菜々緒さん風に近づく、クールビューティーな前髪なし×ロング&アレンジ【13の髪型】
菜々緒さん風に近づくおすすめの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介!菜々緒さんのクールビューティーな雰囲気になれる前髪なし×ロングヘア&アレンジを厳選。
菜々緒さん風の髪型って?
菜々緒さんといえば風になびくサラサラな艶髪ストレートや色っぽいウェーブスタイルでクールビューティーなイメージ。前髪はなしが定番でかっこいい大人スタイルで、アレンジのときもオールバックやノーバングが多いです。
風になびくクールスタイルが定番「センターパート×ストレートロング」【3選】
【1】ツヤのある黒髪ストレートが鉄板
長め前髪のストレート黒髪ロングは、動きがないと重く見えがち。フェースラインや毛先に、ふんわりと風を含ませたような軽さを出しましょう。オイルにツヤ出しスプレーを重ねることで、はらりと揺れる動きが簡単に。
【2】うるさら質感の艶やかロング
【how to“ベース&カラー”】
- 胸ラインくらいのワンレングスベースでカットし、ローレイヤーを入れる。レイヤーは、顔まわりにニュアンスをプラスする程度で、量感は梳き過ぎずに重めで整えるくらいの方が、髪の面をキレイに見せることができる。
- 前髪はあご下7cmくらいの長めにカット。センターでカットすることで、センターパートでも、左右どちらかに分けてもOK。オールマイティに対応できる。
- カラーは、8レベルのアッシュベージュ。軽さのある色味なので8レベルでも重たく見えず、透明感を感じさせてくれる。
【how to“スタイリング”】
- 根元をふんわり立ち上げるため、頭皮を軽くこするようにドライヤーで乾かす。
- 乾いたらストレートアイロンを使って、ごくナチュラルな内巻きにします。よりキレイに仕上げたいなら、アイロン前にブラッシングを!
- 最後に、保湿力のあるトリートメントオイルを毛先になじませてツヤ感アップ。
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
【3】前髪なしで知的で上品なスタイル
【how to“ベース&カラー&パーマ”】
- 鎖骨下15cmでベースをカットしたローレイヤー。
- 前髪は長めに残し、全体とつなげている。前髪の分け目はセンターでカットして、左右どちらで分けた時でも自然な仕上がりに。
- カラーは地毛の明るさを生かし6レベルのベージュブラウンで染める。
- スタイルのポイントとなるストレート感は「SUGAMIストレート」で。酸性タイプの低ダメージのストレートパーマで、不自然な直毛ではなく素髪のようなナチュラルな仕上がりに。
【how to“スタイリング”】
- 濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけてから乾かす。
- 根元がふんわりするように乾かしたら、ブラシでブロー仕上げをするとさらにツヤ感アップ。くるくるドライヤーを使っても◎。
- 保湿効果のあるトリートメントオイルなどを塗布したらフィニッシュ。ロングストレートのキレイに見せる一番のポイントは“ツヤ感”なのでトリートメントも抜かりなく!
