ヘアスタイル・髪型
2023.6.25

「切りっぱなし」ショート~ボブの可愛いスタイル【15選】

ぷつっとしたライン感が可愛い切りっぱなし。こなれ感やお洒落で可愛い髪型を掲載。顔型別や髪色別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。

「顔型別」切りっぱなしショート・ショートボブスタイル【3選】

【1】「丸顔・面長」切りっぱなしでもふわっとスタイル

Point

ベースカットは、あごギリギリの切りっぱなしボブ。動きが出るよう表面にレイヤーを入れます。前髪は、長めのシースルーで、分けることも下すこともOKな長さとなっています。また、前髪のサイドをやや長めにすることで、こめかみがパカッと割れることもなく骨格もカバー。


【how to“カラー”】
カラーは、9レベルのラベンダーアッシュをチョイス。赤みを削りつつ、ツヤ感と透明感を与え、上品で女性らしい色味なので、大人世代におすすめです。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを使い、毛先はライン感が出るようにストレートタッチに仕上げます。レイヤー部分は、ほんのり内巻きにしてニュアンスをプラス。前髪はマジックカラーで。セット剤はレイヤーを活かすため、少量のオイル(重めタイプ)or バームを。内側、表面の順につけ、最後に前髪の毛先に塗布したら完成です。

担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ザガーデントウキョウ)  武田美奈さん

 

【2】「卵型」イヤリングカラーがお洒落なスタイル

Point

全体をあごラインで、毛先にぱつっと感を残してカット。前髪もラインを残したシースルーに。前髪はサイドを少し長くすることで、こめかみ部分がぱかっと割れません。


【how to“カラー”】
カラーは、地毛の黒髪に、もみ上げのみブリーチでイヤリングカラーを入れ、ワンポイントをつくります。


【how to“パーマ&スタイリング”】
ストレートアイロンで、カールをつけずにストレートタッチに仕上げます。重めのオイルを中間から毛先につけ、前髪は束感が出るように整えたら完成です。

担当サロン:GARDEN aoyama(ガーデンアオヤマ)  高橋弥生さん

 

【3】「逆三角形」顎ラインカットで骨格カバースタイル

Point

カットベースは、アゴラインの切りっぱなしボブ。前髪は、眉下のシースルーにすることで今っぽい抜け感をプラスします。


【how to“カラー”】
カラーは、8レベルのオリーブベージュをセレクト。透明感UPでベージュの柔らかさも兼ね備えたカラー。赤みを打ち消し、夏カラーとしてイチオシです。


【how to“スタイリング”】
髪を乾かしてから、ストレートアイロンを首ラインに沿わせるイメージで外ハネにします。手首をかえしながら軽く通しナチュラルに仕上げます。スタイリング剤は、ツヤ感と束感をつくりやすくするスタイリングバームを後ろから塗布します。基本は毛先のみでOKですが、ボリュームが出やすい人は根元近くからつけて。

担当サロン:apish kokubunji(アピッシュ コクブンジ)  長谷川祐三さん

 

「前髪あり」切りっぱなしショート・ショートボブスタイル【4選】

【1】ベビーバングとカールで小顔効果スタイル

Point

肩上~顎下の切りっぱなしショートボブ。人気のボブヘアも前髪をオン眉ギリギリのベビーバングにすることで、一味違うスタイルになります。薄めで、ちょい眉上ならやりすぎ感もでないお洒落前髪に。


【how to“カラー”】
カラーは12トーンのアンバーベージュでナチュラルな透明感カラーに。


【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで全体を外ハネにして、顔周りをリバースで巻くことで小顔効果に。切りっぱなしボブも、毛先に動きを少しつけることで大人っぽく決まります。スタイリング剤はオイルでサラッと。前髪はバームでしっかり束感を出すのがポイントです。

担当サロン:ciel(シエル)  sanaさん

 

【2】やや前下がり切りっぱなしのカジュアルスタイル

Point

カットは、あご下1cmの長さでやや前下がりの切りっぱなしボブに。ライン感を残しつつ、量感調整で毛先の軽さを出します。前髪はシースルーにカットし、骨格に合わせてサイドバングをつくります。


【how to“カラー”】
カラーは、ツヤ感のあるオレンジベージュを8レベルで。暖色系の暖かさとベージュの柔らかさを両立させる色味で、肌なじみがよく、肌色をキレイに見せてくれるのも◯。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、ストレートタッチの外ハネに。しっとりまとまる保湿系のオイルを髪に軽くなじませ、櫛でとかしてスリークヘアに仕上げます。お洒落にするには、コーミングで細めの束感を作ることをお忘れなく。

