ヘアアレンジ・髪型
2023.7.6

これで失敗しない、コテの使い方【巻き方例3選】

コテ初心者でも巻けるやり方を紹介。巻き方の種類や巻く前にやっておくといいことも掲載。キレイに巻けるコツをご紹介します。

コテで髪を巻く前にやっておくこと【3つ】

【1】ヘアオイルをつけると巻きすぎ予防

Tierra アートディレクター

毛利仁美さん

巻く前にオイルをつけておくと、カールがつきすぎず程よいくせに

「オイルの潤いが髪を包み込み、アイロンの熱でもくせがつきにくくなります。巻きすぎが予防でき、緩やかな曲線に仕上がるんです。」(毛利さん)


【2】ブロッキングしておけば巻きやすくなる

メイクアップアーティスト

レイナさん


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表面の髪をクリップで固定する。スタイリングする際は髪をブロッキング。表面の髪をすくってクリップで留めます。


【3】根元などクセを直しておく

MINX原宿店

松田吏菜さん

根元のクセを直します。アイロンを使う前に、地肌から髪を濡らして根元のクセを直します。前髪を前にもってくるとクセが直しやすい。


「平巻き」のやり方

スタイリスト

土佐 優奈さん

Point

コテは地面に対して垂直に。

【BEFORE】
髪全体に軽くオイルをつけておくと巻きやすいです。この長さの場合500円玉程度の量でOK。

STEP1:最初に毛先をワンカールさせる

パネルごとにとって

毛先をワンカール巻きしておきます。

髪の中間ぐらいからコテを挟み、下に滑らせて巻くと艶が出ます。

向かって右、カールを入れた状態。左、何もしていない状態。
※自分でやるときは全体を4-5パネルに分けて、一気に巻いてしまってOK。

STEP2:平巻きする

パネルごとにとり、巻いていきます。ポイントは、毛先を挟むときにコテは地面と垂直に。挟んだら、髪の中間ちょい上までコテを巻いていきます。

パネルで取り。

毛先から中間ちょい上まで、コテは平行に。

コテを抜くときは縦にして、スーッと滑らすように抜きましょう。

向かって右が、中間まで巻いた状態。左は、毛先ワンカール。
※こちらもSTEP1同様に、自分でやるときは全体を4-5パネルに分けて、一気に巻いてしまってOK。

STEP3:髪のトップまで少しずつ巻いていく

トップ部分を少しずつ取って、巻いていきます。

毛先から挟んで、トップまで今回は巻きます。挟んで巻くときはコテを平行に、抜くときは縦にを忘れずに。

STEP4:オイルをつけて完成!

最後に軽くオイルをつけて艶出しを。

比較
ふんわり感が可愛く、パーマをかけたような感じになりますね。

 

「内巻き」のやり方

スタイリスト

宮下響輝さん

Point

コテは平行でなく前上がり、斜めの角度で挟むのがポイント。

【BEFORE】
ブローした状態。乾燥毛の方は軽くオイルをつけておくと、コテが滑りやすいです。

STEP1:サイドの髪から巻いていく

まずサイドから毛束を巻いていきます。毛量が多い方は2分割して巻きます。

コテ32ミリを使用。真横ではなくコテの向きが前上がりになる斜めの角度で挟み込みます。

くるっと一回転させ、毛先が逃げないよう、徐々に毛先の方へスライドしていきます。

毛先までしっかり熱を当てることで時間が経っても取れにくいカールになります。

こんな感じに巻き上がります。

STEP2:櫛で軽くとかす

櫛をやさしく通して梳かすと、このようにカールが広がります。ない場合は手櫛でもOK。

STEP3:後ろも同様に巻いて完成!

後ろは毛量に合わせて2〜4パネに分け、顔側に引き出して同じように巻くと完成。最後に硬めのワックスにオイルをどちらも少量混ぜて、手のひらに伸ばし髪全体に手櫛でつけてあげると、ウエーブがきれいにまとまり持ちもいいですよ。

比較
パーマをかけなくても、可愛い巻き(ウエーブ)ヘアが完成します。

 

「外ハネワンカール巻き」のやり方

スタイリスト

土佐 優奈さん

Point

巻く場所によってのコテの向きが重要です。

【BEFORE】

STEP1:地面と平行して下へ降ろすようにする

床と平行にコテを入れる、この時くるっとまかないで挟んで下に降ろすように。

後ろを巻くときはやけどに注意!

STEP2:右側は斜めにして巻く

右側は少しコテをナナメ後ろに傾けて巻く(日本人に多いのツムジの関係上前に向かって跳ねやすい傾向にあるため少し斜めにいれるとgood)。

STEP3:前髪はゆるめに巻く

前髪がある方は、ゆるめにワンカールつけましょう。

STEP4:顔周りは軽く巻く

サイドバングはリバースで軽く巻き、なじませる。ポイントでもみあげをウェーブにしてあげるとより可愛いアレンジになります!

STEP5:オイルを手ぐしでつける

巻き終わった後はスタイリングオイルを手ぐしでつけます。

完成!
顔周りのウエーブを入れたスタイル。

顔周りのウエーブなしのスタイル。

比較
くびれが可愛い外ハネスタイル。頬に空間ができると光を取り込めるので、お肌が明るく見えます。

 

巻く時のコツ【3選】

【1】毛先は逃がしてやりすぎ感を回避

ANTI 副店長

KAORIさん

巻くときは、毛先を巻き込まずカールがつきすぎないようにする

「毛先までしっかりしたカールをつけてしまうと、いかにも”巻いた”感じに。毛先は逃して巻き、うねる程度にするのが今のトレンドです。」(KAORIさん)


【2】顔周りはゆるやかに輪郭に沿わせる

broocH スタイリスト

平野愛さん

顔周りの毛束は顔に沿わせるように巻いて、ゆるっとした動きをつける

「顔周りは、アイロンを縦に使って毛束をスパイラル状に巻き、下にゆるっとしたウエーブに。縦落ちの動きで、カジュアルな雰囲気に。」(平野さん)


【3】レイヤーがある部分は段ごとに持ち上げて巻く

GARDEN Tokyo

津田恵さん

毛束をもち上げて巻くと、レイヤーならではのカールの重なりがキレイに出る

「レイヤーは、表面が短くなっている段がついたカット。段になった毛束ごとにもち上げてから巻くと、フリルのように軽く重なります。」(津田さん)



※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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