ヘアアレンジ・髪型
2023.9.2

セルフで簡単! 結婚式やパーティにおすすめの「ヘアセット」23選

サロンのスタイリストが教える!結婚式や結婚パーティーにおすすめ「自分でできるヘアセット方法」「ショートヘア」から「ボブ」「ミディアム」「ロングヘア」まで長さ別、ヘアセット方法を紹介します。夜会巻きやお団子、くるりんぱなどお好きなヘアセットに挑戦してみて!

「ショート・ショートボブ」の結婚式向けヘアセット6選

【1】可愛く決まる!リボンアレンジ

リープテイスト(Leap Taste) トップスタイリスト

AKANEさん

ショートボブでもねじれは落ちてこない

【Step.1】ハーフアップを作る


ハーフアップを作りますが、毛先までしっかりねじってからゴムで留めます。

【Step.2】崩す


結び目は手で持ったままほぐしましょう。


こんな感じに無造作感が出るように。

【Step.3】全部一緒にまとめる


残りの毛も、全部一緒に低めの位置で結びましょう。

\リボンを巻いたら完成/


【2】ねじりとくるりんぱでできるお呼ばれアレンジ

AFLOAT RUVUA スタイリスト

CHIHIROさん

【BEFORE】
丸いシルエットのショートで襟足はかなり短め。

【Step.1】アイロンで巻く


全体を26mmのアイロンでしっかり巻いていきます!襟足はストレートアイロンで外はねなどしてもかわいいですよ。

【Step.2】スタイリング剤を付けてくるりんぱ


全体にスタイリング剤をつけて、トップの髪の毛をくるりんぱします。スタイリング剤はクリーム状のワックスとオイルを3:1くらいで混ぜてつけるのががおすすめです。

【Step.3】サイドをねじる


サイドの髪の毛をねじり編みします。普通の編み込みだと髪の毛がぴょんぴょん出てきやすいので、ねじりながら編むことをおすすめします。

【Step.4】ゴムで結ぶ


両サイドねじってゴムで結びます。結んだら全体のバランスを見ながら軽く引き出しましょう。毛量が多い人はトップのみの引き出しで大丈夫です!

【Step.5】ピン留めする


両サイドの髪の毛をくるりんぱの毛先の下でピンもしくはゴムで結んで止めましょう。短い人は毛先同士が届かないのでピンで留めましょう。

前髪や後れ毛、正面からみたときに見える毛先の髪の毛などを可愛く巻き直しながら完成させます。



【3】簡単だけどきちんと感もあるハーフアップアレンジ

XELHA (シェルハ)スタイリスト

水野涼太さん

【BEFORE】


ショートヘアでもピンを使わず に、ゴム1個だけでできる簡単アレンジをしていきたいと思います。

【Step.1】26mmのカールアイロンでランダム巻きに


まず耳より上の毛(顔周りの毛以外)を26mmのカールアイロンでランダムに巻きに。顔周りの毛は仕上がりをかなり左右するので、重要なポイント。全体のバランスを見ながら巻いた方が可愛くなるので、後ほど巻き足す。

【Step.2】ハーフアップのお団子を作る


Step.1のアイロンで巻いた部分だけをひとつ結びにしてハーフアップの形に。 この時にポニーテールではなく、毛先をUの字(お団子のように)に結ぶ。

【Step.3】リバース巻きを作る


襟足の毛を外ハネに巻き、顔周りの毛は全体のバランスを見ながらリバース巻き(外巻き)に。 この時に顔周りの毛を巻きすぎると横にボリュームが出てしまうので、カールアイロンを滑らすように巻くと上手にゆる巻きができる。

