食・レシピ
2021.4.28

専門家に聞く・カシューナッツの効果と栄養【おすすめレシピ/摂り方】

柔らかな食感とやさしい甘さが魅力のカシューナッツ。料理に使われたり、小腹が空いたときのヘルシーなおやつとしても人気があります。ここでは、あまり知られていないカシューナッツの栄養成分や美容・健康効果を紹介。手軽に摂れる商品や、おしゃれなカシューナッツ入りレシピも♪美味しく上手に取り入れて、キレイも磨きましょう!

女性に嬉しい「栄養」がいっぱい

カシューナッツの栄養と効果

インナービューティープランナー/管理栄養士

木下 あおいさん

  • 抗酸化力の高いビタミンE、食物繊維、オレイン酸など不足しがちな栄養素を補ってくれる。
  • マグネシウムを多く含み、脂肪の吸収を抑える働きもある。

「ビタミンE」豊富!血行促進やホルモンバランスを整える

『たべかた』代表・管理栄養士

板橋 里麻さん


ナッツ類は、 血液をサラサラにするリノール酸やオレイン酸などビタミンEが豊富。

 

管理栄養士・ダイエットコーディネーター

牧野 直子さん

ナッツ類に含まれるビタミンEは、 血液の流れを促すと共に、ホルモンのバランスを整えるのに役立つ ため、冷えを感じたら必ずマークしましょう。

 

美しい髪を育むための「亜鉛」が摂れる!

『たべかた』代表・管理栄養士

板橋 里麻さん

カシューナッツは、髪を育む亜鉛が豊富。

 

夏バテや心の不調に効果的な「マグネシウム」を補える!

管理栄養士

大柳 珠美さん

「暑くて大量に汗をかくと、ミネラルが不足しがち。特にマグネシウムとカリウム不足には注意が必要です。 マグネシウム不足は、上まぶたのピクピク、ふくらはぎのつり、こむらがえりなど筋肉の不具合に直結するだけでなく、イライラ、集中力の低下、うつ状態なども引き起こします。 カリウム不足も、無気力や食欲不振など、まさに夏バテの症状に関わっています」(大柳さん)

マグネシウム

  • 大豆製品(大豆もやし、大豆、豆腐、納豆など)
  • 魚介(魚の缶詰、いわしの丸干し、食べる煮干し、干しえび、スルメなど)
  • ナッツ(アーモンド、カシューナッツ、ごまなど)

カリウム

  • 海藻(きざみ昆布、おぼろ昆布など)
  • 魚(カツオ、さわら、ふぐ、めかじき、スルメ)
  • 大豆製品(納豆、枝豆など)
  • 野菜・芋類(トマト、ほうれん草、冬瓜、里芋、山芋など)

手軽に食べられておすすめ「ミックスナッツ」

成城石井|ミックスナッツ大袋

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  • アーモンド、くるみ、カシューナッツ、マカダミアナッツの人気ナッツ4種類が入った成城石井のオリジナルミックスナッツ。
  • 食塩と植物油不使用。
  • くるみはローストせずに生のもので、それ以外はドライロースト製法にすることで、より自然な素材の味わいを楽しめる。
  • オフィスのデスクに忍ばせておくという人はもちろん、夜の小腹満たしにつまんだり、料理にも役立つとあって、大袋が人気なのだそう!
価格容量
¥1,286 300g

ダイエット&美容効果アップ「レシピ」【5選】

【1】レバーとナッツのゴジベリー(クコの実)炒め


はちみつのコクとレバーのなめらかな舌触りが、実に濃厚。皮膚の代謝を高めるビタミンEがとれるナッツと、豊富なミネラルを含むゴジベリーの組み合わせはエイジング効果も大。

