山本美月さん風に近づく、印象激変ショート&デビュー当時ロング【髪型14選】
山本美月さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介!ロングヘアからばっさりカットしたのが印象的な山本美月さんのイメチェンショート&ショートボブを真似っこ!
山本美月さん風の髪型って?
山本美月さんといえばロングヘアからショートヘアにばっさりカットしたのが印象的。デビュー当時はぱっつん前髪×ロングヘアのお人形のような出で立ちで、ドーリーな雰囲気でしたが、そこからバッサリとショートカットにし驚きのイメチェンが話題になりました。童顔にハンサム美人な髪型のギャップが新鮮で、かわいいもかっこいいも同居した雰囲気を真似したい人が続出!
山本美月さんのようにバッサリイメチェン!ショートの似合わせポイントって?
ショートヘアでさらに垢抜ける人の共通点は?
「確かに芸能人の方々の場合は、顔が整っているという条件もありますよね。ですが、それよりもショートが映えるのが、“顔が小さい”、“首が細い、長い人”でしょうか。顔の印象よりも骨格が重要かもしれません。骨格にコンプレックスがあったとしても、似合わせポイントで、似合ったショートが叶うはずです」(篠塚さん・以下「」内同)
骨格別!似合うショートへアのポイントは?
「本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」
- 卵さん
基本的に何でも似合います。だからこそ、ちょっと冒険するのもおすすめ。 - 面長さん
横にボリュームがあるとよい、トップにボリュームはNG、おでこは隠し気味、前髪があるとより小顔効果、ひし形の重心はやや低め、パーマもおすすめ。 - 丸顔さん
トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。 - 逆三角形(ハチはりさん)
トップにボリューム、前髪を広めにとり、ラウンドさせて丸みをつける、すき間ありバング、あごラインにウエイトまたは動きがあるとよい、先細りのスタイルやボブ、厚めで直線的な前髪はNG。 - エラはりさん
あごラインにポイントをつくる、顔周りに動きをつけてあごラインをカバー、ゆるくくびれるレイヤー、トップにボリュームや曲線のスタイル、重心をやや上にしてひし形をつくる、前髪は幅を狭くしてサイドに流す、えり足すっきりのショートはNG。 - 四角顔さん
トップにややボリューム、おでこは出しすぎない、前髪は幅を狭く、横のフォルム重要、前髪にすき間、女性らしい柔らかな質感と明るめカラー。
ばっさりカットが新鮮で可愛すぎた「マッシュショート」【7選】
【1】丸顔もカバーできるすっきりショート
【how to“ベース&カラー”】
- えり足ギリギリの長さでショートボブに。後頭部は丸みが出るようにやや重さを残す。顔まわりに軽さが出るよう、レイヤーを入れる。
- 前髪は奥行き狭めで長めのシースルーにカット。
- カラーは、細めのハイライトをたっぷり入れてから、女らしい柔らかな印象を与えるベージュをオンカラー。ヘルシーなイメージに仕上げる。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、表面をストレートアイロンでさらっと通すだけの簡単ヘア。
- セット剤は、軽いタイプのオイルがおすすめ。えり足はタイトにおさえ、全体を手ぐしを通すように馴染ませたら完成。オイルはやや多めにつけて、おしゃれ感を高めて。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
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【2】ハンサムショートに可愛らしさもプラス
【how to“ベース&カラー”】
- センターパートに分けサイドの長さを鼻くらいに設定し、サイドグラデーションでカット。
- 襟足の長さは後頭部の丸みを強調するために短めに。襟足もグラデーションで切り、表面に少しだけレイヤーを入れる。
- カラーは11レベルのフォギーベージュに。寒色寄りのベージュは、赤みやオレンジっぽさを押さえて透明感のある仕上がりが特徴。
【how to“スタイリング”】
- トップはふんわりさせたいので、地肌をこするようにドライヤーの風を当て、襟足はタイトに乾かす。
- 乾いたらストレートアイロンで毛先を流すように内巻きに。ボリュームが出ない方がかっこいいので、毛先のみでOK。
- スタイリング剤は、オイルを毛先に塗布したら指で後ろに流しながらおさえる。耳にかけるとパラっと前髪が落ちることで顔型補正をしつつ、ひし形の美シルエットに。