【Step.4】ほぐしていく


ひとつ結びにした所をほぐしていく。この時にトップを多めに引き出しながらほぐすと、トップに高さが出て360°どこから見てもひし形になり、より可愛くなる。

完成


後ろから見たアレンジ。 お呼ばれ(二次会)でも日常やデートでも使える万能なゴム1個だけでできる簡単アレンジ。

【4】くるりんぱで華やかになるハーフアップ

XELHA (シェルハ)スタイリスト

畑 美優さん

【Step.1】26mmのアイロンでしっかり巻く


髪を26mmのカールアイロンで根本からしっかり巻きます。この時にスタイリング剤をよくなじませます。オイル系だと艶が出てgood◎。

【Step.2】ハーフアップする部分を結ぶ

耳前の髪を残して、少なめにとってハーフアップをしていきます。結んだあとにトップをしっかり引き出します。

【Step.3】もう1段階結びくるりんぱ


先ほど残した耳前の髪を後ろで結んで、 Step.2で取った髪より1段階下の部分を結んでくるりんぱします。
※耳前の髪はほぐしません

【Step.4】くるりんぱ部分をほぐす


くるりんぱした部分をほぐして、馴染ませていきます。

【Step.5】結び目のゴムを隠す


ゴムを隠すため、結んだ髪のひと束を取り、ゴムの周りに巻きつけてピンで留めていきます。

完成


全体の巻きを確認して足りないところは巻き足して、最後に顔周りの後れ毛を毛先が外ハネになるように巻き、全体のバランスを整えて完成です!マスクとも相性抜群の小顔アレンジです。

 

【5】短くてもできるアップスタイル

AFLOAT RUVUA スタイリスト

CHIHIROさん

【BEFORE】

【Step.1】ストレートアイロンで根元からウェーブ巻き


コテよりもストレートアイロンの方が根元からウェーブ感が出せるのでオススメです。引き出した時にルーズ感が可愛いくなります。

【Step.2】サイドの髪をくるりんぱ


この時にしっかりワックスをつけることで崩れにくく、パサついた髪の毛が出てこないので必ずつけましょう。おくれ毛はこの時に調整しながら出して残しておきます。

【Step.3】くるりんぱを繋げていく


上のくるりんぱの毛先も一緒にまとめて結びます。くるりんぱを一つ作るごとに引き出してゆるふわにしておきましょう。
※後から髪を引き出すと崩れやすくなるので注意!

【Step.4】側面を全てくるりんぱ


左右を写真のようにくるりんぱでつなげましょう。スッキリとした綺麗な上品な印象になります。

【Step.5】中央の髪の毛をねじりながら毛先を結ぶ


ねじって捻ることによってより可愛いくなります。もうここまできたらラストスパートです!

【Step.6】毛先を中に入れ込んでピンでとめる


先ほど結んだ毛先を中に入れ込んでピンでとめてしまいこみます。360度大人っぽい印象になり、二次会などでも使えるアレンジです。最後にまた軽く引き出しましょう。

\最後におくれ毛や顔周りの髪の毛も巻いて完成/

【6】ツイスト巻きで作るアップスタイル

AFLOAT WORLD スタイリスト

三科 里奈さん

【Step.1】アイロンで巻く


26mmアイロンで根元からしっかり全体を巻いて、髪質に合わせてバームやワックス等のスタイリング剤をつけます。

【Step.2】ツイスト巻きを作る


サイドからツイスト巻きをして、後ろでひとつにくくります。ツイスト巻きとは、髪の毛をねじりながら巻いていく方法です。しばった部分を持ちながらトップ部分を崩れないようにバランスをみて引き出していきます。

【Step.3】ほかの髪もツイストしていく


ゴムを隠すように結んでいない毛をねじりながらピンで留めます。ピンはツイストした部分の下に入れこみます。結んでた毛先をツイストして結びます。

【Step.4】中に入れ込む


ツイストしてた部分を中に入れこみ、ピンで留め、軽く引き出して形を整えます。

【Step.5】おくれ毛を巻く


最後におくれ毛をサイドバング・こめかみ・もみあげから出して26mmで巻いたら完成です!おくれ毛は毛先が外はねになるように巻くのが小顔効果がありオススメです!

完成


ドレスアップとの相性も抜群なので、二次会やパーティーなどのお呼ばれにも使えるアレンジです!ショートヘア~ボブの方でも出来ちゃう。簡単アレンジなので是非お試しください。

 

