髪が太くて多いせいで髪型に悩む人へ!簡単アレンジ“こなれシニヨン”の作り方【髪コンプレックス解消vol.43】
美容のプロが自身の髪の悩みをどうカバーしているかをご紹介する連載「賢人の髪コンプレックス解消ファイル」。
今回の賢人は、前回に続いて美容ライター中尾のぞみさんです。太い、硬い、多い、さらにクセもある……自称“4重苦ヘア” の中尾さん。しかし、編集部内では「いつもこなれたまとめ髪が可愛い」と評判です。
「朝、丁寧にスタイリングする時間がない時、髪のコンディションがイマイチなとき、気合を入れて原稿を書く日などは、まとめ髪が便利。ただ、髪にハリがありすぎて、“くるりんぱ”や編み込みなど柔らかいニュアンスが必要なまとめ髪は難しい(笑)。なので、普段はピンも使わずにゴム1本でできるお団子ヘア(シニヨン)にすることが多いです。顔周りの後れ毛などにニュアンスをつけることで、シニヨンもこなれた雰囲気を出すことができますよ」
では、さっそく実践していただきましょう!
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今回の賢人のお悩みは…太くて多く、扱いにくい髪を、こなれたまとめ髪にしたい
今回の賢人File
Age 44歳
髪質 硬く、太く、多い、クセがある
髪型 ロング
ヘアカラー あり
パーマ なし
髪コンプレックス 顔に髪が刺さるほど硬い、ハリがありすぎてくるりんぱなどの流行ヘアができない、ニュアンスがつけづらく今っぽいダウンヘアにできない
髪が太くて多い人でもスッキリ! こなれシニヨンHOW TO
【STEP 1】髪にオイルをなじませる
〈使うのはコレ!〉
バラの香りが心地よいナチュラルオイル。のびがよくベタつかないので、髪、頭皮、ボディなど全身マルチに使えます。「私はヘアオイルとして活用。2~3滴を手に広げ、耳の高さから毛先までを中心に手ぐしでなじませます。するとかたいクセ毛もボンバーにならず、ほどよいツヤと束感が出てニュアンスがつけやすい! ほんのり漂うバラの香りにも癒されます」(中尾さん)
【STEP 2】髪をひとつにまとめてゴムを何度か通す
襟足で髪をまとめて、ゴムを通します。
【STEP 3】髪を輪っか状のお団子にする
3回ほどゴムを巻きつけたら(髪の多さによって各自調整)、輪っかを作って毛先を上方向にします。
【STEP 4】髪を巻きつけて、ゴムに毛先を挟む
ゴムが隠れるように髪を巻きつけて、毛先をゴムに挟み込んで固定します。
【完成!】
耳周りや後頭部の髪を指でつまんで少し引き出し、全体のバランスを整えれば完成。「お団子は襟足に近い下のほうでまとめて、顔周りや後頭部の髪を小束で少しずつ引き出してフォルムに立体感を出すと、今っぽい仕上がりになりますよ」
慣れれば1分でできるカジュアルシニヨン、試してみて!
*商品の価格はすべて税抜です。
構成/野村サチコ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。