【材料 2人分】
レバー…150g
牛乳…適量
ゴジベリー…大さじ1
カシューナッツ…30g
しょうゆ…大さじ2
はちみつ…大さじ2
ごま油…大さじ1

【作り方】
(1)レバーはひたひたの牛乳に20分程浸して臭みを抜き、水で洗って水分を拭き取っておく。ゴジベリーは湯通しする。
(2)フライパンを熱してごま油を入れ、レバーを炒める。火が通ったらカシューナッツとゴジベリーを加え、一緒に炒める。
(3)しょうゆとはちみつを混ぜ合わせ、②に加えて絡める。とろみが出るまで煮詰める。

 

【2】豆腐とナッツのソースでヘルシー♪丸ごとなすのチーズ焼き風


一見カロリーが高そうに見えますが、なすは90%以上が水分で、ソースも豆腐やナッツ、みそで作っているのでとってもヘルシー。ダイエット中にこってりしたものが食べたくなったときにも、おすすめ。

【材料 2人分】
なす…2本
乾燥パセリ…適量
黒こしょう…適量
A[豆腐…1/2丁 カシューナッツ…20g みそ…大さじ1 練り梅…小さじ1 にんにく…1片]

【作り方】
(1)オーブンを200℃に温めておく。なすは縦半分にカットし、表面に斜めに切り込みを入れる。
(2)フードプロセッサーにAを入れ、なめらかになるまで回す。
(3)なすの上に(2)をのせ、オーブンで15分焼く。
(4)器にのせ、乾燥パセリを散らし、黒こしょうを振る。

 

【3】元気回復!カボチャとカシューナッツクリームのサラダ


カボチャにはビタミンやミネラルなどが多く含まれる上、リラックス成分といわれるGABAを活発にする働きもあります。グリルしたホクホクのカボチャに、香ばしくてほんのり甘いカシューナッツクリームが加わると、まるでスイーツのような味わいに!腹もちもいいので、ダイエット中に甘いものが食べたくなったときにもおすすめ。

【材料】
にんじん…10g
レモン果汁…小さじ1
カボチャ…200g
カシューナッツ…50g
豆腐…100g
白みそ(米・麦)…大さじ1
塩…小さじ¼
ベビーリーフ…10g

【作り方】


(1)にんじんをせん切りにしてボウルに入れ、レモン果汁をかけてもみ込む。
(2)カボチャの種とわたを取り出す。 200°Cのオーブンで25分グリルする。


(3)(2)の粗熱を取り、4 等分に切ってスプーンで実をこそげ取る。 皮は盛りつけで使うのでとっておく。


(4)フードプロセッサーに③のカボチャの実、カシューナッツ、豆腐、白みそ、塩を加えてなめらかになるまで回す。
(5)(3)の皮の上に(4)をのせ、ベビーリーフ、(1)のにんじんをトッピングする。
※カボチャの実は まだ温かいうちに こそげ取るのがコツです。

 

【4】5分でできる!インド風にんじんジュースごはん


ジュースはよく冷やしてからかけるとおいしい。ポリフェノールや食物繊維の多いレーズン、カシューナッツの食感がアクセントに。

【材料と作り方】
(1)よく冷やした100%のにんじんジュースにクミンパウダー(またはカレー粉)、塩少量を混ぜる。
(2)器に冷やごはんを盛り、(1)を注ぎ、ミックスレーズン、カシューナッツをトッピングする。

 

【5】血糖値の急上昇を抑えダイエット向き!もち麦とりんごのサラダ

【材料 2~3人分】
もち麦…50g
青リンゴ…1/2個
フェンネル…1/4個
カシューナッツ…12粒
ブルーチーズドレッシング…大さじ4

【作り方】
(1)もち麦は沸騰した湯で25分程ゆでる。ざるに上げて流水で洗い、水気をきって冷ます。
(2)青リンゴは皮ごと1.5cm角に切る。フェンネルは縦に薄切りにし、氷水につける。くるんと丸まったら、キッチンペーパーで水気を取る。
(3)ボウルに(1)と(2)、カシューナッツ、ドレッシングを入れて和え、器に盛る。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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