「ボブ」の結婚式向けヘアセット5選

【1】ボブでもできちゃう「夜会巻き」風

LOOPスタイリスト

脇田 明日香さん

【Step.1】ハーフアップ三つ編みを作る


ハーフアップ部分を三つ編みにします。ボブの方は、編み込みにするとバラバラと落ちてきてしまうので、三つ編みの方がおすすめです。

【Step.2】引き出す


三つ編み部分を広げてボリュームを出します。結び目を押さえながら行いましょう。横にも上にもグイっとしっかり広げるとふんわり感が出ます。


トップもしっかりと。

こんな感じになります。三つ編みの結び目部分は髪を通し切らずに丸めておきましょう。

【Step.3】くるりんぱをつくる


三つ編み部分は上にもって行っておいて。


下の残りの毛を結んで逆りんぱします。逆りんぱとはくるりんぱを内から外にすることです。


くるりんぱしたら、しっかり引っ張って結び目を締めましょう。

【Step.4】クリップで留める


上に留めておいた三つ編みを、毛先を内側に入れ込むようにしてクリップで留めます。くるりんぱの結び目部分を隠すように、がポイント。

完成


三つ編みでボリュームも出て華やかに。ボブとは思えないボリューム感が嬉しい。首の生え際部分も、くるりんぱしているので毛が落ちてこなくて安心です。

 

【2】三つ編みとくるりんぱでできるお呼ばれアレンジ

【Step.1】ハーフアップをくるりんぱ


ハーフアップを作ってくるりんぱします。全体的にくるりんぱ部分も含めて、崩すとボリュームが出ますのでお好みで。

【Step.2】三つ編みを作る


下を半分に分けて三つ編みを作ります。上のくるりんぱした毛先も一緒に編んでいきます。毛先はシリコンゴムを使いましょう。お団子のようにくるっと丸めておくのがポイント。


こんな感じになればOK。

【Step.3】三つ編みを丸める


三つ編みを巻き上げてピンで留めます。ピンを留めるコツは、開かずに頭皮に向かって立ててから寝かせて、頭皮に沿って挿し込むときっちりと留まります。

【Step.4】反対側も


反対側も同じように行います。留め足りない気がしたら、何か所か留めましょう。

【Step.5】ヘアアクセを付ける
全体的にお好みで崩した後に、ヘアアクセをくるりんぱと三つ編みの間に付けます。

完成


冠婚葬祭にも和装にも、なんでも似合うアレンジの完成。

 

【3】スッキリこなれお団子

リープテイスト(Leap Taste) トップスタイリスト

AKANEさん

【Step.1】お団子を作る


耳前の髪だけを残してお団子を作ります。

【Step.2】サイドの髪を巻き付ける


サイドの巻きを整えながらお団子の上から下へと巻き付けます。
※利き手が逆の人は右側の髪を残す方がやりやすいかもしれません。


【Step.3】飾りをつける


短い髪が出てこないように飾りをつけるのがオススメ。

完成


【4】キラキラなヘアアクセを付けた後ろ編み込み

GARDEN Tokyo トップスタイリスト

本木亜美さん

【Step.1】後れ毛を残してまとめる


ラフ巻きにしてシアバターをなじませ、こめかみ、耳前、耳後ろの毛束を残して髪をまとめる。

【Step.2】編み込みにする


まとめた髪は3束にわけ、大きく編み込みにしてバレッタで留める。ボブなら3回編む程度。

【Step.3】表面をくずす


表面の髪を所々指でつまみ出す。面長さんは、横もふんわりさせるとGOODなバランス。

 

