食・レシピ
2010.5.18

石坂優子の「キレイを養う★美味旬★レシピ」(11)カラフルで心も体もキレイに!! カラーピーマンの肉詰め

綺麗な緑色のピーマン。最近では売り場で赤やオレンジのピーマンもよく見かけるようになりました。夏野菜の代表とも言えるピーマン。栄養面ではビタミンCの含有量が多いことが特徴的です。紫外線の強くなるこの季節、シミを防ぐためにもビタミンCは必ず摂っておきたい栄養素ですね。

加熱に弱いビタミンCですがピーマンの場合は組織がしっかりとしているので、加熱してもビタミンCが壊れにくく、ビタミンCの供給源としてはとても理想的。あまり一般的には知られていませんが、緑色のピーマンよりも赤色のピーマンの方がビタミンCやカロチンがはるかに多く含まれています。クセが少なく甘みが強いのでピーマンが苦手な方には赤のピーマンをおススメします。

今回のレシピは、色とりどりのピーマンを使った可愛らしい1品。豆腐を使ってあっさりヘルシーに仕上げました。蓮根を入れることによってシャキシャキとした食感が楽しめるうれしいおかずです。

【材料】(ピーマン10個分)
牛豚合い挽き肉…150g / ごま油…小さじ1 / 豆腐…150g(半丁) / 卵…1/2個 / 塩・こしょう…少々 / 玉葱…1/2個 / 蓮根…50g / ピーマン(赤・緑・オレンジ)…10個 / 小麦粉…適量 / お好みのたれ(ポン酢+ゆずこしょうなど)…適量

【作り方】
下準備として、豆腐はよく水きりし、玉葱、蓮根をみじん切りにしておく。
(1)合い挽き肉とごま油をボールの中に入れ、全体に油が均等になるように手で混ぜ合わせる。
(2)(1)のボールによく水切りした豆腐、卵、塩・こしょうを入れ、よく混ぜ合わせたら、玉葱、蓮根を加えさらによく混ぜる。
(3)ピーマンを半分に切り、種を取ったら、水気をキッチンペーパーなどでよく抑え、ピーマンの内側に小麦粉を茶こし等でふりかける。
(4)(3)のピーマンの中に?を隙間なく詰める。
(5)フライパンにごま油を引き、弱火で熱したら肉の面を下にして並べる。
(6)そのまま6分ほど加熱し、中に火が通ったらひっくり返してピーマンの面をさっと焼きお皿に盛る。

★ポイント★
ピーマンの中に肉を詰めるときは指などで押して、隙間のないように詰めましょう。
肉の面を下にしてじっくり焼くことでピーマンのシャキシャキとした食感が残ります。フライパンには蓋などをしないようにしましょう。

♪ひとことメモ
直接ピーマンに熱を加える時間が少ないので、ビタミンCの損失を最小限に抑えることができます。お醤油などでも美味しくいただけますが、ポン酢にゆずこしょうを混ぜたたれをつけて食べるのが一番おススメです。
蓮根やピーマンに歯ごたえがあるので、自然とよく噛むようになるこの1品。噛む回数が増えると、唾液が多量に分泌されて血糖値が高まり、満腹中枢が刺激され、自然と食べすぎ防止になるので、ダイエットにも効果的です。1回に25回は噛むように意識して食事をしてみましょう。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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