ヘアスタイル・髪型
2022.5.20

菅野美穂さん風に近づく、レングス別の愛され暗髪ヘア【16の髪型】

天真爛漫で、ママになっても可愛らしい菅野美穂さんに近づく髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。ショートからロングまでどの長さも決め過ぎずナチュラルさが魅力です。

菅野美穂さん風の髪型って?

菅野美穂さんといえば、黒髪・暗髪でどのレングスでも似合い、清楚で好印象なヘアスタイルが定番。巻く場合はゆるっと巻き過ぎずさりげないカール感を。さらさらストレートヘアを活かした髪型も多いです。

菅野美穂さん風の定番は「ミディアム」清潔感のある暗髪ヘア【5選】

【1】旬顔になれる暗髪の抜け感ミディ


Point

軽さとツヤっぽい仕上がりを実現したミディ。お洒落感度の高い人は、切りっぱなしヘアから、レイヤーの軽やかな質感へ移行しているとか。顔まわりと表面のみにレイヤーを入れているため、万人にトライしやすくツヤ感のある仕上がりを叶えます。重めのウルフ、韓国っぽいくびれヘアもキーワードに。また、広がりやすい人も、軟毛さんも、カットとスタイリング剤で調整が可能なので、ぜひチェックして。


【how to“スタイリング”】

  1. 太めのカールアイロンで毛先を外ハネに、頭のハチ上は髪を持ち上げて内巻きにワンカール巻く。
  2. 前髪は甘くならないよう、ストレートタッチに。
  3. 広がりやすい人はオイル、軟毛さんはワックスとオイルの中間くらいのクリームを選び、全体的に馴染ませる。もみ上げと生え際につけることで、色っぽさを演出できるのでお忘れなく。

担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 竹内勇也さん

 

【2】優しい雰囲気漂う大人レイヤーミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 肩ラインのボブレイヤースタイル。鼻からリップラインの位置くらいからレイヤーを入れて、動きのあるスタイルにしている。
  2. 前髪を薄めにして、ニュアンスを顔まわりに作っている。
  3. カラーは派手過ぎず、地味過ぎずの8トーンのナチュラルブラウン。艶も程よく出るので、大人カラーにおすすめの色。

【how to“スタイリング”】

  1. 26.5ミリのカールアイロンで、毛先を軽く外側に巻く。はちから上のエリアの髪を、ブラシでブローをするような動きで、根元から滑らすようにアイロンをあてていき、毛先は軽く内側に巻く。
  2. 前髪も40ミリのマジックカーラーで巻いておく。
  3. オイルを全体になじませたら完成。

担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】カジュアルおしゃれなシースルーバングの外ハネミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下の長さでカットし、顔まわりにレイヤーを入れる。このレイヤーがおくれ毛となり、こなれた軽い表情をつくりる。
  2. 前髪は、黒目と黒目の間をシースルーにするのが○。サイドはやや長さと重さを残す。
  3. カラーリングは、9レベルのオリーブグレージュで寒色系に。日本人特有の赤みを打ち消し、上品な透け感のある色味に仕上げる。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで中間からアイロンをさらっと通し、毛先を軽く外ハネに。
  2. 髪全体はストレートタッチに、毛先にカールをつけるのがコツ。おくれ毛と前髪は、ストレートアイロンで軽く内巻きにすると今っぽい浮遊感のある動きに。
  3. スタイリング剤はスプレーオイルがおすすめ。根元を外して全体的に塗布し、最後に前髪につけたら完成。

担当サロン:LONESS ginza(ローネス ギンザ) 長谷川翼さん

 

【4】カール感を付けたくびれミディ

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットはくびれレイヤーに。全体を胸上の長さにカットし、表面を中心にレイヤーを入れることで、今っぽい重さを残したスタイルに仕上げる。
  2. 前髪は鼻下の長めに設定し、こめかみまで斜めにつないで先細な動きが出るようにする。
  3. カラーは、9レベルのマロンベージュ。赤みを消しながら、柔らかさ、透明感を表現するニュートラルカラー。withマスクで、顔のくすみが気になる人はマロンベージュを試してみて。

