健康・ヘルスケア
2020.1.15

寒さが厳しくなる季節。体温が下がると、太りやすくなるって本当?【女医に訊く#91】

%e5%a5%b3%e5%8c%bb91年末年始の暴飲暴食と運動不足の影響を痛感するシーズン。ダイエットを計画している人も多いのではないでしょうか? 冷えとダイエットの関係について、内科医の石原新菜先生に教えていただきました。

体温が1度下がると、代謝は約12%落ちる!?

便秘や肌あれ、肩凝りなど、さまざまな不調を引き起こす「冷え」。体重や体型にも影響するのでしょうか?

「体温が 1℃下がると、代謝は約12%落ちます。代謝が落ちると、食べた分の消費カロリーが燃焼できずに太りやすくなりますし、水分の代謝も悪くなりますから、体はむくみやすくなりますね」(石原先生)

逆にいうと、体温が1℃上がれば基礎代謝も12%アップし、やせやすくなるということ。ダイエットをはじめるなら、まずは体を温めることから始めましょう。

有酸素運動×無酸素運動で、効率よくダイエットを!

体が発する熱の約 40%は筋肉からつくられているといわれています。運動で筋肉を動かせば、効率よく体温を上げることができるのです。

「やせようとしてカロリーを制限してもつらいだけ。いつかは挫折するし、停滞期もやってきます。やはり食事を少なくして運動するというのが、いちばんダイエット効果があると思います」と石原先生。

脂肪を燃焼して血行を促進するには、ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動が、 筋肉を増やして体温を上げるには、筋トレなどの無酸素運動が有効です。上手に組み合わせて、冷え解消&ダイエットを叶えましょう。

1日30回のスクワットで下半身の筋力アップ!

体の筋肉の75%は下半身にあるといわれています。手っ取り早く熱をつくり出すには、 下半身を中心にトレーニングするのがコツ。続けるうちに、下半身の筋肉がつき、体温が上がってきます。石原先生のおすすめは、スクワット。下記の要領で1日30回を目安に行いましょう。

(1)椅子に座って足を肩幅に開き、膝とつま先を真正面に向けて立ち上がります。
(2)息を吸い込みながら、座面にお尻がギリギリ着かない位置までしゃがみます。
(3)息を吐きながら、立ち上がります。

両手は前に伸ばしても頭の後ろで組んでも、自由にしてOK!

お尻をちょっと突き出すような感じで行うのがポイントです。

「少々キツいですが、テレビを見ながらでもできますし、1分程度で終わります。お風呂に入る前や寝る前の習慣にすると、ポカポカ体質になれますよ」(石原先生)

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内科医
石原新菜先生
イシハラクリニック副院長。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。2006年帝京大学医学部卒業後、同大学病院の研修医を経て、父・石原結城實のクリニックへ。漢方医学を中心にさまざまな病気の治療に当たる。『やせる、不調が消える 読む冷えとり』(主婦の友社)など、冷え、ショウガに関する著書多数。■イシハラクリニック

文/清瀧流美 撮影/フカヤマノリユキ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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