可愛いロングヘアの髪型18選!最新スタイル&アレンジを紹介
可愛い仕上がりのロングヘアを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから厳選。最新のトレンドスタイルや、顔周りデザインがポイントのスタイル、人気の韓国風、パーマスタイルまでたっぷりと♪さらに、人気サロンの美容師解説のヘアスタイリング方法や、秋冬にぴったりなベロアリボンを使用したアレンジ、簡単で可愛く仕上がるヘアアレンジのやり方も載せているので合わせてチェックしてみて♪
最新!トレンドの可愛いロングヘア【4選】
フォワード巻きで今っぽい!大人かわいい韓国風ロング

ロングでも柔らかい動きがあり、大人かわいい印象に。トレンドの韓国風スタイルはフォワード巻きに注目です。
ロングヘアは引き続き韓国風がトレンド。きれいめなリバース巻きもいいけれど、柔らかい雰囲気で大人かわいいを叶えるフォワード巻きが今のムード。顔まわりの髪がすっと内側に入ることで小顔見せも発揮します。
ベースが重めのため、前髪は抜け感のあるシースルーに。透け感があることで甘過ぎないかわいらしさを表現できます。ヘアカラーは落ち着いたブラウンを合わせることで優しい大人っぽさを演出。ツヤ感も抜群なので上品さも纏えます。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸下で前上がりに切り、耳前のみにレイヤーを入れます。毛先には重さを残しながら動きを出すのが柔らか見せのポイント。前髪は目にかかる長さで薄めに作ります。おくれ毛はスライドカットで自然な毛流れを出しやすくします。
カラーは落ち着いた印象のブラウンを8レベルで。オレンジっぽさを打ち消し、肌の血色よく見せられる暖色です。優しい雰囲気でツヤ感を与えることも。

【how to“スタイリング”】
45mmのコテで中間からフォワードに巻きます。トップのみリバースに巻いて顔まわりにつなげると全方位キレイな仕上がりに。軽めのオイルを全体になじませたら完成です。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
簡単!フォワード巻きの艶っぽ韓国風ロング

顔まわりのフォワード巻きが新鮮な韓国風艶っぽロングヘア。難しい巻き方ではないので、アイロンが苦手な人にもおすすめです。
顔まわりに今どきな柔らかい動きのあるこちらのロング。引き続きK-Beautyが人気ですが、今季は耳より前に動きを出すのが気分。一見、複雑なアイロンワークに見えますが、巻いているのは耳前のみ。それもフォワード巻きなので簡単に色っぽヘアをつくることができます。
髪の動きがある顔まわりにあるデザインなので、前髪は細めの束感で抜け感を出すのが鍵。ロングヘアでも新しさがほしい人やナチュラルヘアの中にトレンドを取り入れたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースを胸の位置でつくり、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかかる長さで切り、サイドバングは結んだときにこめかみが分かれない長さでカット。もみ上げはあご下で切ります。
ヘアカラーオリーブベージュを9レベルで。晩夏〜秋にかけておすすめの涼やかな色味で、イエベさんにおすすめの寒色系になります。また、赤みが気になる人にも◯。

【how to“スタイリング”】
全体を太めの(45mm)ロールブラシでブローしてから、耳前のみ38mmのコテでフォワード巻きに。ブロー仕上げでツヤのある柔らかいベースをつくり、今っぽい毛流れをアイロンでプラスします。フォワード巻きはシンメトリーを気にしなくてOKなので、スタイリングも楽々。前髪はストレートアイロンを通します。
最後に柔らかい質感を出せる艶出しスプレーを吹きかけ、前髪だけ毛先をつまんで細めの毛束感に整えたら出来上がり。ヘアピンを合わせてもかわいい!
担当サロン:MINX shibuya smart salon(ミンクスシブヤスマートサロン) 鈴木マユウさん
ナチュラルで簡単だけど、柔らかくかわいいロング

ナチュラルで簡単だけど、柔らかくかわいいロングスタイルをご紹介します。アイロンを使わずにできるのもポイントです。
トレンドのレイヤースタイルにしたいけど、スタイリングが難しそうで挑戦できない、という人にチェックしてほしいのがこちら。顔まわりを中心としたやりすぎないレイヤーヘアとなり、まとまり重視で柔らかい動きを叶えます。
乾かすだけでもサマになるようにカットされているため、アイロン要らずでこなれヘアを演出。オンもオフもおしゃれを楽しみたい人におすすめです。また、前髪からの自然な毛流れと曲線美が、女性らしさをプラスしながら小顔効果も発揮します。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸上でカットし、顔まわりに切り込みすぎないローレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さに。ラウンドさせてサイドにかけてくびれるようにカットします。
ヘアカラーは9レベルのアッシュブラウン。アッシュ系でもくすみ感がなく、透明感のあるブラウンに。ベージュより色持ちがいいため、褪色してもキレイな髪色が持続します。

【how to“スタイリング”】
乾かす前に洗い流さないタイプのオイルをなじませ、髪を手で内側にくるっと一回転させるように乾かします。トップの根本は立ち上がりをつけ、耳まわりはふわっとさせるのがポイント。最後に軽めのオイルを手に取り、内側から手ぐしを通すようになじませます。手に残ったオイルを前髪の中間から毛先につけたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) Rihoさん
今っぽさを取り入れた顔まわりすっきりのハッシュカットロング