【how to“スタイリング”】

  1. 32mmのアイロンで全体を外ハネにワンカール。レイヤーを入れた髪は、床と平行に引き出し内巻きワンカール。トップは前後2パネルに分け、真上に引き出しワンカール巻く。髪の落ちる位置で巻かないのがコツで、そうすることでふわっと柔らかいカール感が生まれ華やかな印象に。
  2. 前髪を太めのマジックカーラーで巻くこともポイント。巻いたらドライヤーの温風を5秒ほど当てて冷ましてから外す。ふんわり根元を立ち上がりのある前髪に。
  3. スタイリング剤は、軟毛さんは軽めをシアバター、多毛さんや広がりやすい人はヘアオイルを揉み込むように塗布して整える。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 田中麻由さん

 

【5】ぱつっと前髪のストレートタッチミディ


【how to“ベース&カラー”】

  1. 全体を鎖骨下3cmでカットし、しっかりレイヤーを入れる。レイヤーは、重めの切りっぱなしヘアに飽きた人にもおすすめで、ふんわりとした軽い動きとひし形の美シルエットに。
  2. 前髪は目と眉の間の長さで、ぱつっと感のあるシースルーにカット。
  3. カラーは、8レベルのショコラブラウンをチョイス。赤みのある暖色で、髪にツヤ感を与えキレイに見せる効果もあり!


【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、32mmのアイロンで全体を外ハネにしてから、顔まわりを内巻きにワンカールするだけで簡単にふんわりヘアに。
  2. オイルかクリームバターを中間から毛先に内側から塗布して、シアーな質感にしながら束感を出すのがおしゃれヘアのコツ。
  3. 前髪はあえてアイロンを入れずにスタイリング剤で仕上げることで、ラフ感のある色っぽい雰囲気になる。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

短めも清楚な「ボブ」流し前髪のナチュラルヘア【3選】

【1】毛流れを出したツヤ感きれいな耳かけウェットボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. 中明度なハイライトを月1で繰り返して、全体にグラデーションに育てていく。
  2. 直毛な方は毛先にワンカールパーマをするとスタイリングが長持ちする。
  3. カラーは7トーンのモーヴピンクを入れている。ハイライトにもなじんで、明るくきれいに仕上がる。

【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす際に、必ず毛穴を起こすように乾かし、毛流れを浮き立たせる。
  2. デザインの縁取り(毛先、顔まわり、トップの毛先)にトリートメントバームをつければ、毛流れも強調できウェットなオシャレ感をつくれる。

担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん

 

【2】デジパでゆるふわをプラスしたシンプルボブ


【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースは、前下がりのグラデーションボブをアゴラインでカット。全体をレザーでカットすることで、毛馴染みがよく柔らかい動きを出しやすくする。
  2. 後頭部は長さを残しながら軽さを出すよう、インナーにグラデーションを入れる。
  3. カラーは6レベルのアッシュブラウンに。暗めの中にも透明感や柔らかさを感じられ、光に当たった時の透け感がキレイな色味。


【how to“スタイリング”】

  1. パーマは、16〜18mmをメインに、中間から毛先にデジタルパーマをかける。
  2. スタイリングは、ラフに8割ほどドライした後、ソフトワックスとオイルを同量ミックスしたものを中間から毛先に揉み込む。オイルはツヤ感と束感を出してくれるので必ず混ぜて。
  3. 最後に、髪を上につまみ上げ、パラパラっと散らすように落とし、シルエットを整えたら完成。

担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん

 

【3】斜め前髪の上品なひし形ボブ

【how to“ベース&カラー”】

  1. アゴラインのワンレングスでカット。後頭部のボリュームと丸みシルエットをつくるため骨格に合わせたレイヤーを前下がりで入れる。
  2. 前髪は小鼻の長さでカットしてから、サイドに流した時、小顔を狙える頬の位置に落ちるように調整。
  3. カラーは8レベルのマロンブラウンに。暖色でも、寒色でもないニュートラルカラーで柔らかい印象とツヤ感を与える。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートアイロン、太めの32mmアイロンで仕上げる場合、根元から毛先までを“Cを描く”イメージで。
  2. さらっとしたナチュラルな質感にするとぐっとスタイルアップするので、セット力のないミルクトリートメントやツヤ出しスプレーがおすすめ。毛先中心になじませたら完成。

