食・レシピ
2022.6.2

手を抜いたっていい! 毎日みそ汁生活を続けるコツをみそのスペシャリストが教えます♪

毎日みそ汁を作るのは大変…という人に朗報! 今回はみそ汁生活を続けるコツをご紹介します。だしを作り忘れてしまっても、もう大丈夫! 気負わず続けてみてください!

美肌成分がたっぷり溶け出す水出しの「昆布だし」なら簡単

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昆布から溶け出すミネラルは美肌作りには欠かせない成分。だしパックや顆粒だしも手軽ですが、昆布を水につけておくだけの水出しもおすすめ。作り方(作りやすい分量/4杯分)は、容器に水(600ml)と昆布(6g)を入れて、冷蔵庫で3~6時間置くだけ。寝る前に作っておけばOK。

 

「本当に時間がない!」ときは自家製インスタントみそ汁

だしをとり忘れたり、だしパックがないときでも大丈夫! だしの「素」となる材料があれば、熱湯を注ぐだけでみそ汁は作れます。カツオぶしのほか、切り干し大根や干しエビなどうまみの強い食材もおすすめ。

ワカメとカツオぶしのみそ汁 202206misoshiru137-kotu2
【作り方】
熱湯(150ml)にみそを溶き入れ、ワカメ(2g)とカツオぶし(ひとつまみ)を入れる。

 

「食べたいおかずをそのまま」みそ汁の具材にすればOK!

岩木さんはみそ汁の具材を考えるときに、「今日は何を食べたいかな?」という発想から決めるそう。「すき焼き」が食べたいなら、それを具材に採用したり。みそ汁って、とっても懐が広いんです!

牛肉とトマトのすき焼き風みそ汁 202206misoshiru137-kotu3

 

暑くてバテそうなときは「冷やしみそ汁」で疲労回復を!

「みそ汁は温かいもの」と思いがちですが、冷やしみそ汁(といっても常温の水)もおいしいんです♪ 暑いと食欲が落ちますが、栄養たっぷりの冷やしみそ汁なら、さくっと1杯飲めて元気がつきます。

豆腐ときゅうりの冷やしみそ汁 202206misoshiru137-kotu4
【作り方】(1人分)
きゅうり(1/2本)は薄切りにして塩(適量)でもみ、流水で洗ったらキッチンペーパーで水気を取っておく。だし(150ml)を入れた器にみそ(大さじ1)を溶き入れたら、スプーンですくった木綿豆腐(50g)、水気をきったきゅうり、白すりごま(小さじ1)加える。

 

洗いものが少なくてすむ!「レンジでチンするだけ」のお手軽みそ汁

材料を耐熱容器に準備すれば、後はレンジにお任せという手軽さがうれしいレシピ。レンジでチンするみそ汁のバリエーションは岩木さんのプロフィールで紹介している著書にもあるので、ぜひ参照ください。

新じゃが芋とローズマリーのバターみそ汁 202206misoshiru137-kotu5
【作り方】(1人分)
新じゃが芋小(2個/50g)は半分に切って濡らしたキッチンペーパーで包み、耐熱容器に並べたらふんわりラップをかけ、600Wの電子レンジで4分加熱する。だし(150ml)にローズマリー(少量)と新じゃが芋を加え、みそ(大さじ1)を溶き入れたら器によそい、バター(少量)をのせる。

 

実践料理研究家。栄養士。全国のみそ蔵を訪ねて研究を重ねる“みそ探訪家”でもある。

岩木みさきさん

 

『美的』2022年6月号掲載
撮影/よねくらりょう スタイリスト/来住昌美 構成/宮田典子(HATSU)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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