短く切り込んだ”ハッシュカット”と自然な毛流れのサイドバングがポイントのロングヘア。抜け感、柔らかな動き、暖色と今っぽさを取り入れたデザインです。
顔まわりを短く切り込み、たっぷりレイヤーを入れた“ハッシュカット”。韓国アイドル発祥のスタイルで、フェイスラインをすっきり小顔に見せられ、抜け感を演出しながら柔らかい印象を与えます。顔まわりに軽やかな動きがあるのでロングでも重くならず、今っぽい表情に。
シースルーバングからサイドへの自然な毛流れもポイントで、凛としたかっこよさとふわっとしたフェミニンさが共存。アイロンワークがシンプルなので、簡単スタイリングを求める人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースは胸下でカット。ハッシュカットのポイントとなる顔まわりは短めに、胸と鎖骨の間からレイヤーを入れます。ベースとの繋がりはありませんが、なじむようにカットしているので挑戦しやすいデザインに。前髪は目にかかるくらいのシースルー、サイドバングはほおが隠れる長さにカットします。
カラーは6レベルのブラウンをチョイス。赤みのあるブラウンで、温かみがあり柔らかさとツヤ感をプラスします。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで全体をふわっと大きめカールの内巻きに。顔まわりはリバースに巻いて毛流れを出します。軽めのオイルをなじませた後、手ぐしや粗めのくしで全体をほぐしてあげると面が整いツヤ感がUPします。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 外山海成さん
「顔まわりデザイン」が可愛いロングヘア【6選】
肌見せキレイも叶う!レングスをキープしたまま印象チェンジ

ロングにこそトライしてほしい顔まわりデザインをご紹介します。レングスをキープしたまま印象チェンジをしたい人は要チェックです!
動きが出しにくかったり、イメージチェンジがしにくいロングヘア。今回提案する顔まわりカットは、サイドバンク&もみ上げでデザインしているので、長さを変えなくてもイメチェンが可能。ふわっとしたひし形が作りやすく、上品な雰囲気で立体感のある仕上がりを叶えます。
また、髪色は赤味を打ち消すブラウンベージュがおすすめ。ただ赤味は完全に削らず、血色よく柔らかい印象を与えるラベンダーをMIXさせるのがポイント。ブラウンとベージュのいいとこどりができ、ツヤ髪と透明感を兼ね備えた万能カラーに。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下の長さで切り、骨格に合わせて顔まわりをつくります。ストレートレートでもまとまるよう、全体にはローレイヤーをオン。前髪は薄すぎないシースルーにカットし、レイヤーをしっかり入れます。
カラーは10レベルのブラウンベージュをチョイス。肌トーンをくすませない程度に赤味を消し、柔らかく透明感のある仕上がりに。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで全体をワンカール、顔まわりはリバース、表面のローレイヤーはゆるめにワンカール。ゆるく巻きたいときは、クリップ(押える板)でしっかり挟まず調整しながら巻くとゆるふわに仕上げることができます。
スタイリング剤はスプレーワックスを使い、全体にスプレーします。前髪は手に一回スプレーワックスを出し、つまんでさらっと軽やかに仕上げます。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
抜け感がかわいい、オフモードな大人のレイヤーロング

顔まわりデザインがポイントのレイヤーロング。前髪とおくれ毛をつなげて抜け感を出しやすくしているので、乾かすだけでも決まる優秀ヘアです。柔らかいカール感に仕上げることで、大人カジュアルを楽しめ休日のおしゃれヘアにもぴったり。また、万人に似合うアッシュベージュのカラーは、透明感たっぷりで春気分を高めてくれます。
ローレイヤーで扱いよさも抜群のロングヘア。顔まわりが軽やかな印象になるので、少しだけ雰囲気を変えたい人はもちろん、初めてレイヤーにチャレンジしたいという人にもおすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
胸上のワンレングスでベースをカットし、全体にローレイヤーを入れます。前髪は目にかからない長さで切り、ほお骨ラインでつくったおくれ毛とつなげるようにカットし毛流れを出しやすくします。
カラーは8レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感カラーとして王道ではありますが、気になる髪の赤みを消すだけでなく、肌ベースを問わず誰にも似合う万能カラーでも。

【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンを使い、全体を上下2パネルに分けてから毛先を内巻きにワンカール。顔まわりもワンカール巻きます。ソフトバームorやや重い質感のオイルを毛先から揉み込んだら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 米本圭吾 さん
大人かわいいも、キレイめもアレンジ自在のロングヘア

たっぷりレイヤーを入れつつ、今っぽくベースの重さを残したこちらのロングスタイル。軽やかな動きが出しやすく、まとまり感も抜群です。2WAYバングとしてはやや短めですが、前髪とフェイスレイヤーのスタイリング次第で、大人かわいいも、キレイめもアレンジ自在なのが嬉しい。
おくれ毛の毛流れは、リバースではなく顔を包み込むようにするのが新鮮。今後のトレンドとしても注目です。また、顔まわりデザインで小顔効果も発揮します。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカット。特に、耳より前をぐぐっと前上がりにするのがポイントで、まとまりがありつつ動きのあるデザインを叶えます。さらに、耳前にはたっぷりレイヤーを入れます。前髪は短めの2WAYバングに。
カラーは8レベルのグレージュをチョイス。赤みをおさえた透明感のある色味で、キレイめな大人カジュアルを演出します。寒色に寄りすぎない無彩色なので、冬カラーとしてもぴったりです。

