ギブソンタック風アレンジ|髪が太くて硬くてもゴム& ピン1本で簡単こなれヘアに【髪コンプレックス解消vol.45】
美容のプロが自身の髪の悩みをどうカバーしているかをご紹介する連載「賢人の髪コンプレックス解消ファイル」。
前々回(vol.43参照)、デイリーに最適なカジュアルシニヨンを披露してくれた美容ライター中尾のぞみさん。今回は上品フェミニンなギブソンタック風アレンジを教えてくれました。
「ギブソンタックとは、下のほうでひとつ結びした髪の結び目のところに、髪の毛の束押し込んで隠す髪型のこと。毛先を仕舞い込めるので、伸ばしかけだったり、私のように硬くてハリがある髪でも、可愛くまとまりやすいんです」
では、さっそく実践していただきましょう!
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今回の賢人のお悩みは…太くて硬くアレンジしにくい髪をギブソンタック風にまとめたい
今回の賢人File
Age 44歳
髪質 硬く、太く、多い、クセがある
髪型 ロング
ヘアカラー あり
パーマ なし
髪コンプレックス 顔に髪が刺さるほど硬い、ハリがありすぎてくるりんぱなどの流行ヘアができない、ニュアンスがつけづらく今っぽいダウンヘアにできない
くるりんぱができないほど硬くてハリがありすぎる髪をギブソンタック風にする方法とは?
【STEP 1】ヘアピンを用意する
使うのはコレ!
強力なホールド力のヘアアレンジピン。独自のヘアポケット形状で髪を逃がさずにしっかりとキャッチ。
「ロングサイズで頭のカーブに沿ったR形状なのがポイント。髪を多くはさんでも抜け落ちにくく、多毛さんのヘアアレンジに最適です」
【STEP 2】全体をゆるく三つ編みにする
ゆるめの三つ編みにして、なるべく毛先のほうでゴムで縛る。
「 “くるりんぱ”をしてから毛先を根元に入れ込む方法もありますが、毛量が多くてハリがある場合、毛先を入れ込むのが大変! 最初に緩く三つ編みにして髪をまとめておくと、仕上げが楽ちんでニュアンスも出しやすいです」
【STEP 3】毛先からくるくると丸めこむ
三つ編みにした毛先を隠すように、根元に向かってくるくると丸め込んでいきます。
【STEP 4】ピンで根元と毛先を固定する
片手で毛束を押さえながらピンを横から差し、髪の根元と毛束の両方を挟んで固定します。
「強力ピンは大きいので1本で十分固定できます」
【完成!】
襟足や後頭部、耳周りの髪を指でつまんで少し引き出し、全体のバランスを整えれば完成。「最初に三つ編みにしているので、毛束を少し引き出す際にも形が崩れにくく、不器用さんでも簡単。あえて毛束を斜めに作ってもOK! こなれ感が出せますよ」
デイリーカジュアルにも、パーティなどの席にもおすすめのギブソンタック風アレンジ。本当に簡単なので、まとめ髪ビギナーの方もぜひ試してみて!
構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。