食・レシピ
2012.8.9

木下あおいのお薬ベジ★ごはん(6)野菜の栄養とうまみがぎゅっと凝縮 夏野菜のラタトゥイユ

今月のお題:
疲れ気味の肌の調子を整えてツヤ肌になりたい

旬の野菜のパワーで夏の肌疲れを撃退!
いよいよ夏も本番。暑い日が続くと食事もつい簡単にすませがちに。でも紫外線がピークのこの時期こそ、抗酸化力に優れた野菜を食べて、うるツヤ肌をキープしましょう。簡単で野菜を1度にたくさんとれる、おすすめレシピが「夏野菜のラタトゥイユ」。トマト、パプリカ、ズッキーニなどの夏野菜には、リコピンやβベータ-カロチンなど美肌に欠かせない栄養素がたっぷり。旬の野菜の甘みを生かして、味つけは塩しお麹こうじと白みそでシンプルに仕上げました。冷やして食べても、バゲットにのせたり、パスタに絡めてもおいしいですよ!

●注目食材1 「トマト」の効能
トマトの赤い色素でもあるリコピンは、ビタミンEの100倍もの抗酸化作用があるといわれ、肌の老化予防に効果的。油分と一緒にとると吸収率がアップ。

●注目食材2 「塩麹」の効能
麹に塩と水を加えて10日間程常温で発酵させたもの。糖やアミノ酸を作り出し、食材に甘みやうまみをもたらすと同時に、消化促進などの働きもあり。

【材料】(2人分)玉ねぎ…1/2個 赤パプリカ…1/4個 黄パプリカ…1/4個 エリンギ…1/2本 なす…1/4本 にんじん…1/4本 ズッキーニ…1/4本 トマト…2個 オリーブオイル…小さじ1 にんにく…1片 しょうが(すり下ろし)…小さじ1 塩…少量 ホールトマト缶…1缶 リンゴジュース…50㏄ 塩麹…大さじ1 白みそ…小さじ1 バジルの葉…適量

【作り方】


①玉ねぎ、赤、黄パプリカは1.5㎝のくし形切り、エリンギ、なす、にんじん、ズッキーニは斜め薄切りにする。

②トマトのヘタを蓋と見立てて切り落とし、中身をくりぬく。

 


③鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、しょうが、玉ねぎ、エリンギを加え、塩を振り、しんなりする程度まで炒める。


④3にパプリカ、なす、にんじん、ホールトマト、1でくりぬいたトマトの中身、リンゴジュース、塩麹を加え、蓋をする。ふつふつとしてきたら弱火にし、少量の水(分量外)で溶いた白みそを加えて全体がしんなりする程度まで煮込む。
⑤④のアボカドソースに①の野菜麺を加え、全体をふんわりと和える。器に盛り、③2のトマトに4を詰めて器にのせ、バジルの葉を飾る。

隠し味はリンゴジュース。長時間煮込まなくても甘みが増しておいしく♪

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豆の水煮をプラスしてボリュームアップ

調理の仕上げに、大豆やヒヨコ豆などの水煮(市販のものでOK)を加えると、食べ応えも栄養価もぐんとアップ。パンを添えて朝食にも◎です。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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