ヘアスタイル・髪型
2022.8.21

橋本愛さん風に近づく【17の髪型実例】前髪あり×ボブ~ミディ&前髪なしアレンジ

橋本愛さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。モード感もある黒髪系ボブの他、たまにしか見られない前髪なしスタイル風のヘアアレンジもご紹介します。

橋本愛さん風の髪型って?

橋本愛さんといえば黒髪の前髪ありボブが定番です。モードな雰囲気もある重ためのボブで、クールビューティーさも出ます。そのスタイルを肩に付くくらいの長さにすることも多く、少しの差ですが大人っぽくフェミニンな印象になります。おしゃれな個性的ファッションにも似合うヘアスタイルです。

橋本愛さん風の定番は「前髪ありの黒髪系ボブ」【7選】

【1】厚めバングのぱっつんストレートボブ

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カットのポイント

  1. 顎レングスのショートボブ
  2. こめかみを隠す事で逆三角形をカバーする
  3. 暗髪とストレートで清楚さをだす

前髪カットのポイント

  1. 厚めのシースルーの前髪は、やや短めで少し軽めに毛量調整
  2. 巻いてふわっとした前髪や、斜めに巻くとおろして流れる前髪になる

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【2】短め厚めバングの顎ラインボブ

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スタイルのポイント

  1. 耳よこにボリュームを出した顎ラインのボブ
  2. 前髪は眉ラインで生えぐせに合わせてカットしました
  3. サイドはボリュームを出してひし形シルエットにすることで面長をカバー

前髪カットのポイント

  1. カールをつけて眉上のオン眉バング
  2. はえ癖を考慮してカットするのがポイントです

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん

【3】シルエット綺麗なぱっつん内巻きボブ

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スタイルのポイント

  1. 耳かけで、サイドにボリュームを出して ひし形シルエットに導くことで面長をカバー
  2. 毛先を顔を包み込むような内巻きにすることで、きれいなシルエットに

前髪カットのポイント

  1. オン眉の前髪は、眉毛がチラッと見えるようにカット
  2. 毛先はラインを出した幅広オン眉バング
  3. サイドとは繋げずに横のデザインを強調しました
  4. ツヤを大切にしたいので、表面は傷をつけないようにカットしています

担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 森谷やよいさん

【4】無造作感を出したぱっつんボブ

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スタイルのポイント

  1. 無造作に動きのある外ハネボブは顎下に長さを設定
  2. ほんのり前下がりにカット
  3. 表面に薄くレイヤーをいれて動きをつける

前髪カットのポイント

  1. 幅は広めに目尻から目尻まで
  2. 眉ぎりぎり隠れる長さ
  3. カットラインはぱつっと感を残す

担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん

 

【5】流しうざバンで引き締め効果のあるボブ

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スタイルのポイント

  1. 鎖骨レングスのレイヤースタイル
  2. リップラインからレイヤーが入るようにすることで引き締まり効果が

前髪カットのポイント

  1. おろして流す前髪に
  2. センターパートもできるように短すぎず、巻いて流せるようにカット
  3. 遊べる前髪はウザバンにも、2WAYにもできるのでスタイリングを楽しめる

担当サロン:Surpass 星 晃介さん

 

【6】ぱっつんシースルーの今っぽボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. あごラインでベースをカット。毛先がハネないように、イングラデーションを少し入れて、髪が顔に沿うように自然な丸みを持たせる。
  2. 前髪は目元の上くらいの長さで、重くならないように透け感を。
  3. カラーは7レベルのアッシュブラウンをチョイス。地毛っぽく見せてくれるカラーなので、自然体な印象で透明感を与えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 3cmのストレートアイロンで軽く毛先を内巻きにする。巻きすぎると横に広がってしまうので、顔に沿うスタイルを残すため、さらっと通す程度で。前髪も同様に。アイロンを使うことでツヤがアップし、よりキレイな髪に見せてくれる。
  2. 仕上げのオイルはあまりつけすぎないように、毛先や前髪に指先で塗布。全体に“ささっと”と仕上げるのが、ナチュラルさを演出するポイント。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 櫻田亜弓さん

 

【7】キュッとした愛らしさが出る小顔見えボブ

人気のミニボブをアップデートするなら、こんな透け感をプラスしたスタイルはいかが? サイドの毛先が顔だちをさりげなく引き締めてくれて、小顔感もぐぐっと上昇!