担当サロン:Laf from GARDEN(ラフフロムガーデン)  田中双葉さん

 

【3】柔らか質感のシースルバングスタイル

Point

ベースのカットは、あご下2cmの切りっぱなしボブ。外ハネにまとまるようグラデーションを入れ、表面に入れたレイヤーがふわっとした抜け感とくびれをつくります。前髪は眉毛下でぱつっとラインを残したシースルーに。額の広さに合わせ前髪の長さを調整するのがポイント。丸顔さんは長めに、クールな顔立ちの人は短めにすることで、雰囲気をコントロールできます。


【how to“カラー”】
カラーリングは、ブリーチ後にピンクベージュをオンカラー。透明感のあるベージュにピンクのニュアンスを加え、女性らしい印象に。ファッションを選ばず、万人に似合わせやすい色味です。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで毛先を外ハネにして、表面のレイヤーはアーチを描くようにゆるい内巻きにします。ヘアオイルを髪全体になじませて、束感を整えたら完成です。ボリュームが出やすい人は重めのオイルで、軟毛の人は軽めのオイルを少量ずつ塗布して、セミウェットな質感に仕上げて。

担当サロン:NEUTRAL DOOR(ニュートラル ドア)  小島夏生さん

 

【4】シースルーバングで耳かけも可愛いスタイル

Point

全体をあごラインの長さで、ライン感が残るようにカットします。切りっぱなしボブに合わせるなら、ワイドなシースルーバングに。ややラウンド状にすることで小顔効果を叶え、耳にかけた時も可愛く決まります。


【how to“カラー”】
カラーは、春夏に一押しのローズベージュに。透明感だけでなく、ツヤ感も両立させ女性らしさを引き出す色味です。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは、軽くストレートアイロンを通すだけ!重さのあるスタイルなので、オイルで束間を出して今っぽく仕上げます。オイルは少しずつ、襟足と内側から塗布してから、表面につけます。最後に前髪の毛先につけたら完成です。片耳にかけてアシンメトリーなバランスを楽しむことも、両耳にかけてすっきりさせても○。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン)  児玉善央さん

 

「前髪なし」切りっぱなしショート・ショートボブスタイル【2選】

【1】顔周りを短めにした大人っぽいスタイル

Point

顔周りを短めにカットしたミニボブスタイル。ワンレンのセンタパートボブなのであまりレイヤーを入れず、切りっぱなしにしています。


【how to“カラー”】
カラーはブリーチ2回で16から17トーンまで明るくした後に、ベージュ系をオンカラー。大人にもおすすめなハイトーンカラーにしました。


【how to“スタイリング”】
全体を少し引っ張りながら、生え癖もきちんと伸びるように乾かしたら、ストレートアイロンで、軽く表面に艶を出した後、ブリーチをしているのでオイルをつけるとパサつきが抑えられるので、まずは全体になじませます。そのあと、バームを重ねて馴染ませるとウェット感がキープされます。耳掛けも可愛いショートボブが完成します。

担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー)  唐沢ゆりこさん

 

【2】オールバックのウエットで大人かっこいいスタイル

Point

アゴよりやや長めのワンレングスボブでカット。レイヤーは入れずに、切りっぱなしのおしゃれな質感を活かします。前髪は頰骨くらいの長さで、かき上げも下ろしもできるようにします。


【how to“カラー”】
カラーリングは、太陽の光に当たるとほんのり透ける5レベルのブラウンアッシュに。伸びた時に根元が気にならなのもメリット。


【how to“スタイリング”】
前髪が立ち上がるようドライヤーの風でオールバックに乾かします。ドライ後、ストレートアイロンでサラっと外ハネにする程度に伸ばすだけ。外ハネにし過ぎないのがポイントです。最後にウェットな質感に仕上がるヘアオイルを全体にしっかり馴染ませ手ぐしでオールバックに。ルーズな毛束感を調整すれば、クールで今っぽボブの出来上がり。根元にはオイルをつけないように注意して。

担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン)  吉田有花さん

 

「明るめ」切りっぱなしショート・ショートボブスタイル【3選】

【1】クールな縦ラインを作った簡単スタイル

Point

オン眉の前髪は、少しラウンド気味に切ると柔らかい印象に。前髪の重さも重すぎず軽すぎず、ラインは少しぼかしめで柔らかさをだして。


【“スタイルポイント”】
ぱつっと切りっぱなし感を残したカットライン。おろすとしっかりとエラをカバーできる。毛先の量感は多いと重たい印象になってしまうが、軽すぎると切りっぱなしのラインがぼやけてしまうので、ちょうど良く。オイルをつけるだけでも完成する簡単スタイリングヘア。

