実は知らない伝統工芸品とSDGsの関係って?クイズ!美容ブランドの【SDGs】−SNOW FOX SKINCARE−編

初めて聞いた時は、読み方も意味もよくわからなかった“サステナブル”や“SDGs”。最近では耳慣れてきたと思います。私たちの好きなコスメブランドも、精力的にサスティナブルな活動に取り組んでいます。各ブランドがどのような活動を行っているかを知って、自分も地球ももっともっと美しくなるヒントを見つけてみませんか? 今回は、今年カッサ ヘアブラシが大ヒットした『SNOW FOX SKINCARE』からクイズを出題!
クイズ! 美容ブランドの【SDGs】−SNOW FOX SKINCARE編−
古き良き知恵と現代のテクノロジーの融合がサスティナビリティを確立
今年、美容賢者の方々から大絶賛されてカッサ ヘアブラシが大ヒット中の『SNOW FOX SKINCARE』ですが、ブランド名にもあるようにスキンケアからスタートしたブランドです。
ブランドの誕生は、重度の酒さに悩んでいた創業者のフィービー・ソング氏が、オリジナルの処方を開発したのがきっかけ。台湾からの移民二世としてオーストラリアで育った彼女は、東洋の伝統的な治療方法と現代の皮膚科学の両方を取り入れた処方に辿り着き、2016年にオーストラリアで発売されました。日本には2021年に上陸しています。
彼女と同じように肌あれや敏感肌に悩む人たちが根本的な肌環境改善にアプローチできるよう、結果重視の哲学に基づいた製品作りを行っている『SNOW FOX SKINCARE』。もちろんSDGsへの取り組みも重要課題としていて、地球環境への影響を最大限に配慮した原料の調達などに関わるプロセスからパッケージングに至るまで、生産体制に関しても透明性を追求しています。その思いは、乱獲された白北狐を通して象徴される人間の身勝手さと、温暖化で住む場所を失いつつある彼らを忘れないという目的を持って作られたロゴにも込められています。
大ヒット中のカッサ ヘアブラシは、台湾の伝統的なカッサブラシがヒントに。古き良き知恵と現代のテクノロジーを融合させたことで、世界中に台湾の伝統工芸品が広まり、職人たちの収入の安定や後継者問題の解決への糸口となっています。いい製品があっても、知られなければ廃れてしまいます。それが、現代のSNSの拡大によって世界中に伝わりやすくなり、需要と供給のバランスが取れて循環が生まれる…まさに、SDGsが目指すところにあると感じますね。
『美的』読者が取り組みやすい『SNOW FOX SKINCARE』のSDGsはコレ!
上記のことから、『SNOW FOX SKINCARE』のアイテムを使うことがSDGsに繋がります。その売り上げの一部は、フィービー・ソング氏が所有する動物保護シェルターで、猫や犬、人身売買された野生動物の保護、リハビリ、再飼育に使われています。製品の購入が、グローバルなコミュニティプロジェクトへの積極的な取り組みになっています。
サステナブルとSDGsについておさらい!
【サステナブルとは】
・“持続可能な”という意味。
・ “地球の環境を壊さず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに暮らしていける社会の実現”という世界中の人たちの共通目標。
・国連が1987年にこの言葉を使い始める。
【SDGsとは】
・2015年に掲げられた“持続可能な開発目標”のこと。
・年々と地球自然の枯渇や環境問題への危機感が高まったのがきっかけ。
・2030年までに持続可能でより良い世界を目指す。
・目標は、環境問題のみならず、貧困、経済成長、ジェンダーといったさまざまな課題が網羅されている。
つまり、サステナブルな社会の実現に向けて、SDGsという取り組みが行われているのです。
構成/越後有希子
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