【実例19】ナチュラルボブ、頑張り過ぎないが魅力!

個性的な髪型やトレンドの髪型も魅力的ですが、今回はナチュラルテイストのボブを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。頑張り過ぎないけどおしゃれなボブです。
「黒髪系」清楚で落ち着き感のあるナチュラルボブ【3選】
【1】ストレートタッチの前髪なしワンレンボブ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを肩上のギリギリ結べる長さでワンレングスにカット。
- 前髪はサイドと同じ長さに揃えます。ハネにくく自然な内巻きとなるようベースの内側はイングラデーションに。質感をセニングとスライドカットで調整し、柔らかさと束感のあるスタイルに仕上げる。
- カラーリングは、暗めの5レベル・アッシュベージュをチョイス。赤みを押えつつ透明感があり、ダークカラーでも柔らかい表情の色味になる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ時のポイントは、分け目がつかないようにふんわりと乾かすこと。生えグセに逆らうようにドライヤーの風を当てるとナチュラルなボリューム感になる。
- 乾いたら32mmのアイロンで毛先を内巻きにワンカールするだけで、簡単にスタイルがキマる。
- 保湿力があり立体的なスタイルをキープできるバター系のスタイリング剤を毛先に馴染ませ、揉み込んでから軽く崩したら完成。
担当サロン:drive for garden(ドライブフォーガーデン) 西川真矢さん
【2】無造作ナチュラルが可愛いオン眉ボブ
カットのポイント
- レイヤーをつけたボブスタイル
- 適度な重さのオン眉とレイヤーの動きで全体のバランスをとることでハチもカバー
- バームとオイルを1:1で混ぜて全体に馴染ませて艶感と束を
前髪カットのポイント
- 重さのあるオン眉前髪でも、束感が出せるように毛先はチョップカットで 抜けのあるカットライン
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【3】小顔見えが叶う重めバングのシンプルボブ
スタイルのポイント
- 重さを残したカットで自然にプツッとしたシルエットに
- あご下のボブで小顔効果
- 暗髪にすることでカジュアルモードなイメージがさらにアップ
前髪カットのポイント
- 少しワイドな重めオン眉バングで周りとは差をつけたカジュアルモードな雰囲気に
担当サロン:ciel(シエル) 藤間帆乃夏さん
「ストレート」サラサラ美髪が目を引くナチュラルボブ【3選】
【1】明るい印象のシースルーぱっつんボブ
カットのポイント
- 顔まわり、毛先ともにぱっっとしたラインでスッキリと
- オン眉に設定した前髪も少しワイドだけど抜け感を出すためシースルーにする事で軽い印象を作りハチ張りをカバー
- スタイリングはヘアオイルを馴染ませるのみ
前髪カットのポイント
- 前髪の横幅を黒目より外側の延長線上に設定
- 奥行きも少し浅めにしたシースルーの前髪は自然と束感が出やすくなる
担当サロン:SHEA(シア 表参道) 佐藤比香瑠さん
【2】旬な雰囲気も楽しめるコンパクトボブ
【how to“ベース&カラー”】
- あごラインの切りっぱなしボブは、自然と内側にまとまるようにカット。
- 前髪は眉が隠れる長さのワイドバングに。骨格に合わせて微調整することで、小顔効果も。ラインは残しながら、重さを感じさせないシースルーバングに。
- カラーは6レベルのフォギーアッシュに。寒色系ですがブラウンベースのため、色持ちがいいのが特徴。ツヤ感と透明感を与え、ブリーチ毛からのトーンダウ ンにもおすすめの秋色。
【how to“スタイリング”】
- 乾かすだけでコンパクトにまとまるようにカットされているので、アイロン無しでもOK。
- 髪のクセや広がりが気になる場合は、さっとストレートアイロンを。内巻きや外ハネにすると、子どもっぽく見えてしまうので注意して。
- 艶の出るオイルをえり足の内側→サイド→前髪と塗布。毛量が多い人は、根元近くから、毛量が少なめの人は毛先のみにつけます。スッキリ耳かけしてもかわいい。
担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 児玉 善央さん