担当サロン:Sui(スイ) 深瀬介志さん
色っぽクールビューティー「前髪なし×ウェーブロング」【6選】
【1】黒髪でも清涼感のあるスタイル
スタイルのポイント
- レイヤーを入れて、軽やかに動くようにカット(涼感がでて夏は特にオススメ)
- 少し束間で色気感が出るように、量は少し軽めにしてあげるとgood
- 小顔効果のある顔周りの毛を少し残し、後ろに流れやすくレイヤーカット
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 洸平さん
【2】ひし形シルエットで美しく
スタイルのポイント
- ゆるふわをイメージし、ほどよくレイヤーを入れて乾かしやすさも意識してカット
- 軽やかに動きが出るように量は少し軽めに、32mmでミックス巻きをすると動きが出て可愛い
- 髪の長さに対してひし形シルエットを強調できるよう顔周りは少し長めにし、流れるように巻く
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴア) 洸平さん
【3】ハイライトで白髪も隠せる上品ロング
【how to“ベース&カラー”】
- ロングレイヤースタイル。
- ベースは9トーンのブラウンに15.6トーンのベージュのハイライトをたっぷり入れたスタイル。表面には極細のハイライトを入れると白髪があっても目立ちにくい。
【how to“スタイリング”】
- 全体的にオイルを馴染ませたら、32ミリのカールアイロンでざっくりと巻いていく。まず、耳から前と後ろにブロッキングをして、バックの髪を毛先から中間くらいまで巻き込む。
- 次に耳から前の髪をリバースに巻いていく。アイロンは毛束の中間からはさみ、少しずつ毛先にずらしながら巻きこむとゆるやかなウェーブになる。
- アイロンの温度は、160から180度くらいがおすすめ。最後に手櫛でとかしたら終了。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】女性らしいけどあますぎないルーズウェーブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを胸上くらいの長さで前上がりにカットしたローレイヤー。
- 前髪は顎下5cmくらいに設定し、サイドと馴染むくらいにい薄めにつくる。毛量調整をして、動きが出るようにする。
- カラーは、全体を9レベルのアッシュベージュに染めてから、頭のはち上にのみ細かめのハイライトを重ねる。寒色系をチョイスすることで、ヘルシーな女らしさに。
【how to“スタイリング”】
- センターパートに分けたら根元からしっかりとドライする。
- 乾いたら38mmの太めのアイロンで、サイド左右2パネルを毛先から内巻き、外巻きを1回転ずつ交互に根元まで巻く。トップ付近は内巻きと外巻きの間隔を広めにして、あえて巻かない髪をつくることでルーズ感&こなれ感な表情に。
- スタイリング剤は、中間から毛先にヘアオイルを揉み込んで、束感を整えたら完成。
担当サロン:Sui(スイ) 中村育美さん
【5】色気のあるレイヤーロングスタイル
スタイルのポイント
- 全体は重ために、耳より前はレイヤーをしっかりいれてカット(巻いたとき動きが出る)
- 後ろに厚みが残るようにグラデーションカットをした。
- 丸っぽさがあるので、顔回りがふんわりしすぎてしまうと、顔が大きく見えてしまうと判断し、顔回りの根元は重ためにカット。
- おくれ毛は全体に繋がる様にレイヤーをいれることで色気UP!
担当サロン:Beauty Connection Ginza Hair Salon(ビューティーコネクションギンザ ヘアサロン) 蓬莱 健さん
【6】キリッと芯のある女性らしい美人ロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースの長さ設定は美人ヘアの鉄則である“顔の等倍”にカット。アウトラインの重さを残しながら、顔まわりにレイヤーを入れる。
- 前髪はアゴくらい長さで薄めにカットする。
- 艶感があり赤みを抑えるアッシュラベンダーのカラーに、表面・顔まわり・襟足にハイライトを入れて柔らかさをプラス。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- 毛量の多い人、少ない人、直毛の人にはデジタルパーマを。太めのロッドで毛先を1.5回転巻いてゆるめのパーマをかける。
- パーマなしの場合、32mmのアイロンで全体を内巻きワンカール。表面を数カ所1cmくらい取り、根元付近からフォワードに巻いて柔らかい印象に。
