネに。顔周りの外ハネは、少し強めにします。前髪は、左右、真ん中と縦3つに分けてアイロンを通すのがポイント。頭の丸みに沿わせることができるので、ナチュラルな仕上がりになります。

アイロンの温度は低めの140度で。一回で決めようとせず、2回通すことで艶髪を実現します。最後にしっとりめのオイルを内側からなじませ、手に残っているものを表面につけたら完成です。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【2】「面長・逆三角形」グラデーションカットした丸みスタイル

Point

えり足3cmの長さで前上がりラインカットし、軽いボブベースをつくります。丸みシルエットになるようにグラデーション、動きを出すレイヤーを顔まわりに入れます。前髪は、長めのシースルーで大人女性にも◯。


【how to“カラー”】
カラーは9レベルのアッシュベージュをチョイス。カラーでも軽さをプラスしますが、明るくすると赤みが出やすくなるので赤みをおさえるアッシュ系にするのがグッド。透明感UPで春カラーにもおすすめです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンでカールはつけずにフラットに仕上げます。サイドバングと顔まわりは、後ろに流すように毛流れをつけても。最後に軽めのオイルを手ぐしを通すようになじませたら完成です。すっきり耳にかけても可愛い。

担当サロン:MINX ginza 2chome(ミンクス ギンザニチョウメ)  丹下海兼さん

 

【3】「ベース型」シンプルだけど骨格カバーできるお洒落スタイル

Point

ベースカットは、あご下2cmの長さで前下がりラインにカット。バックはインナーをグラデーションでカットし女っぽい丸みのあるシルエットに。前髪は、薄めでパラパラとした質感とライン感がでるように。サイドバングは、耳下のレングスで長めにつくります。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルでも明るい印象となるサンドベージュをチョイス。ややくすみがあり、キレイ色が長時間続き、ツヤ感&透明感のある色味となります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ふんわり仕上げるのがポイントで、中間から毛先にかけて大きく内に入るようにストレートアイロンを通します。前髪は巻きすぎないように。しっとり系のオイルを内側からしっかりなじませ、表面、前髪の順につければ、広がりをおさえてこなれ感のある仕上がりに。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【4】「下膨れ」顎ラインのグラデーションで下膨れカバー

Point

下膨れをカバーするためには顎ラインのグラデーションボブに。さらに耳下にカールを加える事で下膨れ感を無くす。

【how to”カット”】
前髪はリップラインくらいでどこでも流せるように。センターパート、サイドパートにも対応できる2WAY。

担当サロン:Surpass  星 晃介さん

 

「前髪あり」のグラデーションボブスタイル【3選】

【1】クセを活かした大人っぽいウルフスタイル

Point

前下がりのグラデーションカットをベースに、耳から前の表面にドライカットでレイヤーを入れる事で、くせ毛でも扱いやすいレイヤーカットして、毛先にウルフ感を出しました。前髪は少し厚めに取り、少し流し前髪にしています。


【how to“カラー”】
カラーはアッシュ系にほんのりクリーミーピーチを混ぜる事で、柔らかい7トーンのグレージュにしています。


【how to“スタイリング”】
32ミリのアイロンでベースを外ハネ、トップの毛を上に集めて毛先にコテを当てて丸めて落ちたものにアウトバストリートメントのオイルをつける事で、スタイリング剤をつけてるように見せないのがポイント。くせ毛を活かした大人のくびれボブルフが完成します。

担当サロン:Maria by afloat(マリア)  上田ヒロツグさん

 

【2】時短でもお洒落になれる垢抜けスタイル

Point

ベースカットは、あご下2cmのグラデーションボブ。サイドバングは、長めのノーズラインに設定します。前髪は眉下でラウンドにカットし、縦の印象を強調。


【how to“カラー”】
カラーは、7レベルのブルーアッシュに。オレンジっぽさを打ち消し、透明感のある落ち着いたイメージの旬カラーです。


【how to“パーマ&スタイリング”】
クセが気になる人は、縮毛矯正をするとスタイリングが楽々に。基本的には、ストレートアイロンをさらっと通すのみ。最後に、ボリュームをおさえつつ、軽さを出すオイルを全体になじませたら完成です。

担当サロン:GARDEN W.(ガーデンダブル)  児玉善央さん

 

【3】柔らか質感の外ハネスタイル

Point

ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくります。前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできます。


