424回混ぜると悶絶の旨さ!究極「納豆の食べ方4箇条」やってみました
あなたは納豆を食べるとき、何回かき混ぜて食べていますか? 10回or20回? もしもその程度しか混ぜていないのなら、納豆の本当の美味しさを知らないままで大きな損をしているかもしれません。
納豆は400回以上かき混ぜると、数十回混ぜたときとは比べものにならないほど、まろやかで美味しくなるんです。
そんなかき混ぜる回数から醤油を入れるタイミング、そのほか調理のやり方など、今回は“納豆を究極に美味しく食べる”条件をご紹介しましょう。
■ベストな調理法は?
炒めたりして納豆を加熱すると、あの独特の臭いが薄れて納豆が苦手な方でも食べやすくなると言いますが、納豆の栄養をあますことなく食べるなら、加熱はせずに食べるのが鉄則。血液をサラサラにしたり免疫力を高めてくれるナットウキナーゼは熱に弱いので、そのまま食べるのがおすすめです。
■ベストなかき混ぜ回数は?
納豆をかき混ぜるマシン『魯山人納豆鉢』を製造した株式会社タカラトミーアーツでは、何回かき混ぜると美味しくなるかを検証。もっとも納豆の美味しさを引き出すためには、424回混ぜると良いと導きだしました。
424回混ぜた納豆は、コク成分が混ぜないときに比べて109%にもなると科学的に実証しているんです。
■醤油を入れるベストタイミングは?
同様にタカラトミーアーツでは、醤油を入れるベストタイミングは305回混ぜた後であると結論づけています。このマシンを使わずとも、自力で混ぜてももちろんOKです。
■ベストな薬味は?
全国納豆協同組合連合会が行った納豆に関する調査によると、タレやしょうゆ、からしを除くと、納豆に入れる薬味の定番は葱が断トツ人気でした。葱にはビタミンCやカロチンが多く、納豆にプラスすることで栄養面で強力になることは間違いありません。
また卵かけ納豆ごはんも人気ですが、脳の活動を促すレシチンが豊富な卵をプラスすることで、記憶力向上になるおすすめの食べ方です。
筆者もこのやり方にならって、納豆を305回混ぜた後にたれを加え、合計424回かき混ぜてみました。400回以上混ぜた納豆は真っ白な糸で全体がおおわれるようになりますが、食べてびっくり。糸で納豆の豆一つひとつが包まれているようで、ふわっとまろやかな口当たりになっているんです。
これだけ味や食感に変化があるのですから、納豆好きの方はぜひ一度試してみてはいかがですか?
初出:美レンジャー ライター:佐藤まきこ
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