食・レシピ
2025.5.27

美容と健康を叶える「セリ」を使ったサラダレシピをライター門司紀子さんが伝授

美容や健康を意識する方におすすめの食材「セリ」。今回は、韓国風アレンジやヘルシーおかずとして楽しめる人気のセリサラダをご紹介!さらに、栄養が詰まったセリの根を活用したレシピもお見逃しなく♪

門司紀子さん


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美容・健康の味方!「セリ」の魅力とは?

ビタミンCやβカロテン、ミネラルを豊富に含むセリは、体内で発生した活性酸素を除去し、肌&体のアンチエイジングにもバッチリの食材。青々とした独特の香りとシャキシャキとした食感が魅力のセリは、デトックス効果も。

人気の「セリ」サラダ【4選】

【1】ミナリサムギョプサル風サラダ

先日、ソウル旅で食べた「ミナリサムギョプサル」がおいしすぎて、ミナリ=セリに憑りつかれたかのよセリはビタミンCやβカロテン、ミネラルが豊富で、肌&体のアンチエイジング効果も抜群。独特の爽やかな風味としゃきしゃきした食感も魅力で、生のままサラダでいただくのも最高においしい野菜です。今回はセリを使い、ソウルで流行っている「ミナリサムギョプサル」風のサラダにアレンジ。味付けは肉にふった少量の塩と、ごま油、キムチのみですが、モリモリひとり占めしたくなるおいしさです♪

【材料】
セリ…1わ
豚バラうす切り肉…80g
キムチ…40g
塩…ひとつまみ
ごま油…大さじ1/2

【作り方】

(1)セリは長さ約5cmに切る(今回のサラダには根部分は不使用。根は下記参照し、ナムルなどに活用して)。

(2)豚肉は一口大に切り、軽く塩をふってからフライパンで両面を焼く(肉からかなり油が出るので、フライパンには油は敷かず。くっつく心配がある場合は少量の油を敷いて)。

(3)表面に少し焼き色がついてきたら、茎部分を中心にセリを加え、30秒ほど炒めてセリの香りを肉に移す。

(4)ボウルに(3)と残りのセリを入れ、ごま油とキムチを加えてざっくり混ぜる。

【2】韓国風ミナリカニカマサラダ

セリはビタミンCやβカロテン、ミネラルが豊富で、体への効果はもちろん、美肌底上げ力も抜群。生食でサラダにするとより、爽やかな風味としゃきしゃきした食感が楽しめます。今回はカニカマを使ってよりあっさりさっぱり、キムチで腸活も狙いつつ、箸休めの一品を目ざしました。カニカマは低カロリーで良質なたんぱく質がとれるので、ヘルシーなサラダ作りにぴったりの食材です!

【材料】
セリ…1/2わ
カニカマ…5本
キムチ…40g
ごま油…大さじ1/2
塩…ひとつまみ
白すりごま…小さじ1

【作り方】

(1)セリは長さ約5cmに切る(今回のサラダには根部分は不使用)。

(2)根に近い太い茎部分は、レンチンして少し火を通す(600wで20秒程度。茎が細い場合はこのプロセスは省略してOK)。その後、水気をよくきる。

(3)ボウルにセリ、キムチ、手で割いたカニカマを入れ、ごま油と塩ひとつまみ、すりごまを加えてざっくり混ぜ、味を調える。

【3】鶏ささみとセリのキムチあえサラダ

発酵食品のキムチは言わずと知れた腸活&美肌食材。キムチに含まれる乳酸菌が腸の善玉菌を増やし、腸内環境を整え、免疫力をサポートする効果も。さらに皮膚や粘膜の健康を守るビタミンAやビタミンB12、カプサイシン、食物繊維など栄養がたっぷり。便秘解消してスッキリ感を得るにもぴったりの食材です。『たった2コの食材でキレイになれる魔法の〝ニコサラダ〟』でも実はキムチとセリを組み合わせたニコサラダをご紹介していますが、キムチとセリ、最高に合うんです!

今回はさらに良質なたんぱく質がとれる鶏ささみをプラスして、より満足感の高い一品に。ほんの少しのごま油と白すりごまを加えて和えるだけで、キムチがアクセントのお箸が止まらないサラダが完成! 和食やアジア系料理のおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもおすすめです。ちなみにセリは「水耕セリ」は茎も葉もサラダにそのまま使用できますが、普通のセリの場合は茎部分は軽く火を通す(湯通しする程度でOK)のがおすすめ。生のまま使う葉の部分との食感の違いも楽しいひと皿に仕上がります! セリのほか野菜は、クレソン、パクチー、春菊、水菜などでアレンジしても。

【材料】
鶏ささみ…2本
セリ…1袋
キムチ…50g程度
ごま油…大さじ1/2
白すりごま…大さじ1程度

【作り方】

(1)鶏ささみをフォークなどで刺して穴をあけ、火を通りやすくしてから、鍋に湯(分量外)を沸かし3~4分ゆでる。内側まで火が通ったら、水気をきり、粗熱をとって手で細かく割いておく。20220113_123230

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(2)セリは根を切り落とし、茎~葉を3~4cmの長さに切る。茎と葉部分は混ぜずにざっくりわけておく。
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(3)さらに鍋で湯を沸かし、沸騰したらセリの茎部分を加えて1分弱くらいさっとゆで、ざるに上げてしっかりと水気をきる。
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(4)ボウルに鶏ささみ、ゆでたセリの茎、生のセリの葉、キムチ、ごま油、白すりごまを入れ、ざっくり混ぜる。
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【4】セリ、ちくわ、搾菜のおつまみサラダ

今回は生食にもおすすめの高知産の「四万十せり」を使用し、生のままセリをサラダに。露地物、自生しているもののほうが風味は強いですが、アクが強い場合も多いので、水耕栽培のハウスものがサラダにはベターです。和食との相性はもちろん、お酒のお供にもぴったりのひと皿。

【材料】
セリ…半袋程度
ちくわ…1~2本
搾菜…20g
胡麻油…大さじ1/2程度
黒酢(なければ酢でも)…大さじ1/2程度
醤油…小さじ1/4程度
白すり胡麻…適宜
ラー油…好みで

【作り方】

(1)セリは4cm幅にカット。
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(2)ちくわは斜め切りに。
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(3)ザーサイは粗めにカット。ラップを敷いてカットすると、まな板が汚れずに済みます。
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(4)ボウルにセリ、ちくわ、搾菜を入れ、胡麻油、黒酢、醤油、すり胡麻を加えて味を調える。
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(5)皿に盛り、好みでラー油をかけていただく。

栄養価の高い「セリの根」も捨てずに活用!おすすめレシピ

セリの根のナムル

立派な根がついたセリが手に入ったらぜひ、根っこ部分はナムルに活用してみてください。根にも栄養も旨みもたっぷり!

【作り方】
(1)根っこはよく洗ってから2分ほどゆで、ざるにあげて粗熱をとる。
(2)手で水気をよく絞ってからボウルに入れ、ごま油、ポン酢、白すりごまを加えてあえる。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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