【how to“カラー”】
カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味です。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きにします。ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成です。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。

担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア)  小島夏生さん

 

「前髪なし」のグラデーションボブスタイル【3選】

【1】自然なパーマとカットで骨格美人スタイル

Point

重めのシルエットに柔らかな毛流れで“風抜け”感を 柔らかな髪質で広がりやすいくせ毛を生かして、ベースはグラデーションボブ。前髪はあごくらいの長さで後ろに流れるようにサイドにつながるレイヤーを。


【how to”カラー&パーマ”】
アッシュブラウンでウエーブの立体感を引き立てて 全体に暗めだけれど抜け感のある6トーンのアッシュブラウンで、ソフトな雰囲気に。

ホットパーマで柔らかな動きの大きなウエーブに ボブは湿気で広がりやすいため、元々あるランダムで緩やかなくせ毛を利用。うねりを一定に見せるために、中間から毛先にパーマをかけ、16~18mmくらいの細めのロットで中間は緩めに1カール強くらいの平巻きに。


【how to”スタイリング”】
ムースでウエーブを強調してエフォートレスなスタイルに パーマをかけた中間から毛先部分中心に全体的にムースをたっぷりともみ込んでくせとパーマのウエーブを強調。上からジェリーワックスを重ね、ウェットな質感とツヤをキープして今っぽく。

【FRONT】

【BACK】

担当サロン:Rougy 渡邊健太さん

 

【2】小顔効果アップのフェミニンスタイル

Point

ベースカットは、アゴラインのミニボブ。中間からグラデーションを入れ、トップにはレイヤーを入れることで、女性らしい丸みシルエットと軽さを両立させます。前髪は、ほお骨にかかる長さでカットし、柔らかさが出るように調整します。


【how to“カラー”】
カラーは、7レベルのグレーベージュに。日本人の赤みを打ち消しつつ、透明感と柔らかさを出してくれます。明るすぎず、暗すぎない明度が春カラーにおすすめ。


【how to“スタイリング”】
前髪とトップのみ、32mmのカールアイロンで内巻きにワンカール。トップは、髪を真上に引き出し巻くと、柔らかい仕上がりに。クリームワックスとオイルを手に伸ばしたら、毛先からクシュっと大きく揉み込むようにつけます。しっとりとした質感+動きがあることが鍵なので、スタイリング剤はMIX使いが鉄則です。

担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ)  バタコさん

 

【3】骨格カバーもできる軽めスッキリ見せスタイル

Point

えり足ギリギリラインでパツっと感を残しつつ、グラデーションで軽い質感を表現しているのがポイント


【how to“ベース&カラー”】
えり足ギリギリのワンレングスがベース。フェイスラインに沿うよう前下がりにすることで骨格を補正。前髪なしで大人っぽいイメージに仕上げています。

カラーは、6レベルのブルーアッシュに。人気の兆しがあるダークトーンは、しっかり赤みを消し、透明感を与えるブルーアッシュがイチオシ。地毛風の清潔感、ピュアさが魅力です。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンをさらっと通す程度や乾かすだけでOK。カール感はつけない方がお洒落にキマリます。動きを出すバームを、顔まわりと表面に塗布したら完成です。

担当サロン:MINX銀座店(ミンクス ギンザテン)  池戸裕二さん

 

「明るめ」のグラデーションボブスタイル【3選】

【1】7種類のカラーをミックスさせた映えスタイル

Point

カラーは12レベルと6レベルのカシス、ピンク、レッド、パープル、グレー、ブルー、オレンジの7種類の薬剤と加減法で明るくも高発色させる様に調合。グレー、ブルーでブリーチをしていない方にもてきるグレージュを調合し、混ぜ合わせる事でイヤな赤味は取り除き、深みのあるカシスグレージュが出来上がるのが特徴です!9トーンのカシスグレージュだと写真のようにピンクもしっかり。


【how to“ベース&カラー”】
基本的にワンレングスベースなので乾かすだけだとぷつっとしたストレートボブに。内巻きも外ハネもやりやすい様にイングラデーション(内側に行くほど少し短い毛)、ローレイヤー(表面に少しのレイヤー)でカットしています。前髪、顔まわりは巻きやすく流れやすいように作っています。