【3】シースルーバングの軽やかボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体をあごラインの長さで、ライン感が残るようにカットする。
- 切りっぱなしボブに合わせるなら、ワイドなシースルーバングに。ややラウンド状にすることで小顔効果を叶え、耳にかけた時も可愛く決まる。
- カラーはローズベージュに。透明感だけでなく、ツヤ感も両立させ女性らしさを引き出す色味。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングは、軽くストレートアイロンを通すだけ!重さのあるスタイルなので、オイルで束間を出して今っぽく仕上げる。オイルは少しずつ、襟足と内側から塗布してから、表面につける。
- 最後に前髪の毛先につけたら完成。片耳にかけてアシンメトリーなバランスを楽しむことも、両耳にかけてすっきりさせても○。
担当サロン:lora.garden (ロラ ドットガーデン) 児玉善央さん
「パーマ」ゆるふわなナチュラルボブ【2選】
【1】エアリーな動きがおしゃれなきれいめボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨につかないレングスでベースをボブにカット。ポイントはレザーカットで、柔らかい質感をつくること。
- 前髪はリップラインで、サイドと馴染むようにカット。
- カラーは、6レベルのアッシュブラウンをチョイス。暗髪であっても透け感のあるニュアンスがあり、清潔感を与えるカラーリング。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは16~20mmのロッドをメインに、根元を外してホットパーマをかける。
- スタイリングは、7割ほど乾かしてからトリートメントムースを中間~毛先に塗布。
- 最後にソフトワックスを揉み込んだら完成。
担当サロン:Rougy (ロージ) 渡邊健太さん
【2】柔らかカールの大人っぽボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体は、あごラインのボブにカットし、顔まわりに少しだけレイヤーを入れる。
- 内側にグラデーションを入れることで、重さと軽さを両立させる美ヘアに。
- カラーは8レベルのフォギーベージュに。赤みをしっかりおさえたニュートラルカラーで、くすみなくツヤ感を与え、顔色をキレイに見せる効果も。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは17~23mmのロッドで毛先をワンカール半巻きます。毛先のみなので、ダメージも少なくトライしやすいパーマスタイルに。
- スタイリングは、保湿系のオイルを塗布し、根元を乾かしたら、ツヤ感が出るようにドライヤーの風を上から当てる。前髪は下から風を当てて、立ち上がりをつけることで表面に動く髪をつくるのがコツ。
- オイルとバームを同量MIXし、毛先中心につけたら完成。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 秋山拳太郎さん
「長め」フェミニンなナチュラルロブ【3選】
【1】伸ばしかけにもおすすめな長めワンレンボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカット。緩やかな前下がりにしているので、外ハネがキレイにまとまる。適度な重さを残して量感調整することで、ツヤ感のある洗練された印象に。
- 前髪は、ややワイドのシースルーにする。
- カラーリングは、ほんのり赤味をプラスしたニュートラルカラーのカカオブラウンに。ツヤ感と柔らかさを感じさせる色味で、肌映りがよく顔が明るく見える効果も。
【how to“スタイリング”】
- 26mmのコテで毛先をワンカール外ハネにする。
- 軽めのオーガニックオイルを指と指の間にしっかり馴染ませ、もみあげ→えり足→毛先→中間→根元付近→前髪の順に塗布。指の間に髪を通すようにすると、立体感のある仕上がりを叶えられる。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
【2】根元パーマをプラスしたふわっと感のあるナチュラルロブ
【how to“ベース&カラー”】
