ダイエットに効果的!ピーナッツ・アーモンドなどナッツ類【おすすめレシピ10選】
ピーナッツには意外にもビタミンが豊富。そしてアーモンドなどのナッツ類特有の食物繊維が実はダイエット向きの食材であるって知っていましたか?ピーナッツを始めとする、ナッツ類の栄養成分や健康効果をおさらい。さらに、ピーナッツやアーモンドを使った美容効果が期待できるお手軽レシピを集めました。
ダイエットにもうれしい、ナッツ類の「栄養と効能」
【1】「高たんぱく」「低糖質」でダイエットに最適
甘いスイーツ系を食べるよりも、乾きもの系おつまみを食べることで満足感と共にたんぱく質を得ることができます。
「アーモンドや小魚&ナッツ、さきいか、チーズ、ゆで卵などがおすすめ。高たんぱく・低糖質なコンビニおつまみは、まさに若食べ食材!」(麻生さん)
【2】お通じに必要な「食物繊維」が豊富で「むくみ」にも効果的
ピーナッツやさつまいも・じゃがいも、ブロッコリー、葉もの野菜、ごぼう、豆類、きのこ、ココア、エビ・カニ(甲殻類)など。便のカサを増やすものの、とりすぎると便が固くなる原因になることも。
【3】老化の大敵である「活性酸素を除去」してくれるビタミンEが豊富
シワやたるみのもと活性酸素を無害化するビタミンEがぎっしり。
【4】ビタミンは豊富でも「ニキビ」に注意
『青山ヒフ科クリニック』院長
皮膚科専門医
医学博士
亀山孝一郎先生
北里大学医学部卒業。米国立保健衛生研究所(NIH)に招へいされ、メラニン生成の研究に従事。帰国後に発表した論文が話題となり、ビタミンC療法の第一人者と呼ばれるようになる。1999年、『青山ヒフ科クリニック』開業。2002年にオリジナル化粧品『ドクターケイ』を発表。肌トラブルから美容まで様々な悩みにトータルケアで応えている。
「ビタミンEなどが豊富で栄養の塊。ですが脂質も高め。うちの病院でも、ヘルシーだからといってたくさん食べていたら顔がニキビだらけになった職員もいるくらい。食べるとしても、1日2~3個程度がいいでしょう」(亀山先生)
おすすめ「レシピ」10選
【1】レモンとピーナッツの香りライス
◆材料(4人分)◆
米…2合
A[コンソメスープの素(顆粒)…小さじ1 ターメリックパウダー…小さじ1]
B[レモン…1個(輪切り) ピーナッツ…30g ローリエ…1枚]
塩・黒こしょう・レモンの皮…各適量
クレソン…1/2束
◆作り方◆
- 米は洗ってざるに上げ、水気をきる。炊飯器に米と2合の目盛りまで水(分量外)を入れ、Aを加えて混ぜ合わせる。
- 1にBを並べ入れ、炊飯器で炊く。
- 炊き上がったら、塩・黒こしょうで味を調えて器に盛り、レモンの皮を下ろして散らし、クレソンを添える。
【2】カボチャとにんじんのココナッツスープ
Point
カボチャとにんじんのβ-カロテンで肌力を底上げ!◆材料(2人分)◆
カボチャ…1/16個(正味100g)
にんじん…1/2本
セロリ…1/4本
殻つきエビ…4尾
ピーナッツ…15g
ココナッツミルク缶…200g
コブミカンの葉(あれば)…1~2枚
ナンプラー…大さじ1/2
塩・パクチー…各適量
オリーブオイル(またはサラダ油)…大さじ1/2
◆作り方◆
- カボチャ、にんじん、セロリは1cm角に切る。エビは脚と背ワタを取る。
- 鍋にオリーブオイルとピーナッツを入れて中火にかけ、油が温まったらエビを入れ、両面を焼く。
- にんじんとセロリを加えて軽く炒めたら、カボチャとココナッツミルク、コブミカンの葉を加える。沸騰したら蓋をし、弱火で10分程煮込む。
- ナンプラーを入れ、塩で味を調える。器に盛り、パクチーをのせる。
【3】塩メープルアーモンド
Point
