美人が止まらない。ストレートポニーテールのやり方【簡単~応用】

手軽にサッとできてきまりやすいストレートのポニーテール。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイリストが教えるアレンジをご紹介します。
「ストレートアイロン」を使った基本のやり方
\How to/
【STEP1】ヘアアイロンを使って根元からきちんと伸ばす
根元付近から毛先までヘアアイロンを通し、ストレートヘアにする。うねりやすい髪質の人や湿気が多い日はストレートミストをつけてから伸ばすのがポイント。
【STEP2】ブラシで面が整ったポニーテールにする
固まらないヘアジェルをトップ中心になじませる。ブラシを使って毛流れを整えながら高い位置でポニーテールにする。
【SIDE】
【BACK】
「高め」ストレートポニー【4例】
【1】王道美人なざっくりポニー


ヘア&メイクアップアーティスト
中山 友恵さん
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\How to/
高めの位置でざっくりポニーに
手ぐしでざっくり髪をひとつにまとめる。高い位置でラフに結んで、夏らしいポニーテールに。スタイリング剤はつけなくてOK。
後れ毛はこめかみ部分のみが◎
こめかみの毛はバランスを見ながらコームで少しずつ引き出して。後れ毛を作ると、ピタッとしすぎず隙のある雰囲気が生まれる。
【2】こなれ感が出せるすっきりポニー
Point
1:トップは丸く整えて、頭の形が良く見えるように2:耳の上は少しだけ引き出してたるませるとこなれる
3:後れ毛はもみあげに数本だけが清潔感があって○
最近はタイトなまとめ髪も流行中。どうしてもできない人はピタッとまとめるのも手。
横から見たときにポニーテールやお団子の下部分に少したるみを作っておくと、絶壁のカバー力あり。
\How to/
【STEP1】毛束を引き出す
今回はポニーテールだけれど、それ以外でも髪を結ぶ前段階に毛束を引き出す。結ぶ毛束を押さえながら、耳前の髪を掴む。
【STEP2】耳前のもみあげをごく少量引き出して、後れ毛を作る
毛量は写真くらいで、あまりたくさん出さないこと。
【STEP3】後頭部下部の毛を少しずつ引き出してたるみを作る
毛束がくずれないようにしっかり押さえながら、後頭部下部の毛を少しずつ引き出してたるみを作る。
【STEP4】頭をふんわり丸く見せる
写真のように頭がふんわり丸く見えるようになればOK。絶壁をカバーして頭の形を良く見せる効果が。
【STEP5】トップからサイド上の髪の毛をランダムに引き出し、頭の形を整える
ひし形に見えるようにすると、美しく見える。
【STEP6】最後に耳上の毛をちょっとだけ引き出して、耳の上にかぶるたるみを作る
この緩み感が、こなれ感につながる。
【3】タートルネックと相性抜群な高めポニー
Point
・タートルネックなどの首元にボリュームがあるトップスには、すっきりとした高め結びが好バランス。・変に若作り感が出ないように、サイドやトップの立体感のある毛流れや、後れ毛の繊細な束感などでこなれ感を出すことが重要。
\How to/
結び目下のラインに丸みを出すと、横顔がキレイ&こなれ見えも。
【4】後れ毛がポイントの高めポニー
Point
高い位置に結ぶこと、顔周りとこめかみ、耳の後ろに後れ毛を残すことで盛り感を出すのが成功のコツ。\How to/
- 根元にパウダースプレーをつけてふっくらさせてから、顔周りと耳の後ろに後れ毛を残して、サイドをタイトにして高い位置で結ぶ。
- 後れ毛はヘアアイロンで軽く巻き、全体にスプレーを吹きつけて完成!
「低め」ストレートポニー【3例】
【1】超簡単に上品さを出せる清楚なローポニアレンジ


SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
\How to/
【STEP1】ストレートアイロンでまっすぐに
ストレートアイロンで全体をまっすぐにして艶を出します。最初のこのひと手間で髪がまとまってきれいに見えます。
【STEP2】オイルをつけてまとめる
オイルを中間から毛先にかけてなじませて、最後に根元近くと前髪の毛先につけてゴムで一つに結びます。オイルをつけることにより、細かい毛が出てこないのでまとまり感が出ます。また、結び目は襟足からあまり浮かないように、そわせるように結ぶのがポイント。
【STEP3】飾りをつける
お気に入りの飾りをつける。
完成!