【how to“スタイリング”】
仕上げではブローでも、ストレートアイロンでも、カールアイロンでもお好みで。大人かわいくするならおくれ毛にカールをつけ、キレイめにするならかき上げバングに。ツヤ感とまとまり感が鍵になるので、髪質に合わせてスタイリングを。
ツヤ出しスプレーを全体にスプレーし、ごく少量のヘアクリームを毛先になじませたらフィニッシュ。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
ストレート仕上げのたっぷりレイヤー抜け感ロング

トレンドの顔まわりレイヤーがたっぷり入っているこちらのロングヘア。ストレート仕上げのかわいいデザインで、スタイリングも楽々です。また、印象チェンジを叶える姫カットは、毛先に軽さを出してナチュラルな雰囲気に。おしゃれにも差をつけられます。
顔まわりレイヤーと姫カットで、似合せスタイルを実現するデザイン。フェミニンなムードもプラスされ、夏ヘアにもぴったりです。ヘアカラーは、夏の日差しにも負けずに、きれい色が気キープできるアッシュグレージュがおすすめ!
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さでベースを前上がりにカットし、耳前にしっかりレイヤーを入れたトレンドスタイルに。さらに、骨格に合わせたソフトな姫カットをつくります。前髪は薄めにカット。
カラーは、6レベルのアッシュグレージュをチョイス。やや暗めのカラーながら透明感があり、色落ちしてもオレンジっぽくならずに色持ちがいいのが特徴です。

【how to“スタイリング”】
スタイリングは、ストレートアイロンを全体に軽く通すだけ。最後に、軽めのオイルを毛先になじませたら、簡単でかわいいスタイルの出来上がりです。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
結んでも下ろしても可愛いハイレイヤーのデザインロング

ストレートタッチや、まとまり重視のスタイルに飽きてきた、というお洒落上級者におすすめなこちらのロングヘア。顔まわりとフロントに技ありのデザインレイヤーを入れているので、重めベースでも髪の表情がつくりやすいのがポイント。独立したレイヤーは、結んだ時のニュアンスになるだけでなく、小顔効果ももたらします。
カラーは、人気のアッシュベージュに。職場でも好感度が高く、あか抜けも狙えます。コンサバヘアにお洒落なカジュアルさをプラスしたロングヘア。カール感のあるスタイルは、ボリュームが自在で、春の先取りにも!
【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さは、胸下くらいでカット。顔まわりとフロントにダブルでハイレイヤーを入れ、毛流れや華やかなカール感をつくりやすくします。特殊な入れ方なので、髪型をデザインしたい人におすすめ。前髪は、頬の長さでカットします。
カラーは、9レベルのアッシュベージュをセレクト。透明感、柔らかさを与える色味で、あか抜けも叶えます。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、ベースを内巻きにワンカール。さらに、顔まわりと表面はアイロンを根本から入れ、アーチを描くように滑らせ動きをプラス。スプレーワックスなどを軽くなじませたら完成です。
ストレートに仕上げてもかわいく、巻き方で表情がガラリと変わるので、印象チェンジを楽しんで。
担当サロン:TOI(トイ) 吉澤大輔さん
内巻きが可愛いベージュカラーのロングレイヤー

アイロン使いがスタンダードとなりつつありますが、アイロンが苦手、ブロー仕上げが好きという人もいるのではないでしょうか?そこで提案したいのが、こちらのロングレイヤーです。今っぽく顔まわりにたっぷりレイヤーを入れ、小顔効果も狙える大人スタイルになります。
印象チェンジを求める人にもおすすめで、内巻きはもちろん、ストレートタッチでクールな雰囲気も楽しめます。ニュートラルで肌なじみがいいベージュカラーとも好相性で、色落ちしてもツヤ感のある髪色をキープできます。
【how to“ベース&カラー”】
胸下の長さで前上がりのロングレイヤーにカット。バックにはレイヤーを入れず、顔まわりのみハイレイヤーにします。前髪は、フェイスラインが隠れる厚さで、2WAYバングに。サイドのボリューム感が調整しやすいので、面長さんにも。
カラーは、11レベルのネイキッドベージュに。赤みをおさえた肌なじみのいいベージュ系で、ラベンダーMIXによりツヤ感をプラス。特に、レイヤースタイルは、パサついて見えやすいので、黄色をおさえると美髪効果がアップします。

【how to“スタイリング”】
アイロンを使う場合、38mmの太めで細かくワンカール。サイド1パネル、バック2パネルで巻くと、束感が出て可愛くなります。くるくるドライヤーやブロー仕上げでも◯。くるくるドライヤーは、斜め45度の角度で入れるとまとまりがよくなります。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) MANAEさん
大人可愛い「韓国風」ロングヘア【5選】
柔らかいS字ウェーブで大人の韓国風ロング

