食・レシピ
2020.9.22

ツヤ肌をつくる簡単ワンプレートレシピ|デトックス作用と発汗作用が抜群!新陳代謝を上げて美肌に

新しい細胞を作り美しい肌を保つためにも、新陳代謝を促す食事を心がけましょう。発汗作用のあるカレーパウダーや消化を助ける食材で、おいしく、かつ効果的にデトックスを促します!

デトックス作用と発汗作用が抜群!新陳代謝を上げてツヤ肌に

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1.カレーパウダーのスパイスで気の循環を改善!
サバ缶カレーの焼き野菜トッピング

「心の栄養となる青魚にはオメガ3脂肪酸のほか、ビタミンB群やたんぱく質、鉄も豊富で肉より◎。“食べる日焼け止め”といわれるクコの実をごはんに混ぜて美肌効果をUP」(薬剤師・国際中医師・国際中医美容師 大久保 愛さん/以下同

<材料(2人分)>
・サバ缶(水煮) 1缶(190g)
・カレーパウダー 大さじ1 1/2
・トマト 大1個(270g)
・みそ 小さじ2
・オリーブオイル 大さじ1/2
・お好みの旬野菜(カボチャ、ズッキーニ、オクラ、れんこん、パプリカ、にんじんなど)
・オリーブオイル・クコの実 各大さじ2
・塩・こしょう 各適量
・もち麦ごはん(※レシピはこちら) 2膳分

<作り方>
1 トマトはざく切りにする。クコの実は水につけて柔らかくなるまで戻す。

2 フライパンにオリーブオイルとカレーパウダーを入れ、火にかけて炒める。香りが立ったら1のトマトを加え、トマトがくずれるくらいまで炒める。

3 2にサバ缶を缶汁ごと加えて煮立て、みそを加えて溶かす。

4 別のフライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、好みの野菜を両面焼いて塩・こしょうを少量振る。

5 器にしっかり水気をきったクコの実をもち麦ごはんに混ぜて器によそい、3を盛りつけ、4を添える。

Point

ルーよりも カレーパウダーでヘルシーに
市販のカレールーは便利ですが脂分が多いのが難点。抗炎症、抗菌、抗酸化作用、そして発汗作用のあるカレーパウダーを活用、トマトやみそで味を調整すればルーになるので、手軽に作れます。

Point

紫外線で疲れた肌にフィトケミカルの旬野菜をプラス
カボチャ、パプリカ、にんじん、ズッキーニなど旬のフィトケミカル野菜をカレーのトッピングに。彩りが出るほか、紫外線による肌ダメージや夏の疲れもリカバーする、頼もしい付け合わせです。

2.抗菌作用&消化を助ける働きのある常備菜を!
かぶ・パプリカのフェンネルピクルス

「かぶは皮の部分に消化を助けるアミラーゼが多く含まれるので、皮ごと使いましょう。パプリカは赤、オレンジ、黄色の順で栄養価が高いのですが、黄色は肌の老化を防ぐルテインを多く含んでいるので◎」

<材料(2人分)>
・かぶ 1個
・パプリカ(黄) 1/2個
・A【酢 大さじ4、オリゴ糖 大さじ2、フェンネル 小さじ1、塩 小さじ1/3、ブラックペッパー(ホール)小さじ1/2、水 大さじ4】

<作り方>
1 かぶは皮ごと6~8等分のくし切りにする。パプリカは種を除いて乱切りにする。

2 保存容器にAを合わせ、半日以上漬ける。

Point

フェンネルが余ったらデトックスウォーターにアレンジ
フェンネルの使い道に困ったら、フェンネルウォーターを!寝る前に2Lのペットボトルにフェンネルを大さじ2程度入れて、冷蔵庫で放置すれば翌朝には完成。手軽で爽やかな飲み口に。

 

 

教えていただいたのは…
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薬剤師・国際中医師・国際中医美容師 大久保 愛さん
おおくぼ・あい/昭和大学薬学部生薬学・植物薬品化学研究室卒業。北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容を学び、日本初の国際中医美容師資格を取得。漢方カウンセラーとして商品開発などにも携わる。最新刊『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)が好評発売中。

『美的』2020年10月号掲載
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/来住昌美 調理協力/石黒裕紀 構成/宮田典子(HATSU)、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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