【5】パールピンを使った簡単アレンジ

【Step.1】フェイスラインの毛束をリバース(後ろ向き)に巻く

【Step.2】その後ろの毛束はフォワード(前向き)巻きに

【Step.3】さらにその後ろはリバース、その後ろはフォワードと交互に巻いていく

【Step.4】全部を巻き終えたら手ぐしでざっくりほぐす

【Step.5】毛先をところどころ外ハネに

【Step.6】ソフトワックスを手にとり、下から手を入れてなじませる

【Step.7】分け目の横の毛束をとり、後ろ向きにねじる

【Step.8】地の髪を少し入れ込んでさらにねじる

【Step.9】後ろでピンで固定する

【Step.10】逆側も同様に

【Step.11】髪をところどころつまみ出す

【Step.12】顔周りの髪を残し、耳にかける

【Step.13】パールピンをランダムに飾る

完成

「ミディアム」の結婚式向けヘアセット5選

【1】ナナメWくるりんぱで「抜け感」おしゃれヘア

uka  東京ミッドタウン 六本木  ヘアスタイリスト/商品開発

保科真紀さん

変則的なくるりんぱテクニックでムードある抜け感おしゃれヘア


全体をナナメに分けて大きな毛束と小さな毛束を作り、上からと下からふたつのくるりんぱをしたスタイル。簡単なのに「どうやったの?」と聞かれること間違いなし。

\BACK/

\FRONT/

【Step.1】こめかみから襟足のセンターまでナナメに分けてブロッキング


上の毛束をゴムで結ぶ。

【Step.2】結び目の上を上下に裂いて穴を作り、毛束を上から下に通してくるりんぱをする

【Step.3】結び目を持ち、ゴムの周りの毛束を引き出してほぐす


その後、残りの毛をまとめて結ぶ。

【Step.4】Step.3の結び目の上を上下に裂いて穴を作り、今度は下から上に向かってくるりんぱをする。

【Step.5】Step.4の毛先を押さえて、コームで留める。


なるべく毛先が飛び出さないように留めて完成。

 

【2】クラシカルな「夜会巻き」

【Step.1】ハーフアップを作ってねじる


ハチ上あたりの髪をハーフアップにしてねじります。ねじったら、上にあげて仮留めしておきましょう。

【Step.2】下の部分をお団子に


下の髪を後ろに梳かし、ひとつ結びにして先を輪っかのお団子状にします。
※耳後ろのサイドの髪を後ろに向かってきちんと梳かしておくと、あとで地肌が見えなくきれいにまとまります。


こんな感じになります。

【Step.3】上を下のお団子に巻く


上の仮留めを取って、下のお団子に巻き付けたら、シリコンゴムで留める。アメピンで留めてもOK。

【Step.4】ほぐす


全体をしっかりほぐします。片手で押さえながらほぐすとボサッと崩れにくいです。鏡を見て、自分の骨格をチェックしながらほぐしましょう。

完成


夜会巻きのようなクラシカル簡単お団子の出来上がり。


お気に入りのヘアアクセをつければ、ファッションとも合わせられてお洒落に決まります。

 

【3】おしゃれな「プチ丸お団子」


\BACK/


\FRONT/

【Step.1】全体にセラムをなじませてひとつに結ぶ


結び目を下に下げ、その上を縦に裂いて穴をあける。

【Step.2】穴に上から毛束をくるりんぱするように入れ込みつつ、通し切らずに、毛束を二つ折りにする

【Step.3】毛先だけ襟足側に入れ込み、両サイドの毛を寄せてまとめて、もう1本のゴムを使って結ぶ

【Step.4】結び目の上にくるりんぱのねじりがあり、毛先が隠れたプチお団子に


クリップをつけて完成。

 

【4】後れ毛を巻いたこなれアップ

SHEA トップデザイナー

佐藤比香瑠さん

【Step.1】髪にシアーバターを付ける


まずは髪にシアーバターを付けます。これをすることで髪をまとめやすくなります。

【Step.2】お団子を作る


高い位置にお団子をつくりシリコンゴムでとめる。

【Step.3】毛先の髪を入れ込む


毛先の毛をゴムに巻き付けさらにシリコンゴムでとめる。

【Step.4】ピンで留める


とめてあるゴムを隠すようにお団子を崩しながらアメピンでとめる。

【Step.5】トップを引き出す


引き出すときは鏡を見ながら全体のフォルムがきれいなるようにちょっとずつがおすすめ。

【Step.6】おくれ毛を巻く


顔まわりや襟足のおくれ毛を出し、26mmのコテで強めのカールをつける。

横から見ると

後ろから見ると

ひと手間加えるだけで、凝ったお団子ヘアが出来上がります。

【5】三つ編みとツイストで作る華やかアップ

kyle(カイル)トップスタイリスト

日比野 愛さん

【Step.1】トップをブロッキング


サイドを残し、トップを分けてブロッキングします。トップは落ちてこないようにクリップでとめておきましょう。

【Step.2】下部分を三つ編みお団子に


下の部分を三つ編みしてアメピンでとめながらお団子にします。少しルーズに崩すと可愛いです。その際、毛先はゴムで留めておいてください。三つ編みお団子にすることで崩れにくいというメリットも。もちろん可愛さもアップ。

