食・レシピ
2016.4.9

冬眠から目覚めたクマが最初に食べる「ふきのとう」のパワーとは?

みなさん、冬眠から覚めた熊が最初に食べると言われているものをご存じですか? それは、旬をむかえている“ふきのとう”。ふきの芽です。もしかしたら、「名前は知っているけれど、食べたことはない」という方も多いかもしれませんね。

そこで今回は、ビューティーフードアドバイザーの筆者が、高い栄養価を誇る“ふきのとうの魅力”をお伝えしていきたいと思います。

 

■︎β-カロテンはふきの8倍!ふきのとうの魅力

ふきのとうは、春の訪れを告げる野菜として古くから親しまれてきました。ふきの芽であるこの野菜には、栄養がギュッと凝縮されており、皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保つβ-カロテンはふきの約8倍。むくみの改善に役立つカリウムは約2倍も多く含まれています。

その他にも、ふきのとうは咳止めの民間療法として用いられてきており、「ふきのとうの味噌汁を飲むと病気知らずでいられる」と言われていたのだとか。季節の変わり目の今、風邪予防にも良さそうですよね。

次は、美味しいふきのとうの見分け方をお伝えします。

 

■︎美味しいふきのとうの見分け方&保存法

美味しいふきのとうの特徴は、下記のとおり。

(1)つぼみが開ききっていないもの。

(2)香りが高いもの。

(3)丸みとツヤがあるもの。

美味しいふきのとうの見分け方がわかったら、最後は保存法です。

ふきのとうは乾燥に弱い野菜。湿らせた新聞紙に包んでからジッパー付きビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存することをオススメします。1〜2日で香りや鮮度が落ちてしまうので、早めに使い切りましょう。

 

ふきのとうの魅力を再発見できましたか? 天ぷらにしたり、おひたしや和え物にしたりして、食卓に並べてみるのも良いですね。

 

初出:美レンジャー  ライター:高木沙織

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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