ブリーチなしでも、できる!ハイライトヘア【実例13】
ブリーチなしでも叶うハイライト方法をご紹介。おすすめハイライトカラーとブリーチなしでも叶うハイライトのヘアスタイルを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
ハイライトとは?ブリーチなしでもハイライトはできるの?
髪にメリハリをプラスしてくれるハイライト。ベースカラーとは異なり、ポイントで髪に明るめの色を入れるカラーリング方法です。白髪がある方はブリーチせずにそのまま白髪を活かせます。その他の方法だと、注目のバレイヤージュや明度の違う色を入れれば、ハイライトのようなカラーが叶います。
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色別スタイル1:ベージュ系【3選】
【1】ヘーゼルベージュ
ハイライトを入れ、ヘーゼルベージュをオンカラー。ハイライトは、表面5mmを外し、トップメインで入れて、パーマの動きを活かすように。ヘーゼルベージュは、寒色でもまろやかな柔らかさが特徴。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【2】サンドベージュ
カラーは、全体に細めのハイライトを入れてから、8レベルのサンドベージュをオンカラー。サンドベージュは、ブラウン寄りの寒色なので、やわらかく見せつつツヤ感も感じられるカラーリングです。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 金井悠華さん
【3】グレージュ
仕込みは全頭ブリーチ+前髪ともみ上げまでフェースラインにハイライトを仕込み一段明るく。根元は若干暗めにすることで頭の形を丸く、良く見せるだけでなく、伸びてきた毛となじませてくれる効果が。上からグレージュのカラーを全体に重ねています。
日本人の髪特有の赤みと黄みを抑えるマットなグレーに、ベージュをミックスしてブラウン味とツヤ感をプラス。寒色系くすみカラーのクールなカッコよさを楽しみながら、ベージュが入ることで肌の色がくすんで見えないのが◎。サファイアブルーの隠し味でさらに透明感UP!
担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん
色別スタイル2:アッシュ系【3選】
【1】アッシュベージュ
カラーは、細めのハイライトを入れ、10レベルのアッシュベージュをオンカラー。赤みを打ち消したベージュで、肌をキレイに見せられ、特にブルベさんにおすすめです。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 川上春香さん
【2】アッシュグレー系カラー
毛先のみハイトーンに上げて、全体にアッシュグレーをかけた裾カラー。太陽の下など明るい光の下だけ透け感が高まり、室内では通常のブラウンヘアに見えるので挑戦しやすい。毛先中心なので頭皮のアレルギーがある人もできるし、もし傷んだらカットすればいいのも安心。
毛先全体10cm程を明るくブリーチ。トップからミドルは太めのハイライトを細かく入れ、毛先との境目をぼかします。上から全体にアッシュグレー系カラーをのせます。
担当サロン:SUNVALLEY ゆきやさん
【3】くすんだアッシュとマットオリーブのミックスカラー
キレイなくすみ感で赤みを抑えたカーキアッシュ。ハイライトをランダムに混ぜることで、もとからの髪色のような柔らかな質感と立体感が出るので、下ろしても無造作に結んでも雰囲気のあるスタイルに。この入れ方だと伸びても、色落ちしても気にならないのもメリット。
全体の6割くらいに細めと太めのハイライトをランダムに入れます。トップから10cmくらい空けて根元に自然なグラデーションを。上からくすんだアッシュとマットオリーブをミックスしたカラーを全体に重ねます。
担当サロン:MANHOOD AYUMIさん
色別スタイル3:ピンク系【2選】
【1】ピンクベージュ
12トーンのピンクベージュ。毛先はハイライトでナチュラルなグラデーションになるようにしています。
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 山田祐里さん
【2】コーラルピンク
カラーは10レベルに仕上がる様に明るくハイライトを入れた彩度濃いめのコーラルピンク。時間が経つにつれて現れるハイライトが根元の白髪をぼかしてくれます。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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色別スタイル4:オリーブ系
オリーブグレージュ
11トーンのオリーブグレージュに15レベルくらいのハイライトを入れます。赤味が出やすい方にはハイライトを入れると寒色系のカラーがしやすくなります。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
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地毛ハイライトのカラーカタログ
「白髪率50%」ハイライトカラー
「明るい髪でも品が良く、美肌にも見えるのがうれしい」町山あゆみさん (陶芸講師・50代)
白髪率50%と全体的に白髪が多く、特に顔周りと頭頂の表面に集中。そこを狙ってハイライトを入れ、全体を自然に明るくする土台を作ります。この状態なら白髪はもう目立ちません。最後にミルクティー色のようなベージュをのせて。白~薄いベージュの濃淡が立体感を生み、ただ明るいだけではない上質なカラーが完成しました。
この明るさなら、もはや白髪が浮くことはなく、根元の白髪がハイライトの一部に。生え際は前髪のある髪型でカバー。
担当サロン:kakimoto arms青山店
ブリーチなしハイライトのショート~ショートボブ
白髪を活かす外ハネショートボブ
Point
ハイライトを入れるのに、白髪があるならブリーチなしでそのまま活かすのが最近の白髪染最新テクニック。白髪は隠さず活かす時代!悩みと思わず、ブリーチなしでハイライト入れられるラッキー。【how to“ベース&カラー”】
ワンレンの外ハネショートボブにするために、レイヤーはほとんど入れていません。
カラーはブリーチで細かくハイライト(白髪がある方はブリーチせずにそのまま白髪を活かせます。)8トーンのモーブグレージュを入れています。モーブカラーを入れることで、少し透明感が増します。
【how to“スタイリング”】
乾かす際に、必ず前髪の毛穴を起こすように乾かし毛流れを浮き立たせます。この時は手櫛でざっくりで大丈夫です。最後に毛先をアイロンで少し外ハネにします。トリートメントバームをつければ、ウェット感も毛流れも強調できるのでおすすめです。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
ブリーチなしハイライトのセミロング~ロング【2選】
【1】バレイヤージュの外国人風セミロング
Point
明度の違う色を入れることでまるでハイライトが入ったようになる。立体感も生まれるし、白髪をなじますのにもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
動きを出したいので、シースルーバングで顔まわりにレイヤーをいれます。顔まわりにおくれ毛もつくって動きが出るようにカット。前髪はダブルバングにもなる、ほんの少しのシースルーを作りました。
カラーは12トーンのミルクティーベージュ。バレイヤージュにするため、それよりも明るい色を入れてハイライト感を出します。
【how to“スタイリング”】
毛先を軽く巻いて、ウェット感の出るオイルで前髪をシースルーにしています。巻くのが面倒な人はパーマをかけるのもおすすめです。明るめの色とウエーブ、耳掛けで抜け感を出すことで大人っぽい外国人風スタイルになります。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん
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【2】バレイヤージュのボリュームロング
Point
とろみグラデカラー×バレイヤージュのカラーリングでトレンドをIN。スタイルのポイント
スタイリングを26ミリで強めに巻き、前髪は敢えてストレートにすることでメリハリ・バランス◎。ハイレイヤーを入れて動きが出るように。スーパーロングさんなのでパーマをかけてあげても可愛いです。顔周りは頬あたりで短くカット、外巻きにし、ひし形シルエットを意識(トップのボリュームも忘れずに)。
前髪カットのポイント
前髪はオン眉のウザバンでまっすぐおろしました。全体をウェーブにしたので、その方がメリハリができて可愛さアップ。
担当サロン:AFLOAT GINZA(アフロート ギンザ) 中島 明日香さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。