赤みを打ち消してくれる人気のアッシュ。ツヤ感に物足りなさを感じやすいカラーですが、ダークアッシュにすれば赤みをおさえつつ艶かな髪色を手に入れることができます。キレイめ印象に見せられ、ヘアカラーの制限がある人にもおすすめです。
ロングヘアは波巻きウェーブが今季の気分。ストレート仕上げに飽きた人やイメージチェンジも叶え、柔らかいS字ウェーブで大人の韓国風スタイルに。20〜30代と幅広い世代にマッチし、上品さの漂う華やかな仕上がりも魅力です。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースはバストラインのワンレングス。引き続きトレンドのシースルーバングを長めにつくり、サイドに流れるようにします。顔まわりはあごラインにおくれ毛をつくります。
カラーは艶のあるダークアッシュに。こちらは6レベルの明度ですが、8レベル以下ならアッシュでもツヤ感を楽しむことが可能。赤みを出さないようにブラウンをMIXするのがポイントです。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで毛先から内巻き→外ハネを交互に巻き、S字カールのウェーブ巻きに。前髪は毛先のみアイロンを通します。ツヤ感が必須なので、髪のクセが気になる人は縮毛矯正をすると仕上がりがキレイになります。
スタイリング剤はオイルorバームを選び、ベタっとならない程度に軽くなじませます。最後に前髪の束感を整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 加茂愛仁さん
時短で叶う柔らか印象の韓国風ロング

韓流風スタイルが手をかけないと再現できない…、そう思っている人に朗報です。こちらのロングスタイルは、簡単なアイロンワークで簡単に韓国風ヘアに!また、巻いた後にカールを崩すから、やり過ぎ感がなくどんなファッションにも似合う巻き髪を叶えます。
ヘアカラーは肌ベースを選ばないブラウンベージュが、女性らしく柔らかい印象に。また、さらなる色っぽさを引き出す短めのおくれ毛は、下ろしてもアップヘアでもニュアンスを加えてくれます。ボリューム感自在なのでペタっとしやすい人には特におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースを胸下でカットし、耳前の顔まわりにたっぷりレイヤーを入れます。骨格を隠す長さのおくれ毛をつくり、ニュアンスをプラス。前髪はシースルーにカットします。
カラーは8レベルのブラウンベージュをセレクト。肌なじみがよくイエベ・ブルベを問いません。柔らかい雰囲気はもちろん、暖色系をMIXしているためツヤ感も抜群です。

【how to“スタイリング”】
38mmのカールアイロンで(胸上のレングスの場合32mm)、毛先を内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに巻きます。巻いた後にブラシを通すことで柔らかいナチュラルな仕上がりに。巻きすぎないようにするのがコツ。前髪は軽めにワンカール巻きます。
スタイリング剤は、手ぐしを通しても柔らかカールをキープできるシルエットワックスがおすすめ。全体的にスプレーし、さらに顔まわりにしっかりつけたら完成です。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
ケンニプモリがポイント!小顔も叶えるレイヤーロング

顔まわりにたっぷり入れたレイヤーを活かしたロングヘア。丸ではなく四角いスクエアバーアイロンを使うことで、しっかりとしたカールがつきやすく簡単にK-popアイドル風ヘアを再現できます。顔まわりに動きがあるため、小顔効果も抜群。重さを感じやすい毛先を散らすこともポイントで、抜け感のあるクールな印象を叶えます。
パラっとした束感が魅力の「ケンニプモリ(エゴマの葉前髪)」でも韓流スタイルを演出。ロングヘアの脱マンネリ感やレイヤーで印象チェンジをしたい人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
バストトップの長さで前上がりにベースを切り、サイドにたっぷりレイヤーを入れます。バックにもレイヤーを入れ、前髪は鼻の長さでラウンド状のシースルーにカット。
カラーはツヤ感のあるラベンダーベージュを7レベルで。程よいラベンダー味があり、肌色をキレイに見せる効果も望めます。髪の乾燥が気になる季節にもおすすめです。

【how to“スタイリング”】
太めのロールブラシを使い全体をブローし、ボリュームとツヤ感をプラスしてから、カールが欲しいところを40mmのスクエアバーアイロンで巻きます。スクエアバーアイロンは、しっかりとしたカールがキープできるので韓国アイドル風のヘアスタイルの再現にイチオシ。最後にスプレーワックスを全体にスプレーしたら完成です。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 川嶋映美さん
面長さんにもおすすめ!たっぷりレイヤーの韓国風甘めロング

ロングスタイルで印象チェンジをしつつ、トレンドを取り入れたい人にチェックして欲しいこちら。毛先に重さを残しフロントにたっぷりとレイヤーを入れた韓国風ヘアは、ワンカールでつくれるためアイロンが苦手でも可愛い仕上がりを叶えます。
顔まわりを包み込むような曲線が柔らか印象を演出するロングレイヤー。ウェイトのコントロールが自在なので、面長さんにもおすすめです。また、毛先に厚みを残しているため、前髪はシースルーで抜け感を出すのが、今っぽくベストバランスに。
【how to“ベース&カラー”】
カットベースは胸上のワンレングス。耳より前はハイレイヤーに、バックはローレイヤーにし、あえて前後に繋がりのないレイヤーを入れます。また、もみ上げをおくれ毛にしているのもポイントです。前髪はぱつっとしたライン感で甘さを出しながら、シースルーで抜け感をプラス。
カラーは、9レベルのアッシュブラウンをチョイス。透明感のあるアッシュにブラウンをMIXすることで秋冬らしいツヤ感を演出します。

