【カチューシャアレンジ】可愛く見える付け方のコツと8つのやり方
簡単につけられておしゃれになれるカチューシャ。ひと手間加えたアレンジ方法も掲載。前髪あり・なし別や長さ別に『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
トレンド感が出るカチューシャのつけ方
Point
・カチューシャは頭頂部まで上げすぎない・顔周りの毛を引き出す
カチューシャは、端の部分と耳が当たらないよう浅めにつけるとマスクのつけ外しにも干渉しにくい。フェースラインの毛を引き出して小顔効果とこなれ感を。
「前髪あり」カチューシャアレンジ【2選】
【1】極薄バングの清楚感出しアレンジ
【how to”アレンジ”】
前髪とこめかみの髪を残してシニヨンを作り、生え際からやや奥にカチューシャをON。中央の5mmの毛束を引き出した極薄毛束でニュアンスを。
【2】カチューシャで前をすっきりさせたアレンジ
STEP1:コテで耳上まで“2段階巻き”していく
「下したときに髪のボリュームが出るように、2段階巻きをして動きを出します。まずは毛先から耳上までを内巻きに」(立花さん・以下「」内同)
「内巻きにした毛先をコテにキープしたまま、中間部分の毛束だけコテから外します」
「毛先をコテで押さえたまま、毛束が縦ロールになるように内側にねじります」
「再び、ねじった毛束を耳上まで内巻きに巻いていきます」
STEP2:2段階巻きした毛束はほぐさずそのままで
「STEP1の通りに、後ろの髪をすべて2段階巻きしていきます。巻いたあとは毛束をほぐさず、熱が冷めるまでそのままキープしておきます」
STEP3:熱が取れてから髪全体をバサッとほぐす
「巻いた髪の熱が取れたら、両手を首の後ろに入れ込み、髪全体をバサッとほぐします。少しずつほぐすとバラバラになってボリュームが出にくくなってしまうので、“バサッと”がポイントです」
STEP4:毛先にオイルをつけてツヤを出す
「毛先にオイルをなじませて、パサつきを抑えます。巻きが取れないように、もみ込むようにつけます」
STEP5:髪を後ろにしてからカチューシャをオン
「髪を後ろに持っていってからカチューシャをつけると、トップとサイドがすっきりします。カチューシャをつける位置は、前髪の生え際。斜め上から差し込むようにつけます」
STEP6:後頭部の髪を持ち上げてボリュームUP
「髪を巻いていない後頭部は、もみ出すように髪を持ち上げてボリュームを出します。カチューシャの後ろから髪が見えるくらいふわっとさせるのが、今っぽくさせるコツ」
完成!
カチューシャの後ろから見えるふんわり感が今っぽい雰囲気に。
すっきりとしたトップやサイドとのバランスも◎。
「前髪なし」カチューシャアレンジ【3選】
【1】細カチューシャでくせをカバーアレンジ
K-two GINZAスタイリスト
谷口翠彩(みどり)さん
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。
Point
カチューシャは生え際より数cm後ろにつけ、生えぎわの髪を指で少しずつつまみ出す。耳前の後れ毛も忘れずに。【FRONT】
【SIDE】
【2】クール感を出した大人っぽアレンジ
SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
大人可愛いアレンジの天才!20代から60代まで幅広い世代のニーズにお応え致します。もっと自分を好きになるスタイルづくりを提案させていただきます。
【how to”アレンジ”】
一つ結びにする場合は、トップの分け目がつかないように、ドライヤーで、リバースに根元から乾かします。バームや、オイルを根元近くから、毛先まで馴染ませてゴムで結びます。
前髪をカチューシャであげてから、位置を少し前に戻すと、前髪にたるみが出るので、それをさらに好みの感じで引き出せば、可愛くなります。髪全体を、ほぐすのも、カチューシャをつけた後に少しづつ髪を引き出して、ほぐしていくといいです。
【3】2本のカチューシャが大人可愛いアレンジ
acca 伊勢丹 新宿店 店長
野田さつきさん
服やメイクに合わせてヘアアレンジをするのが得意で、ヘアアクセサリーブランド“acca”に就職。お店では、お客様の髪悩みに合わせてヘアアクセサリーを選び、使い方のコツやヘアアレンジを提案している。“acca”は、購入後に持参すると、ヘアアレンジをしてくれるサービスがある。
STEP1:もみあげを多めに残してサイドの髪を後ろに
「今っぽいカチューシャ使いをするなら、カチューシャで髪を動かして留めるのではなく、ある程度スタイルを作っておき、カチューシャはのせるだけにするのがコツ。フェースラインをカバーするために、もみあげを多めに取っておきます」(野田さん・以下「」内同)
STEP2:前髪を持ち上げながらカチューシャをつける
「カチューシャをするときは、前髪を上げてすっきりさせると大人っぽくなるので、前髪の束を後ろに持っていきながら、カチューシャで抑えます。カチューシャを2本つけるので、1本目は耳の真上につけるとバランスが◎」
STEP3:2本目のカチューシャを少し手前にオン
「2本目のカチューシャは、1本目よりも1cmほど手前につけます。間隔を空けることで髪をしっかり抑えることができ、今っぽい幅広風のカチューシャに見せることもできます」
STEP4:ヘアオイルで前髪の後れ毛ともみあげに動きをつける
「前髪の後れ毛ともみあげが自然とつながるように、ヘアオイルをなじませながら動きを出します。顔まわりに動きのある毛束があると、フェースラインが目立ちにくくなります」
完成!