担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん

 

長めで美人な「セミロング」ストレートタッチの暗髪ヘア【4選】

【1】清楚な内巻きセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. ベースを胸上の長さでカットし、顔まわりとトップにたっぷりめにレイヤーを入れて抜け感を出す。
  2. 前髪はシースルーにして、明るさと流しやすくするためレイヤーを入れる。サイドバングを顔に沿うようにカット。
  3. カラーは8レベルのブルーアッシュに。濃いめのブルーを入れ、オレンジ感をしっかり打ち消すことで、透明感のある仕上がりに。柔らかく美髪に見える効果も。

【how to“スタイリング”】

  1. ストレートor32mmのアイロンで、全体を内巻きにするだけの簡単ヘア。
  2. ツヤを出すオイルを毛先に馴染ませながら、ふわっと仕上げる。

担当サロン:GARDEN aoyama  (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん

 

【2】ゆるっとカールの柔らかセミロング

【how to“ベース&カラー”】

  1. カットベースは胸上の長さで、やや前上がりに。顔まわりと表面にレイヤーを入れて柔らかい動きを出しやすくする。
  2. 前髪は目上ギリギリの長さで目元を強調。サイドにかけて緩やかにつなぐ。
  3. 全体のカラーは、7レベルのグレージュに。さりげないインナーカラーにしたい人には、顔まわりに細めのハイライトを入れるのがおすすめ。巻いた時に可愛いニュアンスを加えてくれる。

【how to“スタイリング”】

  1. 34mmのコテで毛先から外ハネ→内巻きのSカールに。
  2. バックは外ハネのみでも。スタイリング剤は、ボリュームが出にくい人はシアバター、広がりやすい人はシアバター+オイルを。毛先から持ち上げるようにつけてカールをキープさせる。
  3. 手ぐしを通しながらほぐし、前髪と顔まわりを整えたら完成。

担当サロン:GARDEN Tokyo(ガーデントウキョウ) 田中麻由さん

 

【3】薄めバングのきれいめナチュラルヘア


【how to“ベース&カラー”】

  1. カットは鎖骨下5cmのレングスで、前上がりベースに。アウトラインにやや厚みを残し、あごラインからレイヤーを入れることで顔まわりを明るく見せる。
  2. 前髪は目にかかるギリギリの長さに。前髪ありでも幼く見えず、きれいめな印象を与える。
  3. カラーリングは6レベルのアッシュベージュに。赤みをしっかりおさえつつ、くすみ知らずの優秀カラー。暗めの髪色ですが、地毛とは違う透明感とお洒落さをプラスしてくれる。


【how to“スタイリング”】

  1. 乾かす前にトリートメントオイルやベースオイルをつけるのがポイント。ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るだけなく、髪にツヤを出してくれる。
  2. 髪を乾かしたら、32mm のアイロンで内巻きにワンカール半。顔まわりのみリバースに巻きに。
  3. スタイリング剤は無しでもOKですが、ボリュームを落ち着かせたい場合はヘアオイルを塗布して。

担当サロン:MINX青山店(ミンクス アオヤマテン) 大山幸也さん

 

【4】ストレートパーマを施した上品ヘア

【how to“ベース&カラー”】

  1. ミディアムレイヤースタイル。広がる癖があるので、トリートメント効果の高いストレートを全体にかけている。
  2. 毛先は、デジタルパーマでハーフカールかけて、柔らかい質感にしている。
  3. カラーは、8トーンのナチュラルブラウン。オーガニックカラーにすることで、ダメージを少なくし、ストレートパーマとの併用でも、極力ダメージレスでいける。

【how to“スタイリング”】

  1. 濡れた状態で保湿のトリートメントをつけて、ドライヤーで乾かす。
  2. 最後に、毛先を軽くブローするとより艶がでる。ヘアオイルを軽く毛先につけたら完成。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