ナッツ全般に言えることですが、不飽和脂肪酸などの良質の油分や抗酸化成分を豊富に含んでおり、特にアーモンドはビタミンEを多く含み、毎日適量を食べることによって健康効果や美容効果が期待できると言われています。◆材料(30粒ほど)◆
素焼きアーモンド…30粒
メープルシロップ…大さじ1
岩塩…1つまみ
◆作り方◆
- ボールに素焼きのアーモンド、メープルシロップ、岩塩を入れよく和える。
- 小さめの鍋を弱火にかけ、1を入れてよく混ぜながら3分ほど加熱する。
- メープルシロップがなくなって香ばしい香りがしたら火を止め素早くクッキングシートの上にアーモンドが重ならないように置き、乾燥させる。
【4】フルーツ&ナッツたくさんヨーグルトBOWL
Point
果物からビタミンC、ナッツからビタミンEがとれ、プラスMCTオイルやチアシードで栄養満点ボール。◆材料(2人分)◆
キウイ…1個
ピンクグレープフルーツ…1/2個
オレンジ…1個
アメリカンチェリー…適量
アーモンド(無塩)…適量
松の実(無塩)…5g
ヨーグルト(無糖)…100g
チアシード…適量
MCTオイル…少量
クコの実…5粒
◆作り方◆
- プレーンのヨーグルトにチアシードを入れてひと晩寝かせる。
- キウイ、グレープフルーツ、オレンジは皮をむいてカット。
- チアシードが膨らんだヨーグルトをお皿に盛り、アーモンド、松の実、MCTオイル、クコの実を散らし、さっくりと混ぜる。
- 最後にカットしたフルーツを盛りつけて完成。
【5】ゴーヤーとナッツのラペ
Point
ビタミンA・C・E の相乗効果で吸収率もアップ。◆材料◆
ゴーヤー…1本
ピーナッツ…1/4カップ
塩…適量
クミンシード…小さじ1/4
A[レモン汁…大さじ1/2 酢…小さじ1 塩…少量 砂糖…小さじ1/2 オリーブオイル…大さじ1と1/2]
◆作り方◆
- ゴーヤーは縦に半分に切り、種とワタを取る。薄切りにし、1%の塩をもみ込んで、20〜30分程おく。
- ピーナッツは粗く刻み(またはつぶす)、クミンシードと共にフライパンで軽く煎る。
- ボウルにAを混ぜ合わせ、水気をきった1と2を加えて和える。
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初出:ゴーヤーとナッツのラぺ
【6】とうもろこしの唐辛子ナッツ塩
Point
ナッツ塩はサラダにかけてもおいしい!◆材料(2人分)◆
とうもろこし…2本
ピーナッツ(無塩)…80g
A[塩…大さじ1、白煎りごま…大さじ1、粗びき唐辛子…大さじ1/2]
◆作り方◆
- とうもろこしは皮をむき、ひげを取って、熱湯でゆでる。
- 唐辛子ナッツ塩を作る。ピーナッツを粗みじんに切ってボウルに入れ、Aを加え、よく混ぜ合わせる。
- 1をそぎ切りにして食べやすい大きさにして器に盛り、上から2を適量かける。
【7】蓮根とカッテージチーズ、アーモンドのサラダ
Point
コクを出すカッテージチーズとビタミンEのアンチエイジング効果を狙ってアーモンドもトッピング。◆材料◆
蓮根…1節
オリーブオイル…大さじ1
白ワインビネガー…小さじ1弱
カッテージチーズ…大さじ1~2
アーモンド…10粒程度
塩こしょう…適宜
パセリ(トッピング用)…お好みで
◆作り方◆
【STEP.1】
蓮根は食感を楽しむため、皮をむいて7~8mm幅にカット。さらに食べやすい大きさに切って。
【STEP.2】
鍋にお水と蓮根を入れて茹でる。サクサクとした食感が残るよう、茹ですぎないようにするのがポイント。茹で終えたらザルにあげ、粗熱をとる。
【STEP.3】
ボウルに2の蓮根、カッテージチーズ、砕いたアーモンド、オリーブオイル、白ワインビネガー、塩こしょうを入れて味を調える。
【STEP.4】