【Step.3】残り部分をツイストに


上の部分を外してツイスト編み(ねじり編み)していきます。

\ツイスト編みした髪をお団子のまわりに巻きつけてアメピンでとめて完成/

「セミロング~ロング」の結婚式向けヘアセット7選

【1】上品で華やかなポニーフック

K-two GINZAスタイリスト

谷口翠彩(みどり)さん


華やかな印象にしたいから、いつもと違うアレンジを取り入れたい。シンプルなサイド結びに+αのテクで差をつけて。

  1. 髪にソフトワックスをなじませたら、左サイド以外の髪を右下で結ぶ。
  2. 左サイドの髪をねじりながらその毛束にきつく巻きつけ、終わりは上から再度ゴム結びに。
  3. 巻きつけた部分を整えながらゴムを隠し、根元の結び目にポニーフックを飾って。

【2】ルーズツイストシニヨン

ドレスアップがこなれて見えるエフォートレス感あるまとめ髪


ほどけそうでほどけないルーズ感がリラクシーで、“頑張りすぎない”感じを演出できるスタイル。本当に落ちてくるとだらしないので髪を留めるワックスが大切。

\FRONT/

\SIDE/

【Step.1】ワックスをパール粒大、中間~毛先中心につけてから、全部の毛を片側に寄せてねじる。

【Step.2】毛束で平仮名の「の」の字を描くようにお団子を作り、そのままゴムで結ぶ。

【Step.3】ゴムを3~4cm下にずらす。


その後、結び目を片手で持ってその上の毛束を数か所引き出す。

【Step.4】結び目の上を縦に裂いて穴をあけて、お団子をその中に通し、くるりんぱをする。

【Step.5】ゴムが見えないように調整しながら、お団子を片側に寄せる。


毛束をほぐしニュアンスを。

 

【3】ツインテールシニヨン

スタイリスト

土佐 優奈さん

【Step.1】毛先をワンカール


コテで毛先をワンカールしておきます。

【Step.2】2つに分ける


2つに分けて低めの位置で結びます。

【Step.3】くるりんぱ


Step.2の結び目の上の部分を、外から内に髪を入れてくるりんぱ。くるりんぱした部分を少し、引き出しておきましょう。その方が、全体が出来たときに無造作感が出ます。

【Step.4】ロープ編みをする


左右それぞれロープ編みします。


編み終わりの毛先はお団子にしておきます。


両方できると、このようになります。

【Step.5】逆サイドに通す


作ったロープ編みを逆サイドのくるリンパの上から通します。

完成


崩れないように、気になる部分をピンで留めたら完成。

 

【4】ゴージャスシニヨン

スタイリスト

美侑さん

【Step.1】表面を巻く


32mmのアイロンで表面を巻いておきます。

【Step.2】4等分して結ぶ


耳から上の毛束を四等分にして結ぶ。

【Step.3】くるりんぱする


Step.2で結んだ髪を1つずつくるりんぱする。外から内にくるりんぱ。

【Step.4】1つに結ぶ


毛量が多い人や硬い人は、ここで1回全部を1つに結びます。そうでない人は結ばなくでも大丈夫。

【Step.5】ねじる


毛束をツイストにねじり、しっかり大胆にほぐして毛先をゴムで結ぶ。

【Step.6】お団子を作る


毛束を結んだ根本に巻きつけピンで止めてお団子をつくる。

完成


全体のバランスを見ながらほぐしたら、ゴージャスシニヨンの完成です。

 

【5】簡単!ローポニこなれアレンジ

アートディレクター/ヘアメイク

毛利仁美さん

【Step.1】軽く巻く


お好みと時間に余裕があれば、毛先をワンカール巻きましょう。巻いたら軽く全体にバーム(人差し指の先に軽くひとすくいで十分)とオイル(10円玉分ぐらい)をミックスして、髪になじませておきます。この作業が髪のまとまり感をキレイに出すには、絶対に必要です。

【Step.2】ローポニを作る


左右耳前の毛を残してポニテを作る。この時ポニテの浮遊感の毛は残しておくのがポイント。

【Step.3】サイドの髪をねじる


残した耳前の毛を後ろにねじり編んでいく。ねじる方向は、各サイド後ろに引っ張りながら内側にねじっていきます。ねじったら軽くほぐしましょう。ほぐすときは、ねじった先の髪を片方の手でしっかり押さえて、別の手で優しく下に引くようにしてほぐすのがポイント。