まとまり感があることで清楚で上品なローポニの出来上がり。
【2】後れ毛や束感がポイントの「今っぽ」シンプルポニー
\後れ毛の量感、毛束の引き出し具合が旬感のポイント/
【BEFORE】
【AFTER】
\How to/
【STEP1】根元からしっかりブラッシング
全体を丁寧にブラッシングすることで、立体的な毛流れやニュアンスが出やすくなる。
【STEP2】ヘアオイルとクレイワックスを混ぜる
オイル100円玉大に対し、ワックスは指でひとすくいが目安。
【STEP3】髪全体にスタイリング剤をなじませてニュアンスを出す
\毛先からつける!/
\根元から後ろへ/
\前髪は最後!/
手ぐしでなじませて、さらっと繊細な束感に。前髪は指でつまむようにつけて。
【STEP4】顔周りに後れ毛を作る
\1本目/
\2本目/
\3本目/
耳の手前、こめかみの上下から一筋ずつ、ごく少量の毛束を後れ毛として取る。毛束の長さはあご下くらいまで。
【STEP5】後頭部の髪を引き出す
\耳よりちょっと上/
後頭部の髪を、膨らませるように引き出すことで、頭のシルエットをキレイに見せる。
【STEP6】ゴムでひとつに結ぶ
\耳の真ん中くらいの高さ/
\ぎゅ~/
結んだ毛束の下側半分を左右に引っ張り、襟足を締めると、結んだ毛束が収まりよく整う。
【STEP7】前髪と後れ毛にストレートアイロンを通す
\引っ張らない!/
\スッと/
今っぽさに巻きは不要! 軽く熱を通すことで、なめらかで繊細なニュアンスに。
【STEP8】トップやサイドの髪をつまんで凸凹にして、立体感を出す
毛束を引き出して浮かせるのではなく、軽くつまんで凸凹にするイメージが正解。
【NG】
×立体感がないと…ただの引っ詰め髪に
【GOOD】
立体感があると頭の形がキレイに見える!
【STEP9】ごく少量のクレイワックスをなじませて束感を出す
\耳に少しだけ毛束をかけて/
後れ毛や耳周り、前髪にちゃんと束感を出すと、清潔感&こなれ感がアップ!
【3】動画解説付き!こなれ感のある低めポニー
\動画で詳しくやり方をチェック!/
Point
・トップは自然に凹凸に・後頭部に柔らかな丸み
・結ぶ位置は下めに
・毛先にさりげない束感
・前髪はさらっと
・繊細な後れ毛
【STEP1】根元からしっかりブラッシング
全体を丁寧にブラッシングすることで、立体的な毛流れやニュアンスが出やすくなる。
【STEP2】ヘアオイルとクレイワックスを混ぜ、髪全体にスタイリング剤をなじませてニュアンスを出す
オイル100円玉大に対し、ワックスは指でひとすくいが目安。手ぐしでなじませて、さらっと繊細な束感に。前髪は指でつまむようにつけて。
【STEP3】顔周りに後れ毛を作る
耳の手前、こめかみの上下から一筋ずつ、ごく少量の毛束を後れ毛として取る。毛束の長さはあご下くらいまで。
【STEP4】後頭部の髪を引き出す
後頭部の髪を、膨らませるように引き出すことで、頭のシルエットをキレイに見せる。
【STEP5】ゴムでひとつに結ぶ
結んだ毛束の下側半分を左右に引っ張り、襟足を締めると、結んだ毛束が収まりよく整う。
【STEP6】前髪と後れ毛にストレートアイロンを通す
今っぽさに巻きは不要! 軽く熱を通すことで、なめらかで繊細なニュアンスに。
【STEP7】トップやサイドの髪をつまんで凸凹にして、立体感を出す
毛束を引き出して浮かせるのではなく、軽くつまんで凸凹にするイメージが正解。
【STEP8】ごく少量のクレイワックスをなじませて束感を出す
後れ毛や耳周り、前髪にちゃんと束感を出すと、清潔感&こなれ感がアップ!
ボブくらいの長さでもできるストレートポニー【3例】
【1】後れ毛マストな「前髪あり」ポニー
\How to/
【STEP1】ひとつに結ぶ
結び方はロングの基本と同じ。後れ毛の量感を少しだけ増やしつつ、毛先にはさりげなく揺れるニュアンスを添えて、華やかな表情に。
【STEP2】首周りがスカッとしないよう、襟足の後れ毛でバランスをとる
襟足の後れ毛で首周りをぐっと華やかに。
【STEP3】毛先だけをゆるっとカールさせる
巻くと途端に古くさくなるので、軽く外にハネさせる程度に抑えて。
完成!
