食・レシピ
2016.8.28

食べる美容バイブル 【早野實希子さんの五色薬膳ライフ】

【五色薬膳ライフ】メークアップアーティスト、内外美容研究家、美容料理研究家、パーソナルトレーナーetc. 世の女性たちを美しく健やかにする仕事をしている人は、自身のキレイにもぬかりなし! その食べ哲学は、なるほど理にかなってヘルシーで、おいしくて、美的でした!

 

キレのいい脳と体が手に入る薬膳食
セラピストとして、クライアントの体のコリや疲れはもちろんのこと、気の滞りやエネルギーの低下といったマインドを含む部分までケアする早野さん。自身の胃腸が重い状態だと「勘がブレてパフォーマンスが下がってしまう」と言います。「アスリートの感覚に近いですね。食べすぎは禁物。ですが体を使う仕事なので空腹すぎても力が出せません。消化器官に負担をかけず、いかに体をラクに、活力のある状態へと整えるかを意識しています。いろいろ試した結果、彩りの良い食材を品数多く取り入れる、薬膳に基づいた食生活に行き着きました」

 

食べる美容1

朝は、五色の食材をジュースにして飲む
朝は、消化器官に負担をかけずに効率良く活力を得るために、飲み物の形で栄養を摂取。漢方の五行の考え方に基づき、彩りの異なる食材を5 種類以上混ぜてジュースに。体を温める食材を選び、代謝向上も狙います。

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\例えば/
マキベリー
マキベリーは抗酸化成分・アントシアニンが豊富なスーパーフード。レッドマカやクコの実を選ぶことも。


\例えば/
ケール
ケールや小松菜など、色の濃い青菜を。出張先などで生野菜を用意できないときは、粉末パウダーを利用。


\例えば/
レモン
酸味のある食べ物は「肝」の機能を高め、体のエネルギーを整える働きがあるとされます。レモンを入れるとジュースの味がまとまりやすくなるのもメリット。


\例えば/
しょうが
薬膳では、体を温める生薬として用いられるしょうが。巡りの向上、冷えの改善などに効果あり。


\例えば/
カカオニブ
カカオ豆を砕いた「カカオニブ」も、スーパーフードのひとつ。チョコ風味で甘く、美味。

 

 

食べる美容2

水分補給は充分に。自家製のナッツミルクも
巡りを良くするためにも、代謝を高めるためにも、水分は不可欠なもの。お水に加え、手作りしたアーモンドミルクを常飲。良質の油やミネラルの働きで、体の動きが潤滑に。

〈作り方〉

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水にひと晩浸けてやわらかくしたアーモンドに、水を加えてミキサーで攪拌。比率は、アーモンド1カップに対し、水約3カップ。ガーゼで漉してからピッチャーで冷蔵庫保存。生ものなので、1〜2日で飲み切ります。
バイタミックスTNC5200 ¥83,000(アントレックス)

 

食べる美容3

昼はしっかり食べる。おかずは3品以上、ごはんは1合
体温が上がり、体が活性する日中は、食べたものをすぐにエネルギーへと変換できる時間帯。とりたい栄養素をたっぷりと盛り込んだお弁当を自作しています。おかずは3品、なるべく多くの食材を使って、いろいろな色や味を1食でとります。

 

夏の手作り弁当

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A.黒の海藻
体をすっきりさせたいときは、食物繊維やミネラル豊富なヒジキやワカメ。ごはんにも黒米や雑穀入り。

B.香りの三つ葉
三つ葉やしそなどの香味野菜には、体内の循環を促してすっきりさせる働きが。消化を助ける効果も。

C.青の魚
青魚に含まれるEPA(オメガ3油の1種)には、体内の悪い脂を流す効果が。体が重いとき程、良質の油脂を。

D.甘のきのこ
薬膳ではきのこ類は「甘」に分類され、緊張を緩めたり滋養強壮にも働くといわれています。

E.紫のキャベツ
キャベツ由来の胃薬があるように、消化を助ける野菜。特に紫キャベツはビタミンや抗酸化成分が豊富。

F.緑の野菜
体の水はけが悪いとき程、基本的なビタミンやミネラルをしっかりとるべき。緑黄色野菜をふんだんに。

G.酸の梅干し
梅干しなどすっぱいものや、みょうがやしそ、ねぎなどの香り野菜には、水分の巡りを良くする働きが。

 

食べる美容4

夕食は19:30までに終える
胃に食べ物が残っている状態で就寝すると、寝つきが悪くなり翌日の調子がさえなくなります。日本では22時過ぎまでサロンワークの日々なので、夕方の休憩時間にたんぱく質や野菜中心の軽食をとります。ただ、会食のときは制限せず、遅い時間に揚げものをとることもあります。そんなときは翌日の食事で調整。

 

 

教えてくれたのは…

内外美容研究家・薬剤師
早野實希子さん
内外美容を提唱する「アプソリュ ハービーントーキョウ」主宰。東京・ロンドンでのサロンワークに加え、N.Y.や中東などワールドワイドに活躍。東洋医学、漢方、アロマセラピーに精通。近著に『世界一予約の取れない美容家だけが知っている成功者たちの「極意」』(大和書房)。

 

 

【P.225 ~ 227】撮影/砂原 文 ヘア/ HIROKI 静物スタイリスト/大島有華 メニュー考案&料理作成/早坂香須子 料理作成協力/中村史恵 【P.228 ~ 229】撮影/平本泰淳 ヘア&メーク/遠田まゆ美 スタイリスト/水原雪葉 メニュー考案&料理作成/和田明日香 【P.230 ~ 231】撮影/ sono(bean) スタイリスト/西崎弥沙 フードコーディネート/渡辺ゆき
【P.232 ~ 233】撮影/島村 緑 メニュー考案&フードコーティネート/池田清子 【P.234 ~ 237】撮影/鈴木希代江(人物)、sono(静物) ヘア&メーク/相馬久美子(blast) 静物スタイリスト/西崎弥沙 フードコーディネート/渡辺ゆき 【P.238 ~ 240】撮影/塚田 琢(サウスポイント) メニュー考案&調理/藤沢セリカ (サウスポイント) スタイリスト/成田すず江(サウスポイント)デザイン/ ohmae-d 撮影協力/ UTUWA、AWABEES 構成/もりたじゅんこ、越後有希子

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