担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン) 英太さん
【3】ワイドバングに黒よりダークなカラーが新鮮
【how to“ベース&カラー”】
- 平行ラインのボブにカット。襟足ギリギリの長さで切ることが可愛さの鍵。表面に少しだけグラデーションを入れる。
- 前髪は目と眉の間の長さで、こめかみにかけてややラウンド状にカット。
- カラーは地毛より暗い4レベルのアッシュブラックに。モードな印象を与える色ですが、肌をキレイに見せ、アクセサリー映えも抜群。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、乾かしてオイルをつけるだけのお手軽ヘア。髪のクセが気になる人やボリュームが出やすい人は、ストレートアイロンで仕上げても◎。
- 髪がパサついて見えないないよう、オイルは少し多めに塗布するのがポイント。表面以外は根元からつけてOK。前髪はオイルで隙間をつくり、抜け感のある表情にする。
担当サロン:GARDEN omotesando(ガーデン オモテサンドウ) 雲林院優さん
【4】印象激変間違いなしの思い切りショート
【how to“ベース&カラー”】
- ベースはグラデーションでカット。えり足はすっきりしたシルエットになるようにカットする。前髪は目の上の長さでカットし、流れが出るようにレイヤーを入れる。さらに、耳周りにも独立したレイヤーを入れて軽い表情に。
- カラーは、9レベルのシースルーベージュをチョイス。赤みを消しながら、透明感や抜け感をプラスした、くすみのない色味。
【how to“スタイリング”】
- ショートでもしっかりケアすることで毛先のおさまりがよくなり、美スタイルをつくるベースとなるので、ドライ前に洗い流さないタイプのトリートメントを塗布。その後、自然な立ち上がりになるように根元をこすりながら、ドライヤーで乾かす。
- 完全にドライしたら、柔らかい質感で束感をつくるソフトワックスを毛先中心に全体的に揉み込む。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 川渕恭兵さん
【5】長め前髪×大人のマッシュショート
【how to“ベース&カラー”】
- 長めの前髪からサイドにかけて、顔まわりをマッシュラインでカット。輪郭は隠さず、思い切ってラインを出した方が丸顔をカバーできる。トップにはレイヤーを入れて、襟足はタイトに。レザー(カミソリ)でカットすることで、毛先がソフトな質感に。
- カラーは、9トーンのフォギーベージュ。ややくすみのあるベージュブラウンで、赤みを消しつつ、透明感のあるカラー。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングで動きを出しやすくするため、前髪は左右に振りながら乾かす。その後、26mmのアイロンで毛先をワンカール。さらに、トップの髪は中間をくるっと巻いてラフな動きをプラス。
- スタイリング剤は、ヘアバターとオイルをMIXして、髪の内側に空気を含ませるよう手ぐしでなじませ、襟足をキュッと整えて完成。カジュアルでも、モードでも、どんなファッションにもマッチする人気のマッシュショート。メリハリのある女性らしいスタイルなので、ぜひチャレンジしてみて。
担当サロン:joemi by Un ami(ジョエミ バイ アンアミ) 中島意紗奈さん
【6】可愛いとかっこいいが同居したマッシュヘア
【how to“ベース&カラー”】
- サイドは耳が半分くらい出る長さでサイドグラデーションにカット。襟足はすっきりくびれを作るようにし、トップに少しだけレイヤーを入れる。
- 前髪は目にかかる長さでシースルーに。
- カラーは7レベルのブランジュをチョイス。ブランジュは、透明感と柔らかさを兼ね備えた今年っぽいカラーリングで、色落ちしてもキレイ色をキープ。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- トップをふんわり仕上げたい人や直毛の人は、太めのロッドでパーマをかけるのがおすすめ。
- パーマなしなら26mmのアイロンで内巻きにさらっとワンカール巻いて、丸みのあるシルエットをつくります。前髪はマジックカーラーでナチュラルに仕上げて。
- スタイリング剤は、ウェット感と束感のでるオイルを全体的に塗布。前髪は毛先のみでOK。耳にかければすっきりとした雰囲気になるのでアレンジも楽しめるデザイン。