Point

顔周りのレイヤーにより毛先に動きが生まれ、変化をつけることが難しいボブも、個性が光るスタイルに。毛先の向こうに肌が透けるから、カラーリングしだいで顔や肌の印象チェンジも楽しめる。

〈カット〉
あご下の長さの切りっ放しボブがべース。顔周りにレイヤーを。

〈カラー〉
肌を明るく見せるオリーブべージュ。

FRONT

SIDE

BACK

担当サロン:drive for garden( ドライブフォーガーデン) 今野佑哉さん

 

肩に付く長さに伸ばした「フェミニンなロブ~ミディ」【6選】

【1】ツヤ感カラーの内巻きロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを肩下のワンレングスでカット。内巻きになりやすいようインサイドにグラデーションを入れる。
  2. 前髪は眉にかかる程度のレングスに。サイドとマッシュラインでつなげているので、耳かけをした時も顔まわりが可愛くキマる。
  3. カラーは、柔らかい印象の7レベルのアッシュブラウンに。赤みを抑えつつ、ツヤ感をもたらす色味。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. ボブの鉄則はストレートタッチに仕上げることなので、トリートメント効果に優れたストレートパーマがおすすめ。広がりを抑えるナチュラルな仕上がりで、手触りもアップする。ストレートをかけていれば、スタイリングはドライヤーで乾かすだけでOK。気になる人は前髪だけストレートアイロンを通しても。
  2. ストパーなしなら、ストレートアイロンでワンカールになるよう軽く通す。
  3. どちらもオイルを毛先→前髪と塗布し、最後に表面をなでるようにツヤ感を出します。

担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん

 

【2】束感や動きが出るぱっつんシースルーのロブ

【how to ベース&カラー】

  1. 肩につくくらいの長さでワンレングスにカット。重さを残しながら表面にレイヤーを入れて動きをプラス。
  2. 前髪は巻いた時に目にかからない長さでカットし、シースルーでもあえて“ぱっつん”とラインを出して目元を強調。
  3. カラーは赤みを打ち消すブルージュに。抜け感や透明感が欲しい人におすすめの色味。

【how to スタイリング】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで全体を内巻きにワンカール、レイヤーに合わせて巻く。
  2. スタイリング剤はツヤ感があり、ややセット力のあるスプレーオイルがおすすめ。表面にしっかりツヤが出て、束感や動きをつくれるのでおしゃれなスタイルに。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 目澤沙友里さん

 

【3】ぷつっとしたライン感を出したワンレンボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
  2. 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
  3. カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。

【how to“パーマ&スタイリング”】

  1. プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
  2. 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  3. クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【4】緩やかなカール感を付けたAラインロブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨ラインのワンレングスでカットした後、自然な内巻きになるようにインナーにグラデーションを入れる。顔まわりのみに角を取る程度のレイヤーを入れる。
  2. 前髪は目より少し長めにして流れるように。耳後ろの毛量がたまりやすい部分を中心に調整し、毛先は重さを残す。
  3. カラーは、6レベルのヌードベージュに。ニュアンスにマットをミックスしたベージュ系ブラウンで、自然光に当たるとふわっと軽く透明感のある色味。

