ヘアアレンジ・髪型
2023.8.18

【簡単6選】ギブソンタックのやり方は、これでうまくいく!

アレンジ次第で大人こなれ感の出るギブソンタック。アレンジ初めてする人でも簡単にできる方法を掲載。ヘアアイテム別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

ギブソンタックって?

美容ライター

中尾のぞみさん

「ギブソンタックとは、下のほうでひとつ結びした髪の結び目のところに、髪の毛の束押し込んで隠す髪型のこと。毛先を仕舞い込めるので、伸ばしかけだったり、私のように硬くてハリがある髪でも、可愛くまとまりやすいんです」(中尾さん)

 

「ねじり」の簡単ギブソンタックアレンジ【2選】

【1】サイド後ろねじりアレンジ

STEP1:バックの毛を外巻きに“ロール”してから、サイドの毛をねじり上に重ねて留める
髪を両サイドとバックの3つに分け、バックのみ毛先から外巻きにくるくる巻き上げて襟足でピンで固定します。残った両サイドの髪はねじって、巻き上げた髪の上で交差して留めます。

STEP2:耳前のサイド下部分をしっかり引き出し後ろの髪と流れをなじませる
ねじったサイドの髪はよく引き出してふんわり感をバックの“ロール”になじませて。特に、ねじり始めの耳前の所は毛束が落ちないギリギリまで引き出してニュアンスを増強。

STEP3:後頭部と下のロール部分をややつまんでこなれたくずれ感を
バックの“ロール”とねじり部分のピンをしっかり押さえながら、後頭部と“ロール”部分の髪を引き出して、こなれた雰囲気に。

完成!

 

【2】サイド先ねじりアレンジ

STEP1:サイドのねじりはほどけそうなくらい、大胆に引き出して
両サイドとバックの3つに髪を分け、ワックスを仕込んでからサイドの髪を耳上くらいから後ろに向かってねじる。同時に、ほどけそうなくらい大胆に引き出してニュアンスあるねじりに。

STEP2:グルグル外巻きにした“ロール”を押さえながらしっかりほぐす
両サイドにゆるっとしたねじりができたら耳後ろくらいでピンで仮留め。その毛先と残りのバックの髪を合わせて下から外巻きにくるくる巻き上げピンで固定。できた“ロール”を押さえて毛束を引き出し、ほぐす。

STEP3:“ロール”をしっかり押さえながら後頭部を引き出したるませて形良く
“ロール”をしっかり押さえながら後頭部の毛を引き出す。トップの毛は引き出さず、下にボリュームを出すことで形の良いAラインに。

完成!

 

「ピンとゴム」を使ったギブソンタックアレンジ【2選】

【1】サイドふわっとのメリハリアレンジ


  1. 全体を緩く巻いておく。
  2. 左右の耳上の毛束を適量取ってねじる。
  3. ねじった毛束を襟足でクロスしてピンで留める。
  4. 残りの毛と合わせ下から上にくるくるねじり上げてピンでしっかり留める。
  5. ヘアアクセをつけ完成。

【SIDE】

 

【2】5分で簡単立体アレンジ

Laf from GARDEN

津田恵さん

STEP1:顔周りの毛束をねじる
こめかみ付近の毛束を1本取り、毛先を持ちながらくるくるとねじる。反対側も同様に。

STEP2:後ろで毛束を合わせて結ぶ
左右の毛束をねじったら、後ろで合わせてゴムで結ぶ。毛束をピンと張らず、やや緩めにするのがポイント。

STEP3:下ろした髪を丸めてピンで留める
下ろした髪を6束に分け、ひと束ずつアップに。あらかじめ作ったねじりに絡ませるように毛束を丸めピンで留める。

STEP4:髪を上げ切ったらくずす
すべてアップし、毛先が飛び出ている部分は再度ピンで留めて収める。後頭部はざくっと、丸めた部分は毛束を細く引き出しふんわりと。

完成!

【BACK】

【SIDE】

 

「アイロンとコテ」を使ったギブソンタックアレンジ

STEP1:全体を外巻きにする
細めに毛束を取って外側にねじり、コテで挟んで外巻きに。ニュアンスをつけるだけなので、キレイに仕上げなくてOK。多少巻いていない毛束があっても大丈夫!

STEP2:トップの表面を軽く巻く
せっかくのアレンジも、トップがペタっとしていると完成度が急降下。ふわっとボリュームを出すために、ガイド部分の毛束を細かく取り、写真のようにひと巻きして!

巻き終わるとこんな感じ!

STEP3:セミウエットスプレーを振る
アレンジをおしゃれに見せるキモは、後れ毛&結んだときに表面に出る毛束感。必ずスタイリング剤を仕込むのを忘れずに。表面だけでなく、内側からもスプレーを。

STEP4:くしゃっともみ込む
STEP3のスタイリング剤を髪全体になじませるように、くしゃっともみ込む。これをすることで、ゴムやピンの留まりが良くなり、アレンジに適した質感に。

STEP5:表面を波巻きにする
ストレートアイロンを使用。トップの表面の髪を挟んだら、山を作るように手首を返し、くせがついたら下にずらして谷を作る。左右どちらもこれを毛先まで繰り返す。


表面だけにこの波がつけばOK!

STEP6:ひとつに結びクリップで固定
前髪をセンターに分けたら、全体を下の方でまとめてゴムで結ぶ。3か所クリップで固定すると、ギブソンタックが簡単に、キレイにできる!

STEP7:ゴムを下げる
ゴムを毛先の方までスライドさせてストップ。このときゴムが緩くなりすぎないよう、あらかじめきつめに結んでおくと失敗がない。

STEP8:ゴムを巻き込みながら丸める
ゴムが見えなくなるように、くるくる丸めてロール状に。毛先もきちんと収納する。クリップがあることでキレイにまとまり仕上がりに差が!

STEP9:ピンで固定し、クリップを外す
巻き込み部分のロール状の髪を拾いながら、地肌に沿わせてピンを挿す。ピンは3か所程留めればOK。最後に仕込みのクリップを外して完成!

【FRONT】

【SIDE】

【BACK】

 

「三つ編み」を使ったギブソンタック風アレンジ

美容ライター

中尾のぞみさん

STEP1:ヘアピンを用意する
強力なホールド力のヘアアレンジピン。独自のヘアポケット形状で髪を逃がさずにしっかりとキャッチ。
「ロングサイズで頭のカーブに沿ったR形状なのがポイント。髪を多くはさんでも抜け落ちにくく、多毛さんのヘアアレンジに最適です」(中尾さん・以下「」内同)

STEP2:全体をゆるく三つ編みにする
ゆるめの三つ編みにして、なるべく毛先のほうでゴムで縛る。
「 “くるりんぱ”をしてから毛先を根元に入れ込む方法もありますが、毛量が多くてハリがある場合、毛先を入れ込むのが大変! 最初に緩く三つ編みにして髪をまとめておくと、仕上げが楽ちんでニュアンスも出しやすいです」

STEP3:毛先からくるくると丸めこむ
三つ編みにした毛先を隠すように、根元に向かってくるくると丸め込んでいきます。

STEP3:ピンで根元と毛先を固定する
片手で毛束を押さえながらピンを横から差し、髪の根元と毛束の両方を挟んで固定します。
「強力ピンは大きいので1本で十分固定できます」

完成!
襟足や後頭部、耳周りの髪を指でつまんで少し引き出し、全体のバランスを整えれば完成。
「最初に三つ編みにしているので、毛束を少し引き出す際にも形が崩れにくく、不器用さんでも簡単。あえて毛束を斜めに作ってもOK! こなれ感が出せますよ」

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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