担当サロン:MINX 銀座店 大内ミカルさん
【7】雰囲気のある抜け感ショート
【how to“ベース&カラー”】
- 前下がりのグラデーションは、重めにするのが今っぽの秘訣に。レイヤーを入れて軽さを出す。
- 前髪は目の下の長さでカット。襟足はレイヤーカットで、短めにすっきりさせることで“くびれ”のあるラインが生まれる。
- カラーはピンクMIXのフォギーベージュに。柔らかさのあるブラウンで女性らしい雰囲気のある色味。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、26mmのアイロンを使い内巻きワンカールにしたら、髪が冷めないうちに手ぐしで後ろに流す。髪に熱があるうちに手ぐしを入れることで、カール感が和らぎニュアンスのある仕上がりに。
- セミウェットな質感となるワックスを毛先中心に揉み込み、全体を馴染ませたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX 原宿店(ミンクス ハラジュクテン) 外海めぐみさん
ちょっと伸びてきた「前髪あり×ショートボブ」も王道かわいい【4選】
【1】美人度上がる技ありレイヤーショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ショートボブベースに、顔まわりを囲うようにレイヤーを入れる。また、バックは首を美しく見せつつえり足にくびれを出すように、レイヤーをオン。
- 前髪は長めのシースルーで絶妙な束間を出すのがポイント。
- カラーリングは落ち着いた色味の8レベルのブラウンベージュに、トップを中心にハイライトを入れる。細めのハイライトにより、赤みを打ち消し透明感のある仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- 分け目がつかないよう、トップのボリュームを出しながら乾かしてから、32mmのアイロンで毛先をワンカールするだけの簡単ヘア。
- ボリューム感をキープするスプレーワックスを全体につけてから、毛先にヘアオイルを重ねて束間を整えたら完成。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
【2】明るめカラーでやわらか上品ショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ショートボブベースにカットし、顔まわりのみにレイヤーを入れます。サイドと襟足はタイトになるよう切り、フェイスラインは長さを残して流れを出しやすくする。
- カラーは10レベルのスモーキートパーズに。明るめカラーでもギラっとした色ではなく、洗練された気品のある印象に。小顔に見せたい場合、顔まわりにローライトを入れても◎。
【how to“スタイリング”】
- 洗い流さないトリートメントをつけてからつむじを中心に放射線状に乾かす。地肌をこするように乾かし、ナチュラルなボリューム感を出るのが美シルエットのコツ。
- スタイリングは、クリーム系かバーム系のワックスを少量手に取り、かき上げるように数回馴染ませることで、髪に自然な流れが生まれる。サイドの髪を少しだけ耳にかけ、前髪を整えて最後にツヤ感の出るオイルを少量だけ塗布したら完成。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 鈴木貴徳さん
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【3】丸みフォルムが大人かわいい顎ラインショートボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をアゴラインのショートボブでカットする。首にそわせるようにバックにグラデーションを入れることで、軽さを表現しながらまとまりのよさもアップ。
- 前髪はややワイドに設定し、目の上ギリギリの長さにする。少しラウンドさせてサイドバング風に仕上げる。
- カラーは6レベルのマロンベージュ。暖かみのある暖色寄りのベージュで、ツヤ感を与えとやさしい印象に。色持ちがいいのも特徴。
【how to“スタイリング”】
- ストレートアイロンで全体に自然な丸みをつける。
- 前髪は1回で巻かずに3パネルに分けると立体感のあるスタイルに。
- 少量のオイルかバームを根元から手ぐしでしっかり揉み込むように塗布してから、櫛(コーム)で整える。セミウェットな質感にするとおしゃれ感もUPする。
担当サロン:Violet横浜店(バイオレット ヨコハマテン) 山菅栄一さん