- 全体はぷつっとしたライン感のあるワンレングスにカット。表面に低めにレイヤーを入れてふわっとした動きを出しやすくする。
- 前髪はシースルーにカットしますが、流しバングもできるよう毛量の梳き方テクニックで調整。
- カラーリングは、ツヤ感のあるショコラベージュに。赤みのある色味なので、色補整をして退色してもキレイな色味が持続。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- プリカールという根元のパーマをかける。太めのロッドを6本ほど根元に巻き、ふんわりとした髪の動きに。
- 仕上げは32mmのアイロンで外ハネにした後、トップの髪を内巻きにするだけの簡単ヘア。
- クリームバターを中間から毛先になじませたら完成です。セミウェトな質感にするとオシャレ感がアップするので、髪質によっては少しだけセット剤を多くするのがおすすめ。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
【3】美人見せが叶う暗髪ロブ
【how to ベース&カラー】
- 全体を鎖骨上3センチの長さでカット。頭のハチ上のみにレイヤーを入れて、上品な軽さを出す。
- 前髪は頬の長さでカットして、流れやすいように調えることで、伸ばし途中でもストレスフリーに。
- カラーリングは寒色系7レベルのオリーブベージュに。赤みやオレンジっぽさを打ち消しつつ、柔らかく透明感のあるベージュに仕上げる。
【how to スタイリング】
- 乾かしてから32mmのアイロンで外ハネにワンカール→レイヤー部分を内巻きにワンカールする。内巻きにする髪を毛先までしっかり巻き込むことが、キレイに仕上げる鍵に!スタイルの持ちも断然違う。
- 前髪はふわっと流れるように巻きにする。
- スタイリングはシアバターとオイルを同量MIXしたものを。根元は外して、中間から毛先に手ぐしを通すように塗布。セミウェットな質感にして、おしゃれ度アップを狙って。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
「丸顔さん」に似合うナチュラルボブ【3選】
【1】大人っぽい黄金バランスボブ
Point
・顔の輪郭、頭の形の凹凸にあわせてボリュームの位置をコントロール。・ひし形を作りメリハリと奥行きのある印象に。
・髪のはえぐせ、髪質を見極めて適切な毛量の調整方法をチョイス。
・くせ毛で広がりやすい髪質はスライドカットで空間をつくるようにカットしクセを活かす。
・細毛でペタンコになりやすい髪質は根元に立ち上がりをつけるようポインティングカットで毛束の中に短い髪をつくる。
スタイルのポイント
- 切りっぱなしも大人かわいいボブシースルーバングオン眉
- 前下がりのラインでカットをしても、前下がり=クールになりすぎない柔らかなやさしい曲線のある大人ボブに
- シースルーな前髪は前髪の幅も狭めなとることで大人な印象に
- 前髪の幅を狭くしすぎると、どうしてもつきやすい「分け目」は普段の分かれやすい位置から1.5センチだけずらす事で高さとメリハリをプラスして、より大人な印象に
前髪カットのポイント
- オン眉前髪は、ストレートタッチに束感を作るようにカット
- ボブが丸みのあるフォルムなので、前髪をストレートタッチにすることで、ヘアスタイルにおけるオフェンスとディフェンスの黄金バランスを引き出します
担当サロン:Maria by afloat(マリア) 添田晃正さん
【2】目力アップのモテボブ
Point
・肩につくとハネやすくなるので、ギリギリ肩につかない長さ設定・前髪はシースルーで目にかからない長さ設定、幅は狭めにとる
・毛量調節はスカスカにならないように毛先に重さ(厚み)が残るようにカット
スタイルのポイント
- 顎から顎下の長さで前下がりにカットすることで引き締め効果で小顔に
- 段差を入れすぎると丸顔を強調してしまうので注意してカット
前髪カットのポイント
- 軽すぎず、重すぎずを意識してカット
- ぱっつん前髪にすることで目力アップ&視線をずらす
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 金井 瑛大さん
【3】小顔効果のあるカールボブ
スタイルのポイント
- 巻きやすいように肩にギリギリつかないくらいの長さでカット
