食・レシピ
2009.12.8

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(1)里芋の黒糖みたらし団子

芋類の中でも低カロリーな「里芋」。独特のぬめりが特徴の「里芋」ですが、そのぬめりには「ガラクタン」という成分が含まれています。「ガラクタン」は食物繊維の一種で消化を促進する作用があり、美容の大敵でもある「便秘」の改善にとっても効果的。脳細胞の活性効果もあるので働く女性にとってはうれしい成分でもあります。
「里芋」には他にも、食物繊維や、ビタミンB1などが豊富に含まれていて、ダイエットや美肌にとても効果的な食品です。

冬場は特に「里芋」がとっても美味しい季節。私も先日、スーパーへ行ったら土つきの里芋が美味しそうにごろごろと並んでいたので、ついつい大量購入してしまいました。煮物などのイメージが強い「里芋」ですが、私はよくその食感を活かして低カロリーで美味しいおやつを作ります。

今日はその中でも特に私が大好きな「里芋の黒糖みたらし団子」を紹介します。

【材料】(2〜3人分)
●里芋団子の分量(里芋…200g / 片栗粉…大さじ1 / 黒糖…大さじ1 / 塩…少々)
●黒糖みたらしの分量(黒糖…大さじ1 / めんつゆ…小さじ1 / 水…大さじ2 / 水溶き片栗粉…適量)

【作り方】
(1)里芋は茹でで冷水につけ、皮をむいておく。
(2)フードプロセッサーに里芋団子の材料を入れ、よく混ぜる。
(3)大体6等分にしたら水を手につけ形を平らな円形にする。
(4)フッ素加工のフライパン(無ければオーブントースター)で油を引かずに両面にこげ色が着くまで焼く。
(5)小鍋に片栗粉以外の黒糖みたらしの材料を入れ、沸騰したら水溶き片栗粉でとろみをつける。
(6)(4)に(5)をかけて出来上がり。

★ポイント★
里芋は冷凍でもOKですがなるべくぬめりのある生のものを使いましょう。
里芋の皮は、沸騰したお湯で皮ごと柔らかくなるまで茹でてから流水にあてると、指でつるっとむくことが出来ます。
きなこをまぶしても美味しいです。

♪ひとことメモ
私は冷え性体質なので、冬場は身体を温めてくれる芋類、根菜類をよく食べます。芋類のカロリーや糖質の取りすぎを気にする方もいますが、里芋を使えば低カロリーで他の芋類よりも糖質も低く、美容にも健康にも良いおやつを作ることが出来ます。特にこの里芋団子は黒糖の香りで里芋のクセがなくなり、ふわふわでやわらかいお団子です。
さらに今回のみたらしに使っている黒糖はカルシウムもたくさん含まれています。まさにダイエット中やカルシウム不足になりがちな女性にぴったりのおススメレシピです!

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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