【Step.4】ゴムで留める


ねじった髪を、最初に作ったポニーテールの根元に巻き付けたら全部の髪をビニゴムで結びましょう。巻き付け方は、左側は右側にかぶせるように、右側は左側にかぶせるように。ねじった髪を、結んだゴムに少しかぶせるようにすると結び目が隠せます。

完成


【6】マルチに活躍!タマネギローポニ

【Step.1】一つに結ぶ


低めの位置で一つにまとめます。

【Step.2】少し崩す


表面を凹凸にするとカジュアル使用にも、TPOに合わせて自分で調節するのがおすすめです。

【Step.3】結び目を隠す


結んだ髪を少し取り、結び目に巻き付けて最初に留めたゴムに毛先を入れ込んで、結び目を隠しましょう。

【Step.4】巻き付ける


毛束をグルグル巻き付けてシリコンゴムで留める。

【Step.5】ずらす


巻いたら下にずらします。この時、写真のように間隔をあけるのがポイント。

【Step.6】間を引き出す


間から、髪を適度に引き出す。

完成


【7】編み込みお団子

AFLOAT NAGANO スタイリスト

轟美貴子さん

【Step.1】毛先だけ軽く巻く


アレンジしやすいように毛先を巻いておきます。バームを全体的につけるのがオススメ!コテは32ミリか38ミリがこの長さならおすすめです。

【Step.2】3つに分ける


サイドの毛を多めに残して真ん中の髪のみ下の方で一つに縛ります。

【Step.3】三つ編みする


真ん中の縛った毛を毛先まで三つ編みします。毛先をゴムで丸めておくとまとめやすいです。

【Step.4】お団子を作る


結び目のところでお団子にします。髪の長さが短い人はほぐすと可愛いです。お団子にしたらピンで留めましょう。毛先の部分に上から下に向けて挿すと取れにくいです。

【Step.5】 編み込みを作る


残してあるサイドの毛を編み込みします。毛先の方は三つ編みをして毛先をゴムで丸めておきます。

【Step.6】反対側も同様に


反対側もStep.5同様に編み込みを作ります。

【Step.7】サイドの編み込んだ毛を巻き付ける


後ろでお団子したところに巻き付けるようにまとめます。上から下に巻き付けると、編み込みがきれいに見えます。こちらも巻き付けたら毛先をピンで留めて固定しましょう。

完成


完全!ヘアアクセがなくてもとても可愛いです。和装や冠婚葬祭、これからの時期は卒業式や入学式にもおすすめです。

華やかに仕上げる5つの「ヘアセット術」

【1】アイロン使用前に専用のスタイリング剤を使用

Tierra アートディレクター

毛利仁美さん

程よいカールをつける場合
巻く前にオイルをつけておくと、カールがつきすぎず程よいくせに。
「オイルの潤いが髪を包み込み、アイロンの熱でもくせがつきにくくなります。巻きすぎが予防でき、緩やかな曲線に仕上がるんです」(毛利さん)


ヘアサロン tricca代表

毛利俊英さん

カールが取れやすい場合
「カールの持ちをUPさせるコツは、3つあります。ひとつめは、巻く前にスタイリング剤をつけること。この時、ホールド力のあるスプレータイプを使うと、熱を加えることでキープ力がさらに高まります。ふたつめは、ヘアアイロンで巻く時は、毛束を少なめに巻くこと。これは、髪にまんべんなく熱を加えるためです。そして3つめは、熱が取れるまで触らないこと。髪が温かいうちに触ってしまうとカールが取れやすくなります。以上の3つを行なってみると、カールの持ちが格段にUPしますよ」(毛利さん)

 

【2】巻いてベースを作る

【Step.1】交互に巻いていく
フェイスラインの毛束をリバース(後ろ向き)に巻く。その後ろの毛束はフォワード(前向き)に巻く。さらにその後ろはリバース、その後ろはフォワードと交互にくり返す。

【Step.2】全部を巻き終えたら手ぐしでざっくりほぐす

【Step.3】ソフトワックスを行き渡らせ仕上げる
ソフトワックスはこのくらい。手に広げて、下から手を入れてなじませる。カールをほぐしながら、全体にワックスを行き渡らせれば、ベース巻きの出来上がり。