【how to“スタイリング”】
32mm もしくは38mmのカールアイロンで、フロントのレイヤー部分はアイロンを縦〜斜めに、バックは床に平行にアイロンを入れてそれぞれ内巻きにワンカール。アイロンの角度を変えることで、カットラインに合わせることができ仕上がりがキレイに。また、アイロンは低温(140〜150℃)にすることも鍵で、柔らかいカールの質感をつくることができます。
スタイリング剤は、束感メイクできるしっとり系のバームを毛先から中間になじませます。さらっとナチュラルに仕上げたいときは軽めのオイルを選ぶとグッド。
担当サロン:Violet 表参道店(バイオレット オモテサンドウテン) 内田圭悟さん
柔らかい動きと小顔見せを実現する韓国女優ヘア

顔まわりの柔らかい動きと小顔見せを実現するこちらの韓国風ロング。スタイリングに手のかかるイメージの韓国ヘアですが、自宅で簡単に作れるデザインをご提案します。耳前を前後2パネルに分け、リバースに巻くだけのシンプルスタイリングなので、テクニック要らずで時短ヘアなのもうれしい。
アイロンの巻く位置を骨格に合わせることで、面長さんでも、丸顔さんでもカバーが可能。顔まわりに動きをプラスすることで小顔効果も望めます。ロングスタイルで、柔らかさ、軽さ、抜け感を求める人におすすめです。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸下の長さで、やや前上がりベースでカット。ベースは重めで、顔まわりにのみ流れるようにレイヤーを入れます。前髪は、巻いて目にかからない長さに設定し、かき上げもできる2WAYに。
カラーは、10レベルのブラウンベージュに。肌トーンを明るくし、柔らかい印象に見せられるヘアカラー。ツヤ感も抜群です。

【how to“スタイリング”】
38mmのアイロンで、毛先を内巻きにワンカール。耳前の髪を前後2パネルに分け、骨格に合わせてリバースに巻きます。面長さんは、ほお骨の位置よりやや下、丸顔さんはほお骨くらいがグッド。前髪とおくれ毛は、ストレートアイロンでワンカール。
スタイリング剤は、パサつきや広がりが気になる人はオイルスプレー、軟毛さんはキープ力のあるワックススプレーがおすすめ。それぞれ全体になじませたら、荒めのブラシでとかし、柔らかい印象に整えたらフィニッシュ。
担当サロン:LONESS omotesando(ローネス オモテサンドウ) 大雄恵理さん
ふんわり可愛い「パーマ」のロングヘア【3選】
ゆるっとかわいい大人の抜け感ガーリーロング

大人世代になっても、やっぱりかわいいものが大好き。ヘアスタイルも例外ではありませんが、王道のロング+前髪あり+顔際カットだと、顔まわりが重くなりキュートになりすぎの印象にも。そこで提案したいのが、抜け感とかわいらしさを兼ね備えたこちらのロング。
シースルーバングだけでなく、ゆるめのパーマをかけることで、さらなる抜け感をプラス。アイロンで仕上げても、ヘアスタイルが崩れてしまう人におすすめなデザインです。また、ロングヘアで、動きや軽さが欲しい人、伸ばしかけで変化を求める人も要チェックです。
【how to“ベース&カラー”】
ベースカットは、胸ラインのローレイヤーに。毛先にはあまりレイヤーを入れずに、重さを残すことで今っぽい洒落感をUP。前髪は、長めのシースルーにカットし、顔まわりはあごアインで軽めにつくります。
カラーは、10レベルのラベンダーグレージュに。柔らかさと透明感を両立するヘアカラーで、上品なイメージも与えます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、大きめの32mmのロッドで毛先をワンカール、顔まわりと前髪はラフな動きが出るようやや細めのロッドを使います。
スタイリングは、毛先がやや濡れている状態までドライしてから、しっとり系のオイルを全体になじませるだけの簡単ヘアです。アイロン要らずなので、暑い季節にも◎。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
ふんわりゆるめのパーマで抜け感もプラスした大人ロング

ロングヘアをキープしたいけど、可愛いイメージになりがち……、という人に提案したいのがこちら。長めバングとラベージュカラーで大人っぽく仕上げたデザインで、ふんわりゆるめのパーマで抜け感もプラスしています。
顔周りのニュアンスもお洒落で色っぽいロングスタイル。パーマで動きがあるので、センターパートにもチャレンジしやすい。さらに、面長さんのカバー、小顔効果も期待できます。
【how to“ベース&カラー”】
全体を胸上の長さでグラデーションにカット。パーマの動きが出やすいようにトップのみにレイヤーを入れます。前髪は、あご下3cmで長めに薄くつくります。
カラーは、8レベルのラベージュカラーに。グレージュにラベンダーをMIXしたヘアカラーは、透明感のある上品な印象で、大人女性におすすめ。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜38mmのロッドで中間から毛先を平巻きに。トップは根本まで巻き込みます。前髪は、中間からリバースに巻きます。
スタイリングは、8割ほど乾かしてから、しっとりタイプのオイルを馴染ませ、最後にシーソルトスプレー(ドライな質感をつくる)で動きを出します。セミセットな今っぽい質感を目指して。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
パーマ+マスタードカラーで柔らか印象のロング

