健康・ヘルスケア
2024.3.15

睡眠の質の改善が頭痛軽減の一歩に! 体内時計を整えるためにやるべきことは?

『美的』の読者アンケートで、なんと9割以上が「頭痛に悩むことがある」と回答。頭痛が仕事やプライベートに支障を来していても、ただ我慢してやり過ごす人も結構多いんです。でも、日常のちょっとした習慣で、頭痛が起こるのを防いだり、痛みを緩和することはできます。睡眠の質を改善して頭痛を軽減しましょう。

脳神経内科医

五十嵐久佳先生

睡眠の質の改善が頭痛軽減の一歩に!


良質な睡眠はストレスを緩和させる最良な方法のひとつ。不足もとりすぎも頭痛のきっかけに。

「昼寝をして頭痛になる人もいれば、睡眠中に頭痛が起こる人もいて、長く眠れば良いとはいえません。自分にとっての適正な睡眠時間を守り、睡眠の質を上げて!」(五十嵐先生)

 

【METHOD 1】規則正しい生活で体内リズムを整える

「人間の体には本来、体内リズム(体内時計)があります。朝起きたら太陽の光を浴びて、朝食をとってから活動。夕食は就寝の2時間前までにすませる…。そういった規則正しい生活が良質な睡眠につながります」(五十嵐先生)

 

【METHOD 2】睡眠の材料になるトリプトファンを朝に


「朝食にトリプトファンをとると、それを材料にまずセロトニンが生成され、その14~16時間後に睡眠を促すメラトニンが作られます」(五十嵐先生)

トリプトファンはバナナや乳製品、ナッツ、魚類などに豊富。

 

【METHOD 3】睡眠環境を整える

「質のいい睡眠をとるためには、寝室の温度や湿度、音、光、寝具など、睡眠環境を整えることが大切。高さや硬さの合わない枕が原因で首や肩がこって頭痛になるケースもあります」(五十嵐先生)

\自分に合う枕をチョイス!/

使っていく程頭にフィット!
通気性が良く、脳に熱がこもらない。高さは3サイズ。
ブレインスリープ ピロー ¥33,000(ブレインスリープ)


自分だけに合うオ-ダーメイド
頭から首のラインを測定後、最大14か所で高さを微調整。
西川のオーダーまくら ¥33,000~(西川)

\就寝前のスマホは厳禁!/
「スマホなどが発するブルーライトは、脳が昼間の光と判断して体内時計が狂う要因。睡眠と覚醒のリズムも乱れます」(五十嵐先生)

 

『美的』2024年4月号掲載
イラスト/ながのまみ 構成/つつみゆかり、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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