- 巻き終わったら手ぐしでほぐしてから、艶感の出るバームを揉み込む。塗布する際、高い位置でポニーテールを結ぶようにするとキレイに仕上げることができる。
担当サロン:MINX 銀座店(ミンクス ギンザテン) 菊池ステファニーさん
菜々緒さん風が叶う「ノーバングアレンジ」【4選】
【1】オールバック風のハンサムポニー
\玉村さんのヘアアレンジのコツ/
「耳辺りから毛先までを緩く巻いておくと、アレンジした際に柔らかいニュアンスのある仕上がりに。1本結びでもこなれて見えます」(玉村さん)
\How to/
STEP1:手ぐしでざっくり髪をまとめ、落ち着き感のある耳くらいの高さでひとつ結びに。ゴムを隠すように毛束を巻きつけてピンで留める。
STEP2:トップからサイドの髪を所々手で引っ張り出して、立体感&こなれ感をプラス。前髪も後ろに流してスプレーで固定して。
STEP3:指先にスプレーを少量とり、耳横にかかるように毛束を引き出して。耳横に髪を少し残すことでよりこなれ感が出て、小顔見せ効果も。
完成。
【2】できる女感のある前髪なしハーフアップ
【How to】
STEP1:耳上の髪を取り、ざっくり手ぐしでハーフアップにまとめる。
STEP2:毛束を押さえながら、耳前の後れ毛を出し、トップの毛を引き出す。
STEP3:毛束をねじって、地肌に沿うようにピンを挿してねじりを固定する。
\動画で詳しくやり方をCHECK/
【3】手軽にできるかきあげねじりアレンジ
「幼い子供がいるため、パッと簡単にできる前髪アレンジが好き。全体を3つ編みにしてからほどき、部分的にアイロンで少し巻き足すだけで、 緩ーくうねる動きをつけています」 (中村さん)
Point
片サイドふんわり、逆側はタイトにすると、おしゃれ。乱れにくいのもうれしい。\How to/
STEP1:顔まわりをねじり編みに
髪全体に緩い動きをつけておく。前髪を9:1で分け、多い方の顔周りをねじり編みに。
STEP2:編んだ部分をくずす
耳後ろまで編んだらしっかりピンで留め、表面の髪をつまみ出してざっくりとくずす。
STEP3:逆側の襟足をねじり編み
髪が少ない方のサイドも2束に取り、襟足までねじり編みにしてピン留め。髪は片寄せに。
【4】ぴたっと分けたタイトな前髪のひとつ結び
Point
■髪をバラけさせる一気に巻くとカールがまとまってしまうため、少なめの毛束でランダムに巻く。巻いた後にしっかりほぐすことも大事。
■スタイリング剤はハードスプレーのみ!
「キープ力は高いのに、白い粉が出なくて使いやすい」というスプレーを愛用。ベースから仕上げまでできるスグレもの。
■結ぶ前にくずしておく
髪を集めながら部分的に髪を引き出してくずし、結ぶ前にある程度形を作っておく。結んでからくずすより、こなれた感じに。
\How to/
STEP1:表面は少なめの毛束で巻く
32mmのアイロンで、リバースとフォワードのミックス巻きに。表面は少ない毛束でランダムに巻く。
STEP2:髪がバラけるようにスプレーを
髪の内側から空気を入れてカールをほぐしながら、ハードスプレーを吹きつける。
STEP3:分け目を曖昧にする
分け目を曖昧にボカすと、たちまちこなれた雰囲気に。髪を横分けにして、根元にスプレーを。
こんな感じ!分け目が曖昧になり、根元がキープされてトップに高さが出るためフォルムが決まりやすくなる。
STEP4:まとめるときに髪を引き出す
髪を後ろにまとめる。まとめるときにサイドと襟足はタイトに、後頭部はふんわりさせてから結ぶ。
STEP5:毛束をギュッと引っ張る
ゴムで結んだ毛束を左右に分けて、ギュッと引っ張る。結び目が緩みにくくなり、形がキープできる。
こんな感じ!サイドはタイトだけど、トップや後頭部はふんわり。表面に作った筋っぽい毛束も、こなれた印象。
STEP6:後頭部の丸みを調整
ほぼフォルムはでき上がっているので、最後は後頭部の丸みを調整。バランスを見て髪を引き出す。
STEP7:ゴムを隠す
\毛穴を巻きつけて/
\ピン留め/
STEP8:毛束の根元をキープ
後頭部の膨らみとのバランスをとるために、結んだ毛束の根元も高さが出るようにスプレーでキープ。
STEP9:毛束をエアリーに
毛先にもボリュームを出しつつ、毛束を裂くようにして空気を入れる。スプレーを吹きつけて完成。
完成!
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
眉の技術者資格を持ち、あらゆる眉悩みに応えるスペシャリスト。観相学視点からのアドバイスも行っている。インスタグラム(@maiko_tamamura)では、バリエーション豊富な眉メイクを披露。