ロングヘアで動きやちょっとした甘さが欲しい人におすすめなのがこちら。大きめなウェーブのようなパーマにすることで、柔らかい質感でかわいい雰囲気を演出します。コンサバ系やマニッシュなスタイルからのスタイルチェンジにも取り入れやすいデザインで、気になるクセ毛を活かすことも可能。
カラーは、黄色っぽさを際出させたマースタードベージュに。黄色が強い日本人の髪質に馴染むヘアカラーで、色持ちがいいのも嬉しい。少しだけ個性的な雰囲気も楽しめるので、お洒落で差をつけたい人に◯。
【how to“ベース&カラー”】
胸くらい長さでカットし、全体的にグラデーション、顔まわりにレイヤーを入れます。前髪は、リップラインからあごにかけてラウンドさせて切ることで、動きのある表情に。
カラーは、12レベルのマスタードベージュをセレクト。黄色味をあえて加え、肌写りがよく、こなれ感のあるお洒落カラーに仕上げます。

【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは、32〜40mmのロッドを使い、毛先から根本までの平巻きに。前髪は、太めのロッドでリバースに巻きます。
スタイリングは、髪が乾いた状態でドライな質感のフォームを毛先から持ち上げるように馴染ませるだけ。くしゃくしゃと揉みこんで、カールを整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 吉塚さとりさん
人気サロンの美容師解説!韓国風スタイリングのやり方【2選】
人気サロン「SHIMA」の美容師・原 涼香さんに教えていただくスタイリング術。ここでは、韓国風の巻き髪を作るために開発されたヘアアイロンを使ったムルギョル巻きと、」曲線のある仕上がりが特徴のストレートヘアのスタイリング方法を教えていただきます。
【1】スクエアバーで作るムルギョル巻き

パイプが四角になっている太めのアイロン「スクエアバー」は、うねるような大きめのカールを簡単に作れるアイテム。K-POPアイドルや俳優たちのヘアメイクの現場で機能性が話題となり、日本にも浸透してきています。四角形と円形を掛け合わせたスクエア型で毛束に程よく引っ張る力をかけられ、弾力とツヤのあるカールが長続きするのが特長。
「太いアイロンで巻くとリッジ(ウエーブの山の部分)が出にくかったりダレやすかったりするのですが、このパイプは角があるためしっかりした巻きが作れます」とSHIMAの人気スタイリスト・原 涼香さんも高評価。
こちらのアイロンを使い、原さんに韓国風の波巻き(ムルギョル巻き)を教えていただきました。
【使用アイテム】クレイツ レピ スクエアバー 40mm

| 価格 |
|---|
| ¥24,200 |
【STEP1】毛先から巻き始める

ウエーブが取れやすい人は、巻く前にカールキープミストなどをつけておくのがいいかも。全体の髪を縦4つに分け、まずは毛先を内巻きにします。
毛先は必ず内に入れたいため、毛先から巻くとウエーブの形のバランスを取りやすく、巻きが苦手な人でも作りやすいのもうれしい!
【STEP2】その後、外→内と繰り返しながら巻く

1で内巻きにした上は外巻き、その上は内巻きと交互に繰り返し、ハチあたりまで巻いて。その後に逆サイドの顔周りの毛束を同様に巻き、その後は後ろの2束を巻きます。
【STEP3】スプレーで仕上げる

巻き終えたら全体を軽くほぐし、ツヤ出しスプレーを回しかけながら毛流れを整えます。
\できあがり/

しっかりしているのに強すぎない波ウエーブが完成。面で大きなうねりを作っているため、ツヤ感が際立つスタイルになります。
【2】曲線のある仕上がりが特徴のストレートヘア

韓国で人気のヘアスタイルというと、ヨシンモリやムルギョル巻きなど巻き髪が主役になったスタイルを思い浮かべますが、実はストレートヘアも人気。髪がツヤツヤなのがいいみたい! でも、ただまっすぐにしたスタイルではなく、ちょっと曲線のある仕上がりが特徴です。
「韓国でもサラサラヘアの人気は高く、前のNewJeans(活動停止は本当に残念…!)の影響が大きいです。ストレートヘアの場合はワンレンではなく、顎下から毛先にかけてレイヤーを入れておくのがおすすめ。こうしておくと簡単に巻くだけでおしゃれな雰囲気にでき上がります」(原さん)
それではさっそく作り方を教えていただきます。
【STEP1】髪全体をワンカールの内巻きに

後ろで髪をざっくり左右に分け、根元からストレートアイロンを通してスルーさせます。毛先はワンカールの内巻きに。全体をなめらかでサラサラな質感に整えます。
【STEP2】顔周りの毛束はJカールにする

顔周りの髪は内と外の2段に分け、それぞれストレートアイロンを通して髪の中間から大きく半円を描くようにします。そのまま毛先だけを少し内に入れてJカールに。
【STEP3】グロススプレーでツヤサラアップ!

全体に薄くグロススプレーを吹きつけ、ツヤとサラサラ感をプラス。髪からやや離し、スプレー缶を振りながらつけると、ムラづきをふせぐことができます。
\できあがり/
レイヤー部分がアクセントになったサラサラストレートスタイルが完成! 顔周りと毛先を内に入れて収まりを良くしているので、パサついて見えないのもポイントです。
秋冬のヘアアレンジに!「ベロアリボン」活用テク【3選】
SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
Instagram:@suzuka_hara
手芸店でも手に入るベロアのリボンは、ヘアアレンジに取り入れるのにぴったり。太さや長さの違うものをいくつか持っていると、アレンジバリエが広がります。そこで、人気ヘアサロン「SHIMA」の美容師の原 涼香さんにベロアリボンを使ったアレンジを教えていただきました♪