担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート)  緒方創惟(おがたそうい)さん

 

【2】毛先に軽さも出した大人ハイカラースタイル

Point

全体を肩くらいの長さでワンレングスボブにカット。切りっぱなしのままだと重さが残るので、毛先を中心に毛量調整をして軽さを出します。レイヤーを入れていないので内巻きにする時も簡単です。前髪は目の上ギリギリのシースルーに。


【how to“カラー”】
カラーは12レベルのベージュをチョイス。温かみがあり落ち着いた印象のベージュは、大人でもハイカラーに取り入れやすい色味です。在宅ワーカーが増えているので、明るめカラーが密かに人気だそう。


【how to“スタイリング”】
ツヤ感が重要なので、乾かす前には洗い流さないタイプのトリートメントを。特にハイカラーの場合、パサつき防止として必須アイテムです。ドライ後、32mmのアイロンで外ハネ→フォワード&リバースのMIX巻きに。カールは中間〜毛先メインでOK。巻き終えたら、ヘアオイルを毛先中心に塗布し、手に残っているものを前髪の毛先に馴染ませます。浮遊感が活かせるよう、オイルはつけ過ぎないことがポイントです。

担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン)  田中柚衣さん

 

【3】ミルキーベージュで柔らかパーマスタイル

Point

全体をあご下3cmの切りっぱなしのワンレンボブにカットし、ライン感が出るようにします。前髪は長めのシースルーバングで、サイドにも流しやすいようにカット。


【how to“カラー”】
カラーは肌色や洋服を問わず似合わせが可能なミルキーベージュに。柔らかさや透明感を演出する色味で、春らしく少し明るめの9レベルがおすすめ。


【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは顔まわりのみ、20mmのロッドでスパイラルにポイントパーマをかけます。パーマと髪のクセが馴染んでふわふわのカール感に。乾かす前にパーマをかけた部分にはムースワックスをもみ込み、その後、ドライヤーの風を上から当て、ストレート部分のボリュームを抑えながら乾かすだけ。アイロンなしでも可愛い外ハネスタイルに。最後に、毛先にムースワックスかオイルをつけたら完成です。

担当サロン:MINX 銀座五丁目通り店(ミンクス ギンザゴチョウメテン)  和田かな子さん

 

「暗め」切りっぱなしショート・ショートボブスタイル【3選】

【1】シンプルスタイルでもお洒落に見えるスタイル

Point

ベースカットは、ぷつんとしたラインを残した切りっぱなしボブに。前髪は鼻先くらいの長めに設定し、流しやすいようにレイヤーを入れます。シースルーにすることで、抜け感と大人ヘアにフィットします。


【how to“カラー”】
カラーは、7レベルのグレーアッシュに。暗く深みがありますが、光に当たると透明感がありお洒落感のある色味です。


【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、内巻きでも外ハネでもなく、板状に伸ばすようにまっすぐに仕上げるのがコツ。前髪のみ32mmのアイロンでリバースに巻いて、ゆるっとしたカール感を出します。軽めのオイルを手ぐしを通すように塗布。前髪は付けすぎないように気をつけ、仕上げはコーミングしても◯。

担当サロン:MINX原宿店(ミンクス ハラジュクテン)  松田吏菜さん

 

【2】艶感と透明感のある小顔見せスタイル

Point

あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングにします。


【how to“カラー”】
カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウンにもおすすめの色です。


【how to“スタイリング”】
乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布します。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人は毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。

担当サロン:lora.garden(ロラ ドットガーデン)  児玉 善央さん

 

【3】外ハネウルフの切りっぱなしスタイル

Point

トレンドを詰め込んだ外ハネウルフ+シースルーのスタイル。あご下切りっぱなしボブベースにカット。表面にレイヤーを入れて立体感を出しくびれに。毛量を軽くして抜け感を出します。前髪はシースルーバングに薄めに。


【how to“カラー”】
カラーは透明感の出る8トーンのアッシュグレージュに。柔らかい質感にしてくれます。


【how to“スタイリング”】
スタイリングは26ミリのコテで、毛先は外ハネに巻き、表面のレイヤーを内巻きにします。オイルバームを全体的に揉む込み束感をだします。前髪も軽くつけて艶感を出せば完成。

担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート)  鎌倉 彩さん

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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