- スタイリングは外ハネ×内巻きミックスで小顔効果
前髪カットのポイント
- 前髪は流れやすいようにカットすることでアイロンを通すだけで綺麗なカール感に
- 目尻幅を大きく超えてしまうと横幅を広げて丸顔が目立つので幅は狭めに設定
担当サロン:AFLOAT RUVUA (アフロート ルヴァ) 金井 瑛大さん
「面長さん」に似合うナチュラルボブ【3選】
【1】顔周りの髪で骨格カバーができるボブ
Point
・全体的に横にボリュームがくるようにする。・前髪は厚みを出しすぎないように注意。
スタイルのポイント
- 顎下のショートボブ
- 顔周りはレイヤーを入れるることで、骨格に沿うような流れができ面長カバー
- 丸みのあるボブを作ることで、ひし形シルエットが完成して面長感を感じさせないように
前髪カットのポイント
- 幅は広くせずに斜めに切る
- 短い方を多めに軽くしてあげる
- 流れのある前髪なので、分け方次第でいろいろ楽しめる2WAY使用
担当サロン:Surpass 星 晃介さん
【2】外ハネを付けたくびれボブ
Point
面長さんは、サイドにボリューム、前髪を下ろした横デザインが似合います。トップに高さを出し過ぎるのはNGです。
スタイルのポイント
- 肩につくギリギリの長さのボブ
- 頬辺りのふくらみからの外ハネを作ることで髪に動きも出て、メリハリがあるので面長もカバーできる
前髪カットのポイント
- 前髪は流してもOKな2WAYで楽しめるシースルーバング
- 前髪はカールをつけて短めに見せてお顔型に似合わせます
- 目にかかる長さ、浅め軽めにカットし、目尻からサイドに繋がるようにカット
- 流したり下ろしたり、毛流れを確認して作るのが決め手
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 岩崎 淳樹さん
【3】顔型に似合わせたナチュラルなボブ
スタイルのポイント
- サイドにボリュームを出しつつ、 おかっぱボブにならないように、リップラインに動きのある毛束カットをしてお顔型に似合わせます
前髪カットのポイント
- 横のデザインの、やや幅広い前髪
- 下ろしても流しても大丈夫なように毛先は斜めに軽くしています
- サイドとは繋げずに横のデザインを強調
- ツヤを大切にしたいので、表面は傷をつけないようにカットする
担当サロン:TheC ebina(ザ シー エビナ) 重田悠作さん
「40代向け」ナチュラルボブ【2選】
【1】レイヤーが髪にナチュラルな動きを出してくれるボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 鎖骨くらいの長さのボブレイヤースタイル。
- 全体12トーンのオリーブベージュに、人気のフレーミングカラーは、線のように細くハイライトとして顔まわりに入れる。全体は、カラーを最大に明るめに上げてから、オリーブベージュでオンカラー。ハイライトは、ブリーチを使ってあげてから、オリーブベージュをのせているので、より透明感がでる。
【how to“スタイリング”】
- 26.5ミリのカールアイロンで毛先をワンカール巻いた後、表面を厚めに取り、縦に巻いて、動きを出す。
- 最後にオイルを馴染ませて完了。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【2】ナチュラルブラウンのスタイリング楽ちんなパーマボブ
【how to“ベース&カラー”】
- 顎の長さのボブベースに前髪につなげてトップにレイヤーを入れたスタイル。
- 全体にふんわりとした雰囲気を出すために毛先にワンカールのデジタルパーマをかけている。パーマをかけることでボブ特有のハネも気にすることなく、いつでも内巻きカールができて、きちんとスタイリングしているようになるのでおすすめ。
- カラーは9トーンのナチュラルブラウンで染めることで明るすぎず大人女性にはおすすめ。
【how to“スタイリング”】
- トップにボリュームの出るミストをふりかけて分け目がつかないようにドライヤーで乾かす。
- きちんと髪が乾いたら、毛先にワックスを少量揉み込めばOK。ボリュームをキープしたい場合は表面に軽くスプレイをふりかけるといい。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。