秋冬のヘアアレンジに大活躍の人気のベロアリボンを使ったプロ直伝のアレンジ術を紹介します。手芸店でも手に入るベロアのリボンは、ヘアアレンジに取り入れるのにぴったり。太さや長さの違うものをいくつか持っていると、アレンジバリエが広がります!
ツインハーフ・シニヨン・ひとつ結びにリボンをプラスして洒落感アップ!
リーズナブルで様々な太さや色があるリボン。黒のベロアリボンは大人でもなじみやすく、ファッションにも合わせやすいのでおすすめです。
ベロアリボンを使ったアレンジを提案してくれたのは、人気ヘアサロン「SHIMA」の原 涼香さん。
「細いものと太いもの、両方があればとっても便利。シンプルなアレンジにプラスするだけで一気にかわいくなるし、髪に気を遣っている感じが出るのもいいですね」(原さん・以下「」内同)
さっそく、リボン1本でグンと仕上がりが見違える超簡単アレンジを3つ紹介します。
【1】細リボンをあしらったツインハーフ

韓国ガールから人気に火がついたツインハーフ。「ちょっと子供っぽく見える?」と感じる人がいるかもしれませんが、結ぶ位置を低めにして毛束が下に落ちるように結ぶと、大人でも挑戦しやすくなります。
「結び目に細いリボンをあしらうのがおすすめです!」

【SIDE&BACK】

【2】細いリボンを長く垂らしたシニヨン

定番アレンジのシニヨンにもリボン使いはぴったり。上品できちんと見えするので、お呼ばれのときにも重宝しそう。リボンはジャストサイズでもいいですが、長めにして背中に垂らしておくとコーディネートのアクセントにもなります。
「まずは低い位置で髪を結んで毛束をねじりながら丸め、ピンで留めてシニヨンに。結び目にリボンを巻きつけて結ぶだけです。長い場合は巻きつける回数を多くして、後ろに垂れる長さを調節してください」

【SIDE&BACK】

【3】太いリボンをタイトに巻きつけたひとつ結び

どんな人でも簡単にできて、No.1アレンジとも言えるのがひとつ結びです。低い位置で結んだひとつ結び(ローポニー)は、落ち着いて大人っぽく見える反面、老けて見えてしまったり疲れたような印象を与えることも。
そこでベロアリボンの登場です!
「リボンひとつで気の利いた雰囲気になります。結び目にシンプルに結ぶだけでもいいですが、毛束にぐるぐると巻きつけると、おしゃれ上級者っぽく見えますよ。この場合はリボンを長めに用意しておくといいかもしれません」

【SIDE&BACK】
これからの季節にぴったりのベロアリボン。工夫次第で大活躍するはず! ぜひお試しください。

簡単&可愛い「ヘアアレンジ」のやり方【4選】
【1】ひとつ結びを2束に分けて三つ編みするだけのタウンモリ
MINX aoyama 代表
清水 豊さん
「かわいく、キレイになりたい」という願いを必ずかなえてくれる、似合わせ技術に定評のある美容師。流行を取り入れつつひとりひとりに合わせた提案は、幅広い層から支持を集めている。カット講師、スタッフ教育担当、国内海外でのセミナー講師と幅広く活躍。
Instagram:@yutaka_shimi

\ひとつ結びを2束に分けて三つ編みするだけ! /
韓国では「タウンモリ」と呼ばれるおさげをおしゃれに取り入れてみました。日本では編んだ部分の毛束をざっくりと引き出して崩し、あえて無造作に見せるのが主流でしたが、最近は韓国トレンドの影響か、タイトな編み方が定番になってきています。
三つ編みは簡単に盛れるので、お呼ばれのときにも使えそう! ヘアサロン「MINX aoyama」の清水 豊さんに教えてもらいました。
【アレンジ前のBASE】

【STEP1】髪を後ろでひとつに結ぶ

前髪と顔周りの髪を残し、全体を後ろでひとつ結びにします。髪をまとめるときは、コームで整えてから手ぐしで集めるとキレイ。
結ぶ位置は、髪の長さにもよりますが、後頭部の中央あたりがおすすめ。高めに結ぶとアクティブに、低めに結ぶと大人っぽく落ち着いた印象になります。
【STEP2】 毛束を分けて三つ編みにする

ひとつ結びにした毛束をふたつに分け、それぞれ三つ編みにして編み終わりはゴムで結びます。三つ編みにするときは少し強めに編むのがコツ。
髪にレイヤーが入っていて編んでいる途中で髪が落ちてきてしまう場合は、編む前にオイルをなじませてしっとりさせておきましょう。髪のパサつきがひどい場合も同様に。
【STEP3】細部を整える

残しておいた顔周りの毛束を、ストレートアイロンでワンカールの内巻きにします。前髪もストレートアイロンをサラッとスルーさせると洗練された雰囲気に。巻き終わったら少量のバームをつけた指で毛束をつまみ、束感を作ります。
この細部のひと手間でアレンジの完成度がびっくりするほど高くなるので、ぜひやってみて!
最後、結び目にヘアアクセを飾って完成です。
\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【2】簡単!ねじり感がこなれて見えるポニーテール
Violet 表参道 スタイリスト
木村愛佳さん
バイオレットの愛され&いじられキャラ。気づかいを大切にした丁寧な接客を心がけている。カラーが得意。Instagram:@violet_manaka

