SDGs
2023.7.29

“人が美しくなるためにしないこと”とは?【クイズ!美容ブランドのSDGs】vol.3 THE BODY SHOP編

初めて聞いた時は、読み方も意味もよくわからなかった“サステナブル”や“SDGs”。最近では耳慣れてきたと思います。私たちの好きなコスメブランドも、精力的にサスティナブルな活動に取り組んでいます。各ブランドがどのような活動を行っているかを知って、自分も地球ももっともっと美しくなるヒントを見つけてみませんか? 今回は、1976年にイギリス・ロンドンからスタートした『THE BODY SHOP』からクイズを出題!

クイズ! 美容ブランドの【SDGs】−THE BODY SHOP編−

クイズを始める

45年以上前の創業時より現在のSDGsにつながる活動を実践

「ザボディショップ」は、創業者のアニータ・ロディック氏が「企業には世界を良くする力がある」と確信して、1976年にイギリス・ロンドンのブライトンで自然派化粧品のお店を始めたのが始まり。創立当初より、世界中から選りすぐりの優れた天然原料を配合した製品を通じて、人々の生活を心地よくするのはもちろんのこと、自然環境や生物多様性、人権を尊重し、地球上のすべてをより豊かにするという現在のSDGsと重なる活動を継続して実践しています。

直近の目標としては、2023年までに全アイテムでヴィーガン認証を取得すること。「ザボディショップ」の製品はすべてベジタリアンで、その中でも約6割がヴィーガンアイテムですが、世界最古の権威ある「The Vegan Society」というヴィーガン認証マークを取得することは、動物愛護の観点だけでなく、製品の製造においてより透明性を高めるためにも重要な取り組みなのです。

また、循環社会を実現させるために、製品容器・包装のイノベーションにも投資。不要なプラスチック容器・包装を排除し、2030年中に容器・包装の100%を再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能なものにするという目標を掲げて取り組みを進めています。

現在、新店舗やリニューアル店舗を中心に「チェンジメーカーズワークショップストア」という循環型の、よりサステナブルにこだわったコンセプトストアも展開中。

『美的』読者が取り組みやすい『THE BODY SHOP』のSDGsはこちら!

「ザボディショップ」のアイテムの多くにフェアトレードの要素が含まれているので、製品を購入することで生産者の方々を支援することや地球環境保護に。また、店舗にあるリフィルステーションでボディシャンプーやハンドソープを購入することもプラスチック削減にもつながるので、気軽に参加できるサステナブルな活動です。

さらに「ザボディショップ」では、チェンジメーカーとして世界によりよい変革をもたらすべく、社会にある見過ごされがちな問題を喚起し、皆と考えて行動する「アクティビズムキャンペーン」と呼ぶ活動を随時実施。これまで「化粧品の動物実験反対」キャンペーンほか、世の中の法律を変えるきっかけになったことも。2022年から新たにスタートしたグローバルアクティビズムキャンペーン「Be Seen.Be Heard.」では、未来を担っていく若者たちに目を向け、耳を傾け、彼らの声を政治に反映させるための支援を行っています。公式サイトから署名という形で参加も可能。今すぐできる活動をチェックして、笑顔が増える世界を一緒に作っていきませんか。
https://www.the-body-shop.co.jp/shop/e/eactivism/

サステナブルとSDGsについておさらい!

【サステナブルとは】

・“持続可能な”という意味。
・ “地球の環境を壊さず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに暮らしていける社会の実現”という世界中の人たちの共通目標。
・国連が1987年にこの言葉を使い始める。

SDGsとは】

・2015年に掲げられた“持続可能な開発目標”のこと。
・年々と地球自然の枯渇や環境問題への危機感が高まったのがきっかけ。
・2030年までに持続可能でより良い世界を目指す。
・目標は、環境問題のみならず、貧困、経済成長、ジャンダーといったさまざまな課題が網羅されている。
・2023年の今、SDGsの目標達成は折り返し地点を過ぎたところ。

つまり、サステナブルな社会の実現に向けて、SDGsという取り組みが行われているのです。

構成/越後有希子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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