【2】短めでも決まるローポニー


ヘアサロンchobbi スタイリスト
wacoさん
\How to/
【STEP1】髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪をまとめやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん/以下「」内同)
【STEP2】毛先をコテで軽く内巻きに
「ポニーテールにしたときに、毛先がツンツンしていると毛量の多さが目立つので、コテで軽く巻いてまとめます。手首を返すくらいの軽いカールがバランス◎」
【STEP3】前髪をジグザグに取って斜めに持っていく
「前髪を斜めにするときは、トップから指先をギザギザと動かして分けます。これなら分け目がきっちりつかず、生えグセも目立たなくなります」
【STEP4】耳下の高さでひとつに結ぶ
「低めの位置でまとめるとぐっと大人っぽい印象に。耳下の高さの、襟足近くでヘアゴムを使って結びます」
【STEP5】前髪をアメピンで留める
「前髪の毛先をヘアピンで留めて、斜め前髪をキープ。ヘアピンは下から入れこむと留まりが良く、動いてもズレてきません」
【STEP6】両サイドの耳に毛束をかける
「サイドの毛束を少し引き出し、耳にかけます。タイトなスタイルでもきっちりしすぎず、しゃれ感がUP」
【STEP7】トップの髪をふわっと引き出す
「全体のバランスを見ながら、トップの髪を引き出してふわっとさせます。タイトな前髪とテンションを揃えるため、少しずつ毛束を引き出すのではなく、トップの毛をひと握りして、ぐっと持ち上げるようにふんわりさせるのがコツ」
完成!
斜めの前髪と低めのポニーテールで大人っぽいタイトなスタイルが完成。
でも、耳にかけた毛束やトップのふんわり感のおかげで、こなれた印象に。
\使用アイテム/
右:リッカ リレイ トリートメントバーム
価格 | 容量 |
---|---|
¥2,750 | 40g |
「トリートメント効果が高く、ベタつかずまとまりの良い髪に」
左:Dr.Jr.イフイング TOKIO IE OUTOKARAMI PLATINUM OIL. TREATMENT
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,520 | 100ml |
「キレイなツヤを与えてくれるオイル」
【3】こなれた雰囲気のローポニー


ヘアサロンtricca銀座店 アシスタント
高桑えむさん
\How to/
【STEP1】襟足の横の髪を引き出す
「後ろの髪をひとつにまとめたら、ヘアゴムで結ぶ前に襟足の横の髪を引き出します。耳の後ろに縦のラインになるように毛束を下ろすことで、髪をまとめたときに襟足の毛量が目立ちにくくなります」(高桑さん・以下「」内同)
【STEP2】後ろの髪を耳下の高さで結ぶ
「後でスカーフを巻きつけるので、低めの位置で後ろの髪をヘアゴムで結びます。スカーフをリボン結びにしても、大人っぽい雰囲気になります」
【STEP3】結び目から毛先に向かってスカーフを巻きつける
「スカーフをヘアゴムの周りで1周させてから、毛先に向かって巻きつけて行きます。少しきつめに巻きつけて、毛束のボリュームを抑えます」
【STEP4】スカーフの先をリボン結びに
「毛先近くまでスカーフを巻きつけたら、スカーフの先をリボン結びに。動きが出て軽やかな印象がUPします」
完成!
襟足から垂らした毛束が女性らしい雰囲気に。シースルーのスカーフも動きがあって軽やか。
ポニーにひと手間加えた「アレンジ」【6例】
【1】デートにぴったりの簡単ねじりローポニアレンジ


フリーヘアメイクアーティスト
武藤綾乃さん
【STEP1】サイドの髪をねじる
両サイドの耳から前の毛を後ろに向かってねじります。耳の後ろから顔にかけてぐらいの毛量で充分。
【STEP2】後ろに持って行く
両サイドのねじった髪を後ろに持って行きます。
【STEP3】まとめて結ぶ
後ろに持って行ったら、残りの髪と一緒に結ぶ。
【STEP4】ゆるさを出す
一つにきつめに縛り、トップ全体を引き出してゆるさを出します。
完成!