【4】前髪ありのかわいい系コンパクトボブ
【how to“ベース&カラー”】
- フェイスラインに沿うよう、アゴラインの長さでやや前下がりにカット。トップの動きが出るようにレイヤーを入れ、質感調整をします。
- 前髪は、目と眉の間の長さで、重すぎず、薄すぎないバランスでまっすぐカット。毛量調整をして馴染ませます。
- カラーは、透明感のある7レベルのアッシュベージュに。寒色系に寄り過ぎない絶妙な色合いで、透け感があり、やさしい印象のカラーになる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、軽くストレートアイロンを通して自然な丸みをつける。
- スタイリング剤は、オイルクリームなどのウェットな質感になるものをチョイス。手にスタイリング剤を伸ばしたら、バックから指を通すように塗布。もみ上げにも忘れずにつけるのが、スタイルを決めるコツ。
- 最後に残っている程度のスタイリング剤を前髪につけ、全体的に束感を出すように整えたらおしゃれヘアの完成。
担当サロン:Laf from GARDEN (ラフ フロムガーデン) Ayukaさん
デビュー当時のイメージは「ぱっつん前髪×ロングヘア」【3選】
【1】ぱっつん前髪にナチュラルロングで透明感美人に
【how to“ベース&カラー”】
- 胸上でカットし、動きを出しやすくするため表面と顔周りを中心にレイヤーを。裾にはレイヤーを入れず、重たさを残すことが今っぽいロングに見せるコツ。
- 前髪は目力を強調するため眉下ギリギリでカット。サイドにつながるこめかみ部分の前髪をやや長くすることで、パッツン系でもなじみやすくなる。
- カラーは赤みを消しながら柔らかい印象に見せる9トーンのフォギーベージュ。明る過ぎず、しっとりした質感とも相性抜群。
【how to“スタイリング”】
- ハンドブローで整えながら乾かします。ストレートヘアの人は38mmなど太めのアイロンで毛先を軽くワンカール内巻きに。さらにトップの毛束を少量取り、根元付近を軽く巻くとクセ毛っぽい毛流れを作れる。もともとクセ毛の人はそのままでOK。
- オイルやシアバターなどを髪全体になじませ、しっとりした質感に仕上げる。前髪の毛先にもなじませ束感を作ると◎。顔周りの毛束を残し、軽く耳掛けをすれば完成。
担当サロン:NEUTRAL produced by GARDEN (ニュートラル プロデュースド バイ ガーデン) 太田 愛さん
【2】パツっと感のあるシーするバング×暗髪ロング
【how to“カット”】
- ベースは胸ラインでカットし、ローレイヤーを入れる。レイヤーをあまり入れないことでAラインに。
- スライドカットで顔まわりおくれ毛をつくり、今っぽさをプラス。前髪は巻いて眉にかかる長さでシースルーに仕上げ、軽さを表現する。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで毛先から外巻き→内巻きとそれぞれ1カール巻いて波ウェーブをつくる。少し巻き込むくらいで3秒待ってからアイロンを外すのがベスト。おくれ毛のみ、中間から外へ流れるようにリバースに巻くのが鍵に!
- 前髪はストレートで仕上げる。
- スタイリング剤は、オイルを1滴。オイリーにならないよう、髪のパサつきを抑える程度に。最後に手に残っているオイルで、前髪の束感を整えたら完成。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 丸山成穂さん
【3】ダークカラーで個性もプラス!ちょいモードロング
【how to“ベース&カラー”】
全体のカットは胸下で、ライン感が出るようにワンレングスに。顔まわりにのみ適度なレイヤーを入れます。ポイントとなる前髪は、眉が隠れる長さで、目尻より1cm外側のワイドバングにカット。前髪もライン感を残します。カラーはグレー系の4レベルに。暗めでありながら、無彩色にすることで地毛とは一味違った透け感のあるニュアンスを加えます。
【how to“スタイリング”】
根元からしっかりストレートアイロンを当てるだけの簡単ヘア。スタイリング剤は、軽いテクスチャーでツヤ感の出るオイルか、バームを。バック→サイドの順番に中間から毛先にかけてつけます。内側にも忘れずに塗布して。前髪は表面ではなく、内側をつまむようにつけ、抜け感を出します。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 高橋里奈さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。