食・レシピ
2010.1.12

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(2)コロコロりんごの美肌ちらし

先日、岩手県の岩谷堂高校の生徒さんが授業で育てた「江刺りんご」を沢山いただきました。「江刺りんご」といえば、初競りで1箱80万円の高値がついた高級りんご。身がしっかりしていてとても甘く、蜜が沢山入っているのが特徴です。早速切ってみると、蜜がぎっしり入っていてとてもいい香り!!

私は、りんごの季節になると1日1個は食べるほどのりんご好き。様々な料理にりんごを使っています。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」というイギリスのことわざ通り、りんごは高血圧や糖尿病を予防する食品であることが知られています。

りんごの栄養効果の中でも、一番注目したいのは食物繊維「ペクチン」による整腸効果。老廃物が身体に溜まることにより、肌荒れやくすみの原因にもなります。ということは、老廃物をスムーズに外へ出せるように腸内の環境を整えることは美肌への近道なのです!! 普段皮を剥いて食べるだけのりんごも甘みと酸味を活かせば幅広く楽しむことができます。

今回ご紹介するレシピはりんごをたっぷり使った「コロコロりんごの美肌ちらし」。少し変わったちらし寿司ですが、美肌効果の高い食材を沢山使ったおススメのちらし寿司です。

【材料】(4人分)
●酢飯の分量(玄米…2合 / すし酢…大さじ4 / しょうがの酢漬け…60g / 大葉…8枚 / 白ごま…大さじ1)
●豚ロースのしょうが焼きの分量(豚ロース[ソテー用]…2枚[約200g])
●調味料Aの分量(しょうゆ…大さじ1 / 酒…大さじ1 / しょうがの絞り汁…小さじ1 / ごま油…適量)
●その他の具材の分量(りんご…1個 / アボカド…1個 / レモン汁…適量 / 海苔…1枚 / ベビーリーフ…適量)

【作り方】
(1)玄米を炊き、炊き上がったらすし酢を回し入れ、粗熱を取りながらご飯を切るようにまぜあわせ完全に冷ます。
(2)(1)にしょうがの酢漬け、大葉、白ごまを入れ、また切るように混ぜ合わせる。
(3)フライパンにごま油を熱し、漬けておいた豚ロースを焼いてサイコロ状に切る。
(4)りんごとアボカドもサイコロ状に切り、レモン汁をふりかけておく。
(5)(2)をお皿に盛り、海苔、(3)・(4)をのせてベビーリーフを飾ってでき上がり。

★ポイント★
りんごは皮にもポリフェノールなどが含まれているのでなるべく皮ごと使いましょう。
炒り卵などお好みの具を加えてみましょう。
炊飯器に玄米モードが無い方は、炊飯器で1度炊いてから約コップ半分の水を入れ、混ぜてからもう1度炊くと美味しくふっくらと玄米が炊けます。

♪ひとことメモ
玄米でちらし!?と思われる方もいらっしゃると思いますが、玄米のプチプチ感がりんごの食感ととてもよく合います!! 私は美容のために、白米より食物繊維やビタミンB群が多く含まれている玄米をおススメしています。さらに今回はりんごと相性がいい豚肉だけではなく、食べる美容液ともいわれるアボカドを組み合わせてみました。アボカドには良質な脂肪酸だけではなく、最近注目されているコエンザイムQ10も含まれているので、美肌効果は抜群。まさに美肌ちらしといえる1品です!
よく女性だけのホームパーティーの時に作るのですが、毎回とても喜んでもらっています。1月は来客が多い月。ぜひ、お肌を気遣うこの一品をお出ししてみてはいかがでしょうか。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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