【3】崩れにくくするためにヘアスプレーを活用

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【4】崩れにくくするためにピンを賢く使う

【ピンの種類】

《形》
写真下のように、短い辺が波形のものは、たくさんの毛を留めるのにベスト。ストレート形は頭皮から浮きにくい。先端に玉がついているものは頭皮を傷つけない安全設計なので、ぶきっちょさんなら玉つきを。

《長さ》
美容師さんが使う基本的な長さは約5.5cmのもの。アメピンの中でもスモールピンと呼ばれる少し短いものは約4cm。留める位置や毛量で使い分けて。

《色》
アメピンは、目立たないように黒が主流(写真下)。最近はカラーをした髪に合わせてブラウンも登場。髪色に合わせて選んで。


上手な留め方

持ち方
アメピンの間に指を入れると、指を抜いたときにずれてくずれの原因に。カーブしている根元部分を開くように持つのが正解。



向き
先端のカーブが髪の間から出ないように、長い辺を上にして留めるのが主流。でも、長い辺を下にするとたくさんの毛を留められて安定するから、初心者はこちらでも。

「少量」「直角」が基本

ヘア&メークアップアーティスト

佐川理佳さん

「ピンは、以下のイラストで紹介した基本の留め方プロセスがきちんとできるようになれば、誰でもどんな髪質でも必ず留められるようになります。毛量が多くて留まらない人は、毛束を多く取りすぎているはず。ピンはそれぞれ留められる毛量が決まっているので、ピンの間に挟まる分だけ留めるようにしましょう。また、反対に髪が少なすぎて抜け落ちてしまう人は、ベースに質感のつくムースなどをつけてからアレンジすると、ピンが留まりやすくなります」(佐川さん)

【Step.1】留めたい毛束をピンの先で挟み、留めたい位置の真上から頭皮に向かって垂直になるようにサクっと立てる。頭皮に軽くピン先が当たるくらいの感覚でOK。

Point

毛束に対して垂直に、真上からピンを挿す

【Step.2】ピン先はStep.1の位置をキープして、毛束を挟んだまま、ピンが頭皮と平行になるようにパタッと倒す。留めたい毛束に対してピンが垂直に倒れていたら正解。

Point

毛束を挟んだままピンを頭皮と平行に倒す

【Step.3】そのままぐいっとピンを挿し込む。ピンが頭皮と平行に、毛束と垂直になっていて、毛束と共に、地の髪も少し挟み込んでいれば、根元の髪にも固定されてピタッと留まる。

Point

ぐいっと挿し込んで、毛束を地の髪に留める

【サイドねじりの留め方】

【Step.1】耳上に1cmくらいの毛束を外巻きにねじり、ねじった一部をピン先で捕らえて挟み、頭皮に垂直にピンを立てる。

【Step.2】ねじりの中心と外側からピン先が外れないよう注意しながら、ピンを頭皮と平行になるように、後ろ側にパタッと倒す。

【Step.3】片方の手でねじりがくずれないよう押さえながら、毛束の中にピンをぐっと挿し込みながら、地の髪に留める。

【5】おしゃれな遅れ毛の作り方

「たくさんの後れ毛を出すスタイルはプロでもバランスが難しいし、失敗するとだらしなくのでおすすめしません。後れ毛は少量でもちゃんと手を加えるとぐんとしゃれ見えするので、もみあげだけで清潔感のある感じに仕上げるのが◎です」(佐川さん)

お手本はこれ


S字カーブを描くもみあげで顔の横に空間ができ小顔効果も。

【Step.1】ヘアアレンジのゴムで結ぶ前の段階で、耳前のもみあげの毛を一筋、ごく細い毛束で引き出しておく。

【Step.2】ストレートアイロンで、もみあげの根元近くを挟み、真横にくせづける。


アイロンはできればプレート細めのミニアイロンで、低温でサラッとくせがつけばOK!火傷に注意。

【Step.3】そのままS字を描くようにゆっくりと滑らせ、毛先付近でもう一度、真横にくせづける。

【Step.4】人差し指の指先にワックススプレーをシュッとひと吹き。濡れたのがわかるくらいが適量。

【Step.5】ワックススプレーを吹きかけた人さし指と親指の指先をこすり合わせて軽くもみあげを挟んで滑らせ、なじませる。

【Step.6】2本の指で挟みながらもう一度、S字の形をなぞるようにしてくせづける。


極細の毛束に散らして、完成。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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