冬が来たら、あったか温スムージー Part1
旬の葉野菜、根野菜、フルーツ+お湯で作る、簡単レシピで、美肌と美ボディをキープ!
体温め食材で冬もやっぱりスムージー
美肌・美腸の習慣にしてきたスムージー、冬はバージョンを衣替えしませんか? 出来上がりを電子レンジで温めたり、ぬるめのお湯を使ったりするだけで、簡単に温スムージーが作れます。さらに、薬膳で「温性」や「熱性」の食材を使うと、体温め効果をバックアップ!
「薬膳では食材の働きを『熱・温・平・涼・寒』の5つに分けています。冬はかぶ、みかん、しょうが、シナモンといった、温・熱性の食材やスパイスを積極的に取り入れてください。寒さで巡りが悪くなる気・血・水の流れを整え、体が芯からポカポカになります」と美容薬膳研究家のちづかみゆきさん。
また、薬膳の観点を生かして、肌を潤す「滋陰潤肺(じいんじゅんはい)」や便秘を解消する「通便」など、美容効果のある食材も投入。「普段使う食材にも薬膳的な効用はたくさんあります。冬が旬の青菜や根菜類を使うと、ビタミン・ミネラルなどの栄養素も一気にとることができますよ」
温スムージーの食材の効能とレシピについて教えてくれたのは
美容薬膳研究家
ちづかみゆきさん
JAL国際線CAとして勤務後、国際中医薬膳師の資格を取得。日本中医食養学会理事を経て、上海へと活動の場を広げる。美容の薬膳を中心とした薬膳料理教室meixue(メイシュエ)主宰。
美肌に
肌を潤す「滋陰潤肺」&ツヤをUPする「補血」食材をミックス!
<れんこん・ドライアプリコット・レタス>
れんこんとアプリコットは、肌の潤いに効果のある組み合わせ。レタスを加えてシミ、くまを予防。れんこんのネバネバ成分でもったりとした飲み口です。
アンチエイジングに
精力を養う「腎」の働きをサポートして、ホルモンUP
<甘栗・山芋・ナツメグ・牛乳>
栗の甘さと山芋のネバネバが合体したトロンとした飲み口。甘栗と山芋に、精気や活力をUPさせる「補ほ腎じん」と胃腸の機能を良くする「健けん脾ぴ」の働きがあります。
温スムージー作りのポイント
基本は〝ひんやりスムージー〞と変わらないけれど、ミキサー選び、食材選び、液体の温度の3点に気をつけて!
そろえておきたい道具は?
簡単に作れる温スムージーは使う道具もシンプルです。必須なのは、食材を丸ごと粉砕できるミキサー。特に冬には、この時期に充実している大根やビーツといった根菜類も使いたいので、刃や作りがしっかりしているミキサーを選びましょう。スムージーブームのおかげで、作りやすさやスムージーの効能を追求したタイプのミキサーも登場しています。
ふたを取らずに混ぜられるスムージーバーを搭載
空回りしやすい葉野菜もふたを取らずにスムージーバーでキレイに混ぜられる。独自のカッターでなめらかな食感を実現。
パナソニック ファイバーミキサーMX-X500( ピンク) 700 ml ¥14,000(編集部調べ)
コンパクトなデザインで部品パーツの分解洗浄も可能
場所をとらない細身のデザインで、キッチンをおしゃれに演出。刃はアイスクラッシュも楽々こなせるステンレス製。
コンエアージャパン クイジナート コンパクトブレンダーCPB-300JBSW 800ml ¥9,800(編集部調べ)
空気を抜いた真空状態で攪拌し、食材の酸化を抑える
真空アームでボトル内の空気を抜き、酸素が限りなく少ない状態でスムージーを作る。酸化を防いで栄養を守り、変色を抑えて鮮やかな色のままの仕上がりに。
テスコム 真空ミキサーTMV1100 780ml ¥29,800(編集部調べ)
ほかにもたくさん温スムージーレシピを掲載! 詳しくは美容レシピでチェック!
撮影/矢野宗利 スタイリング/大島有華 デザイン/最上真千子 構成/佐藤雅美
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。