おでこを出すことで、すっきりとしたカチューシャスタイルに。
前髪の後れ毛からつなげたもみあげのラインが自然なシャドーの役割を果たし、“おでこ見せ”しても顔の丸みが気になりません。
「長さ別」カチューシャアレンジ【3選】
【1】顔周りをカバーさせたミディアムアレンジ
レイラバイアフロート 店長
小笠原剛さん
いまどきレイヤースタイル、韓国ヘアが得意です♪顔周りのデザインでお洒落に見せるスタイルもお任せください!カットはあまりすきバサミを使わずに施術するのでダメージはさせません。スタイリングの仕方もご自宅で再現できるようにしっかりレクチャーさせていただきます!
【how to”アレンジ”】
写真のようにカチューシャを付けてあげるときは、耳横の髪を少し出して、顔周りをカバーしてあげると可愛く決まります。
【2】ボリュームダウンでスッキリさせたセミロングアレンジ
ヘアサロンchobbi アシスタントスタイリスト
Tomokoさん
銀座にあるヘアサロン『chobbi』のアシスタントスタイリスト。今年中にスタイリストとしてデビューを目ざしている。コンプレックスを解消しながら個性を生かしたカットを勉強中。
STEP1:跳ねやすいサイドの毛先を軽く内巻きに
「ウルフカットで毛先が跳ねやすいので、ストレートアイロンで毛先を落ち着かせます。カチューシャで髪を上げた時に目立つサイドの髪を軽く内巻きにします」(Tomokoさん・以下「」内同)
STEP2:前髪の生え際にバームをつける
「カチューシャで髪を後ろに流しやすいように、前髪の生え際から髪全体にバームをなじませます。バームを手のひらに広げてから、もみ込むようになじませていきます」
STEP3:前髪を薄めに取る
「愛用しているカチューシャは黒なので、重たい印象にならないように、前髪の量を少なくします。前髪の生え際をつまみ上げるように後ろに持っていけばOK。バームがついているから、動かしやすいです」
STEP4:前髪の分け目の近くにカチューシャを
「カチューシャをのせる位置は、STEP3で前髪を分けた境い目のやや後ろ。ここがハチの張りを目立たなくさせるポイントです。カチューシャに髪がかかってしまうとボリューム感が出てしまうので、仕上げに手のひらで髪を押さえます」
完成!
トップとサイドがスッキリしているから、ボリュームもハチも気にならない!
薄めに取った前髪が、ダウンスタイルでも軽やかな印象に。
【3】くるりんぱとカチューシャでまとめた束感アレンジ
【how to”アレンジ”】
全体を巻いてからワックスをもみ込み、ニュアンスをプラス。両サイドの耳前の髪を後ろでまとめ、緩めにゴムで結んでからくるりんぱに。カチューシャをつけてから、後れ毛にワックスをなじませて束感を出す。
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
『K-two GINZA』でサロンワークを行いながら、メイクアップアーティストとしても活躍。プロダクトの開発も手掛ける。