\ひとつ結びでもシンプルすぎない。ねじり感がこなれて見える!/
手軽で簡単で、髪もジャマにならないひとつ結びアレンジは大人気。時間がないとサッとまとめて結んでしまうだけですが、ひと手間加えるだけでグンとおしゃれ度がアップします。
今回教えてくれたのは、Violetの木村愛佳さん。バスト上のロングで、かわいいアレンジが得意なのだとか。今日はピンを使わなくてもゴムが隠れておしゃれなニュアンスの出るポニテを作ってくれました。
「結び目のゴムが目立たないように毛束をゴムの上に巻きつける“ゴム隠し”が苦手なので、テクいらずでゴムを見せないようにしたアレンジです。くずれにくいのも特徴。ゴムがふたつあればできるので不器用な方でも作りやすいですし、今日は巻いていますが巻かなくてもOKですよ」(木村さん)
【STEP1】サイド部分は残してひとつに結ぶ

全体を細かいゆる巻きにしてから、少量のヘアクリームを薄くなじませておく。耳ラインよりの前の髪を残し、後ろ部分の髪は真ん中よりやや下の位置でひとつ結びに。
【STEP2】残しておいた毛束も結ぶ

残しておいた耳前の髪を、ひとつ結びにした上でまとめて結ぶ。写真のように2段の結び目ができる。
【STEP3】上の結び目に下の毛束を通す

2の結び目の下から指を入れくるっと90°回転させ、その隙間に下の毛束を通す。

最初は上にあった結び目が下にくるので、その毛束を左右に分けてキュッとしごけば、ピンで留めなくてもくずれにくくなる。
\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【3】韓国風お呼ばれアレンジのハーフアップカチモリ
SHIMA SEVEN GINZA ディレクター/トップスタイリスト
原 涼香さん
トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
Instagram:@suzuka_hara

\人気のカチモリとハーフアップを合わせた華やかなアレンジ/
韓国からの流入で日本でも人気継続中の「カチモリ」。ぴょんと飛び出た毛先が鳥のカササギの尾のようだというのが、「カチ」(韓国語でカササギの意味)+「モリ」(韓国語で髪の意味)と呼ばれる理由です。
「カチモリはお団子のアレンジだと思われがちですが、ハーフアップで作ってもおしゃれです。毛先がアクセントになり巻かなくても華やかに仕上がるので、お呼ばれにもぴったり。カチモリ人気全盛だからこそ、ハーフアップにすると周りと差がつくのもポイントが高いと思います」(原さん)
【STEP1】耳上の髪をハーフアップにして輪結びに

髪を耳の付け根のラインで分け、上部分をハーフアップに。結ぶとき、毛先を引き抜かない輪結びにして長めの毛束を残しておきます。
【STEP2】残した毛先を折り返してお団子に

輪結びで残しておいた毛束を上に折り返して縦型のお団子にし、ハーフアップの結び目に合わせて上からゴムで結びます。このときもまだ毛先を長めに残しておくのがコツ。
【STEP3】毛先に束感をつける

残しておいた毛束の元(STEP2で作った結び目)を手で押さえながらピンをグッと差し込み、毛束が散るように固定します。

ある程度毛束が散ったら、小束に分けてスタイリング剤で形をキープします。まずはヘアスティック(ヘアマスカラ)で束感を強調し、その後1束1束をつまみながらキープスプレーをシュッ。ヘタレない束を作ります。
【STEP4】ヘアアクセを飾る

ヘアアクセなしでもいいですが、盛り感を出したいときは加えても素敵。今回はミニクリップをランダムに留めました。

こんな感じに仕上がります。
\できあがり/

\SIDE/

\BACK/

【4】三つ編みよりも簡単なねじり編みアレンジ

\ねじり編み(=ツイスト編み、ロープ編み)は2束をねじって交差していくだけ!/
ヘアアレンジが苦手だったり、ちょっと億劫に感じてしまう人にぜひ試してほしいのが「ねじり編み」。三つ編みは3束を編んでいく方法ですが、ねじり編みは2束を編むやり方です。
なによりもうれしいのは簡単なこと。手数が減るので時短になり、コツをつかめば5分程度でできるようになるはずです。
また、3つ編みほどキツくならないため毛束がなめらかに引き出せて、編み終わった後のほぐしがテクいらず。大胆にほぐすこともでき、こなれ感をプラスするのにぴったりです。
【STEP1】2つの毛束をねじって重ねる

最初に、1円玉大のソフトワックスを髪全体になじませておく。手前の毛束は後ろ向き、奥の毛束は前向きに、それぞれきつくねじる。それから奥の毛束を手前に持ってきて、手前の毛束の上に重ねる。
【STEP2】そのまま2束を交互に重ねていく

2束を交互に重ねながら、毛先まで編んでいく。毛束のねじりが緩んできたらきつくねじり直してOK。
【STEP3】毛束をほぐして形を整える

編み終わりを手で押さえ、編んだ部分の髪をつまみながら引き出してほぐす。バランスを見ながら毛束全体をほぐしたら、耳の後ろの髪を少しつまんでふくらみを出し、全体のフォルムを整える。最後に編み終わりをゴムで結び、ヘアアクセを飾る。
\できあがり/

\SIDE/

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。



トレンドの韓国テイストを取り入れた、色気のある盛れヘアが得意。たびたび渡韓し、韓国ビューティの情報をインプット。満足度の高いおしゃれスタイルならお任せ! ボブからロングヘアの女性専門スタイリスト。
Instagram:@suzuka_hara