【how to“スタイリング”】
流れる様にしているので誰でも簡単に流れる顔まわりを再現可能!サイドは毛先から外ハネ、中間を内巻きでウェーブに、バック下は外ハネのみ。表面は全て後ろへ向かって中間から毛先を巻き込み2回転で完成!後は全体に毛先からクリームを馴染ませてほぐして、手に薄ら余った残りのクリームで前髪の毛先にのみつけています。

担当サロン:Press. Salon (プレスドットサロン)  徳崎 ヨシヒデさん

 

【2】9トーンのベージュブラウンで抜け感韓流風スタイル

Point

カラーは9レベルのベージュブラウンをチョイス。ナチュラルなカラーですが、透明感&抜け感が欲しい人におすすめです。


【how to“ベース”】
カットベースはミニボブ。サイドはグラデーションを入れ、リバースに流れやすくします。前髪はシースルーに。


【how to“スタイリング”】
ヘアカーラーで前髪とサイドに巻きます。サイドは根元からしっかり巻き、前髪は毛先から巻くのがコツ。スタイリングは、まとまりと動きを出すバームで。爪先で豆粒ほど取ったら、手全体によくなじませます。サイドの根元がふんわりするよう下からつけ、手に残ったもので表面→前髪の束感を整えたら完成です。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ)  前田真吾さん

 

【3】12トーンと10トーンカラーでコントラストスタイル

Point

カラーは、ブリーチ後に12レベルのイエローベージュをオンカラー。インナーカラーには、10レベルのオレンジブラウンを。暖色系でまとめることで、さりげない色のコントラストを楽しめます。イエローベージュは、肌トーンをキレイに見せる効果もあり。


【how to“ベース”】
カットベースは長めのボブ。首を下に傾けた状態でえり足からカットすることで、自然になじむキレイな丸さを実現。インナーにグラデーションを入れ、重さを残しつつ軽い表情を作ります。前髪は巻いて目にかかる長さでカットします。


【how to“スタイリング”】
32mmのコテで内巻きに。後頭部は髪を真上に引き出して巻くとグッド。前髪はセンターパートにして、毛先のみ内巻きにします。スタイリング剤は、なじみがよい重めタイプのオイルがおすすめ。パサついて見えないようしっかり塗布します。特に、インナーカラー部分には、多めにつけるのがポイント。

担当サロン:PEEK-A-BOO AVEDA アトレ恵比寿 (ピーク・ア・ブー アヴェダ アトレエビス)  渡邉真理さん

 

「暗め」のグラデーションボブスタイル【2選】

【1】8トーンのアッシュベージュでナチュラル透明感スタイル

Point

カラーは、8レベルのアッシュベージュに。ナチュラルなカラーですが、お洒落見せができ、透明感や柔らかい印象を与えます。


【how to“ベース”】
全体はアゴラインのボブにカット。耳前はやや前下がりに、バッグはインナーにグラデーションを入れながら平行ラインが出るようにします。前髪は、束感が作りやすいよう薄めにカットしますが、少しだけ厚みがあるので、クセが気になる人におすすめ。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、中間〜毛先にかけて軽く内に入れるようにスタイリングします。内巻きにしすぎないのがお洒落ヘアのコツ。しっとり系のオイルを毛先になじませたらフィニッシュ。

担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ)  金井悠華さん

 

【2】7トーンのフォギーベージュでキレイな色味出しスタイル

Point

カラーは7レベルのフォギーベージュに。青みとグレーをMIXしたベージュカラーで透明感があり、綺麗な色を長く楽しめます。


【how to“ベース”】
カットベースはあご下2cmのボブ。動きが出るようトップにグラデーションを、顔まわりにはレイヤーを入れくびれをつくります。前髪は、巻いた時にほおにかかるよう鼻先ラインでカット。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かす時、センターパートの根元をしっかり立ち上げるのがポイント。ドライ後、26mm、もしくはストレートアイロンで全体を外ハネに。表面の髪は真上に持ち上げて内巻きワンカール、前髪は毛先をリバースに巻きます。キープ力がありセミウェットに仕上がるバームorヘアオイルを全体に塗布したら完成です。地肌にポンポンっとつけるパウダーワックスを使えば、根元の立ち上がりが簡単にキープできます。スタイルキープにはソフトなヘアスプレーも◯。

担当サロン:lora.garden(ロラドットガーデン)  児玉善央さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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