飾りをつけて完成。
最初にサイドをねじることによって、ただの一つ結びがお洒落になります。周りと差をつけて、気分アップしましょう。
【2】結んで巻くだけのローポニスカーフアレンジ
【STEP1】ストレートアイロンを通す
癖や広がりパサツキを抑えるため、全体ではなくて表面や、毛先のみでもOK。
【STEP2】ワックス&オイルを馴染ませる
ワックス&オイルを混ぜて全体に馴染ませる。特に表面と毛先を撫でるようにしっかりと付けましょう。
写真の長さであれば、このぐらいで十分です。
【STEP3】一つに結ぶ
今回はタイトにお洒落にするので、難しい抜きなどはなしで大丈夫です。
【STEP4】スカーフを巻いていく
結んだゴムの上にスカーフを置く。ゴムが見えないようにと取れにくくするため、土台を作るようにその場で一周交差するように巻く。
【STEP5】巻き付けていく
毛束に交互に巻き付けるようにずらしながら巻いていく。毛束の真ん中あたりまで巻き付けましょう。
【STEP6】スカーフを結ぶ
毛先が余るようにして結ぶ。
完成!
難しそうに見えるけど実は簡単で、時短だしズボラさんでも超簡単に出来るので試してみてください!
【おすすめアイテム】
(左)DEMI デミコスメティクス ヒトヨニピュアワックス2
価格 | 容量 |
---|---|
¥1,980 | 80g |
(右)DEMI デミコスメティクス ウタウスムージングオイル
価格 | 容量 |
---|---|
¥3,520 | 45ml |
※写真は本人私物です。
【3】1分でできるS字カーブが可愛いねじりポニー
【STEP1】1つにまとめる
まずは、1つにまとめて結びます。トップは少し引き出しでおきましょう。夏ならキャップから出すため少し低めの位置で、冬ならタートルやマフラーに合わせるため高めの位置で作るのがオススメ。
【STEP2】ねじって交差
ポニーテールを2つに分けて。
右の束を時計回りにねじり、反対側と交差する。
【STEP3】STEP2を繰り返す
右に来た方の束をまた、時計回りにねじって交差。
何回か繰り返すのこのようになります。このやり方だと手を離しても元に戻らないんです。
【STEP4】毛先を結んでストレートアイロンを
毛先を結んだら、ストレートアイロンでくせ付けしましょう。
完成!
最後に毛先をストレートアイロンで外ハネにしたので、きれいなS字ポニーテールになりました。簡単だし、すぐできるのでシーズン問わずおすすめです。
【4】ゴム2つでできる簡単変形ポニー
【STEP1】斜めに分けて結ぶ
7:3ぐらいの割合で、斜めスライスで分けて結びます。
分け目はこんな感じです。
【STEP2】もう片方も結ぶ
残りも結びます!最初に結んだ束になるべく近づけるのがコツです!
【STEP3】片方の間に通す
片方の束の根元に隙間をあけてもう一つの束を通す。
通したら、きゅっとしめて少しルーズにします!
完成!
飾りをつけたら完成。
サクッと簡単にできるのに、きちんと感も出るのでこのままお出かけもOK。
【5】ゴム2本でできるポニーテール三つ編みアレンジ
【STEP1】ポニーテールを作る
オイルをしっかり馴染ませて、アゴ→耳上部→の延長線上あたりの高い位置でポニーテールにします。最初にオイルをしっかりなじませることで、三つ編みした時にハネ毛が出ずにきれいに仕上がります。
【STEP2】引き出す
カジュアルにする場合は結び目をおさえながら、毛束を引き出すのが◎。
【STEP3】三つ編みする
きっちり目に、毛先の方まで三つ編みにします。
【STEP4】再度オイルをつける
首回り、耳周りの産毛や、落ちてくる毛に指先につけた少量のオイルを馴染ませて、シルエットを整える。
完成!
可愛いポニーテール三つ編みの完成。
【Side】
すっきりまとまって暑い季節にもおすすめです。
【6】くるりんぱでできる簡単ねじりローポニアレンジ
【STEP1】3つに分ける
真ん中、左右の3つに分けて髪の毛を低めの位置で結びます。
【STEP2】左をくるりんぱ
ゴムで留めた位置の上の部分の真ん中から、ゴムで留めた下の部分の髪を手で持ってきて入れ込む。通称くるりんぱ。
【STEP3】真ん中の髪を通す
真ん中の髪をくるりんぱしたところの間に通す。
【STEP4】右側も同じく
右側も同じように行ったら、縛っていたゴムを引っ張って一回締めましょう。
【STEP5】引き出して束間を作る
まとまっている部分が崩れないように抑えながら、頭周りの部分を引き出して毛束を作りましょう。
完成!
簡単なのにまとまり感も最高。
担当サロン:TheC omotesando(ザ シー オモテサンドウ)
※一部サロン専売品が含まれます。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。