【how to“スタイリング”】

  1. 全体的に乾かしたら、32mmのアイロンで耳横の髪をランダムに取り、中間からスパイラルで巻く。毛先がくるっとし過ぎないようラフに仕上げるのがコツ。前髪も中間から毛先にかけてアイロンで軽くカールづけする。
  2. スタイリング剤は、ツヤ感を出すため洗い流さなルクトリートメント、もしくは、柔らかいワックスいミを髪の中間から毛先に揉みこむように塗布。毛束感を整えたら完成。

担当サロン:XELHA(シェルハ) 谷賢二さん

 

【5】自然なふんわり感が出る大人可愛いミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースカットは鎖骨下のワンレングスに。レイヤーを少し入れ、ほどよい軽さのある表情をつくる。レイヤーを入れすぎないことがまとまるポイント。
  2. 前髪は、眉ギリギリの長さでシースルーにカット。
  3. カラーは、7レベルのフォギーベージュをチョイス。赤みを打ち消しつつ、アッシュのようなくすみ感がなく退色してもキレイな色をキープできる。

【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで外ハネに。ハチ上の髪は内巻きに巻く。
  2. スタイリング剤をつけ過ぎるとナチュラル感が損なわれるので、“小指の爪”くらいの量のクリームバターを手に取り、指の間までしっかり馴染むよう伸ばす。
  3. 顔まわりから後ろに向かって手ぐしを通す→襟足→表面を後ろに流す→前髪、の順番で塗布。ナチュラルに仕上げたいからといって、何もつけないのはNG。旬の質感をつくるスタイリング剤で仕上げて。

担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【6】毛束のラフさが魅力のウェーブミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 鎖骨下4cmの重めのワンレンベース。表面と顔周りにややレイヤーを入れ、毛束を動かしやすくする。
  2. 前髪は巻いて眉が見えるように、眉下でカット。前髪のサイドは眉より外側まで取り、ややラウンドにカット。
  3. カラーは6トーンのアッシュベージュ。しっかり艶の出る明度で赤みを抑える。また透明感が高く、暗めカラーでも重たい印象になりません。

【how to“スタイリング”】

  1. 前髪を乾かすときは、パカッと割れないよう左右に振りながら乾かして。裾はバーっと乾かしてOK。
  2. 32mmのアイロンで、まず全体の毛先をワンカール内巻きに。その後、表面の毛束をところどころ取りくるくるねじる。ねじった毛束の中間にアイロンを挟み、内外ランダムに2回転巻きます。この表面の毛束がほつれたようなウエーブに。
  3. 前髪はストレートアイロンで毛先をワンカール。さらに表面の毛束だけところどころ取り、根元付近まで内巻きをプラスすることでヌケ感のある動きが出る。
  4. 裾全体にウエットな質感になるオーガニック系のワックスをなじませ、しっかりカールをほぐせば完成。

担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 小長由典さん

 

レアだけど実は可愛い!「前髪なしアレンジ」【4選】

【1】「見せすぎない」が魅力のちょろ上げ前髪

Point

“なんだかイイ女”を演出できるかき上げ前髪だけど、おでこを全開にすると、強さが前面に出やすく。こめかみ辺りにちょろっと毛束を残すことで、抜け感と柔らかな色っぽさをプラスして。

\How to/

STEP1:ウエット感のあるかき上げが今っぽい!
ヘアオイルをなじませた手のひらを生え際に当て、後方へなでつけるように流す。

STEP2:ストレートアイロンで毛先にニュアンスづけを
こめかみから少量の毛束を引き出し、内側に“く”の字に曲げるようにくせづけて。


【2】クールなイメージにチェンジ!オールバックアレンジ

ヘアサロンchobbi スタイリスト

wacoさん

Point

「かっちり固めたオールバックは色気不足になるので、トップはふんわりとさせながら後ろに流すようにしています。直毛すぎて動きが出にくい髪質ですが、スタイリング剤とドライヤーがあれば、オールバックは可能!」(wacoさん/以下「」内同)

STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる


「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」

STEP2:毛先を内巻きにして女らしさを出す


「オールバックは襟足部分がくびれていて毛先が外ハネになるのが一般的ですが、女らしさを出すために、私は毛先を軽く内巻きに。コテで手首を返すくらい、軽く巻いて、柔らかな印象にします」

STEP3:ドライヤーでしっかりとオールバックに


「手ぐしで前髪とサイドの髪を後ろにとかしながら、ドライヤーを当ててオールバックのスタイルに。仕上げに冷風を当てると、しっかり後ろに流れます」

STEP4:もみあげを出して色っぽさのエッセンスに


「サイドの髪を全部後ろに流すとすっきりとしますが、髪が少し耳にかかるだけで色気も出る気が。少しだけ毛束を耳前に持ってきます」

STEP5:トップのふわふわとした毛を抑える


「トップからふわふわと飛び出す毛は抑えた方がすっきりと見えるので、マスカラ型のジェルでピンポイントに抑えていきます」

完成!


ふんわりとしたトップと内巻きの毛先で、柔らかなオールバックスタイルに。バームとオイルで出したツヤ感と動きのあるスタイルが、女性らしさをバックアップ。

\使用アイテム/

右:リレイ|トリートメントバーム

価格容量
¥2,750 40g

「トリートメント効果が高く、ベタつかずまとまりの良い髪に」

左:Dr.Jr.イフイング|TOKIO IE OUTOKARAMI PLATINUM OIL. TREATMENT

価格容量
¥3,520 100ml

「キレイなツヤを与えてくれるオイル」

ミルボン|エルジューダ ポイントケアスティック

価格容量
¥1,650 15ml

「固まらないのに髪の浮きを抑えられるマスカラ型のヘアジェル。ピンポイントに髪を抑えるのにとっても便利です」

 

【3】ウェット感とルーズ感が今っぽいヘアピンアレンジ

tricca Daikanyama トップスタイリスト

小走祥菜さん

\How to/

STEP1:前髪~髪全体にバームをなじませる
「手のひら全体にバームをのばしたら、手ぐしで前髪をとかしながらバームをなじませます。前髪の内側からもなじませると、全体にまんべんなくバームがついて、崩れにくさがUP」(小走さん/以下「」内同)

「前髪以外は、髪をもみこむようにバームをなじませていくと、均等につけられます」

STEP2:こめかみの産毛を取り出す
「前髪を左右に分けたら、こめかみの産毛を出しておきます。根元からきっちりと上げてしまうと少し古い感じになってしまうので、ルーズ感を演出します」

STEP3:前髪を後ろへ引っ張りながらツイストを
「左右に分けた前髪の片側からツイストしていきます。前髪の根元近くからツイストし始めると幼い印象になるので、スタート地点が頭頂部くらいになるように、毛束を後ろへ引っ張りながら行います。これが大人っぽく仕上げるコツ!」

STEP4:毛流れと逆方向にヘアピンをさす
「ツイストした毛束と逆方向から、一番外側の髪をピンですくい取り、そのまま髪の内側へピンを押し込みます。これで、しっかりと前髪が固定します。反対側の前髪も同様にツイストしたら完成です」

完成。
程よいウェット感とルーズ感が今っぽい! サイドの髪を耳にかけないのも、大人らしさをキープするコツ。


【4】凸凹ニュアンスが出るポンパアレンジ

\How to/

STEP1:前髪でふたつ&トップでひとつ毛束を取る
前髪・前髪・トップと、取る毛束の位置をズラしているのがポイント!こうすることで立体感のあるポンパドールに。

STEP2:毛束をそれぞれひとねじりしてピンで留める
全部の毛束をまっすぐ上に上げると単調になるので、STEP1とSTEP3の両サイドの毛束はつむじに向かって斜めに上げて。

STEP3:3つそれぞれの毛束から髪を引き出す
ピンを押さえつつ、髪を引き出す。大胆に引き出すと動きが出て上級者な仕上がりに。

完成。



※一部サロン専売品が含まれます。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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