ボリュームとハチの張りを押さえながらこなれる!|コンプレックスをカバーしながらメリハリをつけるカチューシャ使い【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 111】
太くて量が多い毛質な上、ハチが張っていてボリュームが出やすいというTomokoさん。
「手軽にスタイルを決めたい時に頼れるのが、カチューシャ。つける位置次第で、ハチの張りを目立たなくさせて、ボリュームも押さえられて便利です」とのこと。
おしゃれに見えるカチューシャ使いは、つける位置と前髪のバランスにあるよう。
計算されたカチューシャヘアアレンジ方法を教えてもらいました。
今月の賢人File
ヘアサロンchobbi アシスタントスタイリスト Tomokoさん
名前:Tomoko(ともこ)
年齢:23歳
髪質:太くてしっかりとした髪質で、量も多い。
髪の長さ:鎖骨下のセミロング。前髪は眉下の長さ。
ヘアカラー:ナシ
パーマ:前髪のみ、細かいパーマがかかっている。
髪コンプレックス:毛量が多く、ハチが張っている。
賢者プロフィール:銀座にあるヘアサロン『chobbi』のアシスタントスタイリスト。今年中にスタイリストとしてデビューを目ざしている。コンプレックスを解消しながら個性を生かしたカットを勉強中。
ハチの張りとボリュームを押さえるカチューシャアレンジHow to
【STEP1】跳ねやすいサイドの毛先を軽く内巻きに
「ウルフカットで毛先が跳ねやすいので、ストレートアイロンで毛先を落ち着かせます。カチューシャで髪を上げた時に目立つサイドの髪を軽く内巻きにします」
【STEP2】前髪の生え際にバームをつける
「カチューシャで髪を後ろに流しやすいように、前髪の生え際から髪全体にバームをなじませます。バームを手のひらに広げてから、もみ込むようになじませていきます」
使うバームはコレ!
「髪をしっとりと落ち着かせて、動きがつけやすくなります。ハンドクリームとしても使えるナチュラルな成分でできているから、頭皮についても安心」リッカ リレイ トリートメントバーム 40g ¥2,500 (税抜)
【STEP3】前髪を薄めに取る
「愛用しているカチューシャは黒なので、重たい印象にならないように、前髪の量を少なくします。前髪の生え際をつまみ上げるように後ろに持っていけばOK。バームがついているから、動かしやすいです」
【STEP4】前髪の分け目の近くにカチューシャを
「カチューシャをのせる位置は、【STEP3】で前髪を分けた境い目のやや後ろ。ここがハチの張りを目立たなくさせるポイントです。カチューシャに髪がかかってしまうとボリューム感が出てしまうので、仕上げに手のひらで髪を押さえます」
【完成】
トップとサイドがスッキリしているから、ボリュームもハチも気にならない!
薄めに取った前髪が、ダウンスタイルでも軽やかな印象に。
構成/越後有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。