ばっさりで新鮮「ショート」好印象な黒髪系ヘア【4選】

【1】流し前髪のふんわり大人なショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 長めの前髪とトップのボリュームがエレガントに見えるスタイルで、大人の雰囲気を出してくれる。
  2. 前髪を長めに設定して、顔まわりは前髪に繋がるようにカット。
  3. トップも、前髪に繋がるようにカットすることで、分け目がハッキリつかないようになり、ボリュームアップのヘアが完成。
  4. カラーはせずに地毛で。パーマは毛先に緩めのウエーブを軽くつけるだけでOK。パーマに抵抗がある方はアイロンで最後に巻いても大丈夫。

【how to“スタイリング”】

  1. 髪全体を水で濡らしたら、洗い流さないトリートメントをつけて、ドライヤーの弱風で乾かす。
  2. 8割乾いたら、ワックスムースを揉み込んで、自然乾燥させれば完了。
  3. より、トップにボリュームを出す為に、分け目をはっきり作らないように、7:3に分けて、片耳かけるとよい。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【2】長め前髪の大人アンニュイダークショート

【how to“ベース&カラー”】

  1. 前髪長めのショートボブ。サイドと襟足は、スッキリと短めにカットし、前髪とトップの長さは、長めにして、シャープな印象に仕上げてる。
  2. カラーはあえてノーカラーで暗めに設定することで清楚さとクールさの両方を兼ね備え、落ち着いた雰囲気の大人ヘアに仕上がる。
  3. トップと前髪のみ軽くパーマをかけることで髪全体に動きが出て、ショートでも女性らしいスタイルになる。

【how to“スタイリング”】

  1. トップの根元に、立ち上がりがつくミストスプレーをふり、ドライヤーで分け目がつかないように乾かす。
  2. セミマットな質感がでるワックスで、全体的に揉み込みボリュームを出す。最後に前髪の毛先を摘んでワックスを少量つけて、束感を出す。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん

 

【3】ウェットな質感のこなれショート


【how to“ベースカット”】

  1. リップラインのショートボブにカット。王道の小顔バランスでカットすることで、美シルエットにも。前髪は薄めのウザバングとすることで、左右に分けても、流しても、かき上げにもとアレンジが可能。
  2. 今回、ノンカラー、ノンパーマなので、ダメージ知らずの美髪をキープできる。


【how to“スタイリング”】

  1. ドライ後、ストレートアイロンを使って内巻きに緩やかな丸みをつける。カールづけは毛流れをつくる程度にし、巻き過ぎないことでシックで今どきな仕上がりに。
  2. スタイリング剤はオイルをチョイスし、もみ上げのおくれ毛と前髪にしっかり馴染ませ、ウェットな束感をメイク。手に残ったオイルをサイドやバッグにも塗布し、毛束感を整える。最後におくれ毛を残し、両サイドの髪を耳にかけたらフィニッシュ。

担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) 津田恵さん

 

【4】ふんわり丸みシルエットの暗髪ショート


【how to“ベース&カラー”】

  1. 前下がりのショートベースで、襟足は浮かないギリギリの長さにカット。トップには動きがつくようにレイヤーを入れる。毛先はドライ&スライドカットで、毛先をシュッと先細りにして、束感が出るよう軽くする。
  2. 前髪は、流した時に目の下になるように設定。
  3. カラーは、7レベルのブラウンベージュに。暗めの色味でも透明感があるので重さを感じさせず、大人っぽい印象になる。また、日本人特有のオレンジ・赤味を抑え、ツヤ感を生むカラー。


【how to“スタイリング”】

  1. スタイリングを決めるコツは、分け目がパカッとしないように根元をこすりながら乾かすこと。襟足はキュッと締めて、ふんわり丸いシルエットに仕上げる。前髪を下ろし流しにする場合は、アイロンかホットカラーで。
  2. スタイリング剤は、バーム系を全体的に揉み込むように馴染ませる。馴染ませるだけだと、全体に動きが出ないので、最後に毛先を軽くねじって束感を作るのがポイント。

担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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