食・レシピ
2010.4.27

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(9)緑黄色野菜の彩りピクルス

美の秘訣は緑黄色野菜に有り。と言ってもいいほど、美容と健康に欠かせない緑黄色野菜。緑黄色野菜とはβ-カロチンを多く含む野菜の総称でピーマン、ニンジン、アスパラなどその色の濃さが特徴です。
β-カロチンは体内でビタミンAが不足しているときに、必要な量のみビタミンAに変わるのでビタミンAとしての効果もあると言われています。β-カロチン自体にも強い抗酸化作用があり、身体全体の老化防止や、肌、爪、髪などを美しく保つといった効果があります。その他にも緑黄色野菜はビタミンの宝庫!!野菜の種類によって様々なビタミンが多く含まれています。

日々の生活の中で意識して緑黄色野菜を摂っている人は意外と少なく、クセの少ない淡色野菜を常にチョイスしてしまいがちです。厚生労働省では野菜の摂取1日当たり350g中120gは緑黄色野菜を摂取することを目標量としているので、この機会に緑黄色野菜を意識的に食生活へ取り入れ、彩り良い食事を心がけるようにしましょう。

今回のレシピは不足しがちな緑黄色野菜を常備菜として保存しておけるピクルス!! しっかりと容器を煮沸消毒して冷蔵庫で保存すれば1週間は保存可能です。休日に作り置きをしておけば忙しい日でも緑黄色野菜を手軽に摂ることができます。甘さ控えめでスパイスが効いている少し大人の味のピクルス。ビネガーや白ワインによって味が変わるので調味料で調節してください!!

【材料】(1.25リットル保存瓶/1瓶分)
●ピクルス液(白ワインビネガー…300mL / 白ワイン…200mL / 水…200mL / 甜菜糖 …大さじ1 / 塩…小さじ1 / しょうが…20g / にんにく…2片 / ローリエ…2枚 / 赤唐辛子…2本 / 黒こしょう…10粒 / その他お好みのスパイス)
●ピクルス用野菜(ブロッコリー…1株 / アスパラ…2本 / ミニキャロット…100g / スナックえんどう…5本 / ミニトマト…10個 / カラーピーマン 黄・オレンジ…各1個 / その他お好みの野菜)

【作り方】
下準備として、保存瓶を熱湯で煮沸消毒し乾かしておく。
(1)ピクルス液の材料を鍋にいれ一煮立ちさせたら冷ましておく。
(2)野菜を1口大に切り、硬めに茹でて保存瓶に詰める。(カラーピーマン、ミニトマトはさっと湯通しする程度でOK)
(3)保存瓶に冷ました(1)を注ぎ込む。
(4)熱が取れたら冷蔵庫で保存する。

★ポイント★
スパイスや塩、甜菜糖はお好みによって加減してください。
1晩漬ければ食べられる状態になります。
オリーブオイルをかけて食べるのがおススメです。

♪ひとことメモ
β-カロチンは脂溶性なのでオリーブオイルをかけて食べることにより、吸収力がアップします。残ったピクルス液は保存状態がよければ2〜3回は使えますが、オリーブオイルとコショウを加えてドレッシングにするのもおススメ!! 野菜を硬めに茹でて液に漬ければどの野菜でも簡単ピクルスになります。ワインとの相性もバッチリなのでちょっとしたおつまみにもピッタリの1品です☆☆

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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