食・レシピ
2020.9.8

“腸ファースト”な食生活で美肌体質に!スーパーで手に入る毎日1枚でも食べたい野菜とは?

猛暑疲れ、コロナ疲れ、エアコン疲れ…肌を濁らせてるのは溜まった「疲労」かも!スーパーで手に入る食材×漢方の考え方、栄養学、心と体の関係や腸活についての理論…のいいとこ取りで、体の中から改善!

心と体も強くなる!美肌体質へと導く漢方ごはんのメリット

高温多湿な夏日が続くと、冷たいものを食べる機会が増えたり、暑くて料理が面倒になってファストフードやレトルト食品などに頼ることが多くなります。こうした食生活の乱れは胃腸の働きを低下させて、消化吸収の低下、糖質過多、ミネラル・ビタミンB群・たんぱく質の不足を招くことに…。次第に心と体に不調を来すばかりか、肌のターンオーバーを乱す原因にもなってしまうのです。
漢方では、体調の善し悪しは胃腸に左右されると考えるため、まずは「腸ファースト」な食生活を送ることが大切。美肌体質に近づけるには、季節に適した食事を心がけ、胃腸に悪いものはとらないよう、食養生、栄養学、腸活を盛り込んだ“漢方ごはん”をおすすめします。

 

【check1】“腸ファースト”な食生活は、季節で変化する心と体の移り変わりの上になり立ちます。

「東洋医学では人間も大きな自然の一部であると考えます。その日の温度や湿度、雨量、日照時間といった自分を取り囲む自然の変化に加えて、エアコンやカビ、ウイルス感染症などにも強く影響を受けているのです。そこで全身に栄養を行き渡らせ、自律神経をつかさどる臓器である“胃腸”を強くすることが重要に。細かくいえば、毎月、毎週、そのときの感情と向き合った食事によって、本来の“健康な心と体”に導くことができます」(薬剤師・国際中医師・国際中医美容師 大久保 愛さん/以下同

 

【check2】心身の炎症を抑えてくれるアブラナ科の野菜を積極的にとる!

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「キャベツや白菜、水菜に大根といったアブラナ科の野菜は積極的にとりましょう。中でもキャベツは胃の粘膜を保護し、食物繊維も豊富で整腸作用を促します。それに加えて、ビタミンCも多く活性酸素を抑えて美肌効果も期待できるので、毎日1枚でも食べたい野菜です」

 

【check3】若々しい肌をキープするなら、フィトケミカルの抗酸化作用に頼って!

「植物が有害なものから身を守るために作り出された色素や香り、粘り気といった成分がフィトケミカル。オクラ、ブロッコリー、パプリカなどに代表されますが、抗酸化作用が強く、活性酸素を抑える働きがあります。つぶしたり、細かく刻むなどして細胞を壊すことによって有効成分の効果が発揮されます」

 

 

教えていただいたのは…
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薬剤師・国際中医師・国際中医美容師 大久保 愛さん
おおくぼ・あい/昭和大学薬学部生薬学・植物薬品化学研究室卒業。北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容を学び、日本初の国際中医美容師資格を取得。漢方カウンセラーとして商品開発などにも携わる。最新刊『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)が好評発売中。

『美的』2020年10月号掲載
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/来住昌美 調理協力/石黒裕紀 構成/宮田典子(HATSU)、有田智子

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