皿に盛り、細かくカットしたパセリをトッピングして彩りをプラス。
【8】焼き締めサバと根菜、柑橘のサラダ
Point
サバやブロッコリーなど、肌のハリに欠かせないコラーゲン生成に必要なたんぱく質やビタミンC豊富な食材と、ドレッシングの合わせ技でうる肌キープ。◆材料(2人分)◆
にんじん…1本
カボチャ…1/8個
じゃが芋…2個
締めサバ(または焼きサバ)…半身
ブロッコリー…1/4房
グレープフルーツ…1/2個
塩・オリーブオイル…各適量
茶色のドレッシング…好みの量(下にレシピあり)
◆作り方◆
- にんじん、カボチャ、じゃが芋は皮ごと一口大に切り、塩とオリーブオイルで軽く和える。
- 180度に予熱したオーブンで1を20分ローストする。
- 締めサバは焼いてほぐす。ブロッコリーはゆでる。グレープフルーツは皮をむいて一口大に切る。
- ボウルに2と3を入れ、ドレッシングで和える。
ナッツたっぷり茶色のドレッシング
Point
ナッツ類のビタミンEに加え、亜麻仁油には、角質層の水分をキープするセラミドの元となるa-リノレン酸が豊富。ハニーマスタードの爽やか味は夏向き。◆材料◆
アーモンド…30g
クルミ…30g
玉ねぎ…1/8個
A[はちみつ…大さじ2 粒マスタード…大さじ2 塩…小さじ1 ワインビネガー(または酢)…大さじ1 亜麻仁油…大さじ2]
◆作り方◆
- ナッツと野菜はすべてみじん切りにしてボウルに入れ、Aとよく混ぜ合わせる。
【9】アボカドとグレープフルーツ、チキンの雑穀サラダ
Point
高たんぱく&低カロリーな鶏胸肉に、グレープフルーツ、ナッツなどのビタミンがたっぷり。◆材料(2人分)◆
鶏胸肉…150g
塩麹…小さじ1
アボカド…1/2個
紫玉ねぎ…30g
チーズ…25g
ベビーリーフ…20g
フリルレタス…40g
グレープフルーツ…1/6個
A[塩…小さじ1/2 砂糖…小さじ1/2 白ワインビネガー…大さじ1 オリーブオイル…大さじ2 黒こしょう…少量]
アーモンド…6粒
雑穀(大麦を炊いたもの)…150g
◆作り方◆
- 鶏胸肉は皮を取り、塩麹と共に密閉させたポリ袋に入れ、鍋に沸騰させたお湯に入れ、蓋をする。12分たったら取り出す。
- アボカドは1.5cm程の角切りに、鶏胸肉と紫玉ねぎ、チーズは1cm角に切る。ベビーリーフ、フリルレタスは一口大に切る。グレープフルーツを房切りにし、3等分しておく。
- Aを混ぜ合わせたドレッシングと雑穀と2の材料を和える。
- 盛りつけたら、粗く砕いたアーモンドを散らす。
【10】香り野菜のジャコふりかけサラダ
◆材料(作りやすい分量)◆
せり、セロリ、春菊、えのき…各適量
赤玉ねぎ…1/4個
ポン酢…適量
[ジャコふりかけの材料]
チリメンジャコ…50g
ローズマリーの葉、アーモンド(刻む)、煎りごま、乾燥唐辛子、コリアンダーシード、クミンシード…各少量
植物油…大さじ3
◆作り方◆
- せり、セロリ、春菊は葉を摘み、茎は食べやすい長さに切る。えのきは石突きを切り落とし、ほぐす。赤玉ねぎは縦に薄切りにする。すべてをまとめて冷水に浸し、パリッとさせて水気をきる。
- ジャコふりかけを作る。耐熱皿にふりかけの材料すべてを入れ、スプーンでよく混ぜ合わせる。平らに広げ、ラップをせずにレンジ強(600W)で3分程、全体が薄く色づくまで加熱する。
- 1を器に盛り、2をたっぷりのせ、ポン酢をかけ回す。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
服部栄養専門学校栄養士科を卒業後、企業の栄養相談や病院の臨床研究においての栄養療法を監修。本企画では、著書『麻生れいみ式 いつ会っても若い人の食べ方の新常識』(主婦の友社)をベースにして、美容賢者がレシピを考案。