簡単可愛い「ギブソンタック」のまとめ髪ヘアアレンジ【7選】
      簡単なのに凝って見える「ギブソンタック」。アレンジ次第でオフィスシーンから結婚式のお呼ばれにも対応できるまとめ髪です♪『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから、簡単にできる方法をご紹介します。
「ギブソンタック」ってどんな髪型?
「ギブソンタックとは、下のほうでひとつ結びした髪の結び目のところに、髪の毛の束押し込んで隠す髪型のこと。毛先を仕舞い込めるので、伸ばしかけだったり、私のように硬くてハリがある髪でも、可愛くまとまりやすいんです」(中尾さん)

「ピンとゴム」を使ったギブソンタックアレンジ【4選】
【1】レトロなお呼ばれアレンジ

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【How to】
後ろの中央を結ぶ

耳後ろのラインで縦に取った毛束を、緩く結ぶ。さらに毛束の先も結んでおく。
毛束を外へ丸める

結んだ毛束の毛先を入れ込みながら外側へ丸め、くずれないようにピンでしっかり留める。
残った髪も同様に

残しておいたサイドはふたつくらいに分け、結ばす外巻きにして留める。ほかも同様に。
【2】おくれ毛が可愛い上品アレンジ
                        SINCERELY ディレクター
唐沢ゆりこさん
大人可愛いアレンジの天才!20代から60代まで幅広い世代のニーズにお応え致します。もっと自分を好きになるスタイルづくりを提案させていただきます。
STEP1:両サイドをひねって結ぶ

まずは、扱いやすくするためにヘアオイルを髪全体になじませます。 耳より前に来る部分の髪をねじり、後に持ってきてゴムでとめます。
STEP2:残りの髪もねじって入れる

残りの髪を、STEP1で作った土台に、ねじりながら入れ込んでいき、ゴムで留める。
STEP3:ピンで固定する

とめた毛先をくるりんぱして上の部分に入れ込んで、上部からピンで固定。頭頂部や後ろ部分を全体のバランスを見ながら、少し引き出して丸みを作ってあげると◎。
完成

おくれ毛などがエレガントに見えて上品に♪
【3】サイドふわっとのメリハリアレンジ

- 全体を緩く巻いておく。
 - 左右の耳上の毛束を適量取ってねじる。
 - ねじった毛束を襟足でクロスしてピンで留める。
 - 残りの毛と合わせ下から上にくるくるねじり上げてピンでしっかり留める。
 - ヘアアクセをつけ完成。
 
【SIDE】

【4】5分で簡単立体アレンジ
                        Laf from GARDEN
津田恵さん
サロンワークのみならず多方面で活躍をするGARDENのクリエイティブディレクター。乾かすだけで可愛いをテーマに、再現性が高く、トレンドを取り入れたスタイルが得意。
STEP1:顔周りの毛束をねじる
こめかみ付近の毛束を1本取り、毛先を持ちながらくるくるとねじる。反対側も同様に。

STEP2:後ろで毛束を合わせて結ぶ
左右の毛束をねじったら、後ろで合わせてゴムで結ぶ。毛束をピンと張らず、やや緩めにするのがポイント。

STEP3:下ろした髪を丸めてピンで留める
下ろした髪を6束に分け、ひと束ずつアップに。あらかじめ作ったねじりに絡ませるように毛束を丸めピンで留める。

STEP4:髪を上げ切ったらくずす
すべてアップし、毛先が飛び出ている部分は再度ピンで留めて収める。後頭部はざくっと、丸めた部分は毛束を細く引き出しふんわりと。

完成!

【BACK】

【SIDE】

「髪質別」ギブソンタックアレンジ【2選】
【1】多毛・硬い髪タイプ向けアレンジ

ピンタレストなど外国人のセルフヘアアレンジでもよく見かけるギブソンタックは、簡単なのに凝って見えるので、オフィスからちょっとしたパーティまで対応できるお得なアレンジ。後ろにくるくる“ロール”して巻き上げるだけだけれど、多毛で収拾がつかなくなる硬い髪タイプはサイドの髪を残し、後のせするとうまくまとまります。
【How to】
STEP1:バックの毛を外巻きに“ロール”してから、サイドの毛をねじり上に重ねて留める
髪を両サイドとバックの3つに分け、バックのみ毛先から外巻きにくるくる巻き上げて襟足でピンで固定します。残った両サイドの髪はねじって、巻き上げた髪の上で交差して留めます。

STEP2:耳前のサイド下部分をしっかり引き出し後ろの髪と流れをなじませる
ねじったサイドの髪はよく引き出してふんわり感をバックの“ロール”になじませて。特に、ねじり始めの耳前の所は毛束が落ちないギリギリまで引き出してニュアンスを増強。

STEP3:後頭部と下のロール部分をややつまんでこなれたくずれ感を
バックの“ロール”とねじり部分のピンをしっかり押さえながら、後頭部と“ロール”部分の髪を引き出して、こなれた雰囲気に。

完成!

毛束を引き出しても抜き出さないのがコツ。
【2】柔らかい髪タイプ向けアレンジ

同じギブソンタックでも、少ない髪をなるべくボリュームUPして見せたいのが柔らかい髪タイプ。こちらは、両サイドの髪を先にねじってから、バックの髪とひとつに合わせて外巻き“ロール”するのがポイント。大胆なくらいに毛束を引き出しニュアンスをつけることで動きとヌケ感を出しつつ、豊かなボリューム感も出します。
【How to】
STEP1:サイドのねじりはほどけそうなくらい、大胆に引き出して
両サイドとバックの3つに髪を分け、ワックスを仕込んでからサイドの髪を耳上くらいから後ろに向かってねじる。同時に、ほどけそうなくらい大胆に引き出してニュアンスあるねじりに。

STEP2:グルグル外巻きにした“ロール”を押さえながらしっかりほぐす
両サイドにゆるっとしたねじりができたら耳後ろくらいでピンで仮留め。その毛先と残りのバックの髪を合わせて下から外巻きにくるくる巻き上げピンで固定。できた“ロール”を押さえて毛束を引き出し、ほぐす。

STEP3:“ロール”をしっかり押さえながら後頭部を引き出したるませて形良く
“ロール”をしっかり押さえながら後頭部の毛を引き出す。トップの毛は引き出さず、下にボリュームを出すことで形の良いAラインに。

完成!

「ギブソンタック風」三つ編みで作る簡単アレンジ
STEP1:ヘアピンを用意する
強力なホールド力のヘアアレンジピン。独自のヘアポケット形状で髪を逃がさずにしっかりとキャッチ。
「ロングサイズで頭のカーブに沿ったR形状なのがポイント。髪を多くはさんでも抜け落ちにくく、多毛さんのヘアアレンジに最適です」(中尾さん・以下「」内同)

STEP2:全体をゆるく三つ編みにする
ゆるめの三つ編みにして、なるべく毛先のほうでゴムで縛る。
「 “くるりんぱ”をしてから毛先を根元に入れ込む方法もありますが、毛量が多くてハリがある場合、毛先を入れ込むのが大変! 最初に緩く三つ編みにして髪をまとめておくと、仕上げが楽ちんでニュアンスも出しやすいです」

STEP3:毛先からくるくると丸めこむ
三つ編みにした毛先を隠すように、根元に向かってくるくると丸め込んでいきます。

STEP3:ピンで根元と毛先を固定する
片手で毛束を押さえながらピンを横から差し、髪の根元と毛束の両方を挟んで固定します。
「強力ピンは大きいので1本で十分固定できます」

完成!
襟足や後頭部、耳周りの髪を指でつまんで少し引き出し、全体のバランスを整えれば完成。
「最初に三つ編みにしているので、毛束を少し引き出す際にも形が崩れにくく、不器用さんでも簡単。あえて毛束を斜めに